…(腟内で蠢く何かはやがて狭い肉壁を押し広げていくように奥へ奥へと侵入して来る、そんな異物の侵入を拒むように身体を強張らせる)……(お腹を圧迫される感覚…動く度に襲う痛み、時折来る甘い刺激…今までに体感したことのない経験に脳が膣壁を弛緩、収縮させる)………(下腹部の痛みを和らげるような上半身への愛撫に躰は戸惑いながらも分泌液を作り出す)…………(眉間にシワを寄せ苦悶の表情で漏れる息遣いは、荒く、ときに甘く、身体を紅く染め、にじみ出る汗…やがて……)……………(蠢いていた異物が体内から去った後、慌てて吐き出すように膣口から雄と雌の混じった白濁した液体に鮮血が混じったものが流れ出る)………(目が覚め、ゆっくりとブランケットに包まったまま上半身を起こし)あれっ?………リビング………?(ボーっとした感じでリビングを見回し、不思議そうに)あ…(寝ぼけまなこを手で擦りながら義父を見つけると)お父さんおはよぅ……♪(昨晩の出来事など知る由もなく、いつもの笑顔で手を振りながら)あッそうだ!ピザ食べて…コーラ飲んで…お父さんといっぱいお喋りして…その後…お手紙書いてたら…(記憶を辿るように、目線を上げ人差し指を顎に当て)だってだって…!急に眠気に襲われちゃって……!(恥ずかしそうに顔を赤くしながら怒り気味に反論(?)し)………(いつもの優しい笑顔の義父が近づき、グラスに注がれたミネラルウォーターを差し出す……ふてくされ気味に無言でグラスを受け取ると)………(グラスに注がれた水をしばく見つめ、明らかに躊躇している顔をして)ごくッごくッ……(しかし喉の乾きがそれを上回り一口、二口と口内を潤す程度に口に含む)お父さんありがと♪(義父の笑顔に癒やされ笑顔で微笑み返し)あっ………!(もう一口とグラスに口を近づけた時…何かを思い出したかのように動きが止まる)(グラスを置き、もう一度何かを確認するかのように辺りを見回し、慌ててブランケットの中で何かを確認するように胸やらお尻やらをまさぐる)あっ………!///(少しホッとした表情を見せた時義父と目が合い)何でもないの……チョッと顔洗って(来ると言いかけ立ち上がろうとすると)痛っ!(下腹部に走る初めての痛みに顔をしかめ、よろけそうになるも義父に支えられ)大丈夫だから…たぶん…(ブランケットを被ったまま、何処かを庇うようにヒョコヒョコと洗面所へ向かう)大丈夫だちゃんと服着てる…(羽織っていたブランケットを床に落とし、再び服の上から下着の有無を確認し)カーペットのシミやバスタオル類も無かった///(昨日の朝の事が再び脳裏に蘇り、赤面する顔を両手で覆い)今日は問題無い!でも何だろう……?身体がダル重い…?ずっとマラソンしてたみたい……それにこの痛み何だろう?取り敢えずオシッコ………(トイレに入りTシャツを捲り上げショーツを降ろし便座に座る)ダイジョーブだ…おかしくなら無い…ふぅ……(出すものを出しホッと一息)えっ…!?何これ!?(拭いたトイレットペーパーを何気に見ると)血!?えっ!嘘っなんで!お腹痛いのはこのせい?(パニックになり一気に血の気が引いていく)どうしよぅ……お父さんに…いやダメ…(頭を抱え首を振り)あっ!!!これって!あれ?!(何かを思い出したように顔を上げ)生理だ…生理痛だ!えー!何でこんなときに?えーっと、えーっとどうしたらいいんだったけ?(生理ではあり得ない少量の血しかも鮮血、しかし当然そんな事知る由もない)そうだ!(急いでショーツを上げ、手洗いもソコソコに)お父さんの姿は…(扉をコッソリ開け周りにいないのを確認し)いないね…(急いで自室へ)どこだったかな?(学校に持っていく鞄の中をゴソゴソ探し)あった!!(小さな化粧ポーチを取り出す。母がいつ何処で始まるか解らないからって持たせていたものだ)どうやるんだっけ?(ポーチから取り出したナプキンを広げ)ママがいたら相談乗ってもらえるのに……(寂しく頷き)こ
