2025/11/01 19:06:12
(783mwU33)
「…。」
甘く漂う香り。
妙な感覚だ…、学校帰りに寄っているはず。
涼しくなってきたとはいえ、汗は搔くはずだ。
それに体育の授業だってきっとあっただろう。
なのに…。
(どうしてこんなに良い匂いがするんだ…。真琴…。)
良い匂い。
それがどういう意味合いなのかは人によって変わってくるかもしれない。
汗の匂いそもそもを好む人間にしてみれば、今まさに汗ばんでいても悦び以外の何物でもないだろう。
逆を言えば、そういう物が苦手な人間からすれば、興味のある異性、彼女、あるいは家族であっても耐えられないだろう。
身体の相性、とはよく聞く。
しかし体臭、汗臭の好みもまた大事な相性と言えるのではないだろうか。
意識的な好意よりも、本能的に、身体が受け付けないとなればいくら意中の相手でもむせ返るような感覚を覚えてしまう。
そう言う意味では、この至近距離でも過ごしていられるこの状況は、少なくとも互いの放つ匂いを受け入れているとは言えるのかもしれない。
そして何より、そんな微細な香りを感じられるほどの距離感で居られるほど許されていると言う事でもある。
ほんの少し前まで、確かに可愛いがただただ知人の娘、という位置づけだったはず。
しかし今はどうだ?
ふとした興味、興奮からスカートの中を覗くようにスマホを差し込む、撮影している。
しかし男はふと気づいた。
(そうか…今の子は、下着の上に何か履いているんだったか…。
昔はブルマとか履いている女子が多かったが、それに近いものを真琴も…。
だったら確かに多少中が見えたとしても気にしないはずだ…。
なるほど…。
なんだ荻野…。
それならそんなに気にしなくていいじゃないか…。
まぁ、確かに娘のスカートの中を覗かれていきり立つ気持ちはわかるが…。
真琴自身がそれをケアするように、重ね履きをしているんだ、そこまで神経質になることもないだろう…?)
もちろん、重ね履きをしていれば…だが。
そう考えると一度内容を確認したいと思うのが男か。
結局重ね履きしていました、なら、多少の興奮はあれど結局下着ではないのだ。
というところで落ち着いてしまう。
ジュースを飲むことを悦んだ少女の言葉に合わせる形で、一度離れる。
幸いキッチンはリビングからは死角。
そうでなくともスマホを見るくらい問題はないのだが…。
「じゃあ、淹れてくるから座ってて…。」
(さて…その真実は…どうかな…。)
カルピスを作る為のグラスを用意だけしてスマホを確認する男。
昨今のスマホのカメラはかなり性能も良く、一昔前の何が映っているかよくわからない、そんな時代ではない。
映り始めたスカート。
そして徐々にそれが内側へとスライドして行き…。
【タイミングに関しては承知いたしました。
水を飲むようなもの…、貴女にとっては精液は水に等しい一般的な飲み物、という感覚なのですね…。
素敵な女性だ。
改めて考えさせられ、行き着いた回答でしたね。
厭らしく聞こえはしますが、一方で気になる女を自分の好きにできない、あくまで自己満足の範疇を越えない。
究極とは言いましたが、結局独りよがりな行為でもあると思います。
仰るように、入る穴が違うだけ…ともいえます。
妊娠しない種付け、そう言う表現もあながち間違いではないでしょう。
父親に優越を感じ、そして娘を痴漢やセクハラではなく、間接的に辱める。
それも口にする物に吐き出した精を混ぜ込むなど…。
貴女は如何ですか…?
そんな行為に…濡れるのでしょうか?】