イメプレ
1:動き出した二人の時間<2>
投稿者:
鈴香
◆NZJg9s3.DU
2018/07/17 20:45:59(Crx2scHw)
《おはようございます。夜会巻き分かりました。長い髪ってあんな風に纏めるんですね。》
あれだけ怯えていた鈴香が一言を聞いた瞬間に穏やかな表情に戻り、目から大粒の涙を流しながら抱き付いて謝る。
『大丈夫、大丈夫。鈴の苦手な事は、ぜーーんぶ知ってるから。』
涙で濡らした頬に口付けしようとした瞬間、またしてもオーブンレンジが邪魔をする。
『あ、うん、鈴は掃除機を持ってきて。クッキーをテーブルに出したら割れたグラスも俺が片付けるからね。』
18/08/25 10:43
(kYCDxC6H)
<全部あげちゃうと涼しいです>
「うん」
和室にしまわれている掃除機に向かう。
セバスチャンを抱っこしたかったのか、
ちらりと見たが掃除機を持っていくことを考えて
そのまま向かった。
掃除機についているローラーで転がしてくればいいのに、
重たい掃除機をわざわざ腕に抱えて戻って来る。
「・・・恭?」
クッキーを出して、ガラスの片づけを始めているあなたを
怒っている?と尋ねる様によぶ。
18/08/26 15:11
(jMnpLbNw)
《髪の毛、ロング、ポニーテール、ツインテール、巻き上げなどバリエーションが豊富って素敵だなぁ。》
鈴香に掃除機を頼むと、まずオーブンレンジからクッキーを取り出す。焼けたばかりのクッキーから香ばしい匂い。
次に砕けたグラスの大きな破片を拾い集めている所へウンウン唸りながら鈴香が掃除機を抱えてきて呼び声に気が付き振り返り。
『あらら、鈴が掃除機を抱えてくると掃除機が歩いてきたみたいだぞぉ?』
ちょっと笑いながら。
『掃除機さんにはコロコロ回るタイヤがあるから犬をお散歩するみたいに引っ張って来れば良かったのに。』
急いで立ち上がると鈴香から掃除機を受け取り。
『でも、運んでくれてありがとう。大変良く出来ました。』
18/08/26 17:23
(gK/6cffY)
<ありがとうございます。今日は暑かったですね>
「あっそっか」
貴方に指摘されて初めて気づいたようだ。
「恭・・・鈴なにかお手伝い出来る?」
小首を傾げ尋ねる。
まだ不安そうな様子を見せながらも、
それでも何か手伝いたい、役に立ちたい気持ちでいた。
「お客さんもう来るのに、お仕事増やしちゃってごめんね」
18/08/26 19:47
(jMnpLbNw)
《こんばんは。焼け死ぬかと思う位に暑かったけど鈴香さんマッタリ過ごしていましたか?暑くても寒くても倒れちゃいそうだし(笑)》
『まったく鈴ったら。』
掃除機の事を指摘すると初めて気が付いて掃除機を下に下ろす鈴香。
『そうだなぁ、あっ、クッキーを出してあるからリビングのテーブルに運んで、そこに出してあるからお皿に綺麗に並べておいて。』
掃除機を受け取ると変わりに鈴香にクッキーを渡して頼んだ。
18/08/26 21:34
(gK/6cffY)
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