2026/01/30 10:18:46
(QtIoIrSj)
「ふざけんな……お前みたいなゴミが、私を……!」
怒りを込めて叫ぶが、革ベルトはびくともしない。体を激しくよじり、肩を震わせて抜け出そうとする。拘束台が軋む音が響くが、無駄。2鍛え抜かれた身体能力すら、この完璧な拘束の前では封じられる。
(こんな……屈辱。潜入は何度も経験したのに、こんなチンピラに……! ノダ警部、早く……!ブーツさえなければ……足元が安定していれば、一撃で倒せたのに)
悔しさが胸を抉る。それでも、目を逸らさない。睨みつけ、意志を折らせようとする。
「どれどれ…それじゃ、お望みのシチュで楽しませていただきますか」
男がしゃがみ込み、私の前に膝をつく。視線が下から這い上がるのを感じ、背筋に寒気が走る。
おもむろに手が伸び、スカートのフリルをゆっくり捲り上げる。黒とピンクの層がめくれ、ピンクのレースの下着が徐々に露わになる。裾が太ももの付け根まで持ち上げられ、秘部を覆う薄い布地がネオンの薄明かりに照らされる。
羞恥が一気に爆発しそうになる。任務とはいえ、こんな地雷系のガキっぽい衣装の下に、大人らしいレースのパンティを着けている自分が、余計に惨めだ。
「やめろ……触るなっ!」
腰をくねらせて逃れようとするが、脚のベルトがそれを許さない。内腿の筋肉が引きつり、微かな震えが伝わる。
「おぉ、なんて色っぽい下着履いてるんだよ、やっぱ見た目通りの年齢じゃないだろ?」
男の両手が私の内腿を掴み、無理やり押し広げる。柔らかい肉が指に食い込み、強引にM字に開かれる。抵抗で張りつめた太ももが、ぷるんと震える。股間が完全に晒され、薄いレース越しに秘部の輪郭が浮き彫りになる。
男の顔が近づき、荒い息遣いが下着に直接かかる。熱く湿った吐息が、布地を通して秘裂に纏わりつく。鼻先が布に触れそうな距離で、獣のような臭いが漂う。
(汚い……近づくな!)
吐き気を堪え、首を振り、体を反らせる。チョーカーが首に食い込み、息苦しさが募る。心臓が激しく鳴り、汗が額を伝う。でも——不思議と、下半身に痛みも疼きもない。さっき飲んだ感覚抑制剤の効果だ。触れられても、ただの圧迫感だけ。快楽の波は、一切来ない。
「取り敢えず、どんな声で鳴くのか聞かせて貰おうかな」
男の言葉に、嘲笑が混じる。自慢げに舌を伸ばし、下着越しに私の割れ目を舐め始める。
ぬるりとした感触が、レースを伝って秘部に伝わる。舌先が布を押し込み、クリトリスをなぞるように上下に這う。しゃぶるように吸い付き、ねっとりと味わうように動かす。
今まで何人もの女をこの舌で落としてきた——そんな自信が、男の動きから滲み出ている。舌の先が割れ目の溝をなぞり、時には強く押し当ててくる。布地が湿り気を帯び、私の体温と男の唾液でじんわり温かくなる。
普通なら、こんな陵辱で体が反応してしまうはず。潜入任務の経験上、男のテクニックに耐性はあるが、この執拗さは尋常じゃない。
なのに……何も感じない。
秘部に直接触れられているような圧迫感はある。舌の動きが布をずらし、微かにラビアを刺激する感触もある。でも、快感はゼロ。痒くもなく、熱くもなく、ただの異物感。薬が完璧に効いている。
(……効いてる。ノダ警部、ありがとう……これなら、冷静でいられる)
内心で安堵が広がる。男の舌が激しく動き、時には歯を立てて布を甘噛みしてくるのに、体は無反応。蜜が溢れる気配もなく、下着は男の唾液だけで湿っているだけ。呼吸すら乱れず、睨みつける視線は鋭いまま。
怒りと軽蔑だけが募る。
「この程度か……? お前の自慢の舌など、ただの湿った布切れだ」
男の動きが、数分続く。しゃぶる音が部屋に響き、舌が執拗に割れ目を往復する。興奮した息がますます荒くなり、鼻息が秘部にぶつかる。
だが、私の表情は変わらない。唇を固く結び、冷たい目で天井を見つめる。吐息一つ漏らさず、喘ぎの気配すらない。
不感症——まさにその状態。薬の効果が、性的感覚を完全に遮断している。内側で何かがじわじわ溜まるような違和感はあるが、今は無視できる。
(時間稼ぎ……これでいい。応援が来れば、この男も組織も一網打尽だ)
やがて、男の舌が止まる。
何かおかしい——そんな気配を感じ、そっと視線を上げて私の顔を窺う。
その目に、戸惑いが浮かぶ。期待した喘ぎ声も、乱れた息も、蜜の味も、何一つない。
ただ、冷ややかな視線が、男を射抜くだけだ。
(どうしたの? まだ続ける気?)
心の中で嘲笑う。私の瞳は、静かにそう語っていた。
「どうしたの? もう終わり?」
声は低く、抑揚を抑えて、怒りをそのまま乗せた、静かな挑発。
男の眉がピクリと動き、頰がわずかに引きつる。
「おい……お前、感じてねぇのかよ?」
「感じるわけないでしょう」
私は即座に返す。
「こんなゴミみたいな舌で、誰が反応するの?」
言葉が男のプライドを抉ったのが分かった。
目が一瞬血走り、指が私の内腿に強く食い込む。
痛みはある。でも、それすら大したことない。
薬の壁は厚く、完璧だ。
「ふざけんな…」
男の声に苛立ちが滲む。
私は答えず、ただ睨み続ける。その沈黙が、逆に男を焦らせる。
「ちっ……だったら、もっと直接やってやるよ」
男が立ち上がり、下着の縁に指をかけた。
レースの布地をゆっくり引き下ろそうとする。
私は最後の抵抗として、腰をわずかに浮かせて体を捩る。
ベルトが軋み、革が肌に食い込む。
でも、脚は開かれたまま。秘部が完全に晒される瞬間が、近づいていた。
(……まだ、効いてる。このまま耐えれば……)
心の中で繰り返す。内側で何かがじわじわと膨張し始めている違和感を、無視しようとして。
薬の蓄積。
男の指が、下着をずらし始めた。
薄い布地が太ももまで滑り落ち、熱い空気が直接秘部に触れる。
私は歯を食いしばり、息を殺した。