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怪我の功名

投稿者:浜田 ◆T0lLCqjw/w
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2013/02/15 22:21:50 (dm6sru15)
長くなりますがきっかけからゆっくり続けます。

初夏のある日、午後から強風が街に吹き荒れました。
時折ハンドルもとられる突風もあり慎重に運転していた時、左前方で自転車が転倒しました。

「怪我はないかい?」
車を停め女の子に駆け寄りました。
「うん…大丈夫…」
左手を抑えて座り込む彼女の肌が擦り切れている。
「指や手は動くかな?」
「ん!痛い」
横を見ると車止めブロックがあり、角にぶつけたようだった。
「腕は上がる?」
「痛い、です」
先ほどより赤黒く腫れた気がしたので、
「病院行った方がいいね」
唇を噛んでギュッと目をつぶる彼女がうなづいたので救急を呼んだ。
「そこの学校だよね?」
と確認し検索して電話をかけ、誰か来るように依頼する。
「ママ、怒るかな…」
と呟く彼女が気になったが話し掛けて気を紛らわさせた。
救急と担任がほぼ同時に到着し、事情を説明して担任に連絡先を教え後を任せて会社に戻った。

夜、携帯が鳴り出てみると少女の母親だと名乗った。遅いが御礼に伺いたいと言う。
何もしていないと遠慮したがあまり拒否しても悪いので部屋にいると伝えた。

しばらくするとチャイムが鳴りスーツの女性が立っていた。
「あいりの母、○○真由美です。この度は大変御世話になり~」
丁寧に挨拶する彼女の背後に風にあおられた雨が当たった。
「濡れるから中へ」
恐縮する彼女を部屋に上げお茶を薦めた。

「幸い小さなヒビで、しばらくギプスで様子をみるそうです」
「手術など大事にならず良かったですね」
「はい、おかげさまで」
「娘さんの怪我じゃお父さんも心配してるでしょ」
「あ、いえ。あの…」
口ごもる様子に慌てて話題を変えた。
「そういえばお母さんは厳しいんですか?」
「え?どうして?」
「怒るかな、って呟いてたから」

彼女は深く溜め息を吐き、ソファーで膝を抱え額を押しつけた。
「厳しいつもりは…ただ、回りに迷惑かけないようしっかりって…」

ああそうか、とその様子から察し彼女の肩をそっと叩いた。
「大丈夫ですよ。あいりさん、泣かずに我慢してたから。痛かった筈なのに」
彼女が小さく鼻をすする。
「お母さんももっとリラックスしてもいいんじゃ…」
そう言った時、彼女がわっ!と泣き出した。
参ったな…女性の涙は苦手だ…
 
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5
投稿者:浜田 ◆T0lLCqjw/w
2013/02/16 20:18:05    (G6uKTrny)
「あっ…いきなりそんな、ダメ」
「下着がしっとりしてるよ」
「言わない、で、んん、押しちゃだめぇ」
柔らかな太腿がきつく閉じられ抵抗するが、指先は自由に動かせた。
「こんな、恥かしい…あふぁっ!」
彼女の指を挟み三本でスジを強くなぞらせた。
「ん、あっ!やだ、感じちゃうから…オナニーじゃなくな、るっ!」
突起に当たったのか腰がビクッと跳ね目をギュッとつぶった。

耳にそっと囁き彼女を誘導しようと試みる。
「真由美さん、今夜だけしてごらん?我慢してたんだよね。こんなに気持ち良くなりそうなんだから、今だけ溺れちゃいなよ」
彼女は目を開けこちらを見てる。
「男性に真由美なんて久し振りに呼ばれた…」
「真由美さんの指、動いてるよ?ほら心配ないから触って…」
「アアッ…人前でこんな、気分が…」
「身体が熱いね。上着脱ごうか。これは、みんな変な気分になるよ」
スリーブレスの胸は盛り上がり、白い腕が露になる。
腕から首筋を撫でながら耳に語り続けた。
「横で見てるから触りなさい。真由美さんの一番好きなのは、中?」
「うん…中が気持ち良い。あんまりいぢめないで…感じちゃう」
肩の肉を甘く噛みながら続けた。
「良い香りだね。じゃぁ脱がないと入らないよ?」
「ぃん!見られたら…恥かしいよ…まさかこんな、あっ!お手入れしてなくて」
「今夜は見ないよ。気持ち良い顔だけ見てるから」
そう言ってスカートを捲るとストッキングと下着を引き下ろす。
「やん、私だけこんな…」
「いいんだよ。真由美、入れて」
「あんまり見ちゃダメ…あ、濡れすぎてる」
真由美の頭を抱き耳たぶを弄びながら顔をみる。
「こんな濡れたの、久し振り…イヤらしい」
「感じてるんだね。奥まで入れていいんだよ」
言うと手にまとわりついた液がヌチャっと音を響かせる。
「あふっ!熱い、中が熱くなって…」
「もっと熱くなりたいね。もっと太いのでするんだよね?」
「う、ん、拡げられるのが…」
「じゃぁ二本入れなよ、欲しかったんだろ?」
顔を歪め息を止めてから喘ぎ声を漏らす。
「はぁぁっ!入った…太いのが、中に、」
言ってすぐクチュクチュと音が聞こえ出した。

