2026/06/04 21:14:03
(q/pMtAYS)
「はえ〜…、レズビアン専用ってことは女性専用だし、コスメ類しっかりしてるのね…」
ホテルに着くと、広々とした部屋のお洒落な内装やブランド品のコスメやドライヤーなどに目を引かれた。
女性専用ならでは、なんて感心したが、実際は普通のラブホテルなんかも入ったことがないため、比較はできない。
(…さて、全裸で…って言ってたわよね。なんだかんだでもう少しで電話してから1時間だし、そろそろ服脱がないと…)
我ながら洒落気のない私服を脱ぎ、テーブルの上に綺麗に畳んでおいた。
お金はクレジットカードで払ったから問題ない。あとは、沙耶女王様を待つのみ。
(あー…、ヤバい、緊張してくる…。会社のプレゼンなんかより全然…。)
手持ち無沙汰で部屋で突っ立ってるうち、部屋の中の大きな鏡に映る自分と目が合う。
学生時代には1年に一回は告白を受けていたので、見てくれはそんなに悪くない…はず。
スクスク育ってHカップになった大きな胸も、昔は男子の視線が集まるから嫌いだったが、大人になった今はもうどうでも良い。
(檻とか分娩台だの、SMホテルっぽいのが転がってるなあ…)
どこか人ごとに感じつつ、ぼーっと待つことしばらく。
とあるコンビニの入店音と同じメロディの呼び鈴が鳴り、ビクッとして、ペタペタ裸足特有の足音を鳴らしてドアへと向かう。
「ど、どうも、こんばんは〜…。…あ、え???」
ばっちり目が合う。
沙耶女王様…、が来るはずが、義姉の明日香ちゃんが立っていた。メイクの雰囲気は違うけれど、可愛らしい顔立ちは瓜二つ…。
パニックになってドアを閉めようとする前に、「沙耶女王様」が中に入ってきて、不敵な笑みを浮かべていた。