あらかじめ知らされていたのはハンドサインとその意味だけで、そこから先はその場の状況でのアドリブです。
夜の街中で何やってんだか…かもしれませんが、ここから先の起こるであろう事と知らされていない事に不安と期待が入り混じります。
「大丈夫ですか?ここが動かないんですか?」
Aさんが私の手首を掴むとともに、Aさんを睨みつける私です。
「ちょっと!触らないでよ、離しなさいよっ」
「さっきは僕の手を払い除けましたよね、どうしたんですか?」
「う、動かせないのよ…いいから早く離してっ…大声出すわよっ…」
もちろん大声なんて出しません、人気の無いとは言え街中です、動かない振りの身体でAさんに必死な顔を装って囁くように訴えます。
Aさんの反対の手が私の背中に回り、丸出しの背中の肌を直接当ててくるとゾクゾクとした感覚におちいります。
「大丈夫ですか?どうしたんですか?」なんて言われながら、嫌がる顔をしながら身体は決して動かさずAさんのされるがままが始まります。
何処からでもAさんの手の侵入が可能な服の私です。
背中からの手が深い脇口から簡単に胸に忍び込んできます。
フレアのミニスカートからも簡単に手が入ってきます。
直接オッパイを揉まれパンツの中にも指を侵入されても首から下は動けない振りをして、股間を触られやすいようにさり気なく両足を少し開きます。
既に興奮で濡れてしまっているのもAさんの指にも分かるはずです。
たまに歩道の私達の脇を通り過ぎる車、車…(他からはカップルに見えてるはず)と言い聞かせAさんに身を委ねます。
「イヤよっ…ヤメてっ…痴漢っ…痴漢よっ…だ、誰か…誰か助けてっ」
って口にしてもAさんにしか届かないような小声で嫌がり続けます。
まるで嫌がる顔をしながら、まるで首から上だけが反抗的なマネキン人形みたいな状態で、不自然な体勢のままAさんの手によってされるがままが続きます。
身体中を這い回るAさんの手とこの状態の自分に興奮で一杯です。
嫌がりながらもハァハァと勝手に吐息が漏れてきます。
「全然動かないみたいですねぇ、じゃあコレで動きますかね?」
ようやく私から離れたAさんは、新たなハンドサインを私に示します。
これは、要求された振る舞いを自分の意思に反して勝手に行ってしまうというサインです。(ただし首から上は自由が効く設定です)
「デートなら普通キス位はしてくれるんじゃないですか?」
(そうか…今度はそういう事なのね…)なんてAさんの言葉に察しを得る私です。
「あっ動く…動いた…けど何これ…勝手に動いて…止まらないっ…ちょっと…そこどいてっ」
今度は自分の意志とは勝手に動いてしまう設定です、目の前のAさんに歩み寄りAさんの背中に手を回し始め…。
「何で…?勝手に動いちゃうっ…どいて…どきなさいっ…何なのよイヤっイヤよっ…ンンッ…」
と、嫌悪感を顔に出しながら、まるで自発的にAさんに自分の唇を重ねました。
そして次第に言葉も出なくなります、Aさんの唇を割って私の舌が奥へと進入します。
まるで外国映画のキスシーンのような濃厚なディープキスです、ただし眉をしかめて嫌がる演技の私です。
自分から唇と舌を濃密に這わせてるくせに時折唇を離しては、
「こんな…こんな事って…まさか…まさか貴方が何か……あぁっイヤよ…ングっ…」と再度大胆にAさんの唇を奪います。
半ばのけ反るAさんに自分の顔を押し付けるようにして、Aさんの口の中を私の精一杯に伸ばした舌が這いずり回し続けます。
チラッと見える向かいの歩道を歩く通行人…
通行人を察するとAさんも私の身体から手を降ろしてくれるので少し安心です。
その分、私がAさんを押し倒さんばかりに顔を押し付けます。
はたから見たらどう見ても露出過多の女が強引に男に迫ってるように見えてたでしょうね、思いっきりこっちを凝視してました。
後に聞きましたが「あそこまでの長時間のディープキスをしてくれるなんて思ってなかった」そうです。
…キスはご要望のはずだったけど…私の感覚がズレてきたんでしょうか…。
ようやくストップの声が掛かり、舌も痺れそうな長い時間をかけたキスの後も、Aさんが示した最初のサインによって首から上以外は直立不動のままの私です。
Aさんからの散々にイジりまくられたおかげと、自分の振る舞いによる高揚感からもう頭がメロメロでアソコはグショグショの私です。
「これ…やっぱり私に何かしたんでしょう!早く解いてよ…私を自由にさせなさいっ」
「もちろんいいですけど、その前にさっきの態度を誤った方がいいんじゃないです?」
「何で貴方なんかに謝らなきゃいけないのよ」
と言った私に先程のハンドサインを向けるAさん。
(あっ、そういう事なのね…なるほど催眠術の状態で謝れって事ね…)
「ま、また身体が勝手に…あっ…さ、先程は不快な思いをさせてしまいました、誠に申し訳ありません …な、何で勝手に口が…」
表情は自由なはずなので思いっきり険悪な目でAさんを睨みつけながら謝罪の言葉を口にして深々と頭を下げました。
「…あれ?そんな謝り方でいいんでしたっけ?」
一瞬で思い出しました、そういえばリクエストに「三つ指ついて頭を下げて挨拶を」ってあったのを思い出しました。
「あ、ああっ私…何を始め…何をさせる気なのよっ…」なんて言いながら今度は生足のままで歩道のアスファルトの上に膝をつき正座をし始めます。
「…先程は私の不快な接客態度で大変ご迷惑をおかけしました、誠に申し訳ありません」
さっき以上にAさんを睨みつけながら謝罪のセリフを口にし、地面に頭がつく位の深々と土下座をした私は顔を上げ「これでいいんでしょっ」とAさんを睨みつけます。。
アスファルトに膝から足が直接当たる痛みと屈辱じみた真似事、そして誰かにこんな姿を見られてやしないかの不安と訳の分からない高揚感が私を襲います。
「まだ足りないですよ、もう一度お願いします」
そんなAさんの言葉が私を更に苦しませると共にゾクゾクとした感覚にさせられます。
「ま、またなの…? さ、先程は私の不快な態度でAさんを…」と同じく土下座を繰り返します。
「うん、もう一度出来る?」
「またやってみようか」
「あと2.3回やれます?」
何回土下座をしたのか数えてない程の土下座を繰り返す私は、足の痛みと屈辱的な思いにAさんを睨め付ける余裕も無くなってきて、まるで本当に自分が悪かったような思いで土下座を繰り返していました。
私の「もう許して…ください…」という懇願を私が口にしてしまうと、
「じゃあ最後の一回ね、出来ますか?」とAさん。
「出来ます…ありがとうございます…先程は私の不快な態度で…」
今まで以上にゆっくりと時間をかけて最後の土下座を行い、顔を上げた私はAさんを睨む事も出来ず涙目状態になりながらも濡れまくりの私でした。
ヨロヨロと立ち上がろうとしする私の手を取ってくれたAさんには感激です。
「大丈夫です…ありがとうごさいます…」と心から口にしてました。(それでいいのか私?)
※元投稿はこちら >>