その時、再び施設全体にてんしの無邪気な声が響いた。
【てんしちゃんだよー♪】
【けんとくんお疲れ様〜♪
凄いセックスだったね〜笑
てんしちゃん、見てて興奮しちゃったー♡
特にアナルに中出ししてるところ、最高だったよ~!】
「おめー覗き見すんじゃねーよ」
けんとは悪態をつきながらも、どこか嬉しそうな顔をしていた。
自分のセックスにかなりの自信があるようだ。
【ではでは発表しますね〜♪
けんとくんが抱いた女の子は……
痴女ではありませんでした〜笑
けんとくんは蝶々3匹没収でーす!】
けんとの足首の辺りから、ピンクの蝶が3匹、ふわっと浮かび上がった。
蝶はゆっくりと宙を舞いながら光の粒となって消えていった。
「おっ、こんなとこに蝶がいてたのか」
けんと自身も、自分の体に蝶が宿っていることを今初めて知ったらしい。
それでも彼は特に動じず、薄ら笑いを浮かべながら言った。
「まっ、まだ2匹もいてるしな」
そう言い残すと、けんとは部屋の壁まで歩いていき、ドカッと腰を下ろした。
余裕の態度を崩さず、まるで何事もなかったかのように足を投げ出している。
こうたは静かに目を細めた。
(……時間の流れが歪んでいる……これはただのゲームじゃない)
共有室に、再び重く甘ったるい沈黙が落ちた。
次の順番を待つ男たちの間に、
微かな緊張と猜疑心がじわじわと広がり始めていた。
※元投稿はこちら >>