家は郊外の住宅地にあった。
2階建てのシャレた一軒家。
「素敵なお家ですね、、、」
「ありがとう、、、さあ、中に入って、、、」
ダイニングに案内され席についた。
純也はダウンジャケットを脱いだ。
下はネイビーのボタンダウンにデニムのパンツ。
美子もコートを脱いだ。
ブラブラのスーツジャケットも脱ぐ。
オフホワイトのブラウスに膝丈のタイトスカート。
「少し待っててね、すぐに作るから、、、」
小柄だが155ぐらいはあるかも。
料理している後ろ姿は細身でスタイルがいい。
腰の位置が高くプリンとしたヒップ、背中には薄っすらとブラのライン。
時折覗く横から見える胸は意外にかなりある。
それにうなじが色っぽい。
いい匂いが漂ってくる。
美子の料理は手際が良くあっという間に出来上がる。
ホタテとカニがゴロゴロと入ったチャーハン。
それにサラダとスープ。
「さあどうぞ、召し上がれ、、、」
向かいに美子が座る。
「本場ものみたいだ、、、豪勢ですね、いただきます、、、」
チャーハンに口をつける。
「うまっ、、、メチャクチャ美味しいです、、、」
「良かった、、、おかわりもあるからね、たくさん食べてちょうだい、、、」
純也の食べっぷりに目を細める。
本当に美味しそうに食べてくれる。
夫とはまるで違う。
何度も純也が料理を褒めてくれる。
会話も弾み美子の箸もすすむ。
こんなに愉しい食事はいつ以来だろう、、、
純也は気になる生徒だった。
背が高くて童顔のイケメン、、、
他の生徒のような浮ついたところが無く、いつも穏やかだ。
それでいてヘンに媚びをうったりすることも無い。
この年頃の子達は自分が全てだ、、、
人に注目されたい、、、
これだけしてあげたんだから見返りが欲しい。
自分もそうだった。
純也は微塵もそれを感じさせない。
雰囲気が似ていた。
美子の初恋の人、、、
初めてを捧げた人、、、
好きで好きでたまらなくて若かった美子は彼を振り回し些細なことでムキになって別れてしまった。
彼の存在の大切さがまるで分かっていなかった。
その後悔は今でも残っている。
純也のことを誰にも知られないように色々調べた。
こんなことは長い教師生活で初めてだった。
成績はトップクラス、部活には入っていないが運動神経もバツグンだ。
友人達の人望も厚く女子にはかなりモテる。
そして幼馴染の恋人だった雫のやらかし、、、
怒りを覚えた。
よりにもよってあんなクズと、、、
純也を慰めたかったが、それは出来ない。
しかしその分、純也への思い入れが強くなった。
体育祭のあのリレー、、、
広田くん勝って、、、
声には出せずに心で叫んだ。
相手はあのクズ男、、、
卑怯な手を使ってるのは美子にもわかった。
思わず立ち上がっていた。
拳を握りしめ体に力が入った。
勝った、、、勝ってくれた、、、
まるで自分のことのように嬉しかった、、、
ふと我に返った。
わたし、、、女の子みたいになってる、、、
席につき頬を染めた。
そしてこの間の事件、、、
学校の最低の問題児を取り除く事が出来た。
しかしその過程で純也と立花香織がカラダの関係まで進んでいたことを知った。
大人びた香織のカラダ、、、
嫉妬を覚える自分がいた。
そして自分がいつの間にか純也を異性として見ていることに気づいた。
香織と別れたと知ってホッとした自分がいた。
あんな程度の低いカラダだけの女など純也に似つかわしくない、、、
いけない、、、
純也のこととなると教師の立場を忘れてしまう。
でも彼だけは特別、、、
もうその気持ちを抑えきることはムリ、、、
純也はおかわりをするほど料理を気にいってくれた。
嬉しくてウキウキした気分になる。
リビングへと場所を移し食後のコーヒーを出した。
「窮屈だから着替えてくるわね、、、」
そう言って席を外す。
目の当たりにした若い男の食欲、、、
きっと、、、性欲も凄いんだろうな、、、
何を考えてるんだろう、わたし、、、
そう思った瞬間、純也と香織の若い激しいセックスが目に浮かぶ、、、
カラダの奥がジーンと熱くなる。
ダメダメ、ヘンなことは考えない、、、
美子は服を脱いだ。
いつもはキツめのブラで目立たないようにしている乳房。
恥ずかしいぐらい大きくて丸々と実ったGカップ。
みんなを刺激しないように隠してきた。
でも彼にだったら知られてもいい、、、いや知って欲しい、、、
ピッタリサイズの黒のレースのブラを着ける。
ショーツもお揃い。
純白の薄手のブラウスとレモンイエローのストレッチパンツ。
ブラもショーツも透けて見える。
けれどデザインが上品だからセクシーだが下品さは無い。
メガネは外すことにした。
どうせ伊達メガネに近い。
メイクを直し髪を解き下ろす。
ミディアムボブの艷やかな髪、、、
ブラウスのボタンを余計にひとつ外して美子は鏡の中の自分に頷き純也の待つリビングに向った。
つづく
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