まず、夕紀の目に入ってきたのは、斉藤先生の全裸姿だった。
夕紀は部屋の隅に目をやると斉藤先生の服が少し残っているが、少なくともこの部屋を出たときには下着とかは身に付けていたはずだから、それらは身に付けてこなければ普通はおかしいはずである。

佳史が、無表情な斉藤先生に向けて
「残念ながらこちらの勝負は本多先生の勝ちということでした。これで、斉藤先生も勝っていたならば、ﾔｸｿｸどおり孕ませ会は解散になりますが、いかがでしょうか？」と告げると、斉藤先生は無言のまま、佳史と夕紀の前くらいに近付き、立ったまま腰を前に突き出すと、指でオマンコを拡げる。

そして、オマンコから、大量の精液が床に垂れていくのが夕紀の目に入る。

夕紀が斉藤先生の顔を見ると、これまでの斉藤先生とは明らかな別人のように、発情した牝の顔になっており、夕紀には金曜日の斉藤先生の様子がフラッシュバックする。

「本多先生、ぶじに退会できそうでよかったわね。でも、私は負けてしまいごめんなさいね。このとおり、たっぷり生ハメ、中出ししてもらったの。時間があまりなかったけど、5～6回は中出ししてもらったわ。まあ、その倍くらいはイッてしまったのだけれども」とひどく妖艶な顔をしながら、嬉しそうに報告していく

「んおっほおおおぉっ……!!」

子宮口を叩く射精の勢いに、ゴムが破れたと感じる夕紀。
けれどその快感は強烈で、絶望しながらも激しい絶頂を迎えます。
ベッドでグッタリしていると、頬に縛ったゴムが飛んできて、とにかく中出し懇願も本当の中出しも無かったことに安堵します。
……もっとも、心のどこかで空しさも覚えていたのですが。

「ええ、きっと斉藤先生も耐えたはずだから、これで『孕ませ会』も解散ね。
……あ、噂をすれば！」

ベッドに体を沈めながら杉浦くんと話していると、音を立てて開くドア。
期待の笑顔で斉藤先生を迎えますが、その顔はすぐにひきつってしまいます。

射精とともに、夕紀の子宮には精子が打ち付けられる感覚が始まる。
そして、「本多先生のオマンコの中での中出しは最高に気持ちいいですよ、射精の感覚が地かに伝わってきているのでしょう」という佳史の言葉も合わさり、夕紀はゴムが破れ、中出しされたと実感させられるものの、諦めか快楽か、どちらかはわからないが、抵抗せずにイキながらそれを受け入れる。

そして、射精が終わった頃に、夕紀は実はゴムが破れていなかったことに今更気付くが、そのときには佳史は肉棒を引き抜き、これまでと同じようにゴムを外して投げ捨てていた。

「ゴムは破けなかったようですね、本多先生。というかそんな簡単に破けていたら欠陥商品になりますからね。本多先生にこんなはったりで揺さぶることができるとは思っていませんでしたよ」と小馬鹿にしたように見下した目を一瞬させてから、続いて残念そうに
「でも、結果としては私の負けになりますね。残念ですが、少なくとも本多先生の脱会を認めざるを得ませんね。あとは斉藤先生の結果次第ですが・」と言ったちょうどそのとき、ドアが開き、孕ませ会のメンバーと斉藤先生が部屋に入ってくる。

「おぉあぁ……杉浦くんのアレ、また出すのね。」

蕩けた声で、杉浦くんの射精の予兆を察知したことを告げる夕紀。
女性器の中で男性器が膨張する……それは私にとっても心地よい感覚です。
けれど、次に続く言葉に、血の気が引きます。

