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自慰ヲ学ブ少女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:自慰ヲ学ブ少女
投稿者: ◆WCdvFbDQIA

「・・ね。そろそろ・・どうか・・な。」

小柄な少女、、アオイが隣を並んで歩く幾らか背の高い少女、、ミドリに問い掛けた。
問い掛けられた少女は、一瞬だけ戸惑ったような表情を浮かべると小さな溜め息を吐きながら頷く。

「・・うん。いいよ・・。これから?」

提案は承認された。
まるで花が咲いたように嬉しげな笑みを浮かべる小柄な少女。
十四歳になったばかりの中学二年生。
その年齢に相応しく、あどけない笑顔。
これから『仕事』をして、それにより得た僅かな対価で数週間ぶりに『愉しむ』のだ。
アオイの頬が思わず緩むのも詮無いことと言えよう。

対照的にもう一人の少女が、乗り気ではないことは明らかだ。
これからする『仕事』に内在するリスク、そしてその後に控えている『愉しみ』に対する秘かな嫌悪。
だが、正確に言えば『愉しみ』に対する嫌悪よりも、内心、『愉しみ』に期待している自分自身に対する嫌悪の方が、その比重としては遥かに高い。

それぞれの想いを抱きつつ、二人の少女は普段なら使わない最寄りの駅に足を向けていた。


 
2020/04/01 06:03:51(ZAeYYAJB)
52
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

木曜日、アオイは学校を休んだ。
努めて意識しないようにしても、気付けばアオイの席を見詰めている自分に気付くミドリ。

・・言い過ぎた・・な・・。

後悔先に立たずの例に漏れず、昨日の自分の言動を省みる少女。
明日も休むのであれば、自宅を訪ねてみよう。
だが、案に相違して金曜日の朝には、いつも通りの時刻に登校したアオイ。
しかし、その表情は暗く、蒼褪めている。

誰とも言葉を交わすことなく、席に座ったままの少女は、放課後になって初めて席を立つ。

帰り支度を始めたミドリの席の前に立つ少女、その蒼白な顔、引き攣った表情は、何かがあったことを示していた。
アオイは握り締めた右手をミドリに差し出すが、その手には何か、、紙幣のようなもの、、が握られている。

「何?どうした・・の・・?」

ミドリの言葉が終わらぬうちに、無造作に開かれたアオイの手から机の上に何枚かの紙幣が舞い落ちた。

皺だらけの紙幣、、五千円札が一枚、そして五枚の千円札。

「・・え?」

「・・ミドリが・・言ったか・・ら・・」

「え?」

「・・言われた通り・・お金・・」

「え?」

「男の人・・に貰った・・。」

そこまで口にした少女は、言葉を切って涙を零し始める。

まさか、そんな・・・。

吐き気が込み上げるミドリ。
涙を流し続けるアオイ。

教室に居る何人かの生徒達は、二人の少女を遠巻きに眺めることしか出来ないでいた。


20/04/12 13:10 (mOSOGubk)
53
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

何があったのかは分からぬまま、異常な事態に気付いた生徒のうちの一人が、職員室への注進に及ぶ。
睨み合ったまま黙して語らぬ二人の少女を囲み、別々のカウンセリングルームに誘なう教師陣。

『ちょっとした諍い』

別々の部屋でヒアリングを受けながらも、二人の少女は詳細については語らず、些細な口喧嘩に過ぎないと言い張るのみ。

三十分ほど経過した頃。
根負けした教師陣に解放されたミドリが教室に戻った時、硬い表情を浮かべたアオイだけが、ポツンと教室に残っていた。

荷物を取ろうと自分の席に近付くミドリに向かい、アオイが距離を詰めていく。
机を挟んで無言のまま対峙する二人。
沈黙に耐えかね、先に口を開いたのはミドリであった。

「・・嘘・・だよ・・ね?」

「・・嘘じゃ・・ない・・。」

アオイの呟きとその表情に、その真偽を疑う余地は皆無であった。
頭を掻き毟りたい想いに襲われるミドリ。
覆水盆に返らずの諺通り、一昨日、言い放った言葉を取り消すことは出来ず、昨日、アオイが為した行動もまた、取り消すことは出来ない。

