「はぁっ、ぁっ、イくっ!!ぁぅぅっ、イぐぅぅぅッ!!!」絶叫のような嬌声。髪を振り乱して、拘束された身体の可動域をできる限り動かし、足の親指をギュッと折り曲げて絶頂する。散々ねちっこく寸止めされ続け昂らせられたまま放置されたメイサだが、膣内で激しくウネるバイブの快感に、遂に絶頂を迎えられることを確信する。「ぁあ゛ッ、ぉ゛ぉ…ッ、ぉ゛ほぉ…ッ!!」激しく深い、芯に響くような絶頂。沼に頭まで沈むような快楽…、目隠しを取られても焦点の合わない、白目を剥いた瞳ではリーゼロッテの姿を認めることはできなかった。しかし、ふぅふぅ…っと荒い息が少しずつ整うにつれ、自分を愛撫していた相手をはっきりと認識して…「はぁっ、はぁ…っ、ぇ…?キャッ、キャアアッ!!!!リズッ!?な、なんでぇっ!?」「あはっ、あははっ!うふっ、ふふっ、あは…っ、あのメイサが…っ、あははっ!!」まるで死体を見たかのような…、顔をぐしゃぐしゃに歪めた絶叫。しかし、首から下の身体は、いまだ絶頂の余韻にビクビク震え、ドロドロした愛液が垂れている。そのギャップがあまりに滑稽で、リーゼロッテは腹を抱えてケラケラ笑ってしまった。(アレク…ッ、どういうこと…っ!?リズにバレたの…っ!?なら、どうしてこんな…っ!?)当然メイサは混乱している。アレクに視線を送って助けを求めるが、返ってきた言葉は絶望そのもの。取引…、その内容は分からないが、アレクによって売られた結果、この状況があることを知り、目を見開いたまま親友を見上げる。親友の歪んだ、悍ましい笑顔を見て、ビクッと震えてしまった。単純に心から恐ろしかった。「うふ…っ、うふふ…っ、そうよ、アレクと取引したの。それより、メイサ…。貴女どういうつもり?アレクはサリーナお嬢様の婚約者でなくって?レイウス公への不義だけでなく、愛しのサリーナお嬢様への裏切り…。サリーナお嬢様は非常お心が美しいお方と聞いているけれど…、貴女はどうなのかしら。この映像は…、ああ分かるかしら。要はいつでも貴女がアンアン無様によがっている姿を確認できるようにしてあるの。メイサ・フローレンスであることを証明するティアラをつけながら、ね。もちろんアレクは特定できないようにしてあるわ、貴女が不義を働いた、それだけの映像よ…。」ここぞとばかりにメイサを責めたてるリーゼロッテ。引き抜いたバイブの先端を割れ目に押し当ててゆっくり擦りながら、饒舌に語る。メイサとしても全て心当たりがある。レイウスやサリーナには後ろめたいことをしている自覚が。だから、泣きそうな顔で親友を見上げたまま、黙りこくっている。「うふふっ、そんな顔しないで…、メイサ。レイウス公やサリーナお嬢様には内緒にしておいてあげる…、私たちの言うことを聞いている限りね…。私ね、貴女ことが大っ嫌いだったけれど、ようやく好きになれそう…っ。」「嫌いだった」その言葉を聞いて、メイサの表情が改めて悲しげに歪む。メイサは少なくとも、女学校時代から今に至るまで、ずっと親友だと思っていた。それが一方通行であったことを初めて知り、ジワリと目尻に涙が滲み、リーゼロッテが指で拭ってやった。「ふふっ、とりあえず…、貴女の汚ったないお汁で汚れたコレ…綺麗にしてくださる?メイサ公爵夫人様…、ふふっ」メイサの愛液で汚れたバイブを口元に押し付ける。リーゼロッテはニコニコ笑っているが、目は笑っていない。メイサは絶対の弱みを握られている今、リーゼロッテの機嫌を損ねるわけにはいかない。今のリズは何をするか分からないから…。舌をチロチロ出し、先ほどまで自分を責め立てていたバイブの愛液舐めとる。その様子を見て、リーゼロッテは口元に手を当てながら、クスクス笑い出した。「うふふっ、やっぱりメイサは公爵夫人だなんて、似合わなかったのよ…。ペットみたいで、可愛らしいわ…。ふふっ、ウチで飼いたいわ…。」一生敵わないと思っていた相手を足で踏み躙るような快感。恍惚の表情を浮かべてメイサの口内にバイブを突っ込む姿は、当人も美形であることから、奇しくも絵になる姿だった。【お疲れ様です。そして、私としたことが…、前レスずっと名前を間違えてましたね…。以前、別のイメでリズベットというキャラを使っていたので、リズ→リズベットに脳内変
