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スクールカーストから堕ちた少女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:スクールカーストから堕ちた少女
投稿者: ◆WCdvFbDQIA


スクールカースト、それは中高の学校生活におけるクラス内の序列、とