2013/06/10 18:42:21
(oPdhl2HB)
「ようこそ、我がアルカトラズ へ」
台の上で仰向けに寝かされているあゆむの遥か上の方から、
聞き覚えのある、あの低く太い声が、頭の中でなく、直接耳に
聞こえてきた。
寝覚める前の浅い微睡の中、次々と襲い掛かって来る淫夢と
体に感じる、余りにもリアルな感触、更に頭の中に聞こえてくる
あゆむを嬲る言葉に淫虐され、これまで感じたことが無い程の
深い淫悦と被虐願望の炎に包まれ、もっと嬲られたい、もっと
酷くされたい、と体が求め、全身をくねらせ、波打たせていたが、
いきなり、大きく固く充血したクリトリスを摘ままれ、捩じり上げら
れ、全身を貫かれたような熱悦に、体を硬直させ、甘い悲鳴を
上げた。
そして、あゆむは、その強烈な淫悦と、自らの悲鳴で目覚め、
目を開けた途端、真上の明るい照明に目が眩んだ。
そして、その明るさを遮るように目を細め、視線を周りに這わした。
部屋全体は薄暗く、あゆむが寝かされている台と、その周りだけが
明るく照らされていた。
そして、その台の周りの光芒の中に微かに動く大きな影を見つけた。
(えっ?何? 誰?)
と訝しがり、その全身を確かめるように視線を上げて行くと、そこに
は、トラ皮のパンツと、同じくトラ皮のチョッキを羽織った大男の姿が
あった。
その大男の体が少し動き、再び声が聞こえてきた。
「まずは自己紹介をしよう。私はここの所長のアールだ」
「・・・ アール? ・・・」
あゆむは、まだ何も理解できないまま、この聞き覚えのある声の
主の顔を確認しようとしたが、肩から上は、薄暗い闇の中に溶け
込み、判別出来なかったが、アールが身に纏っていいるトラ皮の
チョッキの隙間から垣間見える筋肉の盛り上がりに目を見張って
しまった。そして、その体の大きさと、その肌の色に。
ざっと見たところ、身長は2.5メートルは超え、体重は200キロ以上
は在りそうだった。そして肌の色は、薄い青みを帯びていた。
(なんなの? こんな大きくて逞しい人間なんて見たことがないわ)
そんなあゆむの驚きと疑問が分かったのか
「そうだな、驚くのも無理はない、俺のようなものを見るのは初めて
だろうからな」
「もう一人、紹介しておこう」
あゆむの腰の横にあった白いカーテンのようなものが、微かに
揺れた。
「そこに居るのは、女医のルビーだ」
「よろしくね」
と少し高めのハスキーな声が戻り、片手で、あゆむの太腿を
ササァ~ と撫で上げた。
白いカーテンのように見えたのは、ルビーが着ている白衣で、
その白衣の袖から伸びた手は、赤銅色で、気のせいか、手首
から腕にかけて鱗のような模様が見えた。
ルビーは見た感じ、華奢な感じだが、それは、あくまでもアール
と比較した上での話で、それでも身長は2メートルを超えていた。
そして、ルビーの纏っている白衣は前ボタンが掛けられてなく、
その空いた隙間から、ヒョウ柄の服が見えた。
あゆむは、太腿を撫でられ、そのひんやりした感触に思わず
身震いした。
(一体なんなの? この巨人達は?)
(それに、トラ皮とか、ヒョウ柄とか着ちゃって、ここって関西?)
(関西の おっちゃんとおばちゃんかいな?)
