(少し抵抗感を持ってこちらを見ている…。気づいた時の視線の種類は、明らかにみほのそれとは違い。都合の良い物ではなさそうだ…、というか、本来そう言う反応になるのが普通だろう。そう考えれば、特に焦る理由もなく。ごまかす手段は周到に準備している。ポケットにしまっているのは別のスマホ、気づかれて声をかけられても一度ポケットにしまい別のスマホを取り出せば、撮った証拠はバレることはない。まさかわざわざ同じスマホを2つ用意しているなど、誰も想像しない。)っと…。(挑発的な振る舞い。少し背筋を伸ばすようにぐっと胸を突き出したような動きを見せるしおり。思わずスマホの角度を胸元に向けるが、その瞬間に視線がこちらに向く。来るか…?何とか出来るとでも…思っているのかい…?その様子を余裕で見つめながら、返す言葉さえ準備できた状態で構えるも、タイミングがいいのか悪いのか…、みほが戻ってくる。ばらすか…?撮られた事実を…。それはそれで面白い…、みほ…、と呼ばれた少女は、既にその事実を理解しているのだから。先ほどとは逆、今度は声をかけられたしおりが驚き、しどろもどろな返事をしている。そしてどうやら、バラす…ことはしないようだ。口元が緩む…、互いに盗撮されている事実を知りながら、その事実を共有しようとはしない。なんだ…何を考えている…。みほ、は、興味だろう…。おそらくこの子はハマるタイプだ…。しかしこっちはどうだ…?しおり…と言ったか…。盗撮の事実がわかれば、自分だけじゃないかもしれないと考えるはずだ。それならなおさら共有して、逃げるべき…じゃないのか…?色々勘ぐっては見ても、結局答えはわからない。怪しんで声をかけてこないならそれはそれで都合がいい…。最も、しおりがみほに告げない理由…が別に存在するなら、それをうまく利用できると面白みも増すってものだ。)ふふっ…。(しおりがこちらの動向を懸念していることを知りながら、いろいろと考えればむしろ楽しくなり口元が緩んだ。しかし、このしおりって子…もしかして…。再び食事を持って席に着くみほ、は、スカートを挟み込まず腰を下ろしていた。自然の所作ともいえる、椅子との間にスカートを巻き込む形で座る女の子なら当然の振る舞い。それをしないのは、偶然…ではなく意図的であることを意味する。とはいえ、みほにとってはしおりの存在が、まだまだ歯止めになるのだろうか。先ほどのような大胆さは身を潜めた。しかし、その行為だけで…その変化だけで、興奮は高ぶる。そんな中で、少し胸元を強調するような動きが増えるしおり。見られてるのはわかっているはず…盗撮されていることも…。)自分に視線を向けさせて守りたい…?健気だね…。(人間観察…こと、女の子を好んで見続けてきた男の洞察力。しおりの、みほに対する感情に…気づき始めたかもしれない。)【余計な手間をかけさせてすいません。見ているのに気づけないというのは、避けたかったもので…。
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【素敵な感性ですね…。なんでしょう…、みほちゃん、しおりちゃんがそれぞれいて…自由に振る舞ってる。なんだかすごいな…、天才肌、なんでしょうね。だからこんなに素敵な描写になるんだろうな…、羨ましい。私の場合も、似たようなところありますけど…。文章の量は、正直適当です(笑)しおりさん…のお返事に対する反応を書き終えたら送る…。それが長かったり短かったりするだけで。この量にしよう、って考えて書いたりはしてないですね。】ふふっ…可愛いじゃないか…。(互いに、互いが盗撮されていることを隠しているなんて夢にも思わないだろう。そんな中、隠し事をしながらもお互いが大事な存在であることが、やり取りの中で何度も感じられる。抱く好意…、というものの種類が少し違っても、相手を想っている気持ちに嘘はなさそうだ。みほは…、勢い余ってスカートを捲ってしまったさっきから…ちょっと落ち着いたみたいだね…。といっても、さっきの感覚がどういうものなのか…気になってしょうがない…って感じか。だから少し…大胆になりたい…そんな風に思っているけど…、知らない感覚がちょっと怖い、そんなところだろう。逆に面白いのはしおりの方…。みほが盗撮される可能性をなくしたい…、その為に自分が盗撮対象になろうとする。自己犠牲というか…、みほが一番…なんだろうな…。でも、その気持ちが大きすぎて…、事を公にして逃げるという最良の選択が完全に見えていない。付け入る隙は…そこか…?試してみるか…。)やっぱピンクだよな、俺もそう思うが…。もう少しよく見えると、良いんだが…よく見えないな…。(二人に聞こえるようにスマホを眺めながら、独り言のように呟く。耳には無線のイヤホン。不自然なその独り言も、そのイヤホンがスマホの先に話し相手がいると思わせ、周囲の客もさほど気にしていない。そう…、わかる人にだけわかるアプローチ。思考をかき乱し、不思議な感覚に混乱気味になりながらも自ら下着を晒したみほ。男が言葉にした色のブラウスを着ているみほ…が盗撮されているかもしれない、と感じているしおり。そう独り言を話した男は、視線をもちろん…みほに向ける。ただ…、みほに視線を向けている事…それをしっかりとしおりに悟らせるように、大胆に。みほの違和感を感じながらも、それが盗撮されていることに気づいているから、だとは到底思えない。ただでさえ心配なのに、盗撮魔が近くにいる。みほに怖い思いをさせたくない、自分が守らないと…。ちょっとしたえっちなやり取りの中で、互いに表情を赤らめながら、思い思いの感情が脳内を駆け巡っている事だろう。そう…、視線をみほに向ける行為は…、しおりを狙っての行動だった。さぁ…どうするの…?盗撮魔のスマホが、大好きな、みほちゃんに向いてるよ…?器用にも下半身が緩んだみほに向けられているスマホ…。その動画を眺めながらも、気持ちはしおり。目でみほを楽しみながら、気持ちでしおりを楽しむ。二人には見えない位置で、男の股間は怒張を始めていた。)【気を付けている部分ではあるんですよ…。相手の行動をこちらで限定しない、こちらで相手の行動を確定しない。だから正直、ぎりぎりではあります。そんな風に思ってるんじゃないか…以上の事を書かない。こう思ってる、と言い切らないように。言ってしまえば、男の行動って、スマホを少女に向けて座ってるだけですからね(笑)そこに向けて感情を描くのがメインなので…独りよがりに
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