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「はあっ、はぁ…っ、ぁあ…っ、リズ…っ、なんでぇ…っ、リズ…ぅっ」大親友に痴態を見られた挙句、その親友からの強烈なカミングアウトを受け、うわごとのようにリズの名をつぶやくメイサ。心穏やかで優しい性格のメイサにはあまりのショックに耐えきれず、拘束から解放されても床に突っ伏して立つこともできなかった。「…チッ。まあいいわ。時間はたっぷりあるし、少し休ませてあげなさい。」ショックから立ち直れないメイサをアレクは担ぎ、ベッドに横たわらせる。ティアラや床に散らばったドレスはそのまま、アレクとリーゼロッテは部屋を後にした。そして、リーゼロッテはドアノブのカバーを外すと、隠されていた鍵穴が現れ、部屋の外から施錠した。メイサの一件がなければ、そこはアレクが私室として使っていた部屋。不測の事態に備え、アレクを閉じ込めることもできるようにしていた。リーゼロッテの用心深さに呆れたような表情をするアレクに、悪びれる様子もなく、長い廊下を歩き始めた。メイサの私室にアレクを連れ、ベッドへと誘った。メイサを差し出したのだから、褒美を取らせるつもりで、彼が金よりも好むもの。リーゼロッテはかなりの上機嫌であり、鼻歌まじりにパイプの先に煙草の葉を詰め込んだ。メイサを陥れる一仕事を終え、歪んだ口先でパイプを咥え、煙草の煙を肺に吸い込み、紫煙を天井に向かって吐いた。メイサは暫くの間、ここに滞在させ、これまでの私怨を晴らすつもりであり、僻みや妬みの深さにアレクは呆れたものの、簡単に同調した。(あの映像がある限り、メイサは終わり…。そこらの庶民の言葉ではなく、地位を確立した私の言葉だもの。証拠もある以上、レイウス公も取り合わないわけにはいかない…。それに加え、調査したところでは、サリーナ嬢を祝うパーティでの婚約嘆願劇…、サリーナ嬢は上手くやったようだけど、酷く激昂したそうね…。あんな映像を見て、レイウス公は冷静に物事を判断できるかしら…。アレクは顔を隠しているけれど、私が「あれはアレクであり、サリーナ嬢はメイサとの不義のために利用しただけ」と告げれば…、ふふっ、人の命を握るというのは楽しいものね…)アレクの読み通り、リーゼロッテは読み違えている。あの映像は決定的なものであり、いくらメイサが言い訳をしたところで、激昂するレイウスが冷静ではいられず、並び立つ資格を持つプリムローズ家当主からの告発が勝るはずだと考えていた。しかし、実際にそのようにしたところで、仮にレイウスが激昂し、疑いをかけるメイサの声を聞かなかったとしても、当然サリーナが二人を庇い立て説得するだろう。そうなれば、虚偽の告発をした魔女として断罪されるのはリーゼロッテになる…。メイサのことになれば優秀な女当主も、普段の思考の深さには至らない。アレクが語る今後の展望に、目を細め、ひたすら紫煙を吐き出しながら、値踏みするように聞き続けた。「…貴方、よほど悪巧み長けているのね。お利口で良心に溢れるサリーナ嬢も騙されるはずだわ。…ふふっ、うふふ…っ、いいわね…、あのメイサがストリップ嬢…っ。…それにあの下衆に言いようにされるなんて、考えただけで笑いが止まらないわ。そう、以前話した通りよ。いちいち取引に難癖をつけられて、困っているのよ。男尊女卑的思想が強くてねえ、そういう奴に限って権力があるものよ。実際、大きな商会の代表だもの、こと商売においては揉めるわけにいかないわ。…いいわね、まさしく一石二鳥であるうえ、とっても楽しめそうよ。」パイプを口から離し、ニヤリと笑い、長い脚を持ち上げ、アレクの股間をぎゅっと踏む。「ふふっ、やはり固いままね。メイサとのお楽しみを邪魔してしまったのだもの。…あの子のような天使様の代わりが務まるはずもないけれど、今は全てを忘れ、ただの雄と雌になりましょう…?」アレクに向き合い、髪を撫でるように触り、耳元で妖艶に囁く、毒薬のように妖しいリーゼロッテ。純真無垢なサリーナや天真爛漫なメイサを喰い続けたアレクにとっては、これも新鮮かもしれない。【ご迷惑をおかけしました…っ。リズベットをキャラとして使用していたイメは、人間の他に獣人がいる世界のお話です。現在のように人間が世界のイニシアチブを握っていて、獣人は差別に晒されています。獣人は奴隷として売買されてい
