2022/06/11 20:18:39
(7Y0mI9pe)
咲夢さん、こんばんは。
気づいてって、お楽しみが何かってことですか??
皆目見当もついてません(汗)
本編です。
車を走らせていると、後部座席で母にアイマスクをかける咲夢さんの姿が、ルームミラーに写る。
笑みを浮かべ、そのまま車を走らせて、結婚式場の駐車場に車を滑り込ませる。
『将君、ここは。。』
結婚式場とは思っていなかった義父が、驚きの声を上げる。
将は、自分の唇に人差し指を縦に当てる。
『さあ、着きましたよ。降りて下さい。お義父さん母さんが降りるの、手伝ってあげて下さいね。』
と言って、皆が降りると施錠する将。
『先行って、受付に言っとくから、ゆっくりと注意してきてね。』
と咲夢さんに言って、建物の小走りで駆けていく将。
受付で
『模擬式と写真の予約していた、山神ですが。。』
「山神様ですね。承っております。ようこそいらっしゃいました。今日も予定ですが、神前の模擬式に続いて写真撮影、ドレスに着替えて写真撮影で宜しいでしょうか?」
『はいお願いします。当人は・・・』
振り返ると三人が入ってきたところ
『今きました。。両親です。』
「了解しました、お父様の新郎用控室へのご案内は当館係員が行います。申し訳ございませんがお母様のご案内、お手伝い願えますか?」
『分かりました。義父とはここで待ち合わせたいのですが・・・』
「了解いたしました。お父様の支度が整いましたらこちらにご案内いたします。」
側まで来た三人。
義父に小声で
『ここからは変わります。お義父さんも用意を・・・』
と義父の用意を係員に託し、母を新婦用控室まで導き咲夢さんに
『じゃあ、俺はロビーにいるから。。後で母さんがどんな反応だったか教えてよ(笑)』
と、咲夢さんに囁き、ロビーに。
暫くすると、紋付き袴に着替えた義父が、姿を現す。
「何か照れるね。。変じゃないかね??将君。」
『似合ってますよお義父さん。もうすぐ母の支度も終わると思いますので、綺麗だよって言ってあげて下さいね。』
二人でロビーのソファに座っていると、新婦様の用意が整いましたと、係員が知らせてくれる。
『用意できたようです。行きましょうか(笑)」』