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ハコの中
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:ハコの中
投稿者: 痴漢師
僕が、自分がロリコンだと自覚したのは、大学4年の時だった。

高校生の時までは、普通に同世代の彼女と付き合っていた。でもそれも、今思えば 選ぶ相手は年齢よりも幼い、子供っぽい子がほとんどだった気がする。

大学生になると、周りの女子学生はみんなおしゃれでセクシーな子ばかりになった。
全くモテなかった訳ではないので、それなりに彼女もできた。セックスもした。でも、長続きしない。すぐに飽きて、別れてしまう。
最初の頃はその理由を、『本当に好きな相手と出会えてないから』だと考えていた。

ところが、4年生の春に教育実習に行った時だった。実習先は、普通の公立中学校。
どんな学校でもそうだが、教育実習に若い男子大学生が行くと、必ず女子生徒が騒ぐ。チヤホヤされ、用もないのに職員室に来る子がいたり、ラプレターをもらったり。
一緒に実習に来ていた男子学生は迷惑そうにしていたが、僕にとっては天国のような日々だった。

実習が終わり、普通の大学生に戻ると、激しい脱力感。気がつくと、実習先で知り合ったJCたちのことを思い出している。
『これはなんだ?』
自分で自分が分からなくなった僕は、そういうことに詳しそうな友達に相談した。
すると彼は、言いづらそうに
「そりゃあ多分、病気だな。小さい女の子しか愛せなくなるやつ…」
と言った。
『まさか、僕が?』
僕ははじめ、そいつの言うことを信じなかった。
だが、ものは試し。ネットで女子中学生の画像を検索してみた。
慣れてないので大したものは見つけられず、ようやく見つけたのは、スク水姿の盗撮画像だった。
それをみながらオナニーを始めてみると…
自分でもビックリするくらい異常に興奮し、固く勃起し、あっという間に果ててしまった。
『まいったなこりゃ…』
だが、自分がロリだとすれば、教育実習が異様に楽しかったのも、女子大生の彼女と長続きしないのも、腑に落ちる。
『僕はこの先ずっと、この満たされるあてのない欲望を抱えて生きてゆくのだろうか…』

正直、この発見はショックだったが、それでも大学4年生。就職活動は続けなければならない。
僕の父はそこそこの規模の不動産屋のオーナー社長だったが、その跡を継ぐ気がなかった僕は、普通の企業の面接を何社か受け、そのうちのひとつから内定をもらったので、そこに就職した。
この就職先が、というより、その会社へ通うために利用した私鉄の路線が、僕の運命を大きく変えてしまった。

初出社の日、僕は通勤のため満員電車に乗り込み、周囲を見回して、愕然とした。なんと社内の3分の1ほどが、同じ制服を着た女子学生たちだったのだ。
『JKか?』
だが、少し落ち着いてよく観察してみると、JKにしてはみな背が低く、顔立ちが幼い。
彼女らが持っている、学校指定らしい通学カバンの文字を読んでみると
" Elise Junior Highschool"
同じ沿線にある、エリス女学院という名門女子中学だった。

『この子たち全員JC!しかもお嬢さまばっかり!』
これから毎日、この上品で純粋そうなJCに囲まれて通勤できるのかと思うと、天にも昇る心地だった。
『それにしても、なぜこの時間、この車両にこんなに集中してるんだ?』
その理由は、学院のホームページを閲覧したら、すぐに分かった。

この学院に娘を通わせる親は、セレブばかりだったので、安全面からも、車での送迎を希望する親が多い。だがそれだと本当に温室育ちになってしまうので、社会勉強の意味からも、電車通学を推奨していた。
だが彼女らにしてみれば、電車で乗り合わせるサラリーマンや大学生の男どもは、怖い存在だろう。周りにひとりでも多く同じ境遇の少女がいたほうが心強いという心理から、群れたくなるのだろう。
確かに、もし僕が彼女らの誰かひとりに痴漢をはたらき、それが周囲にバレたら、これだけの数のエリスガールたちに一斉に睨まれることになる。これは怖そうだ。
『この子達と、電車の揺れで偶然お尻や二の腕が触れるのを楽しむのはいいが、積極的に触るのはやめておいた方がよさそうだな』
最初僕は、そんな風に思っていた。

そんな矢先、元気者だった父が、いきなり倒れた。


 
2019/08/30 23:24:04(jYomikrq)
7
投稿者: 痴漢師
今思えば、ほとんど毎朝、駅で同じ男が待っていて、電車の中でアソコがビショビショになるまで感じさせられていた美咲ちゃん。そのあと中学校へ行き、普通に授業を受けなければならないというのに、よく逃げ出さなかったものだと思う。

