イメプレ
1:佐久間スポーツジム
投稿者:
亮平
◆GLvqrwKyXs
2025/07/07 00:51:58(sEz/5txh)
「ああ、あのなんとかという新素材でできたってやつか。その方向で調整しといてくれ。あの二人を広告塔にして宣伝討てば、特別会員も増えるかもしれんしな。」
「後のことは堂本と黒木に頼んだぞ。随時報告だけはしてくれ。じゃあ今日はここまでで。会長私はちょっと出ますんで・・・」
そう言い残すと会議室を後にして社外へと出ていく亮平。
会長の光一も出て行き二人残された堂本と黒木。
「社長も思い切ったなあ、一気に二人も採用するなんて。」
特に黒木に聞かせるつもりでもなく、独り言ちる堂本。
「あの二人甲乙付け難かったですからね。黒木心の声:あの小娘、どうしてやろう…楽しみにしてなさい。今度会うのは研修の時か…何か面白い方法はないものかしら…」
黒木が考え込んでいると堂本が
「黒木さん、講習の日程決めとかは、改めて。ちょっと残務が立て込んでて…デスク戻って処理しますんで、すいませんけど電気と空調消すの宜しくお願いしますね。」
「分かりました。お疲れ様です。」
そう言い会議室を後にする堂本、一人残される黒木。
「新しいウェアと水着かぁ……そうだ、よりよくフィットさせるため細かい採寸が必要とか言って、研修室で全裸にひん剥いてやろうかしら。流石に男の目の前ってのは不味いけど。それにウェアのメーカーの人、今度面白い素材出たんですよって言ってたっけ。確か角度によっては透けて見えるとか。名刺貰ったから聞いてみようかしら。」
デスクに戻った堂本は残務を済ませ、先程命じられた合否メールの雛形を作り始める。
「合格者には研修の日程場所、注意事項を入れられるようにしておいてと。不合格者はこれで良しと。後は黒木さんと日程を調整すれば、〇日には送れると。」
それから数日経過し、採用の合否をメールしておくように堂本に命じた〇日の夕刻。他県取引先での打ち合わせ業務を終えた亮平。
乗り継ぎ駅で一度降りて軽い食事を済ませ、地元の駅に向かうため乗り継ぎ駅に向かっていると、コンビニの前で出てきた女性とぶつかってしまい、突き飛ばしてはまずいと思い、腕を回し咄嗟に抱きとってしまう。
「これは失礼しました。お怪我はありませんか?」
女性の顔を見るとそこにあったのは、井ノ上胡々希の顔だった。
25/07/09 17:26
(UE7XVDfn)
昼過ぎスマホの通知音が
「メールだったら佐久間スポーツジムからだよね、ドキドキする…、件名、採用通知の件について…
採用通知でありますように……、やった!!
採用通知だ!えっと…、採用に当たり◯◯日に専用ウェア、水着の試着と
マシンの取扱説明及び使用方の説明を行う為、出社する事。
わー、本当に採用だ、服装は軽装か〜、スーツじゃなくていいんだ、とは言ってもカジュアル過ぎるのも駄目だよね。
あっ!……照君と待ち合わせ時間だ、ハァ〜……(心の声(溜息ついているようじゃ距離置いた方がいいのかも。))」
マンションを出て地元駅前のコンビニに交通系ICカードにチャージし出ると人とぶつかりそうになる。
突き飛ばさない様にだろう力強い腕で身体を包みこまれる。
「申し訳ありません……って社長!!」
見上げた先には見知った顔、佐久間亮平。
目をパチクリしていると声が掛かる「胡々希ちゃん、何抱き合ってるの?」
抱きとめられたまま振り返ると渡辺照が居る。
「違うよ、コンビニから出てきた時、ぶつかって支えてくれたの。
社長、ありがとうございました、そして申し訳ありませでした。」
「社長?」
「今日話すつもりだったんだけど私採用されたの、そこの社長だよ。」
「そうなんですね。(心の声(胡々希ちゃん、またヒール履いてるし俺嫌だ言ったよね。))
これから俺ら飲みに行こうと思っていて…、一緒にどうですか?」
「照君!失礼だよ!この後、用事もあるでしょうし…。」
話しながら守られていた腕は離れてしまう。
黒木「私、佐久間スポーツジムのインストラクター長の黒木と申します。
