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2014/02/07 22:37:11 (QuLkmlZp)
今晩は寒い冷たい雨だった。
30分前、やっとマンションに帰りつくと入口に見覚えのある
水色の傘とショーパンから伸びる細い足。
「お兄ちゃん、お帰りなさい。」
いつ来た?なぜ電話かメールしなかった?
「7時前に着いたよ。でも、お仕事の邪魔すると悪いと思って。」
寒かったろう?飯は食ったか?ずっと待ってたのか?
「ううん、大丈夫。私、寒さに強いもん。」
「ご飯、食べたよ。家からおにぎり持ってきたから。」
やっぱりそうだ。「ファミレスでドリンクバー飲みながら」って考えないよな。
とにかく入れ。暖房入れて温かくして・・
「うん、お兄ちゃんの部屋、久しぶりだね。」
そして今、ガキは風呂を掃除して、ベッドのシーツを換えての大奮闘中。
俺は、ガキが家から持ってきてレンジで温めてくれた肉じゃがを食いながら
これを書いている。
後は、明日だ。

 
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69
投稿者:おにコーチ
2014/06/01 15:34:05    (3AjQQKnB)
暑い日が続く。
土曜にガキをドライブに連れ出した。
海沿いの道を、エアコンは着けずに、窓をいっぱい開けて走る。
ガキはグレーの帽子に白のTシャツ、いつものショーパンだ。
風でなびく髪が可愛い。
Tシャツから、わずかに乳首の出っ張りが透けて見える。
幹線から降りて狭い道を行くと、低い堤防と小さな砂浜に出た。
ガキは喜んで砂浜に駆けだした。
波打ち際で靴を脱ぎ棄てて海に足を浸けてる。
「お兄ちゃん、気持ち良いよ。全然冷たくない。」
俺もガキと一緒に海に足を浸けた。
本当だ。もう冷たくないな。
しばらくしてガキが言った。
「私、泳いで良いかな?」
うん、これだけ水温が高ければ大丈夫だけど水着は?
「下着じゃだめかな?」
周りに民家も人影もない。
全部脱いじゃえよ。俺が見張ってるから大丈夫。
「うん、そうするね。」
ガキは堤防に脱いだ靴の上に、素早く脱いだ衣類を重ねる。
痩せてる。太陽の下で見ると痛々しいくらいだ。
やっと年齢相応に膨らみはじめた胸も、すぐ下のアバラが見える。
パンツ1枚で俺の方を振り返って、にっこり笑って最後の1枚を脱いだ。
明るい光で、真っ白な下腹にくっきりと割れ目が見える。
まだ若草は生えてない。
ガキが海に駆け込んだ。
白い水しぶきを飛ばして、はしゃぎまわる。
お前、泳げるかい?
「見て、見て、クロールだよ」
うん、上手だね。他のは?
「平泳ぎでしょ、背泳、横泳ぎもできるよ。」
ほう、すごいじゃないか。何時から泳げるようになったんだい?
「3年の時、平泳ぎ覚えたの。そしたら後のは簡単だったよ。」
水泳大会にも出て賞状貰ってたね。
「うん、今年もがんばる。
 裸で泳ぐの初めてだけど、凄く気持ち良いよ。」
良かった。ゆっくり楽しみなよ。
低い堤防に坐って裸のガキを見ていたら、後ろに人の気配がした。
振り返ると、50歳位の近所の漁村のおばさんらしい女性が立っていた。
さりげなく挨拶する。
こんにちは。暑いですね。
「もう泳いでるの。女の子?」きrはい、親戚の子です。
「ここは良い所でしょう。あまり人も来ないからね。」
そうですね。静かで良いところですね。
ところで、近くに食事ができる店がありませんか?