何て あほな突っ込みをしていたら
「そして、最後に、こいつらだ。 カイ と セル だ」
「おい、挨拶しろ」
と アールの声と共に、再び、あの生臭い獣の匂いが突進して
来て、あゆむの両サイドから、顔中をぺろぺろと舐め上げた。
そう、あの黒い大きな二匹の犬達だった。
その黒い大きな犬は、見た目は、グレートデンそっくりだが、その
大きさは普通に居るグレートデンの2倍くらいは在りそうな大きさ
だった。犬と言うよりは小型の馬位の大きさだった。
「ははは すっかり気に入られたようだな」
二匹の犬達に顔中を唾液まみれにされるあゆむを横目に
「当分の間、ここで働いてもらうつもりだ。いいな」
「期待通り働いてくれたら、それなりの事はするつもりだ」
「で、その内容だが、お前には、ここに収容されてる連中の相手を
してもらうつもりだ」
「ここに収容されてる連中には、強制労働させてるのだが、どうも
働きが今一なんだ。そこで、労働成績の良い奴に褒美としてお前
を提供しよう、って訳だ」
「まあいきなりじゃあなんだからな、慣れるまで3~4日、この部屋で
訓練してもらう」
何の事かさっぱり分からないあゆむの事は無視され
「じゃあ 早速始めようか ルビー」
「そうね、私も待ちきれなくなってるしね」
「カイ セル 下がれ」
あゆむの顔を舐めていた犬達が、まだ名残惜しそうにしながらも
壁際に行き、お座りをして待機した。
「暴れられるのも面倒だから縛らせてもらうぞ」
その途端、別の触手が現れ、あゆむの腕を後ろ手に縛り、胸に
巻付き、そのFカップの乳房を絞り出した。
更に別の触手が現れ、あゆむの両足を大きく広げ、M字開脚に
縛り上げ、固定した。
「おっと、そうだった、お前は、シュロ縄で縛られるのが好きだった
よな」ニヤリと笑いながら言った。
すると、体に巻付いていた触手が、真っ黒なケバ立ったシュロ縄
へと変化し、あゆむの柔肌をチクチクと締め上げて行く。
「それと、好きなだけ暴れ、叫び、抵抗してくれても良いだぞ」
と楽しそうに語りかけるアール。
「まあ、こうして縛られていては、抵抗も出来ないか」
「本当に淫乱なマゾメスだわね。縛られただけで、もう嬉しそうに
体をくねらせちゃって」とルビーがからかう。
「色々と検査させて貰ったが、お前ほど適任したメスは初めてだ」
「そして、興味深いメスだし、たっぷりと嬲りがいがありそうだ」
アールの青い大きな手が伸びてきて、あゆむの頬を撫で、首筋
から肩へ、そして上下に小さく揺れていた乳房へと撫で上げて行く。
一方 ルビーのひんやりとした手が膝から太腿へとゆっくりと撫で
て行く。
(ちょ ちょっと待って なんなのよ、止めて)
(私を褒美に?何の事か分からないし、何をさせるつもり?
まだ何も同意なんてしてないでしょ)
「言っておくが、お前には拒否権もないし、逃げる事も不可能だ」
「諦めろ。せいぜい運命を呪うんだな」
そう言いながら、アールの顔が近づき、長い舌を出し、あゆむの
耳を舐め上げた。
嫌っ っと一瞬 首をすくめ、チラリと間近に見えたアールの顔は、
鬼の顔だった。
大きく裂けた口元からは上下に牙が生え、縮れた頭髪から二本
の赤い角が見えた。
えっ? 何? 鬼? 仮面? 本当の鬼?まだ夢を見てる?
「このメスの蜜は美味しいわね」
とあゆむの足元からルビーの声が聞こえてくる。
ルビーが、やはり長い舌を伸ばし、溢れていたあゆむの蜜を
掬い取って舐め上げた。
思わず体を捩じらせ、逃げようとするあゆむの手と足に巻付い
ていたシュロ縄触手が、それを引き戻すようにギュウッっと閉まり、
あゆむを更に身動きできなくさせてゆく。
後ろ手に縛られているので、あゆむは嫌でも胸を突き出す形に
なり、絞り出され大きく突き出した乳房がユサユサと、まるで誘う
ように揺れている。
あゆむは、眠りから覚め、淫らな夢から覚めた筈なのに、その
淫夢を上回る凌辱が始まった。
嫌ぁぁ 止めてぇぇ お願い 夢なら覚めて・・・
長いレスの割に展開が遅くてすみません。
全身にお仕置き ですか?^^
どんな事が出来るのかな?考えてみましょう^^」