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1:後輩は性奴隷……6
投稿者:
悠
後輩は性奴隷……6‐1
4月も下旬を迎え、去年とあまり変わらない生活リズムに戻ってきた。 そういう意味では、週に1、2回入る深夜のバイトは新鮮に感じられる。 朱音は常連といえども週末限定で、たまに会うものの、普通の店員と客以上のことは何もなかった。 心持ちは互いに穏やかでないだろうが……。 今日はいつも通り授業を終わらせ、夕方のバイトに入っている。 もう一人は、真里だ。 彼女と体を重ねてから一週間程が経ち、その間に3回は性交渉を行っている。 「いらっ、しゃいませぇ……」 客の来店に、事務所から顔だけ出して挨拶をする真里。 仕事には向かない膝丈くらいのスカートを穿いているのだが、その下は無防備だ。 事務所の奥側にいる俺は、後ろからスカートを捲り、尻を撫で回していた。 優しく擦っているだけだが、たまに強く鷲掴むと、真里はビクンッと微かに震える。 職場というのが手伝って、「イケナイコト」という心理が良い刺激になっているようだ。 しかし、仕事中には変わりない。 「ありがとうございますっ」 と、真里はレジに来た客の対応に向かった。 ちなみに、事務所はレジの隣にある造りで、スライド式のドアが仕切りになっている。 無論、カウンターフーズやポスター類のボード等で、ドアを全開にしても客からは事務所見えづらい工夫がされている。 解放されたかのようにレジに向かった真里だったが、客が途切れると赤い顔をしながら事務所へ戻ってくる。 そしてこちらへ背を向け、触られるのを待っているのだった。 「突き出せ」 「……はぃ」 自分は性奴隷だと言い聞かせるように、真里は返事を返す。 そして、指示通りに尻を此方へ突きだした。 ドアの方に手を付き、軽く腰を曲げる。 「グッショグショやんっ」 雫を指に絡ませ下へやると、淫液が長い糸を引く。 それを指に巻き付けるようにしながら、蜜壺の入り口に指を当てた。 「え?ぃ……んふっ!」 にゅるりと中へ侵入させた瞬間、真里は口をついてでる喘ぎを噛み殺した。 「うわぁ……すげぇ」 わざと退いたような声を上げつつ中指で膣壁を擦る。 「んっ……ぅんんっ……」 客はいない。 が、いつ入店してくるかもわからない24時間営業のコンビニだ。 真里が、声を圧し殺しつつ悶絶するのも当然である。 そしてそのような女の姿が、俺の大好物なのだった。
2010/05/09 15:50:09(UnuUVW1y)
投稿者:
カカ
>>8
自分のペースで書いていけばいいと思いますよ。 自分は不定期のほうが楽しめて好きですから。
10/05/15 03:21
(HGVgQyd1)
投稿者:
悠
>>11 あきさん、レスを書いてくださってありがとうございます。
辛いかもしれませんが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
10/05/15 09:16
(dgWTizGU)
投稿者:
悠
>>12 カカさん、温かいお言葉に感謝致します。
1日1レス分等読みづらい時もあるかと思いますが、最後までお付き合いしてくださると嬉しいです。
10/05/15 09:20
(dgWTizGU)
投稿者:
悠
後輩は性奴隷……6‐8
「撮るで~っ!」 昼下がりの陽光が川原に降り注ぐ中で、俺は袖を肘まで捲り上げた。 ポカポカと言うには暑すぎる陽気のため、ほとんどの者が川に足を浸してはしゃぎまわっている。 遅れて合流した俺はそのメンバーに加われるはずもなく、撮る側に回ることを強いられ、無理矢理気合いを入れざるを得ない。 カメラを構えてはシャッターを切り、また構えてはシャッターチャンスを探し回る。 (おっ……) 今しがた、なかなか良いカットが撮れたので直ぐに確認してみた。 水を宙へ投げ、降り注いでくるその瞬間をおさめたものだ。 しかし、アングルが後ろからだったので誰かがわからない。 もう一度撮ろうとカメラを構えた時、俺は言葉を失った。 水面が日の光を返してキラキラ輝く。 丁度その位置に立っていた人物は、その光へ手を差し伸べていた。 結衣だ。 髪を左右で結んだ短いツインテールを後ろに流し、腰を屈めたまま此方に気付いて視線を送っていた。 髪型がいつもと違っていたため、すぐに結衣だとは解らなかったらしい。 レンズを挟んで視線が合う。 その瞬間、胸が縮み上がった。 結局シャッターを切れずに、いい画(え)になったであろうその時、俺は固まったまま何もできなかったのだ。 思わず俺はカメラを下ろす。 今の感覚に、とてつもない違和感を抱いていた。 川から届く喧騒が、水の流れる音が、自分の鼓動さえもがフェードアウトしていく。 下げた視線の先に映る地面を、ぼやけていくさっきの映像を探すかのように見つめていた。 「大丈夫?」 肩に置かれた手に、現実の感触が返ってくる。 「……あ、あぁ」 「日にあたったんちゃう?少し休んだら?」 「そー……やな」 覚束無い足取りで木陰に移り、座り込む。 水の流れを聞きながら、どこか腑に落ちない自分を感じていた。
10/05/15 10:00
(dgWTizGU)
投稿者:
悠
後輩は性奴隷……6‐9
夜。 事が済んで、俺と結衣はベッドに沈み込んでいた。 性交の最中はそうでもなかったのに、こうして何もせずにいると、プレイを始める前と同様に昼間の事が胸を掠めていく。 あれは何だったのだろう。 思考はぐるぐる回るだけで、何も導き出してくれない。 結衣の方へ視線を向けると、バチッと目があった。 「な、なに?」 何故か動揺している俺。 結衣は探るような、見透かすような瞳で俺を見詰め続けている。 だが、しばらくするとその視界から俺が外れた。 「何て言うか……その……」 くちどもって中々話を切り出さない結衣。 「なに?言うてみぃや?」 「あの……気持ちいいですか?」 「……え?」 意味が解らない。 さっきしっかり果てたところなのに。 「私で満足できてますか?」 「………………」 そう言われると、ノーに近い。 しかし直接彼女に言ったわけではないのに……何かしらの言動が結衣にそう思わせているのだろうか。 「その……前の人と同じ様に扱われても、私は従いますから……。って言うか、ご主人様が満足しないと、私の存在意義が有りません」 そこまで言うか。 結衣は長く目蓋を閉じた。 そして目を開け、俺とは反対の方へ視線を流す。 「私は、ただの性奴隷なので……」 結衣は俺と視線を会わさないまま此方を向き、小さく身を屈めた。 今のやり取りにどんな意味があったのか……。 結衣も満足できてないということなのだろうか。 そもそも「前の人」とは誰のことを指しているのだろう。 真里のことなのか? それとも、前に抱いたことのある人? もしくは……。 (って言うか、なんでこんな真剣に考えてんねや?俺……) 自分で自分の事がわからない。 そんな状況にあったことに、俺は全く気付いていなかった。
10/05/15 10:29
(dgWTizGU)
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