（すげぇなあそこを触っている画像だよ。めちゃエロいな）

そんな事はないよ。私だって性欲があるよ。いつまでも女として見て欲しいよ。だから響子もそんな事を言ったらダメだよ。私が男ならしてあげたくなるよ。でも響子、段々とエッチな姿になって来たね。私もあそこが濡れて来ているよ。

「響子の画像を観ながらオナニーを始めた。」

響子のエッチな写真を見ていたら私もあそこを触ってしまうよ。だから今、下だけ全部脱いでしているよ。
今日はストレス発散で響子も脱いでみてよ。最初は恥ずかしいけど段々と慣れて癖になってくるよ。

（もっとエッチな姿を見せてよ。会ったときどんな顔をするのかな）

古くからの友人で、何度となく愚痴をこぼしてきた久美子だからこそ言えた言葉。

その久美子から大丈夫だと言われてホッとすると共に、お酒の酔いに任せて大胆な話になっていく…。

《年下か…。そうだよね？年下の男の子に触られるなら大喜びだよね？（笑）
えぇっ…久美子も…一人で…!?》

つい久美子《も》と言ってしまう。

《うん…私も一人でするよ…？女だって欲求不満…あるもんね…。》

ついに一人で慰める事を他人に話してしまった。
それは恥ずかしい事で隠しておかなければならない秘め事のはずなのに、つい正直に話してしまった。

セクハラ上司の事を言われ、ドキッとしてしまう。
メールで愚痴をこぼしながらも、いつの間にかあの上司にセクハラされることを頭の中に浮かべていたのだから…。

《やだっ…恥ずかしい…。》

送った下着の画像を見て、濡れてると指摘されてしまうと顔が真っ赤になるほどの羞恥が込み上げてくる。

しかしながら私のそんな気持ちを察したのか、相手も自分が濡れていると告げてくれて気持ちが軽くなる。

《ホントはね…今の格好みたいに…あの上司にスカート捲りあげられたら…って思ったら…なんでだかわからないけど…身体が熱くなっちゃって…。
ホントはイヤなのに…でも…こんなふうに捲られて…下着の上からお尻を撫でるたらって思ったら…。》

指摘されたことに動揺しながらも、ストッキングを膝まで下ろし下着の中心を指でなぞってみる…。

僅かに指先に伝わる濡れた感覚。
その姿でさえあの上司の行為によって晒された姿であると妄想してしまう。

《ねぇ…久美子…。私って…スケベなのかな…？
久美子に言われてドキッとして…でも…。
あの上司にこんな姿にされたら…こんな事されたら…って…思って…触っちゃってる…。》

スカートを捲り上げたまま、膝までストッキングをおろし、濡れた下着に指を這わせる姿を写真に撮り送ってしまう…。

大丈夫だよ。私だって少しは触って欲しいときはあるけどそれは年下だけどね（笑）だけどこんな格好とかは響子だけだよ。他の人には見せないけどね。

（もう他の人に見られているけどね。旦那にもみてくれないって勿体ないな。俺ならずっと見て上げるのにな）

「お酒が入り少しずつ過激になって来ていた。」

最近セックスレスなっていつも一人でしたりするんよね。響子も一人でしたりするの？

「少し間があきメールが届いた」

やっぱり響子もしたりするんだね。もしかしてセクハラ上司の事を思って触ったりしているのかな

「また少し間があきそこには少し濡れている下着の写真だった。」

響子、少し濡れているよ。スケベだね。実は私も濡れているんよ。

「加工した濡れた下着」

（最近の加工は結構リアルだよな。保存しとくかな。）

スカートを捲り上げた姿を写真に撮り、女性とは言っても知り合いに送るなんて…。

きっと酔のせいだと思いながらも、頭の中にはあの上司にスカートを捲りあげられる妄想を繰り広げてしまった私は、写真を撮り終わってもそのスカートを戻すことはなく、捲り上げたままメールを続けていた。

