2007/10/31 19:24:19
(PLeApE7z)
まずは軽く腹ごしらえをマックで済ませる事した。 公園に入ると、かなりの距離を歩く事になるので、余り腹いっぱいにはしない
溜り場には、既に3人が来ていた。
神田、鳶、練馬の3人だ。聞くと、もう一人教授が既に薮に潜んでいるらしい。
『教授、今夜は早いなぁ。何かアテが有るのか?』と言うと、すかさず神田が『有るわきゃない(笑)火曜日なんだから……多分家に居られない事情でも有るんじゃないか?(笑)』と勝手な事を言って笑っている。
話しは変わるが、ここでは、皆、お互いの本名は知らない。各々ニックネームが有って呼びあっている。見た目や職業、後は縁の有る地名などが、そのまま呼び名になっている。
皆お互いのプライバシーにはタッチしないのが掟だ何十年もの昔から決まっていた事だ。万が一警察沙汰が起きても『知らない。』で済む。良い掟だと思う。 掟は他にも有る。例えば盗撮は駄目、露出カップルが来ても、公園を一歩でも出たら尾行はしない。
露出カップルの要望には出来るだけ応える。(例えば人数制限や、してはいけない事等)まぁ当たり前の事なのだが、中には守れない奴も居たのは事実だ。
そういう奴は、仲間皆でボコって、暫くは出入り禁止になる。自分が入ってからは、居ないが、昔は結構有ったらしい。
今夜は、まず神田と歩く事にした。
神田は接近専門だが、双眼鏡も持っている。ただ、双眼鏡で、めぼしいカップルを探す為に持っているだけなので、それっぽいカップルが居たら、すぐに近付いてしまう。
まぁ、各々のスタイルだから仕方無いのだが…。
神田と二人で、それらしい熱いカップルを探して歩いていると、突然立木の陰に神田が隠れた。
『どうした?』と聞くと、無言で暗闇を指差す。
見ると、ミニスカートの子がしゃがんで、男のイチモツを喰わえている。
頭が前後に、ゆっくりと動き、時折、裏筋を舐めたり手を動かしたりしているのが見えた。
すると神田が小声で
『本番まで行くかなぁ…』と言った。
『行ってくれると良いがなぁ…』と俺。
と、再び女の顔が前後に動き出した。立木に寄り掛った男の膝が伸びる。
それに合わせるように、女の頭の動きが激しくなる。『男がイッて終わりか?』と神田が少しガッカリしたように言った。
『そうだな……。その可能性は強いな…』と俺。
だが、まだ終わった訳ではないので、立ち去る事は出来ない、女の頭の動きが更に激しくなった、
すると『ウッウッ…ん…』と男の腰が痙攣した。
どうやらイッたようだ。
女が立ち上がり、男はイチモツをしまい、チャックを上げる。
『終わりか……』
ガッカリしながら立ち去ろうとすると、いきなり神田が俺の肩を抑えた。
見ると、今度は男の方がしゃがんで、女のスカートを捲るではないか♪
『してやっり!待っていた甲斐が有った。』
この瞬間の快感が堪らない、覗きをやっていて本当に良かったと思う。
これからが本番。暗闇に目を凝らし、神田と二人でジッと見つめる。
男の手が女の下着に掛ったようだ。
すぐに男の頭が女の股間に入る。女は快感にのけぞる。
………………………。
驚いた…
呆れた…
悲しくなった。
そこには、しゃがんだ男が、先程の女と同じように頭を前後に激しく動かすシルエットが………。
『女装子かよ!』吐き捨てるように神田が言った。『今夜は終わりだな…』と俺…。
覗きを何年やっていても数ヶ月に一度は、やってしまう失敗……。
苦いどころじゃないよ。
重い足取りで、溜り場へと向かう。
口直しが有ればよいが…。