俺は自分の部屋に殆ど行かない。
ソンな俺を姉が笑顔で評価していた。
俺が子供たち二人っきりの邪魔をしないようにしているのを知っていたから。
姉と俺はエアコンの効いたリビングで久々に二人で話をした。
「チョット気を使いすぎじゃネ?」姉
「いや、でもさ……」俺
「自然体でいいんだよ、いつもの通りの方が〇〇〇も安心だと思う」姉
「そうなんだけどさ」俺
「まあ、アンタってそういうの苦手だったね」姉が昼間っからビールを飲みながら笑う。
「何でも顔や態度に出ちゃうからさ」姉
(ドキッとした)
「ほら、いま緊張したでしょ」缶を持ってソファーで足を組んだ姉に大声で笑われてしまった。
〇〇〇との事を言われたのかと思った。
「姉ちゃんさ、パンツ見えてんぞ」俺が誤魔化す。
「あら、姉ちゃんをまだオンナだと気にしてくれてアリガト」姉
「うるせえ」俺はコーヒーを啜って外を見た。
「アンタも〇〇〇が可愛いのは分かるけどさ、早くヨメもらいなよ」姉
(コーヒーカップを持った手が震えた)
「それとヨメとは関係ネエだろ」努めて平然と答えた俺
「あの子、アンタが結婚しないの気にしてるんだよ?」新しい缶ビールを取りに立ち上がり冷蔵庫へと歩きながら背中で言った。
「あのさ、飲みすぎじゃネ?」俺
「はいはい、コレでやめますよ」姉
戻って来ながら缶を空けた姉
「〇〇〇が最近オジの事をパパって言うからかなぁってさ、笑っちゃったよ」姉
「………」俺
「マジなところどーなの、好きな女とか居ないの」姉がソファーに座って足を組んで言う。
「まあ、居るような居ないような……」俺
「なんだ、なら連れてきなよ、姉ちゃんがチカラになってあげるからさ」姉
(いや、毎日一緒にいるワ)
「だからさ、黒いパンツ見せるのやめろって」誤魔化した。
考えて見ればこんな風に姉とバカ話をしたのは随分と久々だった。
4時には※※※を姪っ子と車で送って行く。
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