それでも彼女は、僕を見て嫌な顔をしたりしなかったし、電車に乗り込むと、いつも同じ場所に立ってくれた。
次第に僕は『美咲ちゃんも僕に触られるのを喜んでくれてるんじゃ?』と思うようになった。
そうなるともう、妄想が止まらない。彼女が嫌がってないなら、もっと先まで。『何とか車内で彼女と最後までできないものか?』と、無茶な欲望を持つようになった。

そこで、痴漢からセックスにまで持ち込んだ事例がないか、AVやマンガ、小説、経験談から事件報道まで、暇にまかせて調べまくった。
フィクションものは、荒唐無稽なものばかりで参考にならなかった。リアルな投稿や経験談では、みな口を揃えて『車内で本番まではムリ』と結論づけていた。そんな中で唯一、数年前に北陸の特急列車の中で起きた事件の報道が、僕の目を引いた。
それは、特急列車の自由席にひとりで座っていた20代女性の隣に痴漢男が座り、胸やアソコを散々に愛撫してメロメロになった所を、車内のトイレに連れ込んでレイプした、という事件だった。
『トイレか…』

エリス女学院御用達のそのハコにも、トイレがある。車両の後方、通路から奥に向かって、左3分の1のスペースが、かなり広めに作られたトイレ。右3分の1は、車両に垂直に座席が設けられていて、そこはいつも始発近い駅から、中年のサラリーマン達に占拠されていた。
真ん中に通路があったが、そこにエリスの子が立ち入る事はめったにない。この車両でも、そこだけはオジサンコーナーだから、JCは近寄らないということが、暗黙の了解になっていたようだ。

『あそこに美咲ちゃんを連れ込んだら、どうなるだろう?』

幸い、彼女が毎朝乗り込むドアは、オジサンコーナーのすぐ横にある。彼女はいつもドアが開くと、オジサンコーナーとトイレの横をすり抜けて真っ直ぐ進み、反対側のドアの前に立つ。

『先回りして、行く手を塞いで、真ん中の通路に押し込んで…トイレのドアの前に立たせて…』

僕は、美咲ちゃんをトイレに連れ込む計画を、何度も頭の中でシュミレーションを繰り返した。

19/09/20 20:59 (JGqys21/)
8
投稿者: 痴漢師
計画決行の日

僕はいつもどおり、駅のホームで美咲ちゃんのすぐ後に並んだ。
電車が到着するまでに、僕たちの後ろには長い列ができた。

ドアが開く。いつもは、美咲ちゃんの後にくっついて反対側のドアまで進むのだが、その日は彼女を追い越すように、左側に並び、後ろから来る人たちに押されるフリをして、強引に彼女を、トイレのドアの前の狭い通路に押し込んだ。

「あ…」

美咲ちゃんは、小さく戸惑いの声を上げたが、大して抵抗もしなかったので、僕たちふたりは後ろからの波に押されて、トイレの前まで流されて行った。
そこで止まると、今度はその狭い通路を定位置にしているサラリーマンや学生が押し寄せて来たので、僕は壁ドンをして、美咲ちゃんが潰されないように庇ってあげた。

乗り込みの混乱が収まってくると、さすがにこの距離で向かい合わせは恥ずかしかったのか、彼女は身をよじって僕に背中を向けた。
僕は、痴漢師になって初めて、JCの背中に貼り付く体制になった。
お尻がこっちを向いたので、遠慮なくスカートを捲り上げ、真っ直ぐショーツを目指した。
いつもと手が逆だが、そこは勝手知ったるスカートの中、見なくても何がどの辺りにあるか、すぐに分かった。
いつもはショーツ越しにお尻のワレメなぞりから始めるのだが、その日は迷わずショーツの裾、パンティーラインと呼ばれる部分に取り付き、そこから中に人差し指を潜り込ませ、後ろの布をずり下げて尻たぶを露出させた。
それから、下りてきたウエストのゴムを掴み、ショーツを膝のあたりまで一気にずり下げた。

人前でいきなり下着を脱がされ、彼女は慌てて履き直そうとしたが、狭い所に押し込められている上に、屈もうとすると僕が邪魔をするので、間もなく諦めたようだった。
裸のアソコを、尻穴の辺りから前の、クリトリスのちょい下辺りまで、繰り返し撫でてやると、そこはあっという間にびしょ濡れになり、愛液が滴って太ももの内側を伝い、膝の内側まで垂れてきた。
美咲ちゃんの耳たぶが紅く染まり、呼吸が荒くなってきたタイミングで、僕は初めて彼女に話しかけた。

