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1:ホームレスおじさん
投稿者:
美咲
◆CJdUia0Gng
家の近くの公園に、数人のホームレスさんがテントを張って生活していました。
学校の通学路の途中にあり、少し怖くていつも足早に通りすぎるようにしていました。 あっ…私は藤井美咲、中学に通う一年生です。 身長は145センチ位で体重は35キロを少し切るぐらいの少しやせ形の体型です。 学校の規則上髪をボブにしています。 私の家族構成は後からお話しますね。 いつもは友達と一緒に通学するけど、その日友達は風邪で学校を休み一人で行くことに。 公園を一人で通るのは少し緊張するけど仕方なくいつものように足早に通りすぎるようにしている途中、 「おはよう!」 と突然声をかけられました。 私はびっくりして振り返るとそこには公園を掃除しているホームレスらしきおじさんが立っていました。 私はびっくりしながらも軽く会釈をしてその場を通りすぎました。 それがホームレスおじさんとの最初の出会いでした。 部活が終わり、あっ部活は陸上の短距離をしています。わりと足は早いんだよ。一人帰宅する途中再び公園を通ると、また朝会ったおじさんが、 「こんにちは!」 と笑顔で声をかけてきました。 おじさんをよく見ると他のホームレスの人と違って汚いと言うよりは、少し刷りきれた服、でも清潔そうな身なりでした。 身長は175センチぐらいありそうな感じでした。 私は軽く会釈し、その場を後にしました。 明くる日も友達は風邪でお休み。 また一人で通学し、公園を通るとそのおじさんが掃除をしながら笑顔で、 「おはよう!」 と声をかけてきました。 私は軽く会釈し学校へ。部活が終わり帰宅途中、またあのおじさんが 「こんにちは!」 と声をかけてきました。 3日間友達が風邪で学校を休み4日目、友達と学校に行く途中公園を通るとおじさんが、 「おはよう!今日は友達と一緒なんだね。」 私は笑顔で、 「おじさんおはよう!友達風邪引いてて暫く休んでたの。風邪が治って今日からまた一緒。」 友達は私がホームレスのおじさんとお話しているのを見てびっくりしてた。 友達が風邪でお休みしている途中、おじさんから優しい笑顔で挨拶され、最初は戸惑ったけどなんか本能的に変な人じゃないって思ったの。 いつも公園を掃除して…ホームレスなのに不思議。 それから毎日通学する途中おじさんと軽く会話をかわすようになりました。 友達はおじさんと会話する私をあまり良く感じてなかったんじゃないかな? 一緒に通学するの嫌って言われてしまいました。 でもそのおじさんとの軽い会話が楽しみだった私は、 仕方ないなって思ってました。 というのも、私の両親は小さな頃事故で亡くなって母親の妹、叔母さんの家に引き取られ育てられていました。 叔母さんはまだ40歳で独身。バリバリのキャリアウーマンで仕事一筋の人です。 まだ幼い私を引き取ってくれ、育ててくれました。 感謝しかありません。 でも仕事で家にいない事が多く子供ながらに寂しかった。 ホームレスおじさんに父親を重ねていたのかも。 あっ…そんなに悲しいって思ってないから大丈夫。 おじさんと会話するようになってから1ヶ月が過ぎるころ、学校でいじめらるようになったの。 多分おじさんと会話する私を良く思ってなかった友達が原因だったと思う。誰も私と話してくれなくなって、無視され。家に帰っても叔母さんはいないし。 自分でなんとかしようと思っていたけど、無理。だんだんあからさまにいじめを受けるようになっていました。 ある日の学校の帰り道、下を向いて暗い顔で歩いている私を呼び止めるおじさん。 「美咲ちゃん、どうしたんだい?いつもと違って暗いよ。何かあったのかい?」 その頃にはお互いの名前は知っていました。 「ううん……ちょっと」 最初はおじさんに相談する気はなかったけどあまりに心配するので、公園のベンチに座りお話することに。 学校でいじめられている事、私の家庭環境をお話していると、自然と涙が流れてきました。 「おじさんごめんなさい。私泣かないって誓ってたのに。おじさんとお話していると涙が…」 おじさんは黙って私のお話を聞いてくれました。 