「…そうだよ?…だってあの時のルールを守って来てくれたじゃん。感謝するのは、おかしいかな? …そのスマホは巡回先生のご愛嬌…ってところかな?…ハハッw」
少女のどこか余裕ある貴方への接し方は健在。それは必死に平然を取り繕っている事もどこか見抜いているかの様に…
母子家庭故か、父を普通以上に愛する少女。そんな境遇だとこれ程の年の差がある男性教師でも魅了出来る様になるのだろうか。だとすれば、貴方の悦びは少女の父の選択故に育まれたものかもしれない。
「うん。私、基本的にここなんだ。
あ、ありがとう(笑)いいのに。私お金はある程度もってるんだ。じゃあ、お言葉に甘えて…」
カチャカチャ… ブーン…
恒例となった貴方の硬貨投入。三月は遠慮しながらも奢りを有り難く受け入れた…
「クレーンゲーム、好きなんだ… なんかこれをやってるとヤな事忘れられるし。」
グワッグワッグワッグワッ…
ゲームは始まり、クレーンは歪な動きで進んでいく。少女は淡々と話していく…
まだ幼い制服少女と私服の中年教師は、並んでファンタジーなゲーム内を眺めている。時折笑みを含み、どこか倒錯した一時がまた…始まった。
そう、貴方が近日中ずっと願っていた一時をついに、掴んだのだ…
グワッグワッグワッ…
ガタッ!
「あ~ダメかぁ~。う~ん…でも、こういうところが…病み付きになるんだよねw。ハハッ(笑)」
プレイ失敗。龍のぬいぐるみは落ちていった。
「…」
チャリンッ…
《ゲーム開始!頑張ってね!?》
三月は徐にコインケースから小銭を取り出し自ら投入した。
「先生…また…ゲームしない?そう、ルールゲーム。ルールは、私が出すね?
…もしこのプレイで、あの龍のぬいぐるみが取れたら…今日先生の家に泊めてくれないかな?…
ここに泊まったり、帰ってもいいんだけどさ…やっぱ…誰かと一緒の方が…いいんだよね…その…先生みたいな、ずっと年上の人っていうか…」
グワッグワッグワッグワッ…
クレーンはゆっくりと進んでいった…
【堪らない… そのお言葉を大切にしてほしいです。それが私の興奮にも繋がりますから。
母子家庭で父が気になって仕方ない私を汚すのは、何か昂るものがあるのでしょうか?
まだ一切経験のない唇、口内。
口淫、口内射精に至れば、マーキングの様な優越感を感じるものですか?また、もしその事実、映像を見た貴方が、父や彼氏の立場なら…その唇、口内は…愛せますか?
どちらにせよ、どんな感情を抱きますか?…】
「ご愛嬌…、まったく君って子は…。それもそうだね、ゲームはルールを守るから楽しい。ゲームは楽しくなきゃ意味がないしね…。」改めて考えても、少女にとって盗撮される行為自体は大したことではないのかもしれない。事実を確認したわけではないが、反応や受け答えを聞いている感じだと、他の大人に覗かれた、撮られたというのも嘘ではないのだろう。幸運…、そう感じるとともに、少しずつこの少女からこの余裕を奪ってみたい。そんな風に感じ始めていた。「ある程度持っている…とはいっても、ある程度、だろ…?この機械もそうだけど、最近のゲームセンターは一昔前に比べると高くなっているからね…。」遠慮しつつも甘えられるスタンス、これも少女の魅力の一つなのかもしれない。もっとも、整った目鼻立ち、発育の良い身体つきに恵まれた結果、施すことへの躊躇いを奪っているのかもしれないが。容姿で惹かれるものがなければ、盗撮どころかきっと近づいてもいなかったことだろう。自分で思うのもなんだが、下衆な大人だ…そう感じてしまう。「嫌なこと…ねぇ…。」やはり彼女なりに思うこともあるようだ。しかしそこを掘り下げようとは思わない、時間にして数十分程度の付き合い。ただ、多くはない回数でも、その会話の中で感じる素直さから、言ってもいいと思ったらきっと言ってくれているのだろうと。盗撮をするんだ…、そう思って数日少女を探していたはずなのに、そんなことを考えている間は、呆然と彼女がクレーンゲームに没頭する様子を眺めてしまっていた。無邪気な表情、悔しがる様…、取れた時の笑顔。こんな子でも家に帰りたくなくなるのだな…、と。そんなことを考えている最中、三月からの提案にハッとする。ゲーム…、そうだ、前回もこのワードで始まったんだ…。ところが言い分は想像の遥か外。まさか泊めろと言い出すとは夢にも思わない。最初からずっと主導権でも握られているような…、そんな感覚さえ感じる。自分の言っていることの意味が分かっているのだろうか…。出会ったばかりの、父親と同じ年の、盗撮をしてきた男の、家に泊まろうというのだ、さすがに男は驚きが隠せなかった。そんなルール飲めるわけないだろう。さすがに泊めるわけにはいかない。自分が何を言っているのかわかっているのか?盗撮した男だぞ?何パターンかの返答が頭をよぎる。しかし同時に少女の一つの言葉を思い出した。-今までの教師とは…違う。-マニュアルのような返答をして、少女は、三月は何をおもうのか。否定的な言葉を並べるときじゃない。そう考えなおせば、「わかった…、その代わりお母さんが仕事を終えて家に帰ってくるまでには帰るんだ。それがこのルールを適応する条件だ。」アームがゆっくりと動き出す。何度も失敗しているプレイ。それがルールをつけた途端に成功するとは、考えにくい。初めて、プレイ中の三月ではなく、アームの先に意識が集中していた。取れてほしいのか…ほしくないのか…。条件付きとはいえルールを飲んだ以上、黙って見守るしかなかった。【大切に…、そうですね。軽くつかわないようにしていこうと思います。何度も何度も言葉にしては信ぴょう性に欠けますよね。そうですね、母子家庭で、というのはあまり重要ではありませんが、父親を好いて止まない少女を汚す。というのは、格別ですね、一種の寝取りのような感じもしますが、年齢的にも環境的にも身体ではなく心から籠絡し、穢していくような感じになるのですから、似て非なるものでしょうし。父や彼氏の立場…。そうですね、関係的にどう考えても男側の責任ではありますから、父であれ彼氏であれ、それが理由で愛せなくなるこ
...省略されました。