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清々しくも透き通った液体…。グラス越しにひんやりと眠気眼の佳奈の手のひらを刺激する。そんな様子をまじまじと見つめているわけではない。佳奈の知る父親は、リビングで仕事をするタイプだった。自室がないわけではないが、できる限り佳奈の母…そして、佳奈の顔が見れるようにという希望を口にしていた。それもあってか、日常的なその姿に違和感を与えない。そう、その甲斐あって、佳奈の方を見ていなくても佳奈の様子ははっきりとわかる。目の前のモニターがしっかりと映し出してくれているからだ…。しばしグラスに注がれた水をぼんやりと眺めている佳奈。思うところがあるのだろう…、ここまで来て何も感じずに喉を潤せるほど馬鹿な娘ではないと思っている。しかし、それでも口にしたのは…、佳奈の優しさたる部分なのだろうか。何度か口に含んだころ。思い立ったようにブランケットの中の自分を確認する様子が見えた。当然か…、前回はこの中で全裸だったのだから…。「ふふっ…。」そんな様子を笑みを浮かべながら、視線は動かさず。しかし次の瞬間、少し大きめの声を挙げる佳奈。「大丈夫かい…?なんだか辛そうだけど…。」腰を上げ、理由を知りながらも心配そうに歩みより、肩を貸すように支えるが、大丈夫…と言葉を残して洗面所の方へ。「さすがに痛むだろうな…。ごまかせないだろうが…、それをどうあの子の中で処理するか…。」複雑な感情が混ざる。性欲の、想いのままに娘を犯した昨夜…、娘への気持ちは変わらないがやはり、時と場合で気持ちも少し違って感じられる。父や男に勝るとき、男に父が勝るとき…、そして父と男が…混ざるとき…。カチカチ…。マウスを数回クリックして、画面を切り替えれば、洗面所の映像の映像とお手洗いの映像を療法表示させる。下着の有無…、そして、カーペットのシミやバスタオルの存在をもう一度脳内で再生すると、ほっとしたように項垂れながら、それでも表情は赤くなっていた。よほど、衝撃的なことだったのだろう…。しかし、それ以上の問題は今日は別にあった。下腹部の痛み…体のだるさ…。ズキッとはするものの、耐えられないほどの痛みではなさそうだ…。そこは、狡猾な義父の執拗な前戯があったからこその…不幸中の幸いというべきか…あるいは、最悪中の救い…というべきか。トイレットペーパーに付着する血液…。動揺が隠せない表情が、カメラ越しにも伝わる。お義父さんに…その言葉が、意味するものは容易に想像がつく…。ごまかせるか…?そう考えていると、勝手な解釈に救われる。生理…、女性が大人になっていくうえで必ず通過する生理現象…。経験したことがないものであれば、そう考えるのも無理はない。「ふぅ…。希望的な観測だったが…、どうやら上手く勘違いしてくれたようだね…。」さすがに肝を冷やす一瞬の出来事ではあったが、おそらく生理用品のことを思い立ったのだろう。佳奈を気遣うようにリビングから離れると、上手く部屋へ向かう廊下を避ける形で佳奈をやり過ごし、再びリビングへと舞い戻る。自室では自らの下着の色に違和感を覚えていた…。同じものを履かせることはできた…そこはあえての色替え、いずれは何かに勘づく。それを小出しにしていくことで、大きな変化で心と体を驚かせないように。そこは医学に携わる者の、ずるがしこくも卑劣な知識だった。-----「佳奈ちゃん、少し病院まで行ってくるよ。まだ一緒には行けないけど…、帰ったらお母さんの様子を伝えるから…。少し遅くなるかもしれないけど…、お腹がすいたら冷蔵庫にハンバーグ、作ってるから、温めて食べてね。」
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