「近所にはないね。
 素麺でよかったら、家で御馳走するよ。」
悪いですね。お願いしましょうか。
話しをしていたら、ガキが海から上がってきた。
相手が女性だからか、全く恥ずかしがらない。
前も手で覆わず、いつもの明るい笑顔で話しかける。
「こんにちは、おばさん。
 裸でごめんなさい。」
おばさんも笑い返した。
「お嬢ちゃんも、裸で泳げるのは今年が最後だね。
 私も子供の時は、水着なんか着なかったよ。」
ガキは、あっという間に人の心をとらえるみたいだ。
「海で濡れたまま服を着ると、後で気持ちが悪いよ。
 おばさんの家で身体を洗いなさい。
 すぐそこだから。」
「おばさん、ありがとう。
 そうさせてね。」
先に立って歩くおばさんの後ろに、ガキは自分の服を抱えて
裸のまま歩いて行く。
前は抱えた服でかくれているけど後ろから歩く俺には、ガキの
引き締まった尻が歩くたびに動くのが丸見えだ。
作業着を着たおばさん、全裸のガキ、また服を着た俺。
でも、全然違和感はなく美しい。
松林の中を歩くガキの裸体が、周囲の景色に溶け込んでいる。
3分も歩かず、おばさんの家に着いた。
ガキは家の外に引かれた水道の水をバケツに受けて頭から被る。
「わー、こっちの水の方が冷たいね。」
元気なはしゃぎ声だ。
見ていた俺もおばさんも一緒に笑った。
おばさんから、素麺を御馳走になった。
ガキがテーブルを拭いたり箸を揃えたり、おばさんの手伝いをする。
「いただきまーす。わー、おばさん、とっても美味しいよ。」
無邪気な声におばさんはニコニコ笑っている。
食べ終わると、おばさんより先にガキが食器を洗う。
片づけながらも、
「おばさん、この食器ここでいいの?」
「このお皿の絵、素敵だね。」
と、おばさんに話しかける。
おばさんが嬉しそうに答える。
おばさんは独り暮らし。息子夫婦と孫は遠くにいるんだ。
ほんの1時間居ただけだったけど、おばさんがガキと別れがたいのが分かる。
「おばさん、ありがとう。お手紙書くね。」
「また、お兄ちゃんにお願いして、連れてきてもらうから。」
車の窓から顔を出して、おばさんに手を振り続けるガキ。
どうして、ガキは行く先々で、人に好かれるんだろう。
人を幸せな気持ちにさせるんだろう。
どんな大人になるんだろう。
いや、どんな大人になってもガキは俺の天使だ。
それは変わらないはずだ。






68
投稿者:知呂人
2014/05/29 09:29:26    (ZaK6yY0O)
幸せが続いてるようで良かったです。
67
投稿者:おにコーチ
2014/05/24 03:27:01    (lOML3zde)
我ながら困ったものだ。
連休が終わって2週間、急にガキに会いたくてたまらなくなった。
仕事中、頭の中にはガキの
顔、ガキの身体、ガキの声だ。
夜10時なのにメールした。
急に会いたくなった。明日、行って良いか?
「私も会いたいよ。来てくれるの?」
うん、一刻も早く顔を見たい。朝、早くでも良いか?
「夜でも良いよ。起きて待ってるよ。」
すぐ、会社を飛び出した。
1時、やっと着いた。車を停めてガキの家に歩いて行く。
足が独りでに早くなる。
ガキの家の玄関の明かりが見えた。
その下に立っているガキの姿も。
「お兄ちゃん、いらっしゃい。来てくれたんだね。」
近所に迷惑をかけないようにと懸命に声を小さく押さえてる。
「さあ、入ってよ。お母さんにはお話してるから。」
2階のガキの部屋に入る。
ああ、懐かしい匂いだ。
ガキが甲斐甲斐しく俺の服を脱がせてくれる。
布団が敷いてあるけど、寝た様子はない。
「お兄ちゃん、疲れたでしょう。お布団に入って。」
ごめん、お前の身体が見たいんだけど、良いかい?
急にガキがすまなそうな顔になる。
「ごめんなさい。あの日でタンポン入れたの。紐、出てるけど良い?」
そうか、済まなかった。お腹痛くないか?