「いじめの原因は僕かもしれないね。美咲ちゃんごめん。美咲ちゃんに最初挨拶したのは笑顔が可愛いって思ったからなんだ。美咲ちゃんは最初戸惑った表情を見せるも、ホームレスの僕になんの偏見をもたず笑顔で挨拶を交わしてくれたよね。おじさん嬉しかった。ありがとう。」 私はおじさんを見上げ、 「違う…おじさんのせいじゃない。おじさんと毎日お話するの私楽しみだったから。だからもうお話しないなんて言うのは嫌。」 おじさんは私の頭を優しく撫でてくれました。 おじさんはベンチから立ち上がるとポケットからスマホを取り出し誰かとお話を始めました。 ホームレスのおじさんがスマホ?とその時は不思議に思っていました。 暫く誰かと話し電話を切ると、 「美咲ちゃん……多分いじめは無くなると思うよ。今日はもう遅いから帰りなさい。」 私は涙を拭き、おじさんの言葉の意味を理解出来ないままその日は家に帰りました。 明くる日少し遅れて学校へ。本当は行きたくなかったけど昨日のおじさんの言葉が心に残っていたから行きました。公園におじさんはいませんでした。 時々会えない事はあったものの昨日の今日で不安でした。 遅れて学校に着くと私をいじめていた人達は何故かいません。暫くすると私は校長室へと呼ばれそこにはいじめていた人達が。 その人達が私に向かって一斉にあやまってきました。びっくりしたものの、私にも原因があったと思って謝りました。ぎこちない感じだったけど、なんとか仲直り出来たような。 でもあのおじさんの言うとおりになった事にびっくりしました。 部活が終わりいつものように公園を通るけどおじさんはいません。いじめが無くなると言われその通りになった事へのお礼、なんでいじめが無くなるって言ったのかその理由が聞きたくて……でも一番は、おじさんに会いたかったの。 おじさん嬉しかった会えなくて一週間が過ぎ、その日の学校の帰り道、公園におじさんがいました。 「おじさん!!」 私は走っておじさんに抱き付きました。 「おじさん……会いたかったよ。あのね、おじさんの言うとおり学校でのいじめなくなったの。ありがとう!でも何で?」 おじさんは私の肩を持って目線を合わせるようにしゃがんで、 「誰か見てるかもしれないから、抱きつくのは良くないよ。それに汚い格好だし。でもいじめ無くなって良かったね。また可愛い笑顔の美咲ちゃんが見られるから嬉しいよ。」 私は涙をためながら、 「おじさん……寂しかった。おじさんがいじめ無くしてくれたの?おじさん本当にホームレスなの?」 おじさんはただ黙って私を見つめていました。 暫くして 「おじさんはただのホームレスだよ。でもいつも美咲ちゃんの見方。」 「うそっ……おじさんただのホームレスじゃないと思う。」 おじさんは黙ったまま立ち上がると今日はもう遅いから帰りなさいって言われました。 その時、 「美咲ちゃん,明後日、土曜日確か部活は無かったよね?明後日の朝10時にこの公園に来てくれるかな?ゆっくりお話しよう。」 おじさんの言葉に 「はいっ!」と返事をし家に帰りました。 ゆっくりお話しようとおじさんに言われドキドキする私がいました。明後日が待ち遠しい。 続く 最初はエッチじゃなくてごめんなさい。
2019/12/18 17:48:42(QLZViaG2)
投稿者:
美咲
◆CJdUia0Gng
明くる日は、おじさんに会えませんでした。
おじさんに会えないと寂しく思う自分がいました。 明日おじさんに会えるのに。 でも、ゆっくりお話しようなんてどんなお話なんだろう? そんな事を一日中考えていました。 土曜日になり約束の時間が近付いてきました。 どんな服で行こう……。6月、季節は初夏。 私は、デニムのショートパンツに黒のニーハイ。 上は、白のTシャツ。その上に薄手のパーカーを着て出かけました。 全然女の子らしくないボーイッシュな服しか持ってなかったので。 公園までは歩いて7,8分。少し汗ばむような天気でした。公園に着いておじさんを探すも見当たりません。 まだ時間が早かったのかな? 暫く待っていると後ろから肩を軽く叩かれました。 「美咲ちゃんお待たせ!」 振り向くとそこには今までとは違ったおじさんがいました。白いワイシャツにジャケットを羽織り、下はジーンズ姿。髪型はオールバックでビシッと決めたおじさん。 