「パンツ、脱げちゃったね」
「……」
「後ろのオジサン達にも、見てもらおうか?」
僕が彼女の真後ろから、少し身体を横にズラしながら言うと、彼女は慌てて大きく首を横に振った。
「じゃあ…前のドア開くから、中で履き直そうか?」
美咲ちゃんは顔を上げ、初めて気がついたように、自分の目の前のトイレのドアを見た。

聡明な彼女は、この時の僕のことばのニュアンスに気づいていたはずだ。僕は、トイレの中でショーツを(ひとりで)履き直すかい?と聞いたのではなく、トイレの中で(ふたりで)履き直そうか?と言ったのだ。一緒に個室に入れば、下着を脱がされていることを他の乗客に知られずに済む代わりに、今まで以上にエッチな行為が始まるに決まっている。
彼女はしばらくためらっていたが、やがて、コクンと頷いてくれた。

さあ、ここからが正念場だ。ショーツを周りの乗客からも分かる所まで下ろしてしまえば、彼女がそのことが周囲に露見するより、僕と一緒に個室に逃げ込む方を選ぶのは、想定内だった。あとはいかに、周りに怪しまれず、ふたり一緒にトイレに入れるかだ。
僕は、家で何度も練習した芝居を始める前に、『僕は美咲の兄。年の離れた兄だ。』と何度も自分に信じ込ませた。

19/09/22 17:29 (x6ov9l/H)
9
投稿者: 痴漢師
僕は一世一代の大芝居を始めた。

「美咲、どうした?気持ち悪いのか?」

僕が、周りに聞こえる声で話しかけると、
美咲ちゃんは少しの沈黙のあと、僕の芝居に合わせた方がいいと思ったのか、コクンと頷いてくれた。
「じゃあ、ドア開けるぞ?中で背中さすってやるからな」
と、言ってから、自動ドアのボタンを押した。
僕は彼女の肩を抱えるようにしながら一緒に入り、閉のボタンを押してドアを閉めた。

ドアの外は、どうなっているか?不安だったが、僕たちの会話の不自然さを不審に思ったやつがいたとしても、少なくとも美咲の方は、僕の呼びかけに頷き、抵抗せずに一緒に入って行ったのだから、通報するほどの勇気があるやつはいないだろう。もしいたとしても、その時はその時だ。

個室でふたりきりになると、美咲ちゃんはすぐに屈んでショーツを履き直そうとした。僕はその手首を掴んで
「これ、握って」
と、便器の奥にある手すりに誘導した。
そして彼女の後に回り込み、腰骨のあたりを掴んで自分の方に引き付けながら
「こっちにお尻突き出して」
と僕が言うと

「え?あ、あの…」
「ほら、早く!」
「あの、い、いやです!わたしあの、まだしたことがなくて… だから、それだけは許して…」

美咲ちゃんが処女なのは百も承知だ。だからこそ、どんな代償を払ってでも彼女と最後までしたかったのだ。それでも、彼女自身の口からはっきりと『処女です』と聞かされ、僕は堪らなく興奮した。

「でも、僕もうガマンできないよ」

僕がズボンの上からペニスの辺りを押さえながら言うと、彼女は激しくイヤイヤをしながら、便器の前にしゃがみ込んでしまった。
いくら相手が小柄なJCでも、しゃがんでいる子の腰を抱え上げ、後ろから挿れる、などという芸当はとてもできそうになかった。
かと言って床に押し倒して正常位で挿れるほどは、広くなかった。
僕は仕方なく

「分かったよ。ゴメンね。もうしないから立って」

すると美咲ちゃんは、電車の揺れにふらつきながら立ち上がった。
僕は彼女を壁を背にして立たせ、ブラウスの襟元のリボンをゆっくりと解いた。
レイプを止めてくれたのだから、胸を見られたり、触られたりくらいは仕方ないと思ったのか、美咲ちゃんは抵抗せず、恥ずかしさで目をつむり、横を向いた。

ブラウスのボタンを下まで外すと、ピンクのレースのジュニアブラに包まれた、可愛らしいふたつの膨らみが現れた。
ブラの裾をつまみ、捲りあげると、真っ白な、小ぶりだが形のいい乳房の頂点に、薄い肌色の乳首。トイレのドアの前での愛撫に感じ始めていたためか、すでに半分ほど勃起していた。
身長差がある上に、狭い個室内だったのでかなり体制が苦しかったが、僕は身体を曲げて、何とか左の乳首に吸い付き、右手をスカートの中に入れて、今度は前からアソコを激しく責め立てた。
まだピッタリ閉じたままのワレメを押し広げ、クリトリスを見つけ、そこを集中的に責めると、美咲ちゃんはたまらず

