2025/02/18 22:05:55
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営業先でクライアント様の仕事場にお邪魔させていただく機会がありました。
そこはお洒落な店舗で店内の壁面が鏡張りで加工されていて、建物内を広く見せる工夫がされている場所でした。
「こちらへどうぞ」
案内された鏡の一枚が開かれ、そこがドアだと私は初めて気付く。
ドアを潜り、そして振り返ると鏡だと思っていた壁一面はガラスの様に透き通って店舗内を眺める事が出来る。
鏡だと思っていた壁一面はマジックミラーだったのです。
そこは店舗のバックヤードにもなっており、営業中の店舗内が見渡せます。
逆に店舗側からバックヤードは見えないのです。
(これは、面白い造りだな)
帰社後、私は同僚にこのお洒落なお店の話をしたのですが同僚からはこのマジックミラーを使う店舗の意外な理由を聞かされました。
マジックミラーは一見、室内を広く見せお洒落な演出を醸し出しますが、オーナーが従業員を監視する目的もあるのです。
監視する目的は、お金の着服、備品の窃盗、従業員のさぼりや如何わしい行為等等・・・
(いかがわしい行為って何だべ?)
ー後日ー
ここは私のマンションの一室、私の自由な空間。
何をしても、誰にも咎められる事はない。何をしても自由なのです。
時間は午前九時、私は表通りに向かう窓のカーテンを開ける。
天気は快晴。
私の住むマンションの直ぐ近くには公立小中学校が幾つか有る。
休日の午前中にも関わらず、部活動に参加する生徒が歩いている。
時折、目の前の道路でも、運動着姿で走り込む生徒達の姿をよく見かける。
また、道路を隔てて向かいのマンションの隣には公園がある。
そこには遊ぶ子供たちや、乳幼児を連れたお母さん方も『見える』。
そして『見える』という事は向こうからも、こちらが見えるという事だ。
つまり今、私は多くの人達に見られる位置に居ることになるのです。
だが、手を振っても外の人達は誰も私の存在に気付いてくれない。
それは事前に窓にマジックミラーフィルムを張ったからだ。
本当はマジックミラーを買いたいと思ったが、その値段に驚いた私は安価で加工もしやすいフィルムに変更しました。
だから例えすぐ傍の道を通る人に手を振ってみても例え服を脱いでみても誰も気付かない。
私は文字通り、服をそのまま窓際で脱ぎ捨てる。
「もう、いいよね?」
私の手には、男性器の形を模したピンク色の玩具が握られている。
脱いだ衣服を畳むこともなく、私はそのままフィルムを貼った窓の前に立つ。
後で皺皺になった服を見て、後悔する事は目に見えているが今は気にならない。
身体を包む衣類は何も身に纏っていない。
そして前戯は・・・必要ない。
立っているだけで下腹部の割れ目から太腿を伝って雫が床に届きそうだ。
私は小さな椅子の上に吸盤の付いた男性器を固定し、爪先立ちでその上に腰を持ってくる。
手は背中の後ろに回し、後ろ手に手錠を掛けられたような姿勢になり、男性器の上にそのまま腰を下ろしていく。
だけど脚が震え、男性器の先端が滑り中々上手く挿入できない。
「あっ、やだ・・・入らない」
焦れば焦るほど、シリコン製の先端は膣口を滑る。
滑るだけなら良いが、シリコン製の先端は時々、私の敏感になった陰核を押し潰し、その度に腰が砕けそうになる。
(ん~、もう、もどかしい)
私は必死に男性器を自分の秘裂に導こうと腰を揺らした。
我慢できなくなった私は、今一度腰を上げて狙いを定める。
そして大きく息を吸って、私は真っ白な頭で、腰を一気に下ろした。
「ひっ―――――――――――――!!!」
勢いをつけすぎた。
膣液のローションが塗られた全長21㎝深さ16㎝太さ4㎝の男性器は、何も抵抗なく
私の最奥を易々と貫く。
腰を下ろす勢いのまま、子宮口が衝撃を受ける。その衝撃は脳にまで届きそうな勢いでした。そして私は一瞬、確実に中腰で気を失った。
「ひぐぅっ、ぁぁ」
予想以上の重い衝撃。
私は、餌を貰う池の鯉の様に口をパクパクと開けながら、何とか空気を吸おうとする。
生理現象だったのだろうか、目から涙が自然にこぼれる。
遅れて、吐き気にも似た快楽が全身に伝播する。
身体がガクガクと小刻みに痙攣し椅子から落ちそうになるのを堪える。
「あっ、ぃぁ駄目に、なっちゃ」
今更だ。理性の限界でした。