私は目が点になり思わず吹き出し笑いをしてしまいました。 「ごめんなさい笑ってしまって。あまりにびっくりして。おじさん……その格好どうしたの?もしかして無理して用意してきたの?」 するとおじさんは優しく微笑み頭を掻きながら、 「美咲ちゃん失礼だな~。美咲ちゃんの為に服選んで来たのに似合ってないかな?ぼろぼろの服じゃゆっくりお話出来ないからね。美咲ちゃんの私服初めて見たけどボーイッシュで可愛いね。部活で日焼けした肌に似合ってる。」 可愛いねと言われ照れ笑いを浮かべながら、 「ありがとう。私スカート持ってないんだ。制服だからスカート履くだけなの。おじさん……服似合ってる。格好いいかも。」 そのまま公園のベンチに2人座りお話を始めました。 「美咲ちゃんの性格がそのまま表れてる私服だね。 負けず嫌いで正義感が強くて。小さい時、両親を無くしてから何でも自分1人で問題を解決してきた。いじめの時も自分だけで解決しようと思ってたよね?違うかな?」 私は横に座るおじさんを見上げ、 「………どうしてわかるの?小さい時から何でも自分で解決してきた。叔母さんに相談するのは心配かけるから嫌だったし。でもいじめは自分だけで解決するのは無理だったかも。おじさん……おじさんがいじめを無くしてくれたの?どうしても知りたい。」 するとおじさんは暫く黙っていました。 ゆっくり口を開くと、 「おじさん美咲ちゃんより人生経験豊富だからね。 本当の事話すよ。実はね…今日は美咲ちゃんの為に無理して服用意してきたなんてね。」 本当の事が知りたい私は頬っぺたを膨らませ、 「おじさん……本当の事じゃないもん。私怒っちゃうから。」 「ごめんごめん。今度は本当に話すよ。実はね……おじさんはまだ独身で42歳。あっ美咲ちゃんにとって42歳はおじさんか……。おじさん22歳で起業してね、ある会社の社長をしているんだ。ホームレスじゃありませんでした。」 私はあまり驚きませんでした。 「やっぱり…おじさんホームレスじゃないって最初に会った時から思ってた。私の勘は合ってた。それにスマホ持ってたし。」 逆に私が驚かない事におじさんはびっくりしてたみたい。 「流石、美咲ちゃん。たまに会社の事を任せて身を隠してホームレスみたいな事をしている。世間のなんたるかを知るためにね。おじさんお金があるからいろんな人が近付いてくるんだ。怪しい人や特にお金目当ての女の人がね。」 私はおじさんのお話を真剣に聞いていました。 「公園にいない時は仕事してる時。美咲ちゃんのいじめの事は知り合いの弁護士に頼んだんだ。すぐ動いてくれたから助かったよ。」 私は不思議そうな顔で、 「ありがとう……でもどうして私に親切にしてくれたの?……両親がいなくてかわいそうだったから?」 おじさんは私を見つめ、 「かわいそうだからって誰にでも安易に親切にしたりはしないよ。美咲ちゃんに一目惚れって言ったら信用してくれるかい?好きになったからじゃ理由にならないかな?」 私は思ってもない言葉に動揺し顔を真っ赤にしてしまいました。でもまだ幼い私に一目惚れなんて。 「……………本当?」 「クスッ…美咲ちゃん動揺してるね。年がいもなく美咲ちゃんに一目惚れして声をかけたんだ。ホームレスの格好をした僕に笑顔で挨拶してくれたよね?美咲ちゃんは人を見た目で判断しない人だって思って軽く会話をかわすうちにますます好きになってね。おじさんの事迷惑かな?」 私は感情の高まりを感じて涙が浮かんできました。 幼い頃両親を亡くし叔母さんにお世話になってきたけど、自分の気持ちを素直に話す相手はいませんでした。でもおじさんなら……何でも話せる。 恥ずかしそうに小さな声で 「嬉しい……。私もおじさんの事……好き」 「ん?美咲ちゃん聞こえない?」 勇気を出して言ったのに…意地悪なおじさん。 大きな声で 「もうっ!聞こえなかったの?私もおじさんの事好き!大好きなの。会えない日は一日中不安だったの。聞こえたでしょ?」 するとおじさんは私の口を塞ぐようにいきなり口付けをしてきました。びっくりして目を開いたまま固まってしまいました。 ほんの0.何秒かの短いキス。おじさんの唇が離れても固まったまま。胸はドキドキ……。 「ごめん……あまりにも可愛いから思わずキスしてしまった。