激情に任せて友人に叩き付けた言葉が、友人に過ちを犯させてしまったのだ。
罪悪感のあまり、その場で立ち尽くす少女。
もう一人の少女は、誰に聞かせるともなく昨日の出来事を訥々と語り始める。

最初は仲々、声が掛けられなかった。
金額の相場が分からず、難渋した。
結果、二千円、三千円、五千円を三人から得た。
一人目と二人目は手で。
三人目は手と口で。

「・・上手だねって・・褒められちゃったんだよ・・。」

嘲るような笑みを浮かべたアオイ。
だが、少女が嘲っているのは自分自身であった。
淫らな行為を提供する旨を申し出て、対価として金品を要求し、手に入れた少女。
しかも、その行為に誰よりも嫌悪の念を抱いている筈の少女が、だ。

己れの軽率な言動により、友人に取り返しのつかない過ちを犯させてしまった。
それだけではない。
数ヶ月前の性暴力により、深く心に傷を負った友人を再び傷付けてしまったのだ。

耳を塞ぎ、全てから眼を逸らせたいミドリに向かい、アオイは呟く。

「明日、十時に駅で待ってる・・。」

一方的に待ち合わせを約束した少女は、ミドリを置き去りにして教室から姿を消した。


20/04/12 13:12 (mOSOGubk)
54
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA
それは贖罪に他ならなかった。

ミドリにとってアオイに対する贖罪。
贖罪であれば苦痛を伴うべきであった。
だが、この贖罪は肉体的苦痛を伴わない。
むしろ甘美な肉の悦びが約束されていた。
だが、肉の悦びに咽ぶ都度、罪悪感がミドリの精神を責め苛む。
肉の悦びに罪悪感がブレンドされた極上の甘露は、ミドリを虜にしていた。

一方でアオイは、と言えば娼婦として堕した自分自身を恥じ、蔑み、貶めていた。
過去の事件により心に負った傷は、アオイが男達の欲望を口で受け止める都度、じくじくと痛み、血が滲む。
或いは、レイプされた方がマシな程の精神的な負担を課せられる行為。
だが、そのお陰でアオイはミドリを繋ぎ留めることが可能になっていた。
唾棄したい程に恥知らずな行為により、金品を得ることでしかミドリの愛撫を受ける歓びは得られない。
アオイも、また出口の無い広大な迷路を彷徨っていた。

定期的に二人、、アオイとミドリは連れ立って出掛けていく。
知り合いと顔を合わせる可能性が低く、不特定多数の人間が往来する場所、、それは主として繁華街、、に赴き、見知らぬ男に声を掛ける。
男に声を掛け、説明と交渉の任に当たるのは自然とミドリであった。
交渉が成立し、前金を受け取った後は、アオイの出番だ。
剥き出しになったペニス、、それは具現化された欲望とイコールであった、、を頬張り、口唇により刺激を加え、その欲望を口腔で受け止める。
その光景を見守りながら、何故か昂ぶるミドリは、その後に控える爛れた行為に対し、心ならずも期待を寄せる。

無意識のうちに密室を避け、他人の眼に触れ難い屋外を選んで為される破廉恥な行為。

だが、結果的には、このシチュエーションが二人の少女の身を守ることになっていた。
いざとなれば、ミドリが大声を上げることも出来たし、下半身を剥き出しにした男を置き去りにして逃げることも出来よう。
幸いにして二人が危惧するような状況に陥いるこてはなく、お約束の段取りとして回数を重ねる日々が一年余り続く。

そんな晩秋のある日、、二人は中学二年生になっていた、、それは転機となるような出逢いであった。

20/04/12 13:15 (mOSOGubk)
55
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

その四十代の男に声を掛けた理由が最後まで、いや、今に至ってもミドリには分からなかった。
平凡な会社員にしか見えず、何ら特徴の無い知的に見えなくもない痩せ気味の男。

強いて理由を挙げるのであれば、その眼なのかもしれなかった。

透明な液体の中に浮かんだ氷塊のような眼、ただしその液体は純度の高いアルコールのような揮発性と発火の可能性を秘めているように見え、そしてそこに浮かぶ氷塊も、その成分は水ではない不安定な物質。
そんな眼に惹かれたとしか言いようが無かった。

