−−−イタリアン店→永瀬家−−−
「何かあったんでしょうか…。」
移動中、ずっと不安気にした宙斗と繋いでいる手に汗が滲む。
「すみません…、手、汗…、拭きたいので手を離してください…。」
駅に着いて歩きながらも「何かあったんでしょうか…。」「どうしたんでしょう」など不安を口にする。
いつもの様にインターホンを押し家に入ろうとするとお隣さん長男が顔を出し。
お隣長男「おい、お前、(男連れ込んで)何調子に乗ってるんだよ!」
「…◯◯さん、仰ってる意味が解りません、宙斗さん、早く入りましょう。」
手を繋いでそのまま家の中へ、その姿を見てお隣息子が苦々しい顔をしている。
「ただいま帰りました、宙斗さん、着替えできますので少しお待ちください。」
着替え戻ると長期出張、婚約、結納式などの話しが莉奈父から聞かせられる、その間に出前した寿司が届き食卓に並ぶと食べ始める。
莉奈父「結納するのは大袈裟と思うだろうがして欲しいんだ、君の弟のこともある、隣の長男の事もある、大々的にお披露目をしたいんだよ。」
莉奈母「用意はこちらでしますから宙斗さんは身ひとつで来てくれればいいのよ、風間さんに仲人を頼んで結納終了後、
料亭にでも移動して宙斗さんの従兄さんとうちの両祖父母で食事会をと考えているのよ?」
−−−お隣長男部屋−−−
長男は随分前に盗んだ莉奈の下着を出し並べ想像しながら…。
お隣長男「莉奈、莉奈…、最後のブラとパンツは中学の時のだよな、今の下着手に入らない。
どうにか家に連れ込めないか考えなきゃな。」
−−−永瀬家−−−
「お父さん、お母さん、宙斗さんの考えもあるでしょうしあまり…。」
莉奈母「駄目よ!莉奈ちゃん、前に話してたじゃない、宙斗さんの会社の前田さんだったかしら完全に宙斗さんのこと狙ってるじゃないの!
風間さんに少し会社でお喋りしてもらわなきゃ安心出来ないわ、それに宙斗さんには申し訳ないけど弟さんもお隣の◯◯くんだって莉奈ちゃんをまだ諦めてないわ。
着物着て結納となれば下手な手出しはできなくなると思うのよ、宙斗さんはどう思う?」
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