2025/06/23 12:06:42
(kc0Yxzqw)
空いていると表現するには人の密度が多くて、満員電車というには多少の余裕がある。
要するに人と人の間に適度な隙間がある程々の込み具合、と言った感じでしょうか。
車両の中ほどに位置して吊り革を掴むことすら出来ない不安定な状態で、前に立つ女性との間に人ひとり分の隙間はありました。
間近でしたので見えてしまったのですが、女性は白い半袖のブラウスに紺色のタイトスカートか、セミタイトスカートだったと記憶しています。
髪の毛はパーマが落ちかけなのか癖っ毛と言った感じの、少し傷んだあまり艶がなくて広がる黒髪を、一部後で纏められたセミロング。
大抵は下着が響かないようにページュ、あるいは肩に見えるブラのストラップが2本見えることから、インナーを着ているんだなくらいにしか思わないものです。
この女性は珍しく白いブラジャーがそのまま透けて見える人だったので、よせばいいのに思わず見入ってしまいました。
これが間違いの元で失礼ながら美人かどうかも分からないのに、クビレのあるウエストに形の良いお尻を目で追ううちに下半身が変化してしまいました。
気を落ち着かせようと近くのおじさんのハゲ頭を見たり、目を瞑ったりして沈静化を図ります。
それが功を奏して、通常モードへ戻っていこうとする下半身……。
電車が減速を開始するのと同時にバランスを崩しかけて両足を踏ん張る、誰もが経験のあるそんな状況でした。
そんな中で誰かが体のバランスを崩し、体が軽く接触することもよくあることですよね……。
ご多分に漏れることなく自分の前にいる女性もバランスを崩し、一歩足を後退。
左手に鞄、右手に脱いだアウターを持つ自分は成す術がないまま、体で女性を受け止める形になるわけです。
中途半端な硬度を保った下半身が、女性のお尻に当たったのは言うまでもありません。
お尻の柔らかさをこちらが覚えたということは、女性もお尻に異物感を覚えたはず……。
嫌な緊張感を感じましたけれど、女性はすぐに元の位置へ戻るために体一つ分前に出て隙間が空きました。
その際にこちらを確認したかったのか、女性が首をひねってチラリと窺い見る素振りを見せました。
それを女性なりの軽い抗議、あるいは警告だと解釈。
いやいや不可抗力だろうと内心で不服を申し立て、一方で大事になったらそんな言い訳は通用しないんだろうなあと、やり切れない思いも抱きました。
停車した駅を出発して動き出す電車。
軽いカープだったり衝撃のある区間とあって、ちょいちょいバランスを崩す乗客たち。
10人いたら2〜3人は必ずバランスを崩すそんな区間、また例の女性が一歩こちらに後退してきました。
そんなことが数回続き、後に下がれず逃げ場のないこちらとしては、下半身の角度を少し変えるくらいが関の山……。
嫌だな……と思いつつ、再び硬度が復活していく股間……。
女性の柔らかいお尻に何度も当たるどころか、体重が掛かるのでお尻の肉にめり込んで内心ではヒヤヒヤします。
位置をずらそうにもその行為が誤解を招きそうで、どうすればいいのやら……。
そういえばお尻に接触したまま温もりを感じるということは、女性が離れていないことを意味します。
そのことに気付いて、尚更ヒヤヒヤものです。
そしてついに女性が手を回して自分のお尻とこちらの下半身との間に手を差し入れる、そして払い除ける仕草をしてきました。
強かに女性の手の平が、勃起したモノを横に触れていきました。
またこちらを窺う素振りを見せ、こちらは穏やかではいられません。
戦々恐々として、気持ちは焦るばかり……。
チラリと見せる女性の横顔はやはり30代らしく見えて、半ばから後半といった地味な感じ。
あまりメイクをしてる風には見えず、薄化粧だったのかもしれませんが、気難しそうな性格の女性のように感じました。
これからどうなるのか良からぬことが頭の中をぐるぐると、色んなことが駆け巡ります。
女性は気色が悪いのかお尻を右に左にずらすような仕草を見せて、それがいらぬ刺激になるわけです。
馬鹿じゃねぇのこの女、頭悪ぃんだよ………と、こちらとしては内心で毒づきます。
だって刺激してどうすんだと、思うでしょ?
