2025/11/03 00:31:28
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スポーツでも活躍を見せ、勉学に励み、人柄も良好な少女。
そして健気で無垢な性格と、誰に言わせても良くできた子だと言われそうなものだ。
父親もとても鼻高々、と言える自慢の娘だろう。
男ももちろん、その他大勢が持つ彼女の印象、を否定はしない。
しかし、こうして人並みに父親に少し隠し事をしたり、
子どもっぽく振る舞う瞬間も、紛れもない荻野真琴なのだ。
普通なのだ…普通なのだが、表面的な印象が良すぎるだけに、普通な一面さえちょっとダメな部分、に映ってしまいがちでもある。
本人は表に出さないが、無意識にそう言うストレスと戦っている部分もあるのかもしれない。
そう言う意味では、自然体で居られる、数少ない相手…なのかもしれない。
その時点で、既に男は十分なほど真琴にとって特別な存在だと言える。
そんな男が「悪意」に染まっているなど…きっと夢にも思わないのだろう。
「そうだな…、あいつはきっと怒るだろうな…。
でもまぁ、頑張っているのはわかっているし…、小テストの点数なんかはちゃんと普段から確認している。
たまにゆっくりする時間くらいあったって…、罰は当たらないさ…。
ったく…。
あぁ…ちゃんと買ってあるよ…。
もちろん飯の後だからな…?
ちょっと賞味期限の近い牛乳が結構残っていたから、シチューを作ってあるんだよ…。
温めるだけで良いようにしてあるから、すぐ食べられるぞ?」
長年の付き合いで、真琴の悦ぶポイントは大方押さえることができる男。
親には見せられない一面を、この男には見せられる、そんな風に思っているからこそ、男にとってそれはさほど難易度の高いことではなかった。
全て…とまではいかないまでも、多くの事に於いて男にとって都合の良い状況、状態であることに変わりはない。
そんな男に「悪意」を抱かせてしまえば、文字通りひとたまりもないのかもしれない。
「風呂の準備だけしてくるから、荷物だけ先に片付けておいたらどうだ…?
今日だけなのか、日曜日までいるつもりなのかは知らないが…、さすがにその鞄の中に着替えを詰めたままだと、皺になって着る時大変だろう…?」
カタン…。
椅子の背もたれに立てかけるようにスマホを置きなおし、カメラレンズを真琴の荷物が置いてある方に向ける。
背もたれの僅かな隙間からレンズが椅子の背面を覗き込むような状態。
別に何かを期待したわけではない。
ただ、盗み撮る…悪魔じみた行為の虜になりつつあったのかもしれない。
何か映るかもしれない、しかし何も映らないかもしれない。
声をかけ、録画状態にして離れる男。
リビングを離れ、一度自分の部屋を経由して浴室へと向かう。
「…。」
(もう…止まらない…。
止まらないぞ…?荻野…。
大丈夫さ…、俺はお前の代わりをやってやってるんだ…。
本当は見たいんだろ…?
真琴の全部を…、そう…全部だ…。
良いか…?
こうなった原因の半分はお前にある。
執拗に、自分の娘の魅力を俺に伝え続けたこと…、抑えきれない娘への欲求を俺に晒したこと…、それはそれだけで十分原因だと思わないか…?
だから、悪いのは俺…だけじゃないってことだ…。)
内心に渦巻くどす黒い感情。
真琴への欲求と共に、娘を愛する父親にも責を押し付けるように自身の行為を偽り、正当化しようとする男。
もう…止まらないのだろう。
【えぇ…、弁えた女性、という印象が私の中にはあります。
表現に語弊が生まれそうですが、自慰を邪魔するような方だとは思っていません。
オブラートに包まずいうと、ティッシュの代わり、になることさえも許容範囲、あるいは望むところ…なのではないかなと…感じますね。
性の捌け口になることに昂る方、のような表現をしましたが、お話を聞いているとわかってきました。
精子が好き、の意味と言いますか。
実にシンプルなものなのだな…と。
捌け口になるというのは、むしろ手段にすぎず、そうなることを願っているわけでももちろんそれを目的にしているわけでもない。
ある種、珍味、至高の飲食物…なのでしょうね…。
色々とお答えいただき、とても素敵な時間を頂戴できています。
そして考えてしまいますね…、自分の味、は果たして気に入ってもらえるのかな…などと。
さらには新しい領域を知った感覚もありますね。とても不思議な感じです。
過去で言うと、味の感想に興味はあまりなかったですし、自分が出したものを改めて見たい、と思ったこともありませんでした。
口での行為を良しとしてくれる相手に限っては、飲まないという選択をする方がいなかったので、飲んで欲しいと言ったこともなかったですね…。
そう言う意味では恵まれていたのかな…?
しかしながら今回、シンプルに精子を好む方に出会えて…、考え方が変わりそうです。
まぁもう機会もないでしょうが、もしそんなときがあれば確実に感想を聞きたくなっていそうです。
堪らないな…。
人は見かけによらない…とはよく言いますが、
人の見た目と、精子の味は関係ない…そして、優秀な遺伝子とその味もまた…別の物…ということですよね…。
本心…本当に素敵な言葉だ…。
一番美味しかった精子の持ち主…、気になりますね…。
どのような変態なのか…、見た目は…、人柄は…。
その精子を口にしたときの、喉を通した時の貴女のありのままの感想も…。
真琴の身体で楽しむ様子を見せつければ…、もっと、吐き出してもらえるのでしょうかね…。
そんな貴女の…、精子が好物の貴女は…何を、どういうものをおかずに自慰に耽るのか…。
欲求が尽きません。
引き込まれてばかりだな…。
お願いですからレスがぱったりなくなるのは…勘弁してくださいね…?】
【そしてすいません、【】書きのお返事がうやむやになってほしくないという我儘の下、別で書いています。
この後の盗撮発展についてです。
冒頭あたりで、盗撮経験はない…でスタートしたいというお話だったともいますが…。
ここで当たり前のように盗撮の為の道具が出てくるのはどうなのかなと思いまして…。
何かを仕込もうとしている風には描きましたが、ちょっとお返事をいただいてからにしようと思って具体的には描いていません。
レスをしにくい感じで投げてしまって申し訳ありませんが、相談させていただきました。
難しそうでしたら、お返事だけ下されば修正、あるいは追記いたしますのでご一考ください。】