美咲ちゃんも好きだって言ってくれて気持ちが高まってしまったよ。」 私はキリッとした目でおじさんを見つめ、 「私の初めての…キス。ファーストキスを奪ったおじさん許さない!」 そのままおじさんに抱き付き自分からおじさんの唇にキスをしました。びっくりするおじさん。 慌てて私を引き離し、 「もう美咲ちゃん…びっくりするじゃないか?でも嬉しいよ。いつまでもおじさん呼ばわりじゃ嫌だな。名前で呼んでくれるかな?」 積極的に自分からおじさんにキスをしたけど、本当はドキドキで胸が張り裂けるかと思った。でもまだ自分の弱い所を見せる事に抵抗があり…すべてを見せるにはもう少し時間がかかりました。 「信治さん…好き」 「んっ?声が小さくて聞こえないよ」 「もう意地悪!信治さん……好き!!」 「美咲………好きだよ。」 続く まだエッチじゃなくてごめんなさい
19/12/19 15:21
(VBFyESWK)
投稿者:
美咲
◆CJdUia0Gng
お互いに自分の気持ちを告白しました。
「美咲……おじさんだけど、僕とお付き合いしてくれる?」 私はまだ中学1年生。もちろん男の人と付き合った事なんてありません。ただお互いに好き同士、好きな人と顔を合わせてお話するだけで私は十分でした。 「信治さんがそう言うならお付き合いしてあげる」 強気な返事。 「クスッ…美咲ありがとうね。お昼ご飯食べに行こうか?美咲の校区だと知り合いに会うかもしれないから、車で少し離れた場所に行こう」 公園の駐車場に停めてあった信治さんの車の助手席に乗りました。高級外車で左ハンドル。 車を運転する信治さんがかっこ良く横顔にうっとりしている自分がいました。 そんな私に気付いて信治さんは私の手を握ってきました。ドキッとした顔をすると、 「クスッ……今ドキッとしたでしょ?」 私は慌てて正面を向き、 「からかってる?ドキッとなんかしてないもん。恋人同士なんだから手を握るくらい当たり前。」 でも握られた手は緊張で震え、汗ばみ信治さんにはバレバレだったみたい。私も信治さんの大きな手を握り返していました。 「美咲…本当にこんなおじさんと付き合ってくれるなんて思ってもなかったよ。」 「私も…おじさんと付き合うなんて思ってもなかった。信治さんもう42歳で独身だし、私がお付き合いしてあげないと困るかなって」 信治さんは声を出して笑っていました。 本当は真剣に私のお話を聞いてくれて、私の事心配してくれて。まだ中学生の幼い私に付き合ってなんて、 嬉しくて嬉しくて。 信治さんは、信号が赤になると私に顔を近づけ、唇に軽くキスをしてきました。 「美咲…好きだよ」 固まってしまう私。胸はドキドキ…。恥ずかしくて信治さんの目を見られません。窓の外を眺めながら、 「もう…いきなりキスされるとびっくりするでしょ」 「ごめんごめん…今度キスするときは前もって言うから」 前もって言われると余計ドキドキする。余計な事言わなきゃ良かったと少し後悔。 信治さんは私に合わせてハンバーガー屋さんに連れて行ってくれました。 2人でハンバーガーを食べながら、 「美咲…僕の知っているブティックがあるんだ。昼御飯食べたら美咲の服買いに行こうか?今着ている服は可愛くて似合ってると思うよ。中学生らしい感じだね。でも少し大人っぽい服も美咲に似合うかなってね。お金は気にしなくていいから」 私は躊躇するも 「買ってもらうの悪いよ。……でも大人っぽい服に興味ある。私スカート持ってないし……。ありがとうございます」 「クスッ…ございますまではいらないよ。ありがとうで十分。恋人同士だから」 恋人同士といわれカアッと顔が熱くなってきました。 昼食を済ませると信治さんの車で暫く走り、高級ブティックに着きました。 いかにも高そうな服ばかり。小さな私の体に合う服はあるのか心配していると、信治さんはお店の店長を呼びました。 お店の店長は30前後の綺麗なお姉さんでした。 「この子に合う大人っぽい素敵な服を用意してくれないか?もちろん上から下まですべて。靴もね。」 お姉さんは、 「あら社長さんお久しぶりです。この子に合ったご洋服ですね。かしこまりました。あら可愛いお嬢さん…こんにちは。お嬢さんいくつですか?」 「美咲は12歳。」 緊張で言葉が出ません。 