2026/09/14 17:02:06
(rAzY9icN)
痴漢に間違われた事の腹立たしさは、なかった。
千紘さんの周りの人達に端的に訴える姿に唖然としていた。
冤罪だと誤解がはれると千紘さんはその場から離れようとする、慌てて引き止めたが首を横に振った。
「連絡先だけでも教えて頂けないでしょうか?いや…もし…また警察から連絡が来たら…」
来るはずもない事を出しに使って連絡先の交換をした
家に帰り晩酌を口に運びながら妻に出来事を話す
妻は呆れた顔をしながら
「そのお嬢さんにちゃんとお礼して下さいね」
[分かっとるよ!そんな事言われんでも…]
ふと交換した名刺の裏に携帯番号が書かれいた
「綺麗な字だ…きっとしっかりしたお嬢さんなんだろうな」
頭に千紘さんの顔が浮かぶ
鈴木はベランダに出ると震える手で携帯のボタンを押した
[プルルン♪プゥ〜プゥ〜]
携帯の呼び出し音がすると直ぐに声がした
「あっ!鈴木宏和です!今日痴漢に間違えられた…はい…はい…そうです…」
電話口で何度も頭を下げながら、仕事終わりに少しなら時間が取れると、どうにか逢う約束が出来た。
鈴木は電話を切ると小さくガッツポーズをとった。
【約束の当日】
鈴木は時間より早めに改札口前に立つ
帰宅ラッシュで駅の構内が人でごった返していたが直ぐに千紗さんに気付き手を振る
「先日はありがとうございました」
深々と頭を下げる鈴木に千紗さんは苦笑いをしながらお辞儀を止めさせた。
近くの喫茶店へ千紗さんを導いた
席に座りコーヒーを注文する
鈴木は出されたコップの水を一気に飲み
「あなたは命の恩人です…あなたがいなければ定年間近を前にして円満退社で会社を辞める事が出来ませんでした」
鈴木は話しを続けた
「お礼として何をプレゼントしたらいいのか?お店をウロウロしたのですが…若いお嬢さんが喜ぶ物が検討できなくって…」
鈴木はテーブルの上に封筒を置いた
「少ないですが…私の気持ちです…」
封筒の中には一万円札が一枚入っていた。
※こんな感じですが、大丈夫ですか?
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