はい、新しいウェアの事でこの度、新人二人を採用するに当たりよりフィットするウェアをと思いまして採寸をお願いしたいのですが
◯◯日にこちらに来て頂けませんでしょうか?(心の声(全裸採寸の時、社長が入ってくれば…、辞めちゃうかもね、楽しみだわ。))」
25/07/09 18:49
(4mK5leh9)
「井ノ上さん……本当に申し訳なかった、怪我はなかったかい。」
そう言った時に男の声が聞こえてきて、それに対して胡々希が答えている。
胡々希をしっかりと立たせ終えてから、支えていた腕を離す亮平。
声の男が胡々希を守るかのように、少し前に立ってこれから飲みに行くけど一緒にどうかと…
誰?という感情をこめて、胡々希を見るとその視線の疑問を感じ取ったかのように
「俺は渡辺照、彼女の井ノ上胡々希の男っす。」
精一杯粋がった様子で話す渡辺という男。
男という言葉を持って、俺達は肉体関係があるんだぞと言いたいのであろう。
「亮平心の声:彼女男もちか……彼氏から女奪うって考えただけで燃えるな。流石に社員に手を出すのは…でも見れば見るほどいい女だよな。あいつ(船見愛子)とはもうご無沙汰だし……」
そんなことを思いながら口から出た言葉は、
「そうですか。申し遅れましたが私〇〇県でスポーツジムを経営している佐久間亮平といいます。井ノ上さんには今度当ジムで働いてもらうことにいたしました。折角のお誘いですが、この時間からここで吞むと帰りつくころには日を跨いでしまいます、なによりお二人の邪魔をしては悪いですから、今日のところはお暇します。」
井ノ上胡々希の方を見て
「井ノ上さん、今度から宜しくお願いしますね。期待してます。今日はお二人で楽しんでください。じゃあ、渡辺さんもここで失礼します。」
そう言い二人に軽く会釈すると駅に向かい歩みを進める亮平。
後から胡々希を問い詰める渡辺照の声が聞こえてくる。
「彼女ああいう男が趣味なのか?あっちは満足してるのか?身長はヒールを履いた彼女と同じくらいだから、男の平均身長よりは小さいし、何分にもヒョロかったな。本当は従業員に手を出すのはご法度なんだが、それを破って手を出してみるか。逞しい男を知ったら彼女どうなるかな(笑)」
今亮平が自分でも気が付いていない寝取り癖に、小さい火が点いた。
黒木電話の続き
「採寸の件はどうぞよろしくお願いします。後このまえ教えていただいた新素材、切れ端でいいのでサンプルとかございましたらいただけますでしょうか。」
電話を終え黒木
「体育でスポーツ健康科学科とやら専攻してきてるんだから、レオタード着るときはVIOのムダ毛処理が必要ってことくらいは、わざわざ言わなくても知ってるわよね。ぼうぼうのまま来てくれればそれはそれで楽しいんだけど、流石にそれは期待できないわよね(笑)」
25/07/09 23:13
(UE7XVDfn)
渡辺「何も抱き合う事ないだろ!」
「照君!さっきも言ったけど倒れそうになったから支えて助けてくれただけだよ!
大体、こんな大通りで人と抱き合う趣味、私にはないわ!」
渡辺「疚しい事があるから俺の誘い断ったんだろ、あの社長は!それに胡々希ちゃん、またヒール履いてるの?俺、嫌だって言ったよね?」
「あのさ、社会人相手にこの時間から飲みに誘うなんて何を考えてるのよの!私達はまだ学生だから大丈夫だけど
日を跨がせるなんてとても失礼なことよ、…後日、社長に謝罪しないといけないわ。
ヒールだって履きたい日もあるよ、ずっと照君に合わせなきゃならないの?」
渡辺「大丈夫だろ、怒ってる様に見えなかったしそこまで胡々希ちゃんも怒る事ないんじゃない?
俺と一緒じゃない時に履けばいいじゃん!」
「何で私が履きたいと思った時に好きな物を履けないの?ずっと合わせてきたよね?
今日は採用通知が来たから嬉しくて照君にも知らせたくてお洒落して来たんだよ!
これからお世話になる会社なんだよ?これで印象が悪くなったらどうするのよ…。
照君だって入社前の会社の社長に飲みに行きましょう〜、なんて誘えるの?