信治さんは、 「このお店は僕が出資しているから遠慮はいらないよ。このお姉さんにお任せすれば大丈夫だから。僕は店の奥にいるから、ほら行っておいで」 こんな高級なお店で服を買うなんて夢を見ているようでした。 お姉さんに連れられ服を見て回りました。 お姉さんは、 「まず下着からね。美咲ちゃんはもうブラジャーはしてる?女同士遠慮しないで」 私は恥ずかしそうに言いました。 「あの……ブラジャーは最近つけ始めたばかりで。でもブラジャーに先が触れると痛くすぐったくて着けたくなかったの。」 するとお姉さんは可愛らしい子供用の白いブラジャーとお揃いのパンツを持ってきました。合わせて服も。 「このブラジャー生地が滑らかでお肌に刺激が少ないのよ。リボンが上下お揃いで可愛いでしょ?それからこの薄い青のノースリーブのワンピース清楚で美咲ちゃんに似合うと思うよ。それから茶色のハーフブーツ。さっ着てみましょう?」 着替え室にお姉さんと入りました。女性とはいえ、裸になるのに少し抵抗がありました。でもお姉さんも仕事だから、と思って服を脱ぎ裸になりました。 お姉さんは、 「美咲ちゃん…失礼かもしれないけど社長さんとはどう言ったお関係?御親戚ですか?」 私は黙ったまま暫くして 「恋人なの……でも今日から」 言わなきゃ良かったって思った。でも言っちゃいました。 するとお姉さんは少しびっくりした表情を見せるも親切に、 「そう…恋人なんだね。美咲ちゃん良かったね。でも…美咲ちゃんまだ12歳だよね?」 「……うん」 「お姉さんからのアドバイス。美咲ちゃん、好きな人に会うだけでお話するだけでドキドキして幸せと感じるでしょ?」 お姉さんの言うとおり。信治さんの顔見てお話するだけで幸せを感じていました。 「でもね……大人のお付き合いは違うのよ。精神的な繋がりも大事だけどそれより大切なのは、セックス。美咲ちゃんセックスの意味わかる?」 セックスの意味。学校の男子達は最近やたらエッチでそんなエッチな事を私達女子に話しからかってきます。セックスの意味ぐらいは知ってるけど……深くは知りません。 「セックスの意味はわかる……保健体育で習ったから」 お姉さんは、 「保健体育か……懐かしい。もう生理は始まった?」 顔を左右に振りました。 「生理はまだなんだね。美咲ちゃん…大人のお付き合いにセックスは付きもの。社長さんも例外じゃないとおもうの。男性は女性を抱きたいって思うし女性も抱かれたいって思うのは普通の事なの。美咲ちゃんは社長さんが抱きたいって言われたらどう返事するの?」 私は言葉に詰まりました。付き合うって事を簡単に考えていた自分がいました。 「まだ美咲ちゃんは幼いから社長さんは無理は言わないと思う。でもあの社長さん格好いいしお金持ちだから女性にもてるの。美咲ちゃんの魅力で社長さんを虜にしないと誰かに取られちゃうかも。」 お姉さんのアドバイスは的確でした。どうしたらいいのか不安になってきました。 「お姉さん……私どうしたらいい?」 お姉さんは少し考えると 「美咲ちゃん…思いきって社長さんに聞いてみたら。 私の事抱きたい?って。お姉さんに言われたからって言ってもいいから」 「そんな…お姉さん怒られない?首にならない?」 お姉さんは裸の私にブラジャーとパンツを履かせながら 「社長さんはそんな小さな器量の人じゃないから多分笑うと思うよ。あの店長しょうがないなって。でも美咲ちゃんは真剣に気持ちをぶつけなさい。社長さんの気持ちを聞いて…それから抱かれるかどうか決めたらいいよ。」 私はコクンと頷きました。セックス………どうしよう? 「このブラジャー…ふわふわしているけどしっかりフィットして気持ちいいかも。先端も痛痒くならないみたい」 お姉さんにワンピースを着せられながら 「美咲ちゃんのまだ成長し始めたばかりのデリケートなおっぱい。大事にしないとね。クスッ…いずれ社長さんに触られるからそれまで大事にね。」 「もう……お姉さん……意地悪」 ワンピースを着てハーフブーツを履き鏡を見るとまるで自分じゃないみたい。びっくり。 お姉さんも凄く似合ってると誉めてくれました。 お姉さんは、 「もとがいいから……美咲ちゃんが可愛いからどんな服でも似合うよ。美咲ちゃん…社長さんの気持ちを掴んでおかないとお姉さん取っちゃうからね!」 多分半分冗談半分本気だったと思う。 でもお姉さんが真剣にお話してくれて私良かったと思いました。 「お姉さんとまたいろんなお話したい。」 お姉さんは笑顔で 「私の連絡先教えておくね。いつでも連絡しておいで。美咲ちゃん…しっかりね。」 続く
