ーーーーー宙斗マンションーーーーー
キッチンに行き、冷蔵庫のペットボトルの麦茶を、二個のコップに注ぎ
リビングに戻り
「はいこれ。ペットボトルの麦茶だけど、よければ飲んで。」
とコップをテーブルに置いた、宙斗はまたキッチンに戻る。
「洗濯は独り身だから、二三日に一回で…手伝ってくれるの?悪いね…
洗面所?どうぞ使って。」
言いながら大きめに鍋に水をはり、ガス台に置き火をつけると、
ポケットの中のスマホがバイブで振動を告げる。
『お~、准か。実は。』
夜のサカモトの件を伝えると、
准一『分かった6時だな行くよ。それより宙お前、家に連れ込んだのか?』
『今洗面所にいるけど、お前その言い方(笑)』
准一『洗面所だな分かった、待ってろよ今…』
『早くしなきゃ、莉奈移動しちまうぞ(笑)じゃあ、夜待ってるから…』
そう言うと電話を切る宙斗
ーーーーー准一マンションーーーーー
准一「待っててねぇ、莉奈ちゃん。今覗いてあげますからねぇ(笑)」
そのとき電話から夜待ってるとの宙斗の声が聞こえ、通話が切れる。
准一「おっ、映った映った。画像も良好…ブラシで髪梳いて、手際よく纏めるよな。
画面越しでも艶が分かるこの髪、うなじの色っぽさったらないよな。
鏡の上あたりに仕込めれば、襟元から谷間覗けそうだな。ちっと作ってみるか。」
ーーーーー永瀬家隣家息子ーーーーー
隣家息子「莉奈の奴あいつとどこ行きやがったんだ、俺のことは無視する癖に。」
隠し撮りした写真を拡大して見ている。
隣家息子「なんだよこの幸せそうな笑み…こいつもこいつだよ、人の莉奈を横取り
しやがって…ってやっぱりこいつどこかで見たことが…」
本棚からアルバムを引っ張り出し、捲っていた息子だったがやがて、
隣家息子「あっ、こいつこいつ。名前はえーと…岡田海斗だ!
こいつ確か同級生の女子とか下級生の女子に、手出しまくってたんだったよな。
確かそれが問題になって、退学寸前にまでなってたような…」
階下に降りるとキッチンにいた母親に、海斗のことを尾ひれを付けて話し出す息子。
隣家母親「まぁ…それ本当なの〇〇ちゃん。」
頷く息子
隣家母親「じゃあ、莉奈ちゃんが大変なことになる前に、早く奥さんに教えてあげないとね。(これで宅の〇〇の株は爆上がりね。あちらから〇〇の嫁にとか言ってきたりして(笑))」
ーーーーー宙斗マンションーーーーー
宙斗が電話を切りスマホをポケットにしまってからしばらくして、キッチンに戻って来る莉奈。
ポニーテールにエプロン姿の莉奈を凝視してしまう宙斗。
その様子に気が付き、恥ずかしそうに頬を赤らめ、あまり見ないでくださいと莉奈。
「(准の奴この姿覗けたのか?俺より先にあの野郎…)ごめんごめん、髪纏めた姿や、エプロン姿見るの初めてで…凄く新鮮で……こういう格好も似合ってるよ、莉奈。」
その横では鍋にはった水が沸騰している。
照れ隠しのように宙斗。
「ちょうど鍋も沸いたね。じゃあパスタを…」
食器棚の引き出しから、パスタの袋を取り出し、鍋に塩を適量入れてから、二人分のパスタを鍋に入れる。
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