2013/12/25 11:49:02
「泣かないで?」
私をここに連れて来た男がそう言いながら、指で涙を拭う。
「俺、本当におねーさんを気持ちよくさせてあげたいだけなんだぁ」
『ふざけんな!こんな状況で気持ちよくなるわけないじゃんか!』
口に出して言えない自分が情けなかった。
さっき太ももを舐めていた男がまた再び舐め始めた。
片方の太ももを舐め、もう片方の太ももを手でさすり、揉みしだきながら。
涙を拭い終えた男が言う。
「おっぱい、見せてね♪」
私はただ目を閉じ、唇を結んだ。
男はブラを外さないまま、たくし上げた。
「うわ、エッロ!ねぇ、目ぇ開けてよ」
恐る恐る目を開けた。
「ほら、おっぱい突き出してて、ちょーエロくない?」
私は顔を背けた。
「だめだよー、ちゃんと見てて!」
背後の男の手が、私の頭を正面やや下に向き直させる。
「ほら、舐めるよ」
伸ばした舌先を乳輪に沿って這わせる。
円を描くように。時おり乳房にキスをしながら。
それを何度か繰り返した後、舌先が乳首をかすめた。
「んっ…」
思わず声が出てしまった。
「あれ?気持ちよかった?おねーさん…乳首感じちゃうんだ?じゃあ、もっとしてあげるから、もっといっぱい感じてね♪」
そう言ってニコッと笑うと、見せつけるように舌を出し、乳房の下から舐め。そのまま乳首を舐め上げた。
ピクッ!
身体が震えた。
男は「フフッ」と笑うと、今度は上から下に舐め下げた。
ビクッ!
身体が震えてしまう。
しばらく舐め上げたり舐め下げたりをゆっくりと繰り返す。
私の身体はその度にひくついてしまう。
「感じちゃってる?おねーさんカワイイ。エロい顔になってきたよ♪」
「なってない…も…んッ…」
「乳首、下から舐め上げるのと、上から舐め下げるの、気持ちよさ違うでしょ?」
確かに違う…。
「これはどうかなぁ?」
唇で乳首を挟み、乳首の正面を舐める。
「んっ、ア…ハァ」
声を我慢するも、吐息が漏れてしまう。
「気持ちいいんだね?乳首、ちょービンビンだし!めっちゃエロいよ!嬉しい♪」
そう言うと、恥ずかしいぐらいに勃起した乳首を「ぴちゃぴちゃチュッチュ」舐めたり吸ったりしだした。
左の乳首を舐められ、太ももを舐められ、後ろの男にも首筋を舐められ、右横の男には右の乳房を揉まれてる。
さっきまで左横にいた男は、乳首を舐めている男に場所をゆずり、斜め前方からそんな私の姿を見て、硬く膨らんだモノを自分で扱いている。
『なにこれ…もう…ワケわかんない…』
『私…オカズにされてる…』
気持ち悪い…
気持ちいい…
気持ち悪い…
気持ちいい…
感じたくない…
感じてしまう…
感じたくない…
ヤダ、私…なんで感じちゃうの!?
イヤなのに…ムカつくのに…怖いのに…
ビクッッ!
太ももを舐めていた男が不意に、パンティ越しに指でなぞり上げた。