2025/11/01 13:05:31
(783mwU33)
「こらこら…、合格確実は言い過ぎだ。
最後の模試のA判定…、それが出るまでは油断しちゃいけないって何度も言っているだろう…?」
信頼されることも、感謝されることも、もちろん気分がいい。
といっても、こと受験に関して言えば軽はずみなことを言うわけにはいかない。
良くも悪くも人生を左右するイベントの一つであることには変わりない。
志望校に入れば、第一志望の会社に就職すれば、人生が成功だというわけではないが、少なくとも努力は実を結ぶ、と思っては貰いたいものだ。
「といっても、十分頑張っているのは俺も知っている。
それに、最近のテストの出来を見ても、自信は持っても良いとは思っているよ…。」
言うまでもないほどに、努力を重ねることが得意と言える少女。
才色兼備とはこの子の為にある言葉なのではないか、そう思えるほどだ。
それにしても…。
(盗撮…ねぇ…。)
まるで恋人かのごとく、再三に渡ってLINE送ってくる父親。
暇なのか?と突っ込みたくなるほどの過保護具合に、少し呆れすら感じる。
とはいえ、
(さすがに心の内に留めておけよ…、娘の全部が見たい…なんて欲はさ…。)
苦笑いを浮かべながら、包み隠さず本音を漏らす父親の想いにちょっと羨ましささえ感じる。
一通り目を通せば、返事もせずに画面を閉じる。
(どうせ…、また送ってくるんだろ…。
許せない…、か…。
そうだよな…こんな可愛い娘を持ってしまったら…、覗き見られる、盗撮される…なんて…。
許せないよな…。)
本棚が気になる、そんな言葉を口にする少女に軽く首を縦に振って了承しながら、そんな様子を見つめ考えてしまう。
(真琴は、父親と風呂に入ることに嫌はないのか…。
今の子はそうなのか…?それとも真琴が変わってるのか…?)
何気なく、本棚に目を向ける少女の背を目で追ってしまう。
モデル体型…、よりもさらにスレンダーというべきか、陸上の運動量が物語っているその身体つき。
それでいて、しっかり走り込んでいるのか肉付きの良い太腿が、スカートの裾から伸びているのが見える。
「…。」
気づけば立ち上がり、その手には先ほどまで父親とやり取りをしていたスマホが握られている。
心なしかその手に力が入っていたような気がする。
(許せない…ことを…俺がしたら…お前はどう思うんだ…?荻野…。)
別に気配を消すでもなく、そっと近づくでもない。
何食わぬ顔で真琴の背後に向かって歩き、
「何か気になるのか…?」
しかしいつもより少しだけ近い距離感…なのは、身体ごと振り返らせないためか。
そう…、その手に握られたスマホのカメラレンズが、僅かに少女のスカートの内側に入り込んでいたから。
高鳴る鼓動。
父親から溢れんばかりの愛を注がれている少女を汚すような行為。
男は今までに感じたことのない興奮を…抱いていた…。
【承知いたしました。
迷惑だとは思っていませんので、お気になさらず。
ただ、待ってていいのか、そぐわず放置されたのかわからないままというのももやもやするなと思っただけですので。
目安程度に1週間以上お返事がない場合は、終わったものと思うようにしておきますね。
展開の補足に関しては承知いたしました。
スマホ以外での盗撮の件に関しては、さすがに日が変わらない限り難しいと思うので後々、と言う事になりそうですね。
精液混入ん関しても同様でしょうか。
盗撮の衝動にかられたその日に行動で来てしまったら、もはや変態を越えて異常者…。
まぁ、盗撮をする人間も十分異常者ですが…。】