ーーーーー永瀬家・客間-----
宛がわれた客間で、スーツを脱ぎトランクスと下着代りの白ノースリーブ姿になった宙斗に莉奈の声が聞こえてくる。
「あっ、目の前でごめん。見苦しい姿見せちゃったね。」
ノースリーブから生える腕、トランクスから生える脚は筋肉質で、
ある程度は引き締まっており、贅肉は見当たらない。
「そんなことない…将来的に一緒になりたいって先に言いだしたのは僕の方だし…
急な話で吃驚はしたけど、お父さんやお母さんに認めて貰えて嬉しいよ。」
ーーーーー話は少し遡り、永瀬家・リビングーーーーー
「住むところですか…
私のマンションがある北町の方も、閑静さではこちらに負けますが
そこそこいい街です。
莉奈さんにも一度そちらの暮らしを体験してもらったうえで、
どちらがいいか決めさせていただければと、思っております。
(一度くらい莉奈をマンションに住まわせて覗かせてやらないと、
准の奴拗ねるから(笑)
それに方法はまだ思い浮かばんが、海の奴にも見せつけて…)」
莉奈父「そうか…(少し不服そうに)」
不服そうな感じを読み取ったのか宙斗。
「でも子供が出来たらこちら一択かな…
こちらの広い庭は安心して遊ばせられます。
マンションだとそういう点はどうしても劣りますから。
それに子供が出来たら、お父様やお母様に傍にいて貰えるだけで、
何かと安心ですし。」
莉奈父「そうかそうか。(機嫌が直ったようで少し嬉しそうに)
じゃあ、少し気が早いが二世帯住宅へ、
改築がいいのか建て替えが良いのかも含めて、
設計頼んでみようかな。なあ、〇〇。」
莉奈母「ちょっと本当に気が早すぎますよ。困った人ね(笑)
今日は遅いからもう休みましょう。
莉奈ちゃん宙斗さんを客間に案内して差し上げて、
お風呂使うようでしたら、そちらもお願いね。
片すのは明日やりますから。
ほらあなた、休みますよ…こんなに呑んでしかたない人(笑)
じゃあおやすみなさいね、莉奈ちゃん宙斗さん。」
ーーーーー再び永瀬家・客間-----
用意してくれていたパジャマを身に着けながら正座している莉奈に、
「莉奈、厚かましいんだけどシャワーだけう買わせてもらっていい?
一日の終わり、シャワー浴びないと落ち着かなくて…
(そんな目で見上げられたら、ここで押し倒したくなるだろうが…
流石に親が同じ屋根の下にいるこの状況、それにゴムもないんじゃ拙いよな。)
そうだあと、下着も新しいの頂いていいかな、サイズはLかXLで」
莉奈の案内で浴室に移動すると、
「ありがとう、終わったら中のスイッチで電源堕としとけばいいよね。
後は戻れるから、莉奈も休んで…」
ーーーーー翌朝、客間ーーーーー
莉奈母に言われて宙斗を起こしに来る莉奈。
宙斗の肩が軽く叩かれて、『朝ですよ、起きてください。』と優しい声。
「う~ん……もう五分…」
身体に覆いかぶさるように肩を叩いていた莉奈の背中に腕を廻し、
抱き寄せてしまう宙斗
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