照君、悪いけど今日話す気になれない、このまま帰るわ。」
渡辺「確かに社長、誘えないな…、ごめん。
えっ?胡々希ちゃん、今日飲んだ後、(ホテル)行くんだったよね?」
「……照君、どこまで私の事、逆撫でさせれば気が済むの?呆れた……。」
渡辺「胡々希ちゃん、待ってよ!」手首を掴む。
「離してくれないかな?私、本気で怒ってるんだよ?私、彼女だよね?それがホテルに行きたいからって…、手離してよ。」
「胡々希ちゃん…。」
渡辺照とその場で別れ、亮平の向かった方向に小走りすると亮平の後ろ姿を発見。
「社長、佐久間社長!」追いつくと謝罪する。
「恋人が失礼な言動をし申し訳ありませんでした。」
最敬礼の角度で頭を下げ、頭を上げ顔を見上げ。
「これからお世話になると言うのに大変失礼な事をしてしまいました。」
もう一度頭を下げる。
堂本「黒木さん、遅いな…?」
応接室に向かうと会話が漏れ聞こえてくる、どうやら勝手にウェア会社に連絡をしている様で新素材の角度によっては透けてしまう素材の事も話している。
堂本「全く黒木さんは…(心の声(井ノ上さんに恥をかかされたと思って嫌がらせをしようとしてるな…、ウェア作らせてもそのまま回収して社長に渡すしかないな。
作りさえすれば社長に没収されても満足するだろうし、その前に試着させてしまうだろうがその辺りは井ノ上さんには悪いが
我慢してもらうしかない、どうせ女性だけでの試着になるだろうからな。))」
25/07/10 06:33
(rbBpI2Oe)
駅構内への階段を昇ろうとしかけたとこで、佐久間社長!と呼ぶ声が聞こえ、後ろを振り向くと少し離れた所から小走りに走って来る、井ノ上胡々希の姿。
歩みを止め待っているとすぐに追いつき謝罪してくる胡々希。
「井ノ上さん、さっきのことなら気にしないでいいのに…それより彼の事置いてきちゃって大丈夫なの?これから飲みに行くんでしょ(若いんだからその後はお決まりのコースだよな勿論(笑))。」
胡々希の答えを聞きながら、下げていたビジネスバックから一枚のハンドタオルを取り出し胡々希に渡す亮平。
「そうか…誘い断って悪かったかな?でも先ずはこれで汗拭きなさい。」
胡々希が一息つくのを待ってから、
「コンビニ前でぶつかったばかりに、折角のデートの予定が無くなっちゃって悪かったね。……そうだ、一時間くらいならそんな遅くならないだろうから、お詫びってわけじゃじゃないけど、お茶でも飲みに行く?折角今度うちの会社に入ってくれるんだし、聞きたいことがあれば答えられる範囲で答えるよ。あっ、えこひいきだとか言われちゃうから、入社しても社内の他の皆には内緒にね。」
電話を終えて部屋を出た黒木はそこに堂本がいるのに気が付く。
「あら、堂本課長。いいところで会いましたわ。新入社員の〇〇日の研修の件なんですけど、より体にフィット出来て動きやすい方がいいかと思いまして、誠に勝手ながら、ウェア会社に採寸に来ていただけるよう、今連絡しました。
事後報告になってしまって申し訳ありません。
黒木心の声:これでウェア会社との会話全部聞かれていたとしても胡麻化せるわよね。角度によって透ける新素材については、サンプル下さいとだけしか言ってないし。」
「わかりました。ご連絡ありがとうございます。じゃあ、採寸の時間も考慮して、応接室も押さえておきましょうか。二か所でやった方が早いですからね。」
「そうですね。応接室の追加予約は、グループウェアで私の方でしておきます。
黒木心の声:これで予約名称を適当に書いておけば、全裸採寸中に社長を呼び出すことも可能っと(笑)」
「そうですか、それじゃ宜しくお願いしますね。
堂本心の声:黒木さんが自分でやっとくって言うなんて珍しいな…いつもはトレーニングの事以外は、ほんの些細なことでも頼んでくるのに。何か企んでる?まさかそんなことは……考えすぎ考えすぎ(笑)」
25/07/10 17:27
(l8Of5HoX)
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