>>26 あきさん

体の関係を持った場合、普通に向き合うというのは難しくなると思います。
特に、マンネリ打破の手段としてではなく、ＳＭという主従関係を互いに求めていた場合は殊更ではないでしょうか。
ＳとしてもＭとしても、別れた相手が別の人に同じことをしていると思うと、ひどく嫉妬してしまう。
その中でもＳの人は、他の奴に支配されているのかという心理が働きます。
その気持ちが捨てきれないと、普通に向き合うというのは難しいのではないでしょうか。

彼は、自身の自己評価に忠実で、かつ（話の内容からして）サディスト。
しかも私と違って、自己評価が自己評価でしかないことに目を反らしているといると考えられます。
わかりやすく言うと、聞く耳を持たないネガティブなサディストとでも言いますか……(汗)

私は彼の言うことがよくわかります。
好きな人が幸せになるには、自分では無理だという心理。
ただ、（こういうのもなんですが）彼があきさんに好意を持って突き放しているのかは私にはわかりかねます。

本気で向き合ってくれる日が来るかは断言できませんが、彼の中では、本気で向き合った結果が「突き放す」という行為だったのかもしれません。
あきさんの心情しか訊いてないので、推測の域は出ませんが。

そもそも、どうしてあきさんは彼との関わりを持ちたがるのでしょうか？

どうして繋がりを持とうとするのか？彼は性癖の合う同士であり、愛する男性でもあるのですが、それ以外の気持ちもあるからです。うまく説明できませんが…もし生まれ変われたら兄弟になりたいと思うような気持ちです。男と女だからこそ得られる快感や心のつながりもありますが、男と女だからこそ生じてしまう不安や関係の儚さがとても悲しいので…

悠さんのおっしゃるとおり、肉体関係のあった二人が普通の関係に戻るのは非常に困難かと思います。それはSの人でなはなく、普通の人と付き合った後でも嫉妬に苦しんだ経験もあります。
別れた相手が、新しい女性とつき合ってると聞くと動揺しますが、そのたびに、なぜ自分がその男性と別れたのかを意識的に思い出すようにしています。するとだんだん受け入れられるようになり、そしてかつては愛した男性を祝福できるようになりました。


自分から手放すということは、自分のパートナーが、いづれは他の誰かのものになることを認めたということじゃないのですか？飽きて捨てたのならまだしも、自分以外の誰かのものにしたくないと言う気持ちがあるにもかかわらず、なぜ手放そうとするのか…支配欲はあるけどメンテナンスは面倒なんですかね(苦笑)

>>28 あきさん

嫉妬することに関しては、なんとなくわかってらっしゃるのですね。
自分がフラれた場合などは、そいつのどこが自分より魅力的なのか一から説明して欲しいくらいです。
肉体関係を結んでしまうと、それだけで「自分の女になった」という意識が強くなるんですよ。

例えば、体だけの関係の相手のＡさんがいたとします。
ところが、内外に好意を持てるＢさんが現れてしまいました。
最終的にどちらかと恋仲になったとします。
その場合、相手に足りていない部分、ＡさんにはＢさんの容姿や性格、ＢさんにはＡさんの性癖を求めてしまうでしょう。
そうならないように、両方突き放すことを選びます。
その方が相手のためになるからです。
少なくとも、別の人と重ねられる苦しさや理不尽さを与えなくて済みます。

私が自己評価を「価値なし」と下しているのは、これが原因です。
彼はどうかはわかりませんが、何かしらの経験が突き放すように訴えているのではないでしょうか。

小説の内容に関わってきますので、下記を読まれるかは自己責任でお願いします。









私には、中２から高３まで付き合っていた彼女がいました。
その５年の間に、３回フラれ、２回よりを戻しています。
中３の時、初めての別れを経験し酷く荒れたことがあります。
そんな自分を励ましてくれる女性がいました。
私は、その女性と関係を持ちましたが、１日で別れました。
それは、その女性に元カノを重ね、求めている自分に気付いたからです。
相手は自分を好きなってくれたのに、自分は相手自身ではなく、元カノの面影を求めていたのです。
最低です。
そんな自分と付き合っていくよりは、彼女を彼女として見てくれる人と一緒になった方が幸せだと思いませんか？
そう思うようになった私は、普段からなるべく素を出すようにしています。
エロい、ドＳ、自己中、俺様等々、負の部分もなるべく。
また、相手にも素を求めます。
彼のために頑張りたい。
性格、オシャレ、趣味、振る舞い……。
でも、付き合った後も続けられるでしょうか？
女性が恋に恋するというのは、つまりはそういうことなのだと思います。

この一度の経験が、私に「価値なし」と思わせるのです。
何の非もない人に期待をもたせ、一方的に理不尽な悲しみを与えてしまったのですからね。
今の彼女は彼女自身に好意があるので、思うに止まっているのです。