19/12/20 15:18
(rjdG9dBx)
投稿者:
美咲
◆CJdUia0Gng
お姉さんは、
「最後に一言美咲ちゃんに言っておくね。社長に限らず男はみんなエッチなの。だから性欲を満たす為に好きな人じゃなくてもエッチすることもあるのよ。まだ美咲ちゃんには理解出来ないかもしれないけど。現実をしっかり見るのよ。」 私はその時はお姉さんの言うことが今一つ理解出来ませんでした。性欲を満たすため?性欲って? 私は黙ったまま聞いていました。信治さんも性欲を満たすために……? 「良くわからないけど……ありがとうございます」 新しい服を見せに信治さんの所へいきました。 信治さんは大人っぽくなったねととても喜んでくれました。 「美咲…似合ってる。ワンピース姿可愛い。大人の女性に近づいた感じだね。」 私はお姉さんに言われた事を繰り返すように、 「私、もとが可愛いから何でも似合うの。」 と強気な返事。 信治さんは笑いながら私の頭を撫で、 「そうだね…美咲はもとが可愛いからね。さてお姉さんにお礼を言って店を出よう」 お店を出て少し歩いてお洒落なカフェへ。 お客さんみんなが私の事をちらちら見てきます。 その視線に気付いて恥ずかしいそうにしていると、 「美咲が可愛いからみんな見るんだよ。ほら自信を持っていいんだ。」 私はコクンと頷くも見られている緊張は解けませんでした。でも信治さんとお話しているとそんな緊張はどこかへ行ってしまいました。 紅茶を飲みながら信治さんといろんなお話をしました。両親の事、育ててくれてる叔母さんの事。学校の部活の事。私のお話を真剣に聞いてくれました。 その後、信治さんの車でドライブ。 街が見下ろせる高台に車を停める信治さん。 「美咲……今日は楽しかったよ。ありがとう」 私は信治さんはを見上げ素直に、 「私も……楽しかった。服もありがとう。」 すると信治さんは私にキスしてもいいかい?と聞いてきました。前もって言われると余計ドキドキしてきます。小さな体が震えるのがわかりました。 私は信治さんの目を見つめ小さな声で、 「信治さん……キスしてもいいよ。」 目を閉じると、信治さんはそっと私の唇にキスをしてきました。信治さんの唇が触れるとビクッと自分の体が震えます。少し長いキスでした。もうドキドキが止まらなくて……。 唇が離れると恥ずかしくなり下を向いてしまいました。お姉さんの言葉が頭をよぎります。 「信治さん……あの……私の事抱きたいって思う?」 信治さんはびっくりした表情を見せ、 「美咲…急にどうしたんだい?もしかしてブティックのお姉さんに何か言われた?」 私はコクンと頷き、 「だって大人のお付き合いにセックスは必要だって。私、セックスってよくわからないしどうしたらいいのか……」 信治さんは私の小さな手を握り、 「健気だね。それはそうだが……美咲はまだ12歳だよね。怖いだろうし不安や緊張、それに罪悪感だって感じるかもしれない。耐えられるかな? 僕は美咲の言うように抱きたいって思う。でも美咲の気持ちが大切だから……」 美咲の気持ちが大切だから……信治さんの優しい言葉に涙が溢れてきました。 「私の気持ち……でも男は性欲を満たすために好きな人じゃなくてもエッチ出来るって」 「クスッ…店長のお姉さんが言ったのかな?しょうがないな~。そうだね…男は性欲を満たすためエッチな動画見たりお金を払って女性を抱いたり、ワンナイトラブとか…。」 「信治さんも?」 信治さんは困った顔をして頭を掻きながら、 「僕も独身で彼女もいないから、性欲に満たすためにする事はあったよ。軽蔑するかい?」 私は信治さんを責めていると自分で感じ涙が溢れてきました。 「違うの……軽蔑なんかしない。心配なの……。私が彼女でいいのか。まだ中学生だし信治さんの気に入る女性になれるのか……。エッチも。」 信治さんは私の涙を親指で拭い、 「美咲が僕の彼女になったんだから、性欲は我慢するから大丈夫。