2026/04/24 11:09:59
(vSq3I021)
聖堂の最奥、禁書庫。
重厚な鉄扉の向こうは、聖女ミリア・グランディールだけが許された聖域だった。
夜半を過ぎ、誰もいない廊下を白銀のローブを纏ったまま、彼女は足音を殺して歩いていた。
淫紋の疼きはまだ収まっていない。さっきスラム街で三人の男に輪姦され、子宮と腸内にたっぷりと精液を注がれたばかりなのに、胸の奥と下腹の奥がじんじんと熱を持っていた。
「……もう、限界……」
ミリアは小さく唇を噛み、禁書庫の扉に手をかけた。
鍵は彼女の聖印だけで開く。
重い扉が軋む音を立てて開くと、古い羊皮紙と魔導書の匂いが鼻を突いた。
彼女は奥の棚に向かい、埃を被った一冊の黒革表紙の本を引き抜いた。
『魔界淫咒録 ─ 古の淫魔と契りの刻印 ─』
表紙に金箔で刻まれた文字を見て、ミリアの青い瞳がわずかに震えた。
これだ。
就任直後、あの淫魔に犯された夜からずっと、彼女は心のどこかでこの瞬間を恐れながらも、求め続けていた。
淫紋の起源。
ページをめくる指先が震える。
淫紋はただの「発情の呪い」ではない。
それは古の魔界で生まれた、最古級の「契り」の刻印だった。
──淫魔族の王家に伝わる「王妃の証」。
かつて魔界の王は、人界の聖女を自らの妃として迎え入れるために、この紋を刻んだという。
紋が発動するたび、宿主の理性を蝕み、雄の精を貪欲に求める雌へと変貌させる。
そして、十分な量の精液を体内に注ぎ込まれ続けた末に──
「完全覚醒」。
その時、聖女は魔界の王妃として魔界に召喚され、永遠に王の肉玩具となる。
それが、淫紋の最終目的。
ページの端に描かれた古い挿絵。
純白の聖女が、黒い淫魔の王に跨がり、恍惚のアヘ顔で腰を振りながら、胸と下腹に輝く淫紋を晒している。
その表情は──今のミリアと、まるで同じだった。
淫紋が、熱くなった。
突然、下腹の奥で紋が浮き上がり、淡い紫色の光を放つ。
禁書を読んだだけで、反応が強まっている。
ミリアは慌てて太腿を擦り合わせたが、すでに愛液がローブの内側を伝い落ちていた。
「だめ……ここで……聖堂で……」
しかし身体は正直だった。
彼女は本を片手に持ちながら、もう片方の手でローブを捲り上げ、指を自分の秘部に滑り込ませていた。
「はぁ……っ、んふぅ……! こんな……本を見てるだけで……」
指が淫紋の中心をなぞる。
びくんっ、と腰が跳ね、甘い声が禁書庫に響いた。
ページをめくる手が止まらない。
さらに深い記述があった。
淫紋の解除は不可能。ただし、刻印した淫魔の血を直接飲むことで、一時的に封印できる。
しかしその代償として、宿主は刻印主への絶対的な服従欲に囚われる。
あの淫魔。
就任の夜、彼女を散々犯した後、笑いながら言っていた。
『お前はもう、俺のものだ。いつか必ず迎えに来てやるよ、聖女様』