2022/05/12 21:51:51
(enUt14UG)
将さん、こんばんは、お疲れさまです。
今朝、本当に眠たくてたまりませんでした。
早寝しようかと思ってますがいつもと変わらない時間に就寝すると思いますが……。
本編です。
中央のカーペットが敷いてある読み聞かせコーナー。
「可愛らしく飾り付けされてるのですね。
寮生活で下級生のお手伝いをさせてもらっていたので読み聞かせも出来ます。」
『飾り付けは城井さんがしてくれたんだよ。
寮生活?あ~、聖女は特別な理由がない限り寮生活だったね。』
「はい、そうなんです。
大学生になる年に退寮をする事が決まってまして。」
ロッカールームの話になると。
「制服着てお仕事ですね。
みやびさんから洋服のサイズ聞かれました。」
ニコッとした笑顔を副店長に向けると副店長は照れた様な困った様な顔をする。
『(美少女って聞いてたけどここまでとは思わなかったよ。
しかもスタイルもいいし…、マジで店長にセクハラされるんじゃねぇかの?
いや、下手にセクハラするよりもっと巧妙にしそうだな。)』
副店長の心配は杞憂で終わらなかった。
副店長前田さんがタイムカードの説明をしてくれるが咲夢はタイムカードを知らない。
兄さまも傍にいる、怖くない。
「……副店長、私、タイムカードが何かを知らないなです。」
『そうか、知らないのか。(聖女の寮ってそんなに厳しいのか?)
そうか、そうなんだね、タイムカードとはね………。』
咲夢の知らない事を教えてくれた。
店員用の通用口から入ってタイムカードを押す。
それを考えるだけで大人みたいと兄さまの顔を見上げる。
「今日、お聞きした中でわからない点はタイムカードの事だけでした。
あとはお仕事をしながら教えていただけると有り難いです。」
『初めて働くんだから知らない事は知らないと言ってくれて構わないんだよ。
質問がなかったら今日はここまでです。』
「お時間お取りいただいてありがとうございました。」
副店長にお礼を言い、正社員、アルバイト従業員に挨拶をしてから宮園書店を後にする。
「将さん、なぜ前田さんは店長さんがいらっしゃらない間にお店の事を知っていたほうがいいと仰ったのでしょうね?」
思い出したように質問したい事があると兄さまに伝える。
「もしまた人に聞かれたら困る様なことだったら大変なので咲夢のお部屋でお聞きしてもよろしいですか?」
手を繋ぎ駅まで歩いてきていた。
宮園修志はどんどん悪人になっていきますね。(兄さまと咲夢が悪人に仕立ててるんですけどね。笑)