美咲とは精神的な繋がりで十分だよ」 私は、 「それじゃだめっ!私の為に我慢するのはだめっ!でも私以外で満たすのもいやなの。私が頑張るから……私が信治さんを満たすから……。私の体で満たして。一生懸命頑張るから。」 泣き出す私を優しく抱き寄せ 「美咲の気持ち……嬉しいよ。美咲キスするよ。」 信治さんは、そのまま私の唇にキスをしてきました。 今までと違って深いキス。私の唇をこじ開けるように信治さんの舌が私の中に入ってきました。 どうしていいかわからない。 「美咲……舌を絡ませるキス。大人のキスだよ。ほら目を閉じないで僕の目を見つめていて」 と言い、再び舌が私の中に。信治さんの大きな舌が私の小さな舌を追うように絡まってきます。 (恥ずかしいのに目を閉じちゃだめだなんて信治さんの意地悪。) 背中がゾクゾクしてビクッビクッと体が震えます。 信治さんの舌が私の口の中を掻き回すように舐め、唾液が絡まってきます。私も恐る恐る信治さんの舌を追いかけるように絡ませました。 いつまでも続くキス。心臓が張り裂けそうなくらいのドキドキ。 緊張とドキドキとでいっぱいいっぱい。 長い長いキス。 「はぁ…はぁ……」 唇を離すと信治さんは、 「これが大人の深いキス。美咲…いっぱいいっぱいだったでしょ?キスだけでいっぱいいっぱいな美咲可愛いよ。でもセックスはもっと恥ずかしいし緊張するし不安だし、最初は痛いかもしれない。美咲に無理はさせたくない…美咲の気持ちは嬉しいが」 私はゆっくり深呼吸し気持ちを落ち着けながら、 「いっぱいいっぱいじゃないもん。これくらい平気。 無理じゃない……私絶対信治さんを満たしてあげる。全然大丈夫。だって信治さんの事好きだから。」 本当はいっぱいいっぱいでした。 信治さんは私の唇を親指でなぞりながら、 「美咲は本当に負けず嫌いだね。美咲の気持ち大切にしたいと思う。でもいきなり今日じゃ無理だよね。来週の土曜日……僕の家で。いいかな?」 私は恥ずかしそうにコクンと頷くきました。 「一週間…ずっとドキドキしていられるでしょ?頭がその事でいっぱいになるからね。」 一週間……本当に想像するだけでドキドキしてきます。 「信治さんの意地悪……。ドキドキなんかしない。普通だもん」 信治さんは私を見つめながら、 「普段は負けず嫌いで生意気な口調でもいい。それが美咲の良い所だからね。でもセックスの時は素直になるんだよ。素直にならないと美咲の様子がわからないから。まだ幼いから無理はしないようにするからね。」 信治さんの優しさをいっぱい感じました。 早く一週間が来て欲しい気持ちと来て欲しくない気持ちがいりまじった感情でした。 再び信治さんは、キスするよと言い唇を塞がれてしまいました。もういっぱいいっぱい。気持ちの高まりとドキドキが止まらない。 ぎこちなくでも一生懸命信治さんの舌を追いかけました。溶けちゃいそう。 続く
19/12/21 11:47
(yyU7aUWf)
投稿者:
美咲
◆CJdUia0Gng
キスが終わると暫く無言のままの2人でした。
信治さんはゆっくり口を開き、 「美咲…セックスの行為はわかるかい?」 私は恥ずかしくなり顔を真っ赤にして下を向いて、 「う…うん。男の人のあれを女の人に入れるぐらいはわかってる。でも深くは……」 信治さんは微笑み、 「そうだよね。それくらいしか知らないよね?セックスの行為は赤ちゃんを作る為なんだが…その行為ってとても気持ちいい事なんだよ。でも幼い美咲はまだ男の人のものを入れる準備が体に出来ていない。だから最初は痛いかもしれない。美咲はまだ幼いから気持ちいいと感じるまでに時間がかかるかもしれない。 気持ちいいと感じる前に、まず恥ずかしいって思うかな?美咲…裸を見せること出来る?」 ますます恥ずかしくなりドキドキしてきます。 「裸を見せるくらい…出来る。セックスって気持ちいい事なの?痛いくらい信治さんなら我慢する」 信治さんは私の頭を撫で、 「美咲は強がりだね。その強がってる姿可愛い」 「強がりなんかじゃないもん。」 怒った顔でほっぺたを膨らませました。 「クスッ…セックスって気持ちいい事。少し事務的にお話するから聞いてね。男は射精する瞬間が一番気持ちいいんだ。射精とは赤ちゃんの元をペニスから出す事。気持ちの高まりと気持ちよさが重なって射精するんだ。