「あっ… んっ…」

と小さく控えめな喘ぎ声を上げ始めた。
その声を聞くと、僕の一度は諦めた、『挿れたい』という気持ちが蘇ってきた。

「ああっ… んっ、んっ… んーっ!」

美咲ちゃんの声がどんどんハッキリと大きくなって来て、あと一息でイクという頃合いで、僕はズボンのファスナーを開けてペニスを取り出し、アソコを弄っていた手を太ももの後に回し、さらに膝の裏まで滑らせると、左脚をぐいと持ち上げた。
そして、左手でスカートの前を捲り上げ、一気にペニスを美咲ちゃんのアソコに密着させた。

この体制になってようやく、この体位で挿れられるのだと気づいた美咲ちゃんは、

「いっ!いやああっ!」

と大声で叫んだ。


19/09/26 20:22 (WVnOCpP0)
10
投稿者: 痴漢師
美咲ちゃんの悲鳴はかなりの大声だったので、走る電車の轟音、分厚いトイレの扉の中、というシチュエーションでなかったら、すぐに外にいるオジサン達に通報されていたに違いない。

僕は慌てて美咲ちゃんの首の後ろを押さえ、キスで唇を塞いだ。
こんなことをしても、当然彼女はキスを嫌がって顔をそむけ、また叫ぶだろうと覚悟していた。
だが、意外にも彼女は、一瞬驚いて固まったあと、軽く顎を上げるようにして僕の唇を受け止め、僕の胸板に置いていた両手を、ゆっくりと背中に回し、しがみついてきた。

『まさか… OKなのか?』

全く訳が分からなかったが、とりあえず抵抗されたり、叫ばれたりしないのなら、続けるしかない。
美咲ちゃんの左膝を抱えあげた右手を、膝の下をくぐらせ、ペニスの根元を掴んで位置を調節すると、先端でワレメの中を探索し、小さな膣穴を見つけると、そこをめがけて突き上げた。

「くっ… くうっ…」

美咲ちゃんは口の中で呻き、しがみつく腕にさらに力を込めた。
挿入が進むと、経験したことのない締め付けが、僕を襲った。まるで膣そのものが、侵入者を嫌って、押し返そうとしているかのようだった。だが皮肉なことに、美咲ちゃんの膣が僕を追い出そうとすればするほど、一層激しい快感が来て、押し込もうとする腰に力がこもる。

立位で、真下から突き上げて来る僕のペニスから逃げるように、美咲ちゃんはどんどん爪先立ちになって行ったが、電車がカーブに差し掛かった所で大きく揺れた時、よろけてガクッとなり、その拍子に一気に一番奥まで届いた。

「くっ!くうーっ!」

唇は重ねたまま、ひときわ大きく呻くと、しがみつく手がブルブルと震えた。

「やったね!全部入ったよ!僕たち、ひとつになれたよ!」

こんなことをした以上、美咲ちゃんと会うのも多分今日が最後だろう。ならば、気を遣っても仕方ない。そう思った僕は、こんな自分勝手なことを言った。
どうせ最初で最後なら、思う存分彼女の膣内の熱さと狭さを味わって… と思っていたのに、大学時代の彼女と別れてからずっとセックスしてなかったこともあり、驚くほどあっと言う間に射精感が来て、実にあっけなく、彼女の中で果ててしまった。

僕が小さくなったペニスを引き抜き、血と愛液と精液でベトベトになったアソコをティッシュで拭ってあげる間、美咲ちゃんはずっと声を殺してしゃくりあげていた。

「ありがと。すごく気持ちよかったよ。」

僕がそう言っても、もちろん返事はない。
右足首に引っかかったままになっていたショーツを履かせてやりながら

「このあと学校行ける?」

と聞くと、ようやく

「今日は帰ります」

と、消え入るような声で答えた。

次の駅は、サラリーマン達があらかた降りるところだった。電車が止まり、トイレの前のオジサン達が出口へ向かったタイミングで、僕たちはトイレから出て、連結を通って隣の車両へ移り、発車ギリギリにホームへ降りた。
そこで別れようとも思ったが、このままひとりで逆向きの電車に乗せるのも心配だったので、着いてゆくことにした。
美咲ちゃんの肩を抱えるようにして、反対側のホームまで連れてゆき、電車に乗せた。
空いている車両の座席に並んで座った僕たちは、美咲ちゃんの降りる駅に着くまで、ずっと無言だった。