「オジサン、ちょっとだけ話していい?」

いつも通りの『商談』を始めるミドリ。
黙って後ろに立つアオイ。
『商談』が進むうち、男の眼に好奇の光が溜まり始める。

いつもの男達とは違う。
だが何が違うのかが分からない。
少なくとも男は好色な眼をしていなかった。
そして気が付けば、二人の少女はその男に逆らうことが出来なくなっていた。

ふらふらと男に導かれるまま、駐車場の片隅に移動した二人と一人。
男は前払いのつもりなのか、一枚の一万円札を差し出した。

「今、スカートの下には何を穿いているんだい?」

学校指定の制服、、ブラウスとスカートの上にブレザー、、を身に付けた二人の少女、そのうちの一人、、アオイに問い掛ける男。
少女はスカートの中、下着の上にハーフパンツを重ねて穿いていることを途切れがちに告げる。

「ハーフパンツだけ脱いで、その子に渡してごらん。」

反駁することもなく、スカートの下に手を潜り込ませ、ハーフパンツを脱ぐアオイ。
呆気にとられ、立ち尽くすミドリ。
アオイにしても、何故、指示に従ったのかが分からない。
屋外、しかも異性の見守る中で衣服を脱ぎ去る行為は普通では出来ない。
だが、何故か魅入られたように脱いだハーフパンツをその子、、ミドリに手渡す少女。

「よく出来たね・・。次は穿いている下着を脱いでその子に渡しなさい。」

流石に躊躇うアオイ。
周囲にキョロキョロと視線を彷徨わせ、助けを求めるかのように友人を振り返る。
だが、結局は指示に従い、脱いだ下着をミドリに差し出す少女。
満足そうな笑みを浮かべた男は場所を変える旨を告げ、先頭に立って歩き始める。
二人の少女が指示に逆らうことなぞ、微塵も考えていないかのような態度。
事実、少女達は易々諾々と男の指示に従って行動していた。
晩秋の空気に下腹部を撫でられながら、心細いことこの上ないアオイ。
スカートの下に何も穿かず往来を歩いた経験なぞ、あるわけもない。
しかも、初対面の男の指示により、だ。
スカートの下、剥き出しの下腹部を冷たい空気に嬲られる少女は、はしたない格好をしている自覚に責め苛まれていた。

20/04/13 07:09 (D3JABqN3)
56
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

駅に向かっている。

不意にミドリの頭に浮かんだ想い。
だか、駅に向かってどうするというのであろうか。
当然のことながら、駅に近付くにつれ人の数は増していく。
つまり、男が少女達に対して不埒な行為に及ぶことが困難になっていく。
同時に二人の少女が、男により危険に晒される可能性は、下がりこそすれ上がることはない。
確かにミドリにとってはそうかもしれない。

だが、アオイにとってはどうか。

恥ずかしい格好。
はしたない格好。

下腹部をスカートの生地一枚で隠した状態。
誰もが、、ミドリと男を除いて、、その事実を知る由も無い。
だが、少女は慄いていた。

もし一陣の風により、スカートが大きく捲れ上がったら。

もし階段、或いはエスカレーターを登る際、スカートの中を覗かれたら。

少女は慄きながらも滑稽さを感じていた。
同性の友人との爛れた行為に耽る為、金品を目的として不特定多数の男達の性欲を処理している恥知らずな自分が、人並みの羞らいに困惑しているとは。

そうこうしながらも予想に違わず到着したのは、最寄りの駅。
駅の改札を通る為には、十メートル近くの階段を登る必要がある。
先頭を男が、僅かに遅れてミドリが、数メートル離れてアオイが追随するが、階段に差し掛かった瞬間、はたとアオイは脚を止めた。

唇を噛み締め、階段を登り始めたミドリを恨めしそうに見詰める少女。
だが、逡巡を振り払った少女は、左右の手で前後からスカートを抑えつつ、階段を登り始める。
階段を登る少女は、スカートの裾を気にする余り、自分の中で起こりつつある変化に未だ気付いてはいなかった。

20/04/13 07:13 (D3JABqN3)
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