イメプレ
1:無知病弱令嬢
投稿者:
サリーナ
◆yPwHPtuzPE
2024/02/25 19:43:48(usFLROVs)
「ふふっ、それではそろそろ戻りましょうか?夜も更けてきたところですし…」
ひとしきりクスクス笑った後、満足したように冷たく張り詰めた空気を吸い込み、深呼吸する。
ゆらめく蝋燭の光に目を向け、そろそろ戻ろうと提案したが…
「結婚をした初めての夜…、初夜と呼ばれるそれは特別なものなのでしょう…。うーん…」
夫婦となったその日、初めての夜に何をするか…と問われるが、当然分からない。
本来であれば12歳の頃には一通りの性教育を受けるべきだったが、サリーナのその頃は特に病気がひどい時であり、ベッドの上から動くこともままならなかった時期。
当然受けるべき性教育は受けてこず、病気によって縁談も流れたせいで、その機会を失い、そういった話をする友人もおらず、今のサリーナができてしまっていた。
「神に誓いを立てた日の夜というと…、聖書を読み合う…とかでしょうか?」
と、的外れなことを真剣に言い、アレクを上目遣いで見上げる。
目が合っている、と思っているが、アレクの視線は瑞々しく潤う唇に向けられていることに気が付かず…。
24/02/27 22:08
(JoDnrlYn)
「聖書…をですか…?」
夫婦となった初めての夜…初夜に何をするのか知っているかと問われたサリーナは、アレクでさえ呆れるほど突拍子もないことを口にした。
アレクは、笑いを堪えるのに必死になるが、当のサリーナは真剣そのもの…
病床で それなりの教育も受けただろうが、この性に関しては幼い子供と変わらないこたが知れる。
ここまで性に対して無知となると、初夜だからとサリーナを半ば強引に抱くのはどうかと思える…
急いては事を仕損じる…ふとそんな言葉が頭に浮かんだ。
(慌てることもないか…時間はたっぷりとある…何も知らないサリーナに嘘を教えるのも面白いかもしれん…)
「本来ならば…ご結婚が決まったあと、母君…メイサ樣からご指導があったかもしれません…けれど…私たちの場合、急な事でしたし…何より誰にも知られてはならない事…サリーナ樣がご存知ないのは仕方のないことです…なので…私がサリーナ樣にメイサ樣の代わりにお教えいたします…初夜というのは…」
アレクは、真面目な顔をしてサリーナにデタラメな初夜に行うべき事を伝えた…
「夫婦となった以上…お互いに隠し事はあってはなりません…すべてをお互いに晒すのです…身も心も…です…」
アレクの話を黙って聞いていたサリーナだったが、「全て晒す」ことの意味に気づいたのか、白い顔はみるみるうち赤く染まる。
「恥ずかしいことは私にもわかります…ですが…これを望んだのはサリーナ樣です…私もある意味…危険を犯しています…もしサリーナ樣がこのまま何も知らないままでいいとおっしゃらなら…この夜のことはなかったことにしてもいあのですが…」
24/02/28 00:01
(TvD90fU0)
また付け足してす。
全てを晒す…裸になるという意味を察したサリーナは、顔を赤く染めたまま目を伏せた。
信頼を寄せるアレクに対してネグリジェから透けて見えてしまう下着程度なら気にならないサリーナであったが、裸となると話が違う…
いくら性に疎いといえど男の目に肌を晒すことを恥じらっていることは容易に想像できた。
(さぁ…どうする?サリーナ…)
アレクにはサリーナの葛藤が手にとるように分かった。
自分から申し出た願いに応えてくれたアレクとはいえ肌を…全てを晒すことはこの上もなく恥ずかしいこと…だがもし初夜の行為を恥ずかしいからと断ってしまえば世の女性が得ることを何も知らずに終わってしまうのだ。
「サリーナ樣…慌てずゆっくりと考えてください…初夜の儀式は本来寝室で行うものてすが…今夜はかなり肌寒い…温まっていない寝室でとなるとサリーナ樣のお身体にさわるかもしれません…どうせ裸になるのですから浴場で行うのはどうでしょうか?幸いなことにバスタブには湯をはったままてすし…温かいはずですから…私は先に浴場に行っております…なので…来る来ないはサリーナ樣がお決めください…サリーナ樣がお越しにならないなら…今夜のことは…夫婦の契を結ぶ儀式も何もなかったことにしますから…」
24/02/28 03:28
(KEQxC0/y)
「はい、過去にはそういう教育を受けるはずだったのですが…、すみません、こういったことには本当に疎く…」
聖書を読み合うことも正解だとは思ってはいないが、自分で捻り出した答えがソレで。
アレクが告げる『初夜』に耳を傾ける。
「はい…っ、身も心も…。ん…?えっと、それって…。」
(裸を見せ合う…ってこと?そ、そそ…、そんなの、お父様にしか見せたことがないのに…っ!)