「ううん、私、他の子より軽いみたい。
 お兄ちゃんが来てくれるから、ナプキンやめてこれを入れたの。」
「ちゃんとお風呂で洗ってるよ。お尻の中もきれいにしたから。」
布団の上に坐った俺の前で、ガキは全部脱いでくれた。
相変わらず痩せていて、それでいて美しい。
全裸で俺の前に立ったけど、タンポンが気になるんだろうな。
無意識だろうけど両手で前を隠してる。
昔の俺なら、こじ開けて紐を引きぬいてたな。
俺からじっと見られて、ガキの顔が赤くなってきた。
目がきらきらしてる。
時々、ふー、と大きなため息をつく。
前を隠していた両手が上がり、まだ平たい胸を自分で抱くように隠す。
剥きだしになった割れ目。
最近、ビーナスの丘がやっと女の子らしく優しい膨らみを帯びてきた。
でも、まだ若草は全然芽生えていない。
真っ白な丘にくっきりと亀裂が入っている。
後ろを向いてごらん。
ガキがゆっくり身体を回す。
痩せてるけど長い足だ。
肉が付けば、すばらしい曲線美になるんだろうな。
きゅと引き締まった尻。
まだ女性らしい柔らかさはないけど、その弾力ある
手ごたえは素晴らしいんだ。
また前を向かせる。
俺の中の鬼畜が騒いでる。
少し足を広げてごらん。
ガキの細い足が左右に広がる。
股間に白い紐が出てるのが見えた。
ガキは目を閉じて、少し荒い息をしている。
かわいいね。俺のために入れてくれたんだね。
そっと手を伸ばして紐を摘まんだ。
ガキの身体がビクって動く。
大丈夫、抜いたりしないよ。
ありがとう、さあ布団に横におなり。
キスから始めて、ガキの全身を愛撫する。
「お兄ちゃん、お尻に・・、ください。」
うん、今日は俺も欲しい。
ガキを仰向けのまま両足首を掴んで広げ、
尻の穴にローションを塗る。
入れるよ。
「うん、お願い、お兄ちゃん。」
ゆっくり挿入した。
入れるとガキは顔を反らせて、ハ―っとため息をつく。
両足首を掴んだまま、ゆっくりピストン運動をする。
その度にガキの身体が反り返る。
俺も溜まっていた。
たった15分でガキの腹の中に出してしまった。
それでも、ガキは俺に合わせたように逝ってくれた。
いつもは1時間は愛撫してあげるのに、すまん。
「ううん、お腹の中にお兄ちゃんが出してくれるの分かったよ。」
「すごく気持ち良かった。」
濡らしたタオルで拭いてくれた後、自分の尻に入ってた俺の男根を
口に咥えようとする。
やめろよ。汚いぞ。
「大丈夫だよ。拭いてるから。」
でも、尻に入れたんだぞ。
「本当はね、私をすごく幸せにしてくれたお兄ちゃんのこれ。
 拭かずに私のお口できれいにしたいくらいなの。」
俺の持ってたSM本にそんな小説があったな・・。
お前の気持ちはうれしいけど病気になったらいけないからね。
さあ、抱いて寝てあげる。おいで。
ガキが俺の胸に顔を寄せて5分もしないうちに、可愛い寝息が聞こえてきた。
横に香しいガキの体温を感じながら書いてる。
俺は幸せだ。







66
2014/05/20 16:18:36    (/DHVUETm)
エロい話をggってたらたどり着きました。

久々に良い物が拝見出来、続きが楽しみです。
65
投稿者:亜鉛
2014/05/18 11:30:39    (1qkmPqZt)
最初から読みました
はじめの鬼畜モノから一転して心が暖かくなりましたよ
これからも大事にしてあげてくださいね
続きも待ってます
64
投稿者:おにコーチ
2014/05/07 22:00:52    (QIY2WvPa)
昨日の夕方、ガキを家に送って行った。
俺の実家を出る時、オフクロ達にサヨナラを言いながら、本当に涙を流していた。
自分の家に着くと俺に上がってくれと言う。
母親はまだ帰ってない。
ガキは俺を2階の自分の部屋に連れ込んだ。
「お兄ちゃん、ごめんなさい。
 私に、してください。」
恥ずかしさを堪え涙を流しながら訴えてきた。
見ている前で服を脱ぎ捨てる。
止める間も無く全裸になった。
「私、今は一人でいるの寂しいよ。
 お願い、少しの時間でいいです。」
俺は、服を着たままで、ガキを抱き上げた。
顔にキスして涙を吸ってやる。
ガキの涙って、なんて甘いんだろう。
胡坐をかいて坐り、裸のガキを膝に横向きに坐らせる。
顔を上げて俺を見上げるガキの唇を吸った。
いたいけなガキの口の中に俺の舌が侵入する。
ガキの歯を、歯茎を、舌を舐めまわす。
息が苦しいみたいだ。ガキがあえいでいる。
口を離すとガキはぐったりと俺に身体をもたれかけた。
割れ目に指を這わせると、キスだけで潤っている。
右手で割れ目を上下に優しく撫でながら、また口を吸った。
今度はガキの舌が、俺の舌を求めている。
舌をからませながら、ガキの唾液を吸う。
甘いな。フルーツの甘さだ。
左手はガキの身体をしっかり抱きしめ俺の胸に押し付ける。
ガキの呼吸が荒い。苦しげだが、それでも俺にしがみついている。
時々、瞬間的に口を離して息を継ぐが、またすぐ口を吸い合う。
ガキの目が虚ろだ。涙を流しながら恍惚の表情になっている。
右手の指がクリトリスに集中する。
可愛く固くなってる。
指先で押さえ、捏ねまわし、摘まみ、残酷に皮を剥きあげる。
口が離れた瞬間「ア、アアー」って苦痛のような声を上げた。
剥きあげたクリトリスをさらに捏ねまわす。
口も許さず舌を吸い続ける。
この日は20分も持たなかった。
ガキの身体が膝の上で硬直し脱力した。
同時に俺の右手の指が、熱い蜜がほとばしるのを感じた。、
少し酷過ぎたね。クリトリス、痛かったろう?