駅に着き、一緒に降りると、改札まで見送った。
改札前で僕が立ち止まると、美咲ちゃんは見送りの礼に、ペコリと頭を下げると、少しフラつく足取りで、家へ帰って行った。

19/09/28 05:25 (ie32uT.p)
11
投稿者: 痴漢師
翌朝、僕はまた、美咲ちゃんが乗る駅に向かった。

昨日あれだけのことをしたのだから、さすがに彼女は来ないだろう。電車の時間をずらすか、親に車で送ってもらうか。休むかも知れない。
そう思ってはいても、僕はどうしても、そうせずにはいられなかった。

駅に出掛けて行けば、逮捕されるリスクだってある。昨日したことが露見し、親が警察にしたとすれば、駅で刑事が待ちかまえているだろう。
僕は一応警戒して、それらしいのかいないか見回しながら、いつものホームに降り立った。

いつも僕より先に来て並んでいる美咲ちゃんだが、今日は姿が見えない。
『やっぱりな…』
僕がため息をついた時、なんと彼女が階段を降りて、僕の方に向かってきた。
そして、さも当然というように、僕のすぐ後に並んだ。
『どういうことだ?なぜ逃げないんだ?』
僕が混乱しているうちに、電車が来た。

ドアが開くと、美咲ちゃんは僕の横をすり抜けると、自分から昨日と同じ、トイレのドアの前に立った。
彼女の真意を確かめるには、とりあえず昨日と同じ行動をなぞってみるしかない。
僕は彼女の後に立ち、また壁ドンをして後から乗ってくる乗客の波から守ってあげた。
そして、車内が落ち着いた頃合いに、スカートの中に手を入れて、ショーツを膝まで下ろし、耳元で

「また、脱げちゃったね」

と囁いた。すると彼女は

「もう、おトイレはイヤ…」

と囁き返した。

それはそうだろう。僕は思った。彼女が僕から逃げない理由は、その時は分からなかったが、毎日エリス女学院に行って勉強しなければならないのに、毎朝電車のトイレでセックスをされたのでは堪らない。勉強どころではなくなってしまうだろう。
『おトイレはイヤ』=『セックスはイヤ』の意味だろうと思ってはいたが、それでも僕は、半分からかうようなニュアンスで聞いてみた

「おトイレがイヤなら、どこならいいの?」

すると彼女は、恥ずかしそうに、少しためらいがちに

「あ、あなたのお部屋で…」

僕はこの返事に、文字通り耳を疑った。聞き間違い…じゃないとすれば、この子は、『あなたとセックスをしてもいいから、あなたの部屋に連れてって』と言っていることになる。
聞いてから一瞬僕は、あまりの展開に、『これは何かのワナか?』と疑った。
だが、どう考えても美咲ちゃんが僕をワナにはめても、なんの意味もない。昨日のことを恨んでいて復讐したいなら、親に伝えて警察を呼んでもらえば十分だし、僕の弱みを握って脅すのだとしても、ハイソな彼女が僕から脅し取りたいものがあるとも思えない。
何より、美咲ちゃんがそんなダークな発想をするとは思いたくない。
美咲ちゃんは、素直で優しい子。そう信じたからこそ、僕は100人ものエリスガールズの中から、彼女ひとりを選んだのだ。

「僕の部屋に来てくれるの?」
僕が聞くと、彼女は小さく、でもハッキリと、頷いた。
僕は下ろしたショーツを引き上げてやり、彼女と手をつないで隣の車両に移動して、次の駅で降りた。
階段を上がり、逆向きのホームへ降りる階段の前を僕が通り過ぎようとすると、美咲ちゃんは
「あの、こっちじゃ?」
と聞いてきた。でも僕が
「もう電車はいいよ。君に会うために乗ってたんだから」
と答えると、ポッと頬を紅くして、黙って着いてきてくれた。

改札を出て、駅前からタクシーに乗って、僕の自宅マンションへ向った。
僕がマンションのエントランスでオートロックを解除しようとすると、ふいに美咲ちゃんが

「お金持ちなの?」
と聞いてきた。

「君の家ほどじゃないさ。でも、裕福な男が電車で痴漢なんかしてちゃ、おかしいかい?」
すると彼女は大きく首を横に振った。
おそらく彼女は、造2階建とかの安アパートを想像していたのだろう。
セレブな彼女が、そんなみすぼらしい部屋の万年床の上とかで、僕に抱かれてもいいと思ってくれていたことに、僕は率直に感動した。

でも、部屋に彼女を招き入れソファーに座らせ、飲み物を出してあげても、まだ美咲ちゃんが何を考えているのか分からなかった。
僕が何と切り出したものか迷っていると、彼女の方から

「あの、シャワーお借りしてもいいですか?」

と聞いてきた。

19/09/29 17:29 (yLENRXN0)
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