病気がちな幼い頃の入浴は侍女に付き従ってもらっており、そうでなくても異性に裸を見せたことがあるのは父のみ。
みるみるうちに顔が赤くなっており、湯気が出ているのでは、と思うほど恥ずかしさで体温が上昇していく。
先程までウキウキだったサリーナだが、目を伏せ、裸を見せる勇気が出ず、無言だったが…。
「はい…、そうします…。自室で少し考えてみます…。気を遣ってくださり、ありがとうございます。」
アレクの提案を受け入れ、フラフラと一人廊下を歩いて戻った。
アレクは浴室に向かったのだろう。気がつけば自室に帰ってきており、ベッドに横たわることなく、部屋内をぐるぐる歩き回って考える。
(どうしましょう…、どうしましょう…っ!裸を見せ合うなんて、そんな…破廉恥なこと…。しかし、世の夫婦というものは、普通にこのようなことを経て家族を作るものなのですね…。本来であれば寝室で身体を見せ合うとのことですが、アレクの機転で浴場で…となると、もう少し気も楽でしょうか…。恥ずかしいけれど、女の幸せというものを知るためには、我慢しないといけないことなのでしょう…。)
かなりの時間を使い、覚悟を決めたサリーナは脱衣室に立っていた。
(アレクのお召し物が…。まだ待ってくださっているのですね…。うぅ、恥ずかしい…。)
シュル…っ、と羽のように軽いネグリジェを脱ぎ、竹籠に畳んでしまいこむ。
レースをあしらい、宝石の装飾が輝く下着を脱ぎ、全裸へとなる。
(この向こうにアレクが…。家族のような彼だけど、さすがに恥ずかしくて、口から心臓が飛び出そう…。)
ふーっ、ふーっ、と何度も深呼吸し、意を決して扉を開けた。
「あの…、アレク…?お待たせしました…。やはり、どうしても普通の幸せというものを知りたくて、来てしまいました…。お見苦しいものを見せてしまいますが…。」
痩せた手足は病弱で儚い印象を与えるが、尻や胸は果実のように丸く実り、異性の劣情を誘う身体。身じろぐたびに揺れる柔らかい双丘は、桃色で鮮やかな乳輪を持ち、高貴な印象さえ与える。
「あ、あの、その、アレクも裸なのですね…。」
裸を見せることばかり恥ずかしがっていたが、当然アレクも裸であり、股にぶら下がる男性器を見てしまい、思わずぎゅっと目を瞑った
すみません、遅くなってしまいました
24/02/28 21:47
(xW2qMhS2)
(おっ…やっと来たか…ずいぶんと待たせてくれたな…)
湯に浸かりながらサリーナを待っていたアレクは、脱衣所に人の気配を感じ顔をニヤつかせた。
裸を見せ合うことが初夜の大切な行事だと説明をされ、その恥ずかしさから躊躇を見せたサリーナ…
だがアレクには確信があった…サリーナは必ず来ると…
何日も考え抜いた末にアレクに恥ずかしい事を願い出たサリーナなれば、それを恥ずかしいからと簡単になかったことにはしないだろうと…
(いったい…どんな身体をしてやがるのか…楽しみだぜ…)
長い間、献身的にサリーナの世話を続けたアレクに対し、サリーナは家族に似た感覚になっていることにアレクは気づいていた。薄い絹のネグリジェから透けた下着を見られても特には気にしていないことが その根拠だ。
サリーナの身体は、大凡の見当はついてはいるが、実際に見たことはまだない…礼拝堂てキスを交わした時の唇の柔らかな感触が期待をより膨らませ、アレクのペニスはすでに勃起していた。
「お待たせ…しました…」と俯き加減て浴場内に足を踏み入れたサリーナは、両手で胸と股間を隠していた。
浴場内に立ち込める湯気の中、ランプの灯りにサリーナの全身が照らされ、アレクは思わず息を飲んだ。
病気のせいもあり食の細いサリーナの手足は細く、乱雑に扱えば折れてしまうのではないと思えるほど…だが2つの膨らみは、その細腕では隠しきれないほどだ。
(す、すげぇ…な、なんて身体だ…)
「い、いえ…お気になさらず…サリーナ様のお気持ちもよく分りますから…」
サリーナの身体に見惚れていたアレクは、パスタブから立ち上がるとサリーナに近寄りそっと肩に手をかけた。
「ご決心されたんですね…そんなところでは外の冷気がお身体に触ります…こちらへ…」
サリーナと同じように全裸だったアレクだが、恥じらい身体を隠すサリーナとは対照的に勃起してペニスを隠そうとしない…
そのペニスが目に入ったのか、慌てて目を逸らしたサリーナの反応はよりアレクを興奮されるものだった。
大丈夫ですよ。きょうはスマホを新しく変えたので、設定その他て結構時間を食ってしまったので、ちょうどよかったてす。
あと今更なのてすが…一応時代背景は中世ヨーロッパを想定して進めています。
なのて移動の手段は馬車か馬になりますが、ご都合主義てバイブとかローター(電動ではなくゼンマイ仕掛け?)やアナルビーズも登場させようかと思っているのですが…
24/02/28 22:35
(ZZ2rpLMy)
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