「ええ!?
ダメよ、そんなの!!
困るわ……あっ…あっ…あっ……………」

薄いゴムが破れるなんて、ハッタリのようにも思えます。
そんな脆弱な商品が販売できるなんてあり得ないし、万が一販売されてもクレームの嵐で自主回収されるような世の中ですから。
でも、本当に破れでもしたら…このゴムの薄さに危機感も覚えますが、それは絶頂直前で中断するということ！
今の快楽漬けの私の頭では、それを決断することもできず、
「抜かないで。」
「射精で破れるかも。」
「困るわ。」
「じゃあ抜きます？」
「それも困る。」
「じゃ破れでも中で射精…」
「だから困るの……」
と、何を言われても「困る」と、思考停止して混乱した状態。

それに自分自身気づき、何も言えなくなった辺りで杉浦くんの『中出し』宣言。
私にできるのは、もうゴムが破れないことを祈るのみでした。
しっかり腰を振りながら、杉浦くんの男性器が痙攣を始めると、私の両足もベッドから浮き、ピンと伸ばして震えます。
そして官能に染まった声で高らかに宣言するのでした。

「ああっ……困る、困るわ！
でもイク！生徒に中出しされて、イッくうぅぅっっ!!」

背骨が折れるかと思えるほど反らせての絶叫。
決して『中出しを求め』てはいませんでしたが、実質的には私が堕ちたことは明らかでした……………

佳史が時計を見ると、残りは5分をきっていた。
佳史は、三度射精前の肉棒の肥大化を始めながら、夕紀の耳元で
「本多先生とする、本当のセックスが気持ち良すぎてまたまたイキそうになってきましたよ。このまま、中出ししようかと思いますが、今着けているゴムはとても薄いので私の大量射精によって破れてしまうという事故が起きてしまうかもしれませんが、肉棒を抜いた方が良いですか？」と抜くつもりはさらさらないような感じで、このまま中出しする気満々でピストンを続けていく。

夕紀が快楽により、冷静な判断ができずに戸惑っているところ、どんどんピストンをしていき、射精前の固い肉棒で子宮にどんどん快楽を上書きしていく。

「本多先生、抜かなくていいようなので、このまま中出ししてかまわないですよね？本多先生の子宮に強い雄の精子をたくさん満たしてあげますからね。子宮を拡げて全部受け止めてくださいね」と言いながらラストスパートを始めていく。

腰が浮かび上がるほどのやらしいピストンも完全に受け入れたかのように夕紀も無意識に身体を動かし、そして佳史の射精が始まる

「おほぉ！
…わかってるわ、でも、『孕ませ会』っていう形がなくても、本当のセックスは教えてもらえるでしょう？
だから、こんな大規模な形じゃなくても……んおお!!」

今の快楽に溺れた夕紀の頭では、斉藤先生を裏切らず、本当のセックスを失わないための妥協案として、それしか思いつきませんでした。
形式上『孕ませ会』を解散させる、その代わり元会員達の個人としての性交に口は出さない…もちろん、正気に戻れば一蹴するような発想でしたが。
そしてそんな浅はかな考えさえ杉浦くんに否定されてしまいます。

「ええ、悟さんのセックスは弱いもの。
でも、『孕ませ会』なんて、認めるわけには……ああっ……そこいい!!」

奥を突かれるたびに幸せそうな叫び声をあげる夕紀。
もう全面的に『孕ませ会』を肯定してもいいように考えてしまいます。
そして返事さえ面倒になり、ひたすら腰を振ります。

「ええ、たしかに本多先生のいうとおり、セックスは孕ませ会以外にもできるかもしれません。ただ、本多先生のところのように本当のセックスに恵まれない女性に本当のセックスを提供してあげることはそんなにおかしいことですか」と夕紀のところが本当のセックスが今後も見込めないことを前提としながら質問していく。

佳史は夕紀の背中側から両肩に手を回しさらに身体を密着させ、子宮に刺激を与えていく。

「本多先生も、本当のセックスがしたいときに旦那さんに気兼ねなく、気軽な気持ちでセックスできる場所があったらいいなと思いませんか？我が会はそういう女性のために存在しているのであって、私たちの性欲を満たすためにあるのではないですよ」と目がトロンとして、肉棒が当たるたびに卑猥な声をあげている夕紀に対し、孕ませ会の正統性を説いていくと、今のセックスで感じてしまっている夕紀自身の姿と重ね合わせて思考を誘導させていく