私は震える足腰に鞭を打ちながら、再びゆっくりと立ち上がる。
すると膣壁を巻き込んで裏返りながら、抜けるギリギリまで張り型が抜かれる。
そして再び、跨った男性器に座る。
「――――――――――――――ぁ!!」
今度こそ私は壊れた。
下腹部から脳にまで届く衝撃が私の理性を完全に崩壊させました。
私は壊れたように嬌声を上げ、壊れたように抽送を繰り返す。
「ひっ!、だ、駄目だよ、こんなの駄目なのっ!!」
陰部にマイクを近づけたなら確実に淫猥な音が録れるだろう。
自分の身体を通して耳に届く淫猥な音に、私は興奮し貪るように腰を上下に振る。
腰を落とし男性器を深く貫かれる度に、私の口からは悲鳴が上がり床に飛沫が飛び散る。
「ーーーーーーーーあ」
また悲鳴のような絶叫が壁に跳ね返る。
股間から飛び散った飛沫がそのままガラスに付着しガラスを汚していく。
それを見た瞬間、また一つ私の中で何かが弾け飛ぶ。
「もっと、もっとみんな私の身体見てぇぇぇぇ」
股間から、おしっことは違う液体を迸らせながら私は窓の外へ懇願する。
道を走る中学生に。
子供を連れて歩く親御さんたちに・・・・・
もっと外から良く見える様に大きく脚を開き、より大きな淫音が鳴るように激しく腰を振る。余った両手は揺れる胸を掴み、絞り上げる。
私は卑猥なストリッパーを演じあげる。
「私のあそこ、私の“オマンコ”肉棒で抉られてるの!!ぐちゃぐちゃなの」
『ストリッパーの久美子』は自身の状態を観客に説明する。
敢えて普段使わない、より卑猥な単語を選んで外に向って叫んでみる。
その言葉一つ一つが、また私自身を更に追い詰めていく。
「汚い乳首ももっと見てぇぇぇ」
両乳首を強く摘まみ上げ、爪を立てる。乳房全体が前に引き伸ばされ、卑猥にその形を
歪ませる。
「おっぱいも、乳首も皆に見せてあげたいのに、見てもらいたいのに」
腰の動きが更に早くなり、脹脛が攣りそうになるがここで辞めると快感は得られなくなる事には堪えられない。
眼の奥がチカチカと白く明滅し、限界が近い事を視覚で悟る。
「お尻も・・・おしりも欲しいの!誰か挿れてよぉ」
寂しく肛門が物欲しそうにヒクヒクと開閉するが、そこに入って来るのは空気だけです。
行き場を失った空気は、直腸内を掻き回す。
「久美子は変態です・・・変態で御免なさい」
「久美子は肉便器です」
(逝くぅ!!!)
絶頂が止まらず、逝ったまま戻ってこれなくなる。
逝っているのに、それよりも凄い物が近づいて来るのが体感で解る。
「誰か来て!!私に入れて!!!」
目の前の道路を走り去っていく運動部の中学生達。
彼らに気付いて貰えるように、私は必死に身体を見せてアピールする。
「みんなで私を犯して、お願い犯してよ」
彼らに輪姦されても、今ならきっと私は抵抗も後悔もしない。
この時私は本気で、彼らの肉便器になりたいと強く願ったからだ。
「やだ、行かないでっ、私もうすぐ逝っちゃうの、独りで逝っちゃう・・・」
歩道でサッカーボールを蹴っている小学生でもいい。
カブで走り去る、近所のおじさんでもいい。
誰でも良いから私を見て欲しい、私を犯して欲しい。
玩具の様に遊ぶだけ遊んで、汚して欲しい。
「誰か私に気付いて、こっちを見て」
けれど、私の願いは叶わない。自分でそうはならないようにしたからです。
それで良かった。私は自分に言い訳をする。そして待ちに待った限界を迎えます。
「あっ、駄目・・・もう逝くぅ、逝きます」
もう耐える術はない。
「いっ、いやぁ!」
私は全身を弓なりに強張らせ、今日一番の潮を吹いた。
そして椅子の上で男性器に貫かれたまま硬直した。
絶頂から射精したおちんちんなら時間と共にその大きさは縮み始め、その硬さを失うが
全長21㎝深さ16㎝太さ4㎝の人工の男性器はその形をいつまでも保ち続ける。
私は脹脛に力を入れ腰を浮かせると、男性器が固定された椅子から何とか立ち上がる事ができた。
「いたたた」
「取り敢えず、掃除かな・・・」
濡れた床、汚れた椅子、飛沫の飛んだ窓ガラスを見て大きくため息をつく。
軽く服を着替えて、タオルで自分の撒いた液体を拭いていく。
オナニーの後はいつもこうだ。
大きな快感を得られた後は、決まって自己嫌悪に悩まされる。
もうこんな事は辞めよう・・・
次は辞めよう・・・って思うが、また次の時はどうしようもなく辞められない。
「本当にどうにかしないと、いつか私」
股間に違和感を感じながら私はいつもの様にため息をついた。