2026/10/19 08:57:52
(vflnscwE)
最初にエタノールで麗奈の左右の乳首を消毒する。
久遠はまず、左の乳頭の形と厚みを指で確かめる。指で軽くつまむと、敏感な乳頭が反射的に硬くなった。
マーキングペンで、乳頭の根本——乳輪との境目よりわずかに上——に左右対称の点を打つ。正面から見て水平になるよう、何度も角度を確認する。
次に、先端に穴の開いたピンセット型のクランプ(穴あきピンセット)が用意される。冷たい金属が乳頭を挟み、ゆっくりと固定する。穴の位置がマーキングと重なるよう微調整され、ロックがかけられる。挟まれた組織は押しつぶされ、血液が一時的に滞る感覚で、乳首がひきつるように硬くなる。
「息を吸って……吐いて…吸って…吐いて……」
久遠は麗奈の呼吸に合わせて、プスっと刺す。
中空の14Gニードルがピンセットの穴を通して押し込まれた。先端の鋭い斜めカットが組織を切り裂く。
鋭い熱と圧迫が走る。
針が貫通する瞬間、反対側の皮膚が内側から押し出されるように隆起し、針先が現れる。痛みは強烈だが短く、息を止めていたことに気づく頃には、すでに針が完全に通っていた。
針のお尻側に、ファーストピアスのシャフトを接続する。施術者は針をゆっくり引き抜きながら、バーベルを押し込む。
針からピアス(バーベル)へ切り替わって通る瞬間、鋭い痛みから「太い異物が管の中をこすりながら通っていく独特の鈍痛」へと痛みの質が変化した。
金属が体内を滑る感触が、貫通したばかりの新鮮な穴を内側から広げる。
針が完全に抜けると、バーベルが残り、両端にボールが取り付けられる。
クランプが外される。挟まれていた部分に血が戻り、じんわりとした熱と腫れが広がる。消毒と生理食塩水で拭き取られ、余分な出血が抑えられる。シャフトの長さに余裕があるか、皮膚に食い込んでいないかが確認され、終了となる。
直後の乳首は、熱を帯びて敏感に疼いている。少しでも動くと中のバーベルが揺れて、内部をこする感覚が残る。
久遠の指が、右の乳首を根元からゆっくりとつまみ上げた。
左に通されたバーベルが、麗奈のわずかな震えに合わせて小さく揺れる。
金属がまだ熱を持った穴の内側をこする感覚が、右に触れられるたびに同期するように伝わる。久遠は親指と人差し指で乳輪の縁を押し広げ、乳頭の根本を軽くつぶした。
さっきより時間をかけて、組織の硬さと厚みを確かめるように…
指が触れると右の乳頭が反射的に硬く尖り、指の腹を押し返してくる。
「左より反応が速い。少し張っている」
久遠は低く言い、マーキングペンを取る。
左のピアスと完全に対称になるよう、正面から視線を下げて何度も確認しながら、乳頭の根本に二点を打った。ペン先が皮膚に触れるたび、麗奈の息が小さく詰まる。左の痛みがまだ残っているせいか、右は触られるだけで熱を帯び、先端がじんと疼くようになっていた。
印を付け終えると、久遠は指で軽く左右を比較し、わずかに外側に寄っていた右の点を指で内側へ押しながら修正する。
穴あきピンセット…再び冷たい金属が押しつけられる。
右の乳首が挟まれ、ゆっくりと閉じられる。先端の穴がマーキングと重なるよう、わずかに角度を調整しながらロックがかかった。乳頭が押しつぶされ、血の流れが滞る。
さっきより少し根本寄りまで、しっかり掴まれているのがわかる。挟まれた肉がひきつるように硬くなり、指の力でさらに圧迫されると、麗奈の背中が小さく震えた。左のバーベルが揺れ、内部をこする刺激が走る。痛みというより、強烈な圧迫と、血が止まるような異物感だった。
「動くな。左より少し硬い。力を入れず、息だけ整えろ」
久遠は滅菌済みの14Gニードルを手に取り、穴に先端を合わせた。刃先の斜めカットが、照明を反射して光る。ニードルの先端が皮膚に触れ、わずかに沈む。麗奈は息を止めかけ、すぐに小さく吸い込んだ。
「吐け」
言葉と同時に、針が押し込まれた。
左よりわずかに抵抗が強い。鋭い刃先が組織を内側から切り裂く感触が、さっきより鮮明に伝わる。熱いような、裂けるような痛みが一気に走り、麗奈の喉から短い声が漏れた。久遠の右手は一定の速度で押し進め、反対側の皮膚が内側から押し出されるように隆起する。針先が現れ、完全に貫通した瞬間、組織が針を締めつけるような抵抗が感じられた。
「……通った」
久遠は左と同じように針のお尻側にファーストピアスのシャフトを接続し、ゆっくり引き抜きながらバーベルを押し込む。金属が体内を滑る感触が、貫通したばかりの穴を内側から広げる。
左と右、二つの異物が同時に存在する感覚が、麗奈の胸を内側から締めつける。針が完全に抜けると、両端にボールが取り付けられた。
クランプが外される。挟まれていた部分に血が戻り、じんわりとした熱が広がる。久遠は生理食塩水で拭き、余分な出血を抑えながら、左右のシャフトの長さと角度を交互に確認した。
軽く右の乳首をつまみ、バーベルが水平に通っているかを確かめる。指の腹が先端に触れると、左よりわずかに強く反応し、硬く尖った肉が震えた。
【遅くなりましたが、ピアスの施術の様子です。】