「ううん、すごく気持ち良かった・・。」
「どうしてお兄ちゃんの指は、私を天国に連れて行ってくれるのかしら?」
そうだね。それはお前が可愛い良い子だからじゃないかな?
「ちがうよ。お兄ちゃんが私の事、本当に優しくしてくれるからだよ。」
優しくか。違うよ。ただ優しさは止めたよ。
お前が幸せを感じるためなら俺はまた鬼畜の真似もする。
だから、お前は一杯感じて幸せになってくれ。
それが俺にできるただ一つのお前への恩返しだからね。
63
投稿者:知呂人
2014/05/06 06:23:25    (yNV2Wrus)
皆さんが楽しい時を過ごせて何よりですね(^_^)
62
投稿者:おにコーチ
2014/05/05 21:36:07    (KKFX4JYx)
日曜日は、水族館と遊園地。
今日は、野生動物が見れるサファリにガキを連れて行った。
いや、俺じゃない。オヤジ、オフクロ、姉夫婦がだ。
俺はただのお供だ。
ガキは、本当に喜んでた。
魚や動物に餌をあげるのが好きだって言ってた。
そして、オフクロとガキが一緒に作ったお弁当を食べながら、
昔、お父さんお母さんと3人で遊園地に行ったことを話してくれた。
「小さかったから良く覚えてないけど、その時もお母さんと一緒に
 お弁当作ったの。」
「私が握ったおにぎりをお父さんが、おいしい、おいしい、って
 食べてくれたの。」
驚いたよ。お前の昔の話しは初めて聞いた。
家に帰ってからも、ガキは喜んだ。
土曜の夜は、オフクロと風呂に入った。
「この子が、背中を流してくれたの。気持ち良かったわ。」
「あー、お母さん、良いなー。明日は私と入ろうね。」
日曜は、姉と入浴。そして今日はオフクロと姉と3人で入浴だ。
「この子の髪、すごくきれいね。櫛がすーっと通るの。」
「肌がきめ細かいよね。子供の肌ってこんなに柔らかだっけ。」
「背中流してもらうなんて何年ぶりかしら。」
「お母さん、一人でこの子の身体洗ってあげるなんてずるいよ。」
二人の会話を聞きながら、ガキの顔が赤くなってる。
俺との入浴を思い出して恥ずかしかったな。
俺が鬼畜の末に全身を観察しつくしたガキの身体を、オフクロと姉が
見て触ったんだ。
ガキとしては恥ずかしかったんだろうな。
今、ガキは俺の家族と居間でトランプ遊びしてる。
本当に子供らしい楽しげな表情だ。
時々俺の前でも見せる、大人並みの心配りをしている表情は感じられない。
すっかり溶け込んでいる。
連れてきて良かったよ。本当に良かった。
今回は、俺が子供のころ遊びまわった場所なんか行く暇がなかった。
でも、夏休みにはまた連れてくるからな。
昨夜、ガキが布団の中で俺に、「しましょうか?」って聞いた。
お前が本当に欲しいのならするけど、今はそうじゃないだろう?
