2013/12/27 13:50:55
「ねぇねぇ、本当にイキそうだったの?」
「コイツの指テク、そんなに上手い?」
「寸土めされるのとイカせまくられるの、どっちがいい?」
「おねーさん、Sっぽく見えるけど…実はMでしょ?」
「本当はイキたかった?」
まだ呼吸の整わない、口を塞がれたままの私に男達は次々と質問を浴びせる。
私はただ、何度も何度も首を左右に振った。
数分の間、胸・腹・太ももを撫でられる。
私を連れてきた男は「カワイイ」を繰り返し、頭や顔を撫でる。
「もっと気持ちよくなって?」
「泣くほど気持ちよくなって?」
「気持ちよすぎておかしくなって?」
その、変に優しい態度や言葉が、私を余計に惨めにさせた。。
私の呼吸が落ち着いた頃、再び先程の男に指を挿入される。
さっきと同じ場所を、さっきより弱めに少し刺激した後、今度はお尻側の壁に刺激を与える。
「ココはどうかな?」
強弱をつけながら私に問う。
首を振る。
『やめて』と言うが、言葉にならない。
今まで、あまりされたことのない場所への愛撫。
イクような気持ちよさではないが…苦しいような…気持ちいいような…切ないような…悔しさとかとは違う、変な涙が出そうになった。
「お目めウルウルしてるー!カワイー」
「気持ちいいのかなー?」
「このおねーさんの顔、エロすぎるー!ズボンん中でチンコ窮屈で痛てぇー!」
そんな仲間の声をよそに…
「じゃあ、コッチはどうかな?」
ビクンッ!
私の身体が跳ねた。
『なに!?そこドコ!?なんなの!?!?』
自分ですらドコだか分からない場所を指で押される。
動かさず、ただ指を押し付けてるだけのはずなのに、ジワジワと快感が押し寄せてくる。
『イヤ…なんで?なんなの…?』
自分の身体がわからない。
2本の指がわずかに動いた。
自然と身体がくねる。
強めに押された。
再び身体が跳ねる。
涙が一気に零れる。
何の涙か…わからなかった。
男はいったん指を抜き、ひらも甲も手首まで濡れて光った自分の手を、私に見せつけてきた。
「これ、なぁに?」
「泣くほど気持ちいいの?」
「これじゃあ、すぐイッちゃうね」
「イカせて欲しい?」
「イカせないよ?まだまだ…」
男は自分の手の甲から指先にかけてをツーっと舐めた後、その指をまた私の中へ滑り込ませ、激しめに動かした。
グチュグチュ!
私はあっという間に一気に上り詰めた。
『イクッッッ!!』
またしても、イク…本当に直前に止められた。
こんな初めて会った男に、アソコの中や絶頂のタイミングまで熟知されてるようで…
寸土め地獄、その言葉通りにされるんだと思った。