手首は動かず指の付根だけで素早く出し入れしている。
関節が出入りすると感じるのか、腰もリズミカルに小さく動かし没頭しているようだ。
小さな唇を濡らしながら鼻息も熱を帯びてきた。
4
投稿者:浜田 ◆T0lLCqjw/w
2013/02/16 01:03:25    (G6uKTrny)
「その時はこれ?」
と絡めた指を叩いた。
「ん?コラァ(笑)ほかにないもん。恥かしいですよ」
「内緒だから(笑)」
「でもね…」
僕の手を両手で挟みながら叩く。
「でも?」
「あの子が起きてたりしてダメっていうか」
「あ~モヤモヤが残る?」
「そう…やっぱりあれだし…」
「そっか。なかなか難しいね」
「やだ、こんなに話しちゃって恥かしい」

髪をいじるとくすぐったそうに首をすくめる彼女の可愛らしさに悪戯心が沸いてきた。
「綺麗だろうなぁ」
「なぁに?」
「○○さんのそういうところ」
「ひぇ~何を言うかぁ~」
「今なら誰もいないよ?」
耳に口を近付け言ってみた。肩をピクッと縮めて拳を握った。
「やだぁ、もぉ…」
「見られた事あるでしょ?」
「あ、うん、最初の彼氏かな…あった」
「頼まれたんだ?」
「ん、ちゃんとできないから見せてくれって」
「AVの見すぎかな?」
「わかんないけど起たなかったから」
「癖にはならなかった?」
「うん、すぐ別れたし(笑)」
「でも自分で悪戯してたんだ」
「うー、いじわるですね」
「せっかくだからワーッと発散したらいいのになって思うからさ」
「だって初めて会ったのに…」
「みんな初めてから始まるよ?」
「それはあるけど」
「襲わないよ。まだ違うかもって思ってるでしょ?」
「ううん、いいかなって思う。ただずっとあれだし、ちょっと不安です」

そう言う彼女の右手をスカートから見える膝に乗せゆっくり引き寄せる。
「あっ、恥かしいから」
脇の下から腕を回し豊かな乳房を持ち上げ密着を高める。
「ン、触ってるよ…」
顔を上げた彼女に頬を寄せて手を添えた右手を付け根まで押し込んだ。
「あ、ダメッ!」
「温かいよ?」
「だって、さっきからエッチなこと言うから」
「どの指使うの?」
「きめて、ないっあっ!」
下着の上から彼女の指を押し当ててなぞるように動かした。
3
投稿者:浜田 ◆T0lLCqjw/w
2013/02/16 00:03:28    (G6uKTrny)
「じゃあずっと仕事と彼女のことばかり?」
「気が抜けなかったから」
「少し肩の力抜いたらいいのに」
「ん…もう大丈夫かなぁ」
なんとなく彼女が小さく見え、つい肩を引き寄せて額をコツンとぶつけた。
「ガン!て痛いぞ」
「ほら、笑ったらますます美人なんだから自分も出した方が良いよ」
「もぅ(笑)」
僕は肘掛けにもたれ掛かり彼女を後ろ向きに抱っこしてやった。
「きゃっ、恥かしい」
「何年ぶり?」
「干支がひとまわりしたかも(笑)」
「緊張してるし」
「だって~でも大丈夫。なんかホッとする」
「頑張ってきた分、ちょっとリラックスしていけばいいさ」
「ありがと」

彼女の髪に頬を寄せて少し呼吸のリズムを合わせる。
「二人になってから一度も付き合いはなかったの?」
「うん、幼稚園のお迎えや夕飯には帰ってたし」
「じゃあずっと無しなんだ」
「ん?あ、やだぁ(笑)なんてことを」
「調子にのりました」
「もぅ(笑)でも…無い。うんゼロですね」
「はは、ごめん。じゃぁついでに…寂しいとかなかった?」
「えーっ(笑)うーん…と、いっか。時々はねぇ(笑)」
「良かった。ちゃんと女性が残ってる」
「うん、やっぱりギューッてきますよ」

2
投稿者:浜田 ◆T0lLCqjw/w
2013/02/15 23:18:21    (dm6sru15)
小さく揺れる肩に手を回し声を掛ける。
「彼女もちゃんとお母さんを見てるし、少しゆっくりしては?」
「はい…でも二人きりだから気を張ってないと」
「そうか。なんとなく解るけど、ちょっとだけお母さんを前に出してはどう?今は姉妹みたいな母娘が自然みたいだし」
「ええ…もう子どもじゃないかも」
「親には子どもでも本人の成長は止められないからね」
「うん、あ、そうですね。さっきも大丈夫だから帰っていいよって笑ってました」
「病院に一泊?」
「熱が下がれば帰れるそうです」
「良かった。さすがお母さんの子だ」
「はい(笑)」
「やっと笑った。緊張しましたよ」

お茶を入れ替える。
「浜田さんは独身?」
「気楽にやってます。○○さんは恋はしないまま?」
「あ~えっと、離婚して12年かなぁ。すっかり忘れてます」
「仕事柄出会いはあるでしょ」
「ん、なんか接待みたいな事もするけど変な雰囲気に持ち込む人ばかりで」
「美人だし独身に見られる?」
「子どもがいるって話すと驚かれます。で、シングルとバレないようにダミーの指輪つけてるの」
と左手を見せて笑った。

じっくり見ると35歳ながらまだしわもなく、やや長めの黒髪を耳にかけ若々しい。

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