《久美子の下着はエロいよ…。そんな下着はいてるなんて思わなかった…。
その下着なら…外に干したら盗まれるんじゃない？》

相手を持ち上げつつも、私だって…と言う対抗意識は更に膨れ上がってきてしまう。

《そう…この下着をね…？スカートの上から…撫でられちゃうのよ…。
もう…ヘコむよね…。
よりによって脂ぎったオジサン上司にだからね…。》

言葉では嫌悪をあらわにしてみても、頭の中には目に映るような姿をさせられている自分の姿を思い浮かべ…。

《久美子…そんな格好で飲んだりするんだ…。私は…しないかな…。
もちろん旦那なんかにそんな格好は見られたくないし…。
うん…スケスケ…。女の私が見てもドキドキしちゃうよ…。
黒とかピンク…？持ってはいるけど…若い頃に買ったやつね？
今は履くことないなぁ…。》

「久美子も…不満が溜まってるんだ…。
旦那さんに相手にされなくて…職場でも地味だと思われて…。
私はセクハラされるだけマシなのかな…。」

知り合いから誰からも相手にされない寂しさを感じ取ると、私の方がまだ…そんなふうに思ってしまう。

《久美子も？うちもしてくれないよ？
帰りはいつも日付が変わってからだし…疲れてるって言ってすぐに寝ちゃうから…。
だからって…あの上司に触られるのはね…。》

メールの内容は正気の時であれば欲求不満を表したものだと言うことはすぐに分かる。飲んでなければこんな話はしなかっただろう。

「やっぱりどこの家も一緒なんだ…。40にもなると…旦那は女として見てくれないのよね…。」

寂しさを表したようにため息混じりに呟く。
と同時に俯いた私の視線に下着が剥き出しのままの姿が映り、頭の中には再び…あの上司が…。

《あんまり旦那がかまってくれないからさ…。実はね…今…。》

言いづらそうにそこまでのメールを送ると、深く呼吸をしてから続きのメールを…

《スカート捲った写真を送ったじゃない？今ね…まだそのままの格好なの…。
その格好を見てたらね…あの上司にスカート捲られて…こんな格好にされちゃったら…って思っちゃった…。
最悪なのに…そんな事は嫌なのに…。
旦那に見向きもされないから…せめてセクハラでも女として見られてるのかな…？とか思っちゃった…。》

ストレスの原因は、きっとそこにあったに違いない。
それに気づかないまま、今の心境を告白してしまう…。

（加工した下着の写真を送ったらちゃんと下着の写真を送って来たよ。しかも結構可愛い下着だな。）

私の下着そんなにエロいかな？でも響子の下着も可愛いよ。その下着の上からキモい上司に触られるのが嫌になるね。若い人なら少しならいいかなっと思ったりするよね。

（この人、スーツでパンストで白パンとかそそるよ）

たまにはこんな格好とかして飲んだりしているよ。響子はこんな格好とかしないの？旦那がいたらできないけどね。この下着そんなに透け透けかな？たまには黒とかピンク色の下着とか履いてみたいけど私には似合うかなとたまに思うんよね。

