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終電
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:終電
投稿者: 貴之

久しぶりに友人と居酒屋に集まり、終電ギリギリまでカラオケボックスで騒いだ。
そんな私は、ホームの寒々しいベンチに座っただけで眠ってしまいそうになっていた。
暖かい電車の車内で長椅子に座るともう限界で、電車のドアが閉まるよりも早く目を閉じた。

私の家に向かう路線は、特に終電ともなると利用者がほとんどいない。
多くても各車両に数人・・・全ての長椅子に一人づつ、全員がゆったりと独占できるほどしか乗っていないのが普通だった。


   ・・・ヤバッ!

気がついた瞬間に、そう思った。
それは、自分がすっかり寝入ってしまった事にではなく、酔っぱらった自分の寝姿がだらしなく、スカートが捲れるほど足を開いていたからだった。

(・・・やば・・・誰かに見られたかな・・・)
気楽にも私はそんな風に思いながら、まだまだ強い睡魔にたゆたりながら モゾモゾと姿勢をなおしていく。
そしてうっすらと目を開けた瞬間、心臓が飛び出すほど驚いた。


正面の長椅子に、3人の男が座っていた。
こんな時間の、この路線の、この車両・・・それはありえないほど不自然な事実だった。
そして私は、さっきまで自分がしていた姿勢を思い出す。


(・・・・あ・・・・・見てたんだ・・・・・・見られてたんだ、私・・・私のスカートの中・・・・・・あの男達・・・全員が・・・私を見てたんだ・・・)

とっさに怒りを感じた。
けれど、すぐに恥ずかしさがそれを上回った。
そして、その後に私の心に芽生えたのは『興奮』だった。


 
2022/01/08 19:15:37(gxjvhBO4)
7
投稿者: 貴之

「ね、延長 どうする?」

あの夜と同じカラオケボックス。
あの夜とは違うタイミングで友人が言った。

「あーーー、ちょっと中途半端だね」

「だよね、延長したら、私終電ないわ」

そんな友人達の声にドキドキしていた。
その時間が近づいている事に興奮していた。

「・・・ね、どうする?」

無邪気に聞いてきた友人に、私は「延長しよっか」と答えた。
「まだ終電には早いし・・・延長して40分経ったら、出れば良いんじゃない?」と、すでに罰ゲームに関係なく トイレでストッキングを脱いできた体で答えた。

「おぉ~」 「行くね~」
そんな風に笑う友人に笑顔を返しながら、自分の下着がもう濡れている事を感じていた。




あの夜と同じホーム。
同じベンチ。
あの日、自分は3両目に乗った・・・そんな事を思い返していた。
あの夜、私は前側のドアから乗り、奥側の長椅子に座った・・・それを思い出し、あの日の行動をトレースしていった。


22/01/08 19:46 (gxjvhBO4)
8
投稿者: 貴之

車両に乗り込むと、私を見た数人の男が目配せをするのが分かった。
別の男も「・・・おい」と、横に立つ男を膝でつついていた。
その全てを無視して、私はまた あの席に座った。


それは、私の意思表示のように感じていた。
恥ずかしかったし、自分で自分をはしたないと思った。
けれど、その行動を止めることができなかった。

車内に出発を知らせるアナウンスが流れた。
そのアナウンスが終わるよりも前に・・・ドアが音をたてて閉じるよりも前に、私はゆっくりと目を閉じていった。


22/01/08 19:52 (gxjvhBO4)
9
投稿者: 貴之

それを見ながら、俺はニヤリと笑った。

射精の瞬間よりも強い興奮が、股間から湧き上がっていた。

座った瞬間からモジモジと動いていた女の足・・・
それがドアが閉まり、電車が動き始めるとゆっくり、ゆっくりと左右に開いていく。

女は恥ずかしそうに、固く目を閉じている。
真っ赤になった顔で、ギュッと唇を閉じている。
そして小さく震えながら、ゆっくりと足を開いていく。

 ゴトン・・・ゴトン・・・

車輪の音が、静かに響き始める。
女の足はスカートを開きながら・・・捲り上げながら さらに開かれていく。

 ゴトン・・・ゴトンゴトン・・・ゴトン・・・

電車のスピードが上がっていく。
誰も何も言わない。
そして車掌のアナウンスが始まる頃、車内灯の明るい光の下で、女の股間が男達に晒される。


22/01/10 07:35 (CO7QxAKa)
10
投稿者: 貴之

車内の男達は、じっと見つめていた。
興奮した顔で女を見ていた。
そして全員が、その光景に『折れた』と・・・
女の心が折れ、体が快楽に屈服した・・・と確信していた。


女は、あの夜と同じようにストッキングを履いていなかった。
捲れ上がったスカートの中からは あの夜と同じ白い・・・けれど、あの夜とは全く違う印象の下着を履いていた。

(・・・こんな下着も持っていたのか・・・こんなにも真面目そうな女が・・・・)

それは先日の布だけの下着ではなく、面積のほとんどがレースだった。
花の刺繍こそされているが、陰毛の形さえもが見てとれた。
それは長い黒髪と地味な服には似合わないほど、男を誘う下着だった。

(・・・この下着を わざわざ選んだのか・・・こんな下着を履いているのに、俺たちの前で足を・・・)

女を見る全員が、ニヤニヤと下品な笑みを浮かべていた。



22/01/10 07:40 (CO7QxAKa)
11
投稿者: 貴之

「・・・・・寝たな・・・」
待ちきれなくなった一人が呟いた。

「・・・ああ・・・寝た・・・寝たな」
その声に誘われた男が、女の足に手を伸ばしていく。

   んっ

そんな声が聞こえた気がした。
男の指先が右足の膝に触れた瞬間・・・左の太ももの内側を撫でられた瞬間に、女の口から漏れた気がした。

あの夜とは違いスカートにすら邪魔されない指は、たった数回の往復で 女の下着に・・・濡れて透けて、女のマンコに貼り付いた下着に触れる。
太い指が 女の穴の輪郭を、円を描くようになぞっていく。
別の指は下着の上からでもハッキリとわかる小さな突起を転がしていく。

女の右側・・・手摺りを挟んで立つ男の手が乳房の膨らみに触れる。
その形を楽しむように上下に左右に動いている。
そして左側に座った男が、ブラウスのボタンを外していく。

   んっ・・・んっ・・・・・んっ・・・

女は、目を固く閉じている。
眉間にシワがよるほど強く閉じている。

   んっ・・・・・んっ・・・んっ・・・

そんな女の反応を楽しむように、2人の人差し指が下着を撫でていた。
割れ目を上下に撫で、クリトリスを転がしていた。
濡れた下着を膣の中に押し、わざとクチャクチャと音をさせていた。


22/01/10 07:52 (CO7QxAKa)
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