−−−永瀬家、階段下−−−
莉奈父「〇〇と莉奈は一階の私の書斎に居てもらっている、どれくらいで警察は来ると言っていた?サイレンは鳴らさないように伝えてくれたか?」
宙斗の機転でそう伝えたと聞きありがとう。と言い階段上を睨んでる莉奈父。
莉奈父「こんな時に何だが宙斗くん、そろそろ私たちのことをお父さん、お母さんと呼んでくれないか?お父さま、お母さまだと距離が遠く感じてな。」
莉奈父なりの冷静になるための雑談なのだろう、緊迫した現実に目を向けたまま、軽口を宙斗に聞かせる。
莉奈父「しかしよかったよ、莉奈が身内以外の半裸の男を最初に見たのが宙斗くんで、泊まった日、宙斗くん、莉奈の前で下着姿になっただろ?笑」
そろそろか?と言うと莉奈父は宙斗にゴルフクラブを預け玄関に行くと直ぐに警察官ふたりと共に階段下へ。
警官1「離れてお待ちください。」
警官2「これからお嬢さんの部屋に踏み込みます、犯人確保後、押収物の保管許可書にサイン頂きます…。(辺りを見回す。)お嬢さんはどちらに?」
莉奈父が鍵の掛かる書斎に妻と居ると伝えると宙斗に身分を尋ねたあとお嬢さんの近くにいて下さい。と伝える。
莉奈父には犯人の顔を見てほしいと…。
−−−書斎、莉奈と莉奈母−−−
真っ青な顔で唇も震わせ莉奈母に抱きついている莉奈。
莉奈母も莉奈の背中を撫でながら落ち着かせているが未だに声が出ない莉奈を心配している。
書斎がノックされ返事をすると宙斗で…、鍵を開け宙斗を中に入れるとまた鍵を掛ける。
莉奈母「莉奈ちゃん、宙…。」
宙斗の姿を見ると弾け飛ぶように宙斗の胸に飛び込む莉奈。
「怖い、誰かわからない人が私のベットに…、あんな姿で……。」
声を上げて泣き出すと同時に2階から怒号が聞こえる。
??「莉奈は昔からの俺のものだったんだ!海斗なんかに渡さないからな!オジさんもオジさんだ、あんな女ったらしに大事な莉奈を渡しやがって!
莉奈がキスしてたらどうするんだ!莉奈が海斗にヤラれてたらどうするんだ!俺が莉奈を女にしてやるんだ!
莉奈のオッパイ、マンコ否!それだけじゃない!全部俺のものだったんだ!」
漏れ聞こえてくる声は莉奈母と莉奈、宙斗の居る書斎まで聞こえてくる。
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