年末にこの部屋で、声を出さないようにパンツを咥えさせて、ローション
じゃなくてマヨネーズを塗った尻に入れたんだったね。
俺のために、酷いことを我慢してくれたんだよね。
「ううん、違うよ。ショーツを咥えたのもマヨネーズ用意したのも私だったよ。」
「あれって、私が嫌らしいから勝手にしたんだもん。」
「お兄ちゃん、痛くないように優しくしてくれたよ。」
布団の中で、小声でこそこそ話す。
なんだか、二人で秘密の遊びをしているようだ。
明日は帰らなくちゃな。
「うん、とっても楽しかったよ。
 ありがとう、お兄ちゃん。」
そうか、良かった。
おやすみ。
61
投稿者:知呂人
2014/05/04 23:21:50    (991EEBSb)
明日、楽しみで眠れないんじゃないですか?
60
投稿者:おにコーチ
2014/05/04 16:54:03    (QAAaKsEn)
昨日、ガキを連れて実家に帰った。
ガキが、ものすごく緊張してる。
一回来てるじゃないか。心配するなよ。
「うん、そうだけど・・。私が、悪い子だって分かったらどうしよう?」
何を言ってるんだ。お前のどこが悪い子なんだ。
「だって、お兄ちゃんに迷惑ばかりかけてるし、それに・・」
うん、それに何だい?
「私、エッチな子だもの。嫌らしい子だもの。」
ばかだな。嫌らしくてエッチなのは、鬼畜の俺の方なの。
お前は、素直で愛らし良い子じゃないか。
心配するなよ。さあ、ついたぞ。車から降りよう。
朝、自分で焼いたスイートポテトを入れた箱を胸に抱いて、俺の後からガキが付いてくる。
玄関を入ると、家族総勢でお迎えだ。
「いらっしゃい。良く来てくれたね。」
「待ってたわよ。いつも息子が色々お世話掛けてるそうね。」
「やっぱり可愛いわね。お姉さんの妹にしちゃうからね。」
「俺達も、はやくこんな良い子が欲しいよな。」
はいはい、一応息子で弟の俺も「ただいま」なんだが・・。
「おじゃまします。おじさん、おばさん、お兄さん、お姉さん、お世話になります。」
ガキは初対面の人に絶対悪い印象を与えないよな。
ほとんどの人が、育ちが良い子」って感じるらしい。
けっして良い所のお嬢さんじゃないんだけど、母親の躾けなんだろうか?
それとも、持って生まれた品なのかな。
家に入るとすぐ、ガキがオフクロに何か言ってる。
「まあ、そんな事気にしなくていいのに。」
「いえ、お願いします。御挨拶させてください。」
おや、俺の実家に他に誰かいたっけ。
オフクロがガキを仏壇の前に案内した。
仏壇の前に神妙に坐って手を合わせてる。
目を閉じて俯いた顔が凄く可愛い。
俺も、あわてて手を合わせる。
御先祖様達はお見通しだろうな。
俺が鬼畜の末に、このガキという宝物を手に入れたことを。
いまさら、御先祖様に言い訳はしないつもりだ。
いや、もしかするとガキとの巡りあわせが、ご先祖様のおかげかも・・。
すぐ居間でガキのお土産のスイートポテトでお茶になった。
「へー、貴女が作ったの?すごいじゃない。」
「いや、良くできてるな。買ってきた物と思ったよ。」
「おいしい。お芋と砂糖とクリームだけじゃないわね。何入れてるの?」
ガキが居る間、話しの種は尽きないな。
「どう、6年になって学校は楽しい?」
「はい、先生も友達も、みんな良くしてくれてます。」
「今の小学校は勉強も大変でしょ?」
「ええ、でも、勉強も運動も先生が良く教えてくださるから。」
この子は、成績は学校1番で、児童会長で、スポーツ万能で、おまけに合気道してるんだぞ。
やっと、俺が喋れた。
「そりゃ、すごいな。大したもんだ。」
「あんたの子供の時とは、大違いじゃない。」
「あんたは、そんな良い子と遊んだこともなかったわよね。」
ああ、なんとでも言ってくれ。
ガキは俺と正反対の素晴らしい子なんだ。
夕食は、家で鍋パーティだった。
大勢で囲む夕食が、いつも一人で食べていたガキにはとても嬉しかったみたいだ。
夜、ガキが俺の布団に潜り込んできて胸に顔を寄せる。
「みんな、優しいよね。私、本当に嬉しいの。」
「お兄ちゃん、連れてきてくれてありがとう。」
布団の中で、ぎゅっとガキを抱きしめた。
俺の方こそ、ありがとうだよ。
お前は俺の誇りなんだ。
俺の天使なんだ。
さあ、おやすみ。明日は色々な所に案内するからな。

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