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「メイサ様…出かけますので準備をしていただかないと…」リーゼロッテに恥態を見られショックを受けたメイサは、アレクの部屋で翌日の夕方近くまで部屋に籠もりきったまま…侍女によれば食事どころか水さえも口にしていないらしい…親友だと思っていたリーゼロッテからのカミングアウトは、それほど深くメイサの心を抉り傷をつけたのだ。そんなメイサを可哀想…などとアレクが思うはずもなく、むしろ退屈だったプリムローズ家での暮らしに降って湧いて余興のひとつくらいにしか考えていない。「早くしないとリーゼロッテ様の機嫌を損ねますよ…そうなれば困るのは誰かはお分かりですよね?」言葉は穏やかだが、明らかな脅し…この外出にリーゼロッテも絡んでいることは、傷心のメイサにも理解できたようで、何かをアレクに言いかけたメイサだったが、力なく頷くしかなかった。リーゼロッテからメイサを目一杯着飾るようにと指示されていた侍女たちは、パーティーにでも出かけるものだと思い込んでいた。サリーナと同じ美しい金髪には丁寧にブラシが入れられ、コテを使い見事な縦巻きロールに仕上げていく。ドレスは、急なことでオーダーメイドではなかったが、プリムローズ家に出入りする業者が持ち込んだ数十点もの中からメイサに似合うものを選んだ。そしてアクセサリーもまた同様に…メイサは、もしかしたら昨日のことをリーゼロッテが後悔して、その詫びにと…と考えたがそれが過ちだということは、街に向かう馬車の中で思い知らされることになる。「……という訳なので、メイサ様は借金に困り果てた貴族の奥様になり切ってください…見世物小屋の男もそのつもりでいますから…もっともご自分からフローレンス公爵夫人とは言えないでしょうけど…もし身分を明かしたいなら私たちは別に構いませんが…」身分を明かすことなど出来ないことを分かっていながらのアレクの言葉…普段のメイサならば、冗談交じりにでも突っ込むところだが、ひと睨みしただけだった。「リーゼロッテ様は、その見世物小屋に商売の取引相手を連れてくるそうなので、取引相手を飽きさせないよう楽しませろと仰ってました…まぁ客の中に私の手の者を紛れこませたので、ヤジに従えばきっとリーゼロッテ様の取引相手も満足されるはず…あっ…そろそろ着きますね…いいですか?くれぐれもメイサ様は金に困った貴族ということをお忘れなく…」街の繁華街を抜け裏道に一本入ったところで馬車は止まった。建物の裏口に立っていた男が馬車に近寄り、馬車を降りたアレクと二言三言言葉を交わすと、アレクにあとに馬車を降りたメイサに目をやり口元を歪ませた。「へぇ~あんたが…なぁに心配は要らねぇよ…あんたの身元なんか詮索はしねぇよ…アレクによればリーゼロッテ様があんたが貴族だと保証してくださるとか…それで十分さ…今日の客はラッキーだぜ…へへへ…さあ…ついてきな…」細く暗い階段を見世物小屋の男とアレクに挟まれ登るメイサ…ジメッとした空気と何処から漂うなんとも言えない匂いに顔をしかめるもその表情は諦めきったよう…たがその表情は、見世物小屋の男に舞台はあそこだと告げられ一変する。想像以上に大きなホールの真ん中に円形の舞台があり、その周りを客席が囲んでいる。更に客席の後ろにはボックス席が設けられており、男の話によればショーのあと、オークションが開かれるという…つまりメイサは、一般客とVIP客の前でストリップをしたあと、VIP客のセリにかけられる…ということだ。「それじゃあ…頑張ってくださいね…私もリーゼロッテ様と一緒にショーを見させて貰いますから…」““““““「プリムローズ伯爵…こんなところに私を連れてきて、どういうおつもりか?大事な話があると聞きたからわざわざ時間をとったというのに…」馬車の目的地が分かったところで、これまで口を閉じていた男は、不機嫌そうに口を開いた。背はリーゼロッテの肩ほどまでしかなく、それでいて体重はリーゼロッテよりもはるか重そうな男は、リーゼロッテの