（結構エロい話を普通に出来るな。ならもう少し攻めてみるかな。）

最近、旦那もしてくれないんよね。響子の方はどうなの？夜の方はしてくれたりするの？

（こんな事を書いたら向こうも気づくよな）

ほろ酔い気分で普段なら決してしないような話までメールしてしまう。

それが欲求不満だと言うことを認めたくない気持ちを隠して…。

《やっぱり下着は部屋の中だよねー？
盗られないとしても見られるのだって恥ずかしいしさぁ…。》

「よかった…久美子も部屋干しなんだね…。私だけが気にしすぎてたのかと思っちゃった…。」

知り合いもやはり同じ感覚だったと言うことに安堵した私は、メールで挑発するような言葉を送られて、自分の下着姿を想像してしまう…。

しかも…あれほど嫌がっていたセクハラの光景…イヤらしい下着を着けていながらにセクハラされる自分の姿を思い浮かべてドキドキしてしまった…。

《久美子はおとなしい奥様って感じだからエロい下着なんて干してたら持っていかれちゃうよ…きっと…。》

褒められた事に喜びを感じた私は、一応相手を持ち上げるような言葉を送ってみる。

《スタイル…んん…若い頃から変わってはないけど…。やっぱり若い子には負けるわよ…。
セクハラされた時とか私がエロい下着を着けてるって…バレるのもねぇ…。オバサンが色気づいてるって笑われちゃうよ…。》

一応謙遜してみせるものの、頭の中ではあの上司のセクハラがエスカレートしてスカートを捲りあげられてエロい下着がバレてしまう光景を思い浮かべてしまう…。

《えぇ!?久美子大胆!!
地味とか言っておきながら…久美子だってエロい下着履いてるじゃん…！》

送られてきたメールの画像には下半身に下着しか身に着けていない姿が…。

「地味って言いながら…このパンティ小さ目だし…レースって言うか…結構スケスケじゃない…。」

若い子が身につけるような小さな下着。
フロント部分はレースのように見えて、その奥が透けて見えるようなセクシーなものだった。

「こんな下着を…コレでセクハラされたら…。」

再び頭の中にセクハラの光景が浮かび上がり、お酒のせいだと思い込んでいても、身体が熱く火照るような感覚が…。

「久美子が送ってきたんだから…私も送らなきゃダメかな…。」

帰宅した直後にメールを始めた私は、まだ通勤用のスーツを身に着けていた。
急いで脱ごうとも思ったが、頭の中にはあの脂ぎった上司にスカートを捲りあげられる妄想が広がってしまい、それを思い浮かべながらスカートを腰まで捲り上げた。

《久美子みたいに大胆な下着じゃないけど…。
今日はこの下着をスカートの上から上司に撫でられたのよ…。》

何の変哲もない白い下着。知り合いのものよりは少し下腹部を隠す面積が多い。

レースとリボンはあしらわれているものの、透ける感じはどこにもなく、ストッキング越しに肌に張りつくような画像を送る。

「まぁ久美子なら…こんな写真悪用することもないし…。
少しくらい大胆になってもいいよね…？」

自らを写真に撮り、他人に送ることなど考えられなかったが、知り合いからその姿を晒してきたことに対抗意識みたいなものが芽生えたのかもしれない。

「久美子がこんなにセクシーな下着を履いてるとは思わなかったな…。
私ももっとセクシーな下着…履かないとダメなのかな…。」

（下着の話をしたら結構エロい事を書いてくるな。）

そんなエロい下着は似合わないよ。昔ならTバックとか興味があったけどね。ちゃんと下着は中で干しているよ。でもエロい下着を干したら取ってくれるのかな？

（まぁ、普通は下着とかは中で干すよな。）

響子も今、お酒を飲んでいるの？実は私、お酒を飲んでいるんよ。旦那がいなしたまにはいいかなと思ってついでにズボンも脱いじゃった。（笑）響子もエロい下着とか履いてみたらどう？響子ならスタイルもいいからエロい下着とか似合うよ。

私の今の格好だよ。「加工して送った。」

（顔ならすぐにバレるけど脚とか下着ならバレないだろうな。お酒を呑むと変わると言うけど本当かな？まぁ俺はまだ呑めれないけどな。）

やはりいつもより早くメールが返ってくる。

「久美子もストレス溜めてるんだろうなぁ…。」

食い気味にメールを返してくる知り合いに同情するような気持ちが芽生え、いつもよりも踏み込んだ話をするようなメールが続いていく…。

《そうそう…せめて年下の男の子とかならねー。脂ぎったオジサンに女として見られるのは勘弁してほしいな…。
久美子は地味っていうか…おとなしい…？真面目…？に見えるからね…。》