「……偽物…セックス……………」

杉浦くんの言葉で、これまでの良識が侵されていく夕紀。
今の『本当のセックス』が非常に尊いと考えてしまうのです。

「ええ、そうかもしれない。
でも、『孕ませ会』がなくてもセックスはできるのよ……はあぁ……………」

子宮の快感を覚え、性欲だけのセックスの虜になりつつある夕紀。
腰を振り悶えながら、杉浦くんに答えます。
まだ辛うじて『孕ませ会』を解散させるという考えは保っているものの、その志は露骨に後退してしまっているようでした。


（ありがとうございます。
どうやら私の考え（の一部）と、そう大差は無さそうですね。
私と杉浦くん、どちらが後日声をかけるかくらいの違いで。
では杉浦くんの方向性で了解しました。）

「ようやく、先生も本当の雄と牝のセックスがわかってきてくれたようで嬉しいですよ、でもまだまだいろんなことを知って欲しいですね」と言いながら、Gスポットと同様に弱点と化した子宮口をピストンにより刺激していく。

「本当のセックスの前では、偽物のセックスなんて、意味もないし愛も感じないと思いませんか、本多先生？ただ、肉棒入れて動かしてるだけじゃ時間の無駄だと思いませんか」と教師らしさも妻らしさも欠けた女の耳元で言葉を囁いていくと、夕紀は目の前にいる佳史から、「自分の教え子」という要素がドロドロと溶けてなくなっていく。


(今後の展開についてはこんな感じで考えていました)

三回目のセックス後、時間がきて、夕紀はギリギリのところで生ハメのおねだり回避。
佳史から、夕紀の脱会は認められる。
しかし、圭はとっくのとうに敗北しており、帰り支度をする夕紀のそばで生ハメ、中出しを見せつけられる。
なお、圭が今回の件をどう考えていたか、どう敗北したかはこのときに圭から説明する予定です
そして、後日、(欲求不満状態になっていて)呼び出された夕紀は佳史からある提案をされる。
という感じです

「ああっ……好き…奥をズンッ、ズンッって突かれるのが、気持ちいいのおぉっ!!」

さかりのついた女教師は、自分の子宮が下がり、より子宮の快楽を得やすくなっていることにも気づかきません。
生徒の、力強く深い突きの一回一回を、悦び叫びながら受け入れるだけ……

「おおっ！ああん!!
ええ、強いオスのセックスがわかってきたわ。
これが本当のセックス…悟さんじゃできない、オスとメスのセックス……ああっ！奥がいいのぉ……………」


（今後の展開なんですが、私の中でのイメージをいくつかあげてみます。
もちろん不確定です。

もしこのまま墜ちていくとしても、まだ私の中には斉藤先生への信頼や義務感があります。
斉藤先生が4Ｐに悦んでいる姿や声を見せてくれれば一気に心の支えが崩れてしまうのでは…と。

また、斉藤先生はいつの間にかセックス勝負の条件を歪められ、
二人とも中出しを一時間拒めば『孕ませ会』解散）→一時間の内に3人に膣内射精させなければ『孕ませ会』からの追放
と思い込んで必死に腰を振っている……なんて言うのは少し私が暴走してますね。w

あるいは、一度は私が時間一杯耐えきった場合。
結局斉藤先生達が『孕ませ会』に残って楽しんでいる様を横目に、疼くようになってしまった体をもて余す私。
せっかく解放されたのに『孕ませ会』を白日の下に晒せず、自慰や夫の不完全燃焼なセックスでは耐えきれず、１週間後に再び旧校舎の門を叩く……

他にも、実は斉藤先生は本気で『孕ませ会』を何とかしようとしていたのに、私が足を引っ張ってしまう、などいくつかイメージしたりしています。

どんな方向に行くのかはお任せします。
とりあえず、単純に堕ちる以外の方向性もあり得ると言いたかっただけなので。
（もちろんこのままあっさり堕ちるのもありです。）
）