−−−館内−−−
小声で話すふたり。
(俺の種?…えっ!それってそう言うことだよね?
私と…関係持ちたいと思ってるんだぁ、そうだよね、当たり前か、大人の付き合いだし宙斗さんの年齢だとそう遠くない将来でふたりの将来、考えなきゃなんだよね。
お父さんにも宙斗さん、将来考えてくれてるって話したみたいだし…、もっと仕事と頑張ってもっとお料理もその他もお母さんに習わないとだよね。
宙斗さんのYシャツ、毎日アイロンしなきゃだろうし靴も磨かなきゃよね。
……好きなデザインのお仕事続けられるのかなぁ?お父さんみたいに専業じゃないと言われるのかなぁ?でもお母さんは持病のこともあったからそうなったんだよね。
宙斗さん、その辺りどう考えてるんだろう?
会社に所属しなくても委託とかでデザインのお仕事してもいいのかなぁ?
それとも委託とかじゃなくって独立して個人で活動してもいいのかなぁ?)
「も、もしそうなったら……。」
言い終わらない内に宙斗の好きな絵画の前に。
「凄い………。」
一言漏らすとその場に立ち尽くす莉奈。
宙斗とそのまま暫く絵画の前から離れられないでいる。
不意に宙斗から次にと促され作品を観覧しながら入り口へ。
「はい、お昼どうするか考えます、私もお手洗いなら私も行ってきます。」
色々考えた結果、帰りの動線も考え◯野で食べ歩きをと思い戻ると宙斗にその旨を伝えるとツーショットを撮ろうと誘われ大きな作品の前で照れくさそうにそして嬉しそうな顔で写真に収まる。
数枚の写真、宙斗が准一に送るため胸元から上の写真を撮ったことに莉奈は気づいていない。
写真を撮り照れながらも「◯◯横で食べ歩きをしたいです。」そう言うとまた手を繋ぎ◯◯横へ。
◯◯横に行くと以前のような食べ歩きメニューはなく屋台風居酒屋や定食屋が並んでいる。
「すみません…、以前来たときはもっと有ったんですが…、どうしましょう?
串揚げ屋さん、天ぷら屋さん、ハンバーグのお店とあとは多国籍料理のお店ですが宙斗さんのアレルギーとお嫌いなモノ以外なら大丈夫ですよね?
私、生牡蠣は食べられないんです、火が通っていたら食べても大丈夫なんですがアレルギーなんです。
あとサーモンも…サーモンは火が通っていてもダメなんです。」
−−−佐野准一、マンション−−−
カメラに細工をしより鮮明に映るようにしていると宙斗からのメール。
准一「……ヤバっ!この透けてる服から見える乳、丁度大きさだな、いいよな。
アホ海みたいにデカきゃいいとかそうじゃないんだよ!
やっぱり宙は解ってるな…、柔らかそうだし張りもあってツンって上向いてるし…。
宙、触らせてくれないかな、まあ、無理だな、いつか直接見せてほしいもんだよ。」
送られてきた写真を少し加工し…宙斗に送り返す。
【加工しなくても十分だが、透けた服を取り払うとこんな漢字だぞ、早く食っちまえよ。
宙のことだから初は見せてくれないだろうが本当に初だったって言うのは教えてくれよな。】
−−−ターミナル駅、海斗と紗栄−−−
奇しくも莉奈が利用しているショップへ入ってしまうふたり。
紗栄「つまんない店ね、全然私のスタイル似合わないわ、でもこのブラはいいかも?」
海斗「おっ!レースの黒いいな、ハープカップでTバック!」
紗栄「赤もよくない?白はさー、何か逆にエロいよね?」
店員「お客様、いらっしゃいませ、申し訳ありませんがお声のトーンを落としていただけないでしょうか?」
海斗「あっ?何言ってるんだよ!こっちは客だよ?」
紗栄「海ちゃん、凄んだらダメよ~ダメダメw」
海斗「紗栄、ふ・る・いwwwまっ、買う物買って早く飲みに行こうぜ。」
紗栄「はぁーい。」
ふたりがショップを出ると店員がイマドキあんなお客さんはいないなど話しながらふたりが散らか商品を片付けていく。
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