2024/07/11 22:50:57
(ISrnriMS)
『高木は…以前から陽子を狙っていた…。昔の話しではなく…結婚してからもずっと…。』
妻を抱えるように立ち上がらせ、恥ずかしそうに俯く妻を見つめる高木の視線は、まるで獲物を狙う獣のような荒々しく力強いものに見えた。
『こんなにギラギラした視線を…俺の陽子に浴びせるなんて…。』
間違いなくそれは憤りに他ならない。人の妻に向けて良いはずのない視線を高木は遠慮なく妻の陽子に浴びせている。
『そんな…そんな高木に…俺は…。俺は陽子を差し出そうとしているなんて…。』
心の中に生じる葛藤。汚されたくないと思いながらも、その汚れた手で陽子を堕として欲しいとも思ってしまう。
まるで深い谷の闇の中へ落ちていく…そんな心待ちでありながら、既に誤魔化すことができないほどに膨らんだ欲望に突き動かされるように、妻を高木の前へと差し出すように…。
「いいでしょう…旦那様からのお許しを得たのだから…私のやり方で…構いませんよね…?」
高木の目の輝きが更に増したかのように煌めき、ゆっくりと立ち上がる高木の表情は淫らに歪んだ笑みを浮かべていた。
『ようやく陽子ちゃんを自由にできるときが来た…。しかも旦那の目の前で…。
まさか島田さんにこんなM性があったなんてな…。情けない…とは言ってもですそのMの属性が陽子ちゃんを手に入れる事を可能にしたんだから…。』
立ち上がった高木は俊幸の手から陽子を奪い取るように荒々しく抱き寄せ、立たせたまま背後から抱くように、ソファーの周りを取り囲む男達に見せつけるように…。
「さぁ…奧さん的旦那さんのお許しをもらったんだから…木訥やり方で調べさせてもらいますよ…?」
俊幸がしたのと同じように、耳元で囁きながら舌先を耳朶に這わせる。
「ほら…周りの男達を見てごらん…飢えた雄達が生け贄辱める様を待ち望んでるでしょう…?」
スカートの裾に指を掛けると、スルスルと捲り上げられていく感覚がストッキング越しに陽子の脚に伝わる。
警戒して脚をピッタリと閉じる行為が逆にタイトなスカートを捲りやすくしてしまったことに気づいたときには既に遅かった。
周りの男達からの上がる歓喜の声や熱く深いため息…。
目の前で繰り広げられる羞恥の宴は始まったばかり。
「ほら…旦那さん…奧さんのここ…ストッキング越しにもわかるほどビショビショのなってますよ…。」
高木の言葉に促されるように、俊行は端の股間に鼻をつけるように跪き、高木に上から見下されるような屈辱を味わっても欲望には勝ることはなく…。
「陽子…お前…こんなに…。」
目の前の妻の股間から発せられる蒸せかえるような欲情した雌の香りがビクウヲ擽るように俊幸の理性を崩壊させていく。
それでも僅かに残る理性が…。
『陽子…高木の手荷物堕ちても…感じるような事はしないでくれ…。頼む…高木の愛撫に…感じたりしないでくれ…。』
他人から受ける刺激に海楽の底へ堕ちて欲しいとも望んでいたはず。
それなのに今、心の中で呟く言葉はその全くの逆の感情。
未だどちらとも選びきらない俊幸の内心を見透かしたかのように高木の陽子への責めが始まってしまう…。
「奧さん点やはり奧さんは好き者だったんですね…。真面目で清楚な振りをして…本当の奧さんは晒され感じる好き者…。
いいんですよ…ここは普段の世界じゃない…貴女の本当の姿を晒す場所なんだから…。」
自由に動き回る高木の手は、キャミの上から柔らかな丸みのある乳房を下から持ち上げるように揉みながら、周りに集まる男達に見せつける。
片方はキャミの上から…もう片方はキャミの裾から手を差し込み、ブラの上から揉みながらも少しずつブラを下にズリ下げ、キャミに尖った乳首を浮かび上がらせるように…。
「いけない奧さんだなぁ…旦那の目の前で…旦那さん以外の男に悪戯されて…こんなに乳首を尖らせちゃうなんてね…。」
キャミの中で乳房を包み込むように揉みながら、反対の手がキャミの上から尖った乳首を摘まみ、転がすように…。
「ほら…見てごらんなさいでき旦那さんのあの切なそうな表情…。愛するツマを他の男にゆだねては…悪戯されて…感じてる証拠を突きつけられて…。
でもね…旦那さんのズボン…あんなに膨らんでるんですよ…他の男に悪戯されて感じる奧さんを見て…興奮する…寝取られMの旦那さんなんですよ…。」
陽子の意識を俊幸の方へと向けさせたその隙に、高木の手はストッキングを持ち上げてパンティの中へと滑り込む。既にストッキングにまで潤を染み込ませてしまうほどに濡れた胯間は、いとも簡単に高木の指先を受け入れてしまい、辺りにクチュクチュと卑猥な音を響かせて…。
「奧さん…ホントに好き者なんだね…。これ…どう言う事なのかな…?奧さんのオマンコ…洪水みたいに溢れてるね…。」
立っていた二人は高木に引きずりおろされるようにソファーへ崩れ落ち、高木の膝の上に座らされるように陽子の身体を抱きとめると、陽子の脚は高木の脚を跨ぐように左右へと押し広げられ、周りを取り囲む男達の目の前に色濃く染めたクロッチ部分を晒されながら、その中で高木の指が蠢いているであろう膨らみを晒されてしまう…。
次第に陽子の身体はビクビクと跳ね上がるようになり、堪えきれない甘く切ない喘ぎ声が鼻と口から漏れ始めてしまう…。
『よっ…陽子…。高木に…逝かされてしまうのか…?高木の愛撫に…快楽を覚えてしまうのか…?』
俊幸を見つめながら切なげな表情で、首を左右に小刻みに振る仕草は、俊幸への罪悪感なのか…堕とされて溺れてしまう不安からなのか…。
『逝きたいのか…?陽子…高木の愛撫で…逝き果てたいのか…?』
俊幸にも陽子の真の気持ちが計り知れなかった…。
『どっちなんだ…どうすれば…。』
迷っている間にも陽子は更に快楽の沼に引き摺り込まれそうになっている。
片方のブラからはみ出させられた乳房は、キャミまでもずらされて、その豊かな乳房を男達の前に晒されている。
胯間を蠢く指先は執拗に陽子を責め立て、卑猥な水音は更に辺りへと響き渡るようにハッキリと聞き取れる…。
『どうする…俺はどうしたら…。』
迷っている時間はそれほどは残されていないだろう…。決断しなければ…陽子は堕とされてしまうギリギリの縁を彷徨っているのだから…。
【こんばんは…。間が空いてしまってすみません。
急な依頼が飛び込んでしまって掛かりっ切りになってました。
少し手が空きましたので来てみました…。】