---18:04…「…ありがとうございました。肌の調子、上がってきましたね!この調子で頑張りましょう! 又のお越しをお待ちしております。 …ふうっ…」・・・「お疲れ様~うん!また明日ね~…」夕暮れ時、杏那はその日最後の客を見送ると同僚へ別れを告げ、クリニックを後にする。女性専用の美容クリニックに勤めており、受付を担当している。エステティシャンではなく専門知識も殆どない立場ながらも、人当たりの良さと包み込むような優しい接客が定評で、今ではクリニックにとって必要不可欠な人材になっていた。ピピッ! ガチャッ… ズッ…「ふうっ…もうこんな時間か…拓海から連絡来てるかも…」カチャッ…【「いいね」が52件届いています。[盗撮マッチングアプリ]】「?……あ、そっか!アプリ登録したんだった。52件!?そんなに!?」車に乗り込みふとスマホを開いた杏那は今朝の出来事を思い出す。半信半疑で仕事に集中していた為にすっかり忘れていたのだ。【祐樹 30歳 会社員 初めまして。祐樹といいます。 とても綺麗な方で目に留まり、それとはギャップのある非日常なお写真に思わず惹かれ、いいねを送らせていただきました。 光り輝く真っ白のパンティーがあんなさんによく似合っていますね。お隣の男性は息子さんでしょうか? こんなに綺麗なお母さんのスカートの中を覗けるなんて…凄い優越感です。なんか、息子さんに勝ってしまった様な… 良ければお話したいです。よろしくお願いします。】「年下の人か…綺麗か。ンw嬉しい(笑) うわ…恥ずかし……わかってたけど実際に言われると…ホントにあれを見たんだ… 優越感?…勝つ?…」【健司 51歳 自営業 初めまして。 スタイル抜群の逆さ撮り写真に即いいね押してしまいました。 長い脚…しっかりとした太もも…上向きの大きなヒップ…ホントスタイル良いですね。 色気漂う股間にぴったりと張り付く純白のパンティー…ホント堪りませんでした。 それとなんと言っても息子さんの存在…それが正直一番…(汗) 是非末永くお付き合い願えればと思っております。 遅くなっても構いませんのでメッセージお願いします。】「ン…ほんと恥ずかし…なんか品定めみたい……まあ、悪い気はしないけど…恥ずかしい… ? この人も?…拓海の事を言ってる。存在?…」【翔 28歳 会社員 何でも話聞くので僕に相手させてくれませんか?即行で抜いてしまいました…こんな綺麗な人の… お尻の食い込み…最高でした。】「食い込み?…うわ…」【けんご 24歳 フリーター マジ犯したい…】「ん…」【淳 25歳 自営業 初めまして。よろしくお願いします。 わかっているとは思いますが…おかずにしてしまいました…めちゃくちゃ興奮して…あんなに脚を開いて…
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「ん…?」夕方過ぎ、アプリからに通知がポップアップする。基本的には男からメッセージを送りっぱなしの状態になってしまうことが多く、アプリからの通知などほとんどないのが普通。もちろん、サイトからの通知は煩わしいだけ。個別のメッセージ受信の通知だけにしている者が多いだろう。(返事…来たな…。やはり馬鹿な女…は実在するんだ…。いつもそう…。どうせ外では真面目、そんなこと興味ありません。むしろ、汚らわしい…ありえない、とか言ってるんだろ…?)これはどの女がメッセージを返してきても感じる感情。しかし、今回は少し状況が普段と異なる。「問題は…、この人が拓海の母さんなのかどうか…ってことだ…。」そう、相手が友人の母親である可能性が今回はあるのだ。実際に面識もある。といっても、挨拶程度だが…。無論、こんなサイトに登録しそうな雰囲気など、その時は微塵も感じない。返事を得た今この瞬間も、境遇が近いだけの別の女だと思っている気持ちの方が強い。それでも…、確認しなければ…つまらないという物だ。とはいえ、露骨な問いかけは不味い。もう少し色濃い接点を持ってからでなければ、早々に気取られて確証を得る前に消えてしまうのがオチ…。「まずは少しでも興味を持ってもらわないと…だな…。これが本当に拓海の母さんだったなら…。」歪んだ性癖。自分を捨てた母親を心から憎んでいる。しかし、それと同時に仲の良い母親を持つ友人を、あるいはできた母親だと感じる周囲に対して、妬ましく思ってしまう自分がいた。そして同時に抱く感情。(どうせみんな同じ…、皮をひん剥けばどいつもこいつも変態なんだ。照明してやるよ…。)そんな風に。『お返事ありがとうございます!まさか返事を頂けるなんて思ってなかったから、ちょっとどんな気持ちで居たらいいかわからなくなっちゃって…。すいません、ガキっぽくて…。分からないなりに、相手を意識して行動できるの…素敵だと思います。スカートの中が見やすいように、してくれたんですよね…?覗きやすいように…。オナニー…、はい…しました…。ダメだったでしょうか…?気を悪くしてしまったのなら、申し訳ありません…。我慢…できなくて…。息子さん、大学生でしたよね。気になった…、というのは、息子さんも盗撮を…?でも、気持ち…分かります。覗きたくなるんですよ…、特にあんなさんみたいに、配慮を感じる女性。包容力というか、優しい感じがにじみ出ているような女性の…スカートの中…。息子さんも…そうかもしれませんね…。そうだったら…ショックですか…?でも、優越感は確かにそうかもしれない。大胆にはなれないかもしれないですが、息子さんに下着姿を見られることはありますよね…?たぶん。そこは羨ましい…と正直思いますが…、同時にそれがあるからこそ、あんなさんを「覗く」ことはできないんだ。見せても、見られても良いモノを見ているのと本当は隠さなきゃいけないモノを覗き見るのとではわけが違う。僕は…、息子さんやお友達が知らない、あんなさんを…覗きたい、んです。』「ふぅ…。」
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