地味に見られているよりは女として見られている自分の方が優れているような感覚が芽生える。

《若い子はいいよね…。ブラウスとかからブラが透けて見えても気にしないのかな…？
周りの男性社員は陰で今日は黒だとか…コソコソ噂してるのにね…。》

まだ若いなんて言われて、頑張っていこうって言われて、そうなのかな…？40ってまだ若いのかな…？なんて気持ちになる。

《久美子だって陰ではコソコソ噂されてるのかもよ…？
スカートに下着のラインが浮いてるとか…言われてるのかも…。
下着…買いに行くの…？もしかしてTバックとか!?
旦那さんを誘惑するのかな…？それとも…下着泥棒…？》

長くなりつつあるメールのやりとりの間に、いつもはあまり口にしないお酒をチビチビと飲みながら、普段なら言わないような話まで始めてしまっていた。

「下着泥棒かぁ…。まさか久美子…ホントは下着泥棒に盗まれてたりしてね…。」

《うちの方では下着泥棒なんて聞かないなぁ…。まぁ外に下着を干したりしないから被害はゼロだけど…。
久美子はどうなの？夜、外に下着を干したりしてる？
新しく買ったセクシーな下着なら盗んでくれるかもしれないよー（笑）》

酔いが回ってきたのか、余程ストレスを溜めていたのか…それが欲求不満などということを認めたくなかっただけなのか…。

次第に話は卑猥な方向へ脱線し始めていく…。

（本当にストレスが溜まっているだな。）

それは、本当にウザいよね。若い人なら少しは我慢が出来るけど脂っこいキモい人はかなり嫌になるよね。でも私も、会社では少し地味って言われているよ。若い女性の下着を見ていたら私も下着とか気になっているよ。今度、下着とか買いに行こうっと思っているからね。でも40歳は、まだまだ若いよ。頑張っていきましょう。

（でもこの人は仕事とか家庭で頑張っているよね。キモい上司は腹が立つよな。しかも旦那も旦那よな。またメールが来たよ。しかも下着の事を書いているよ。マジでどうしよう。）

別に旦那に下着とか見られているけど知らんぷりだからね。地味だけど前は結構見ていたよね。と思ったよ。本当にこっちの旦那もはぁっとなるよ。あと下着で思い出したんけどこっちの方、下着泥棒が出たみたいよ。響子の方は大丈夫なん？まぁ私の下着を盗む人は居ないけどね。

（まぁ下着泥棒なんて嘘なんだけどね。下着の写真とか送ってみたらどうなんだろうね。）

と思いつつメールをしていた。

いつもなら暫く経たないと返信が来ないはずなのに、今日は何故か早くメールの着信音が鳴った。

「えっ…!?早っ…!?」

いつもの愚痴メールは、返事を待つ間に少し落ち着いてしまう為に、メールのやり取りは長くは続かない。

それなのに今日は…ストレスが膨らんだままにメールを続けてしまう…。

《若いからって…私、40だよ？周りでチヤホヤされてる女の子なんて20歳そこそこだし…。それに比べれば私なんてオバサン扱いだしさ…。》

そうメールを送るとすぐさま久美子からのメールの言葉が気になった。

「久美子はセクハラとか無いんだ…。」

知り合いが触られていないにもかかわらず私は触られている…。

まるで触られている事を羨ましく思っているような文面に、ほんの少しだけ優越感みたいなものを感じてしまい…。

《いやいや…触られたって嬉しくもなんともないよ…？
脂ぎったオジサン上司にネチッこくお尻撫でられたってねぇ…。キモチ悪いだけだよ…。
久美子は触られてないなんて幸せだよね…。いい職場で羨ましいよ…。》

そんなメールを送りながら、今日もお尻を撫でられた光景を思い出す。
ゾクッとするような嫌悪感と共に、知り合いに対する優越感が何故かドキドキし始めてしまう…。

【NGは…特にはありませんが、あまり高圧的な言葉は苦手かもです。】