でもこれが女性の意図的な行動だったなんて、このときは気付ける人はいないでしょう。
あからさまにお尻の割れ目に当ててくるとか、分かりやすい感じでもありませんでしたしね。
何かお尻の左側に押し当ててくるなぁと思っていたら、どうもこの女性は左利き。
左手を接触しているお尻との間に差し込んできて、あれっ……と思いました。
何故か擦るように触れてくる女性に、こちらは体が固まります。
痴女の存在は知ってはいても、遭遇したのは生まれて初めてのこと……。
機嫌を損ねたら痴漢に仕立て上げられるのではないか、そんな恐怖心が疑心暗鬼にさせるのでこちらとしては、手は出せません。
ズボンの上からすりすり、形を確かめるようににぎにぎ……とされて、この時の感情をどう言えばいいのか………。
手放しで喜べず、嫌と言えば嘘になる……。
ただ静かに触れられているだけで、何ら凄いことをされてるわけでもありませんけどね。
見ず知らずの女性に卑猥なことを人知れず遂行されている、この事実が興奮させるのでしょうね。
そのうちにエスカレートして下げたチャックの中へ、大胆に手を入れるスケベな女性の手。
ボクサーパンツを履いているので、後ろ手でどうにか中身を取り出そうと四苦八苦する女性。
諦めるかな……そう思っていたこちらを裏切るように、ついに取り出されて外気に触れさせられていました。
ちょっと無理やりチックだったので、あれは少し痛かったですね……。
後ろ手で至近距離、肘をあまり曲げられないので女性はご不満だったのでしょうか。
クルッと体を反転させてチラリとこちらの顔を見たきり、目を合わせないように体を少しずらして向き合う格好になります。
この時点でこの女性はこういうことは、初めてじゃないんだろうと想像しました。
利き手側の左肩にパックを掛けて、それで人目を遮るんですからね………。
手をゆっくり上下にされて、こちらとしても何かをしたくて堪りません。
左手に鞄、こちらは無理。
右手にはアウターを持っていたので、その手で女性のスカートの中に入れようとするも拒否。
ならばとアウターを肘に掛けて、その手で女性の胸に触れてみたら無言の了承なのでしょう。
ブラウスの上からブラの感触、その下の胸は小ぶりな柔らかさを感じます。
拒否されるかな………と、ボタンをひとつ外しても、無言。
さすがにもう一つ外そうとして、それは拒否。
しかたなくその状態で手を入れて、ブラの上からモミモミ……。
ブラのカップが少し浮いていたのでCカップあるかどうか、思った以上に小ぶりな胸。
下半身に気を向けると負けそうなので、女性の胸に集中します。
ブラをずらそうと上に持ち上げようとしたけれど、動きが制限された状態で片手だと無理があると判断。
仕方なくカップの上から胸を半分出すような形で、乳首を刺激……。
小ぶりな胸なのに大き目な乳首、硬くなっていく様子が興奮します。
女性も鼻息を乱す様子から、まんざらでもなかったのかなと思います。
どうしても女性の部分に触れたくて、肘に掛けたアウターを2人の足元にわざと落とします。
もう一度少しだけ女性の膝の間に手を入れてみると、がっちりとブロック。
やっぱり駄目なのかなぁ……と、脚の内側を指先だけを動かして触れていると緩む脚……。
派手なことをすると即座に拒否されそうなので、必要最低限にスカートの前だけをなるべく持ち上るように、手を上に移動させます。
ストッキングを履いていない柔らかい肌を伝って、ショーツに到達。
毛のゴワつきを感じつつ、敏感な辺りを指先で刺激していると呼吸を乱す女性。
手が太腿で挟まれるようになり、刺激し過ぎないように加減をしながらスッとショーツの中に手を入れます。
思った以上に濡れていて、優しく触れるだけに留めて続けます。
女性も楽しんでいると思っていたのに、いきなり手のペースを上げられて我慢も限界。
いつの間にか右手に握っていたらしいハンカチで包まれ、その中で暴発………。
下着の中に戻されることなくズボンの中に戻された状態で、閉められるチャック。
居心地の悪さを感じ、ショーツの中の手を抜くようにやんわりと促されて終了。
どうやら次が下車する駅だったようで、こちらの尻を撫でて電車を降りていきました。
これが美人だったら言うことはありませんが、ブサイクでもなくどこにでも居そうな普通な感じ。
それがかえって興奮材料になった、出来事でした。
後にも先にもあの日以来、こんな経験はありません。
ずいぶんと前に、実際に経験した実話です。
そのハンカチは綺麗に洗って手元に残してありましたけれど、それも引っ越しの際に捨ててしまいました。