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「…かっこいいなあ…」「…え?私に何か…?…ああ、貴女はメイサ様。お隣同士ですわね。」リズとの出会いは、女学校だった。吹き荒ぶ寒波により、そもそもの人口が少ない北方出身の私には、同世代の貴族の娘の知り合いはいなかった。都市部にある女学校の寄宿舎に預けられ、不安で緊張していたが、隣に座った彼女を見て、思わず「かっこいい」なんて口にしてしまった。高い身長、どこかボーイッシュで綺麗な顔立ち…、淑女には失礼だったと今でも反省しているけれど、当時のリズはまるで物語の王子様のようだった。「あ、あのっ!リーゼロッテさん…、お友達になってくださいませんか?」席が隣だった。ただそれだけ。だけど、どこか運命のような、一生の縁になるような、そんな気がした。たまにあの時のことを一人で思い出しては恥ずかしくなってしまう。いきなり手を握って、「友達になって」などと…、あの時のリズはとても困っただろうな、と反省してしまう。それからは私たちは何をするにしても一緒だった。社交ダンスの練習も二人で、語学や宗教、歴史の勉強も二人で、食事やたまの外出も二人で。それが嫌だったのかな。しつこくしすぎたのかな。いや、もしかしてお酒を飲みすぎて、酔っ払っていたから昨日はあんなことをしたのかな。「あの、私実は憧れがあって…。お友達を愛称で呼んでみたいの…。リーゼロッテのこと、リ、リズって呼んでいいかしら…?」「ふふっ、いまさら何よ、メイサ。むしろ大歓迎よ」「リズっ、リズっ、リズ…っ!私とお友達になってくれて、ありがとう…っ!大好きよ、リズ…っ!」初めてリズって呼んだ日。私は嬉しくて、リズに抱きついて、何度もリズって呼んだっけ…。あれも、全部嫌だったのかな…。ーーーーーーーーーーーーーーーー「…嫌よ、そんな気分なんかじゃないわ…」アレクの私室はもはやメイサの部屋になっていて、目が覚めても篭り切り、水や食事も摂らずにベッドの上で横たわり続けていた。リズとの女学校時代の思い出に耽り、昨日のことは夢だったのだと思い込みたかった。しかし、アレクがやってきたことによって、全ては現実だと突きつけられる。メイサは部屋に篭り切っていたものの、むしろそれを好都合として、リーゼロッテは各種準備を進めていた。メイサは本人が未だ知らないうちに、商品として扱われていた。「…っ、…。」(リズはやっぱり…。私の何がそんなに…。)外出を拒否したものの、リーゼロッテの名前を出されると少し目を見開いてアレクを見て、それから俯いて頷いた。ほとんど無理やりに水や食事を摂らされ、湯浴みを行った。それから部屋に戻ると、すでに待機していた数人の侍女。リーゼロッテから何か命令されているのだろうと身構えたが、彼女たちは何も知らない様子だった。「メイサ様、お身体の具合はいかがですか?リーゼロッテ様も大変心配しておられました。お元気になられたのであれば、何よりでございます。…ささっ、こちらへどうぞ…。」「あ、え…?え、ええ…。」リーぜロッテのあの感じであれば、侍女たちにも酷いことをされるのかと勘繰ってしまったが、非常に丁寧に扱われ、困惑していた。それもそのはずで、侍女たちは何も知らないどころか、リーゼロッテから「プリムローズの名に恥じぬよう、メイサをもてなし、ドレスやアクセサリーで着飾るように」と命じられていた。きっと二人でパーティにでも出席するのだと思っていたのだ。「ドレスはいかがいたしましょう…。お好みのお色など…、えっと、そうですね…、こちらからお選びいただいても…。」
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