わかるかい?」 私はドキドキしながらも興味津々。 「う……うん。……わかるような。」 信治さんは話を続けます。 「男性は出したい、射精したいという欲求が耐えずあるんだが…理性で我慢している。無理矢理セックスしたらそれは犯罪だからね。もちろん美咲みたいに幼い子とエッチすることも犯罪だが……それはおいといて。 女性は違うんだ。男性は一瞬だが女性は気持ちよさがだんだん高まってきて、ある瞬間突き抜けるような快感を感じそれが持続する。突き抜けるような快感を感じるには、相手を信頼しすべてを委ねる気持ちが大切なんだ。」 信治さんはセックスについて、幼い私に丁寧に教えてくれました。 私は信治さんを見つめました。 「私…頑張る。でもまだ私大人の女性と違って胸も小さいし体も華奢だし。だってクラスの男子達は胸が大きいほうが好きだとか言ってる。信治さん……私に魅力感じる?」 信治さんの指先が私の頬から顎へと流れるように這い 「美咲…そんは心配してたの?クスッ……可愛い。笑ってごめん。それは美咲の裸見てみないとわからないな~」 「やっぱり……魅力感じないんだ。」 信治さんは私の唇にチュッとキスをし、 「魅力的だよ。子供から大人の女性に変わっていく途中の思春期の体って……長い人生の中で一瞬なんだよ。 魅力的と感じないほうがおかしいと思う。思春期になると胸が膨らんで腰がしまってきてお尻が丸みを帯びてくる。美咲はまだその途中……。」 信治さんは私の耳元で、 「美咲のまだ、未成熟な体見たい。その小さな胸も……。」 ドキドキが止まらない。 「信治さんのエッチ!キスしていいって聞かなかった。前もって言うって言ったのに……」 信治さんは笑いながら 「ごめんごめん。でも流れというものもあるから。ところで美咲はもう初潮はきたかい?」 顔を左右に振り、 「まだ……友達は来たっていう子が多いけど。私遅いみたい。成長が遅れてるのかな?」 「心配する事はないよ。初潮が来てしまうと身長も伸びなくなるかもしれないし。これから順番に成長していくよ。それに初潮が来たら避妊しないといけないでしょ?赤ちゃん出来ちゃうし」 「信治さんとの赤ちゃんなら欲しい。」 「ハッハッハッ…子供が子供を産んでどうするの? 美咲がもう少し大人になってからね。」 セックスのお話をこんなに真剣に丁寧にお話してくるなんて、私に気を使っているんだって思った。 私を抱きたいなんて聞いて良かったのかとても不安だった。私を抱いてと言ってるみたい。抱きたくないなんて言われたら……どうしてただろう。 夕方になり 「そろそろ帰ろうか?家まで送るから。」 「うん」 叔母さんと住んでる一軒家まで送ってくれました。 別れるのが寂しくなってきました。 別れ際、明日から金曜日まで仕事だから会えないかもと言われました。仕事だから仕方ないけど…一週間会えないのは寂しい。 「土曜日…また朝10時に公園で待ち合わせしよう。それまでドキドキしてるんだよ。」 「もう…ドキドキなんてしないもん。全然平気なんだから。信治さん…キスする。」 私はそう言うと信治さんの唇に自分からキスをしました。短いキス。でも信治さんの唇の感覚はずっと残りました。 家に帰っても一人。叔母さんは土曜日も仕事で夜遅くしか帰ってきません。叔母さんの分まで夕食を作り一人ご飯を食べると寂しさがましてきました。 あれだけ昼間信治さんと楽しい時間を過ごしたのに、 楽しさの余韻より寂しさのほうが強かった。 一人お風呂に入りいろんな思いが頭を駆け巡りました。私うまくエッチできるだろうか?痛いのかな……裸見られるのはやっぱり恥ずかしい。男の人の裸も見たことないし…。不安だらけ。 鏡に写る自分の裸を見ながら、 こんな小さなおっぱい……信治さん見たらきっとがっかりするんじゃないかな…。どうしよう? きっと大丈夫……信治さん優しいから。やっぱり裸見られるの恥ずかしい。 いろんな事が頭いっぱいで整理出来ないまま。 続く
19/12/22 16:11
(NKKNO6jZ)
投稿者:
(無名)
続きを楽しみにしています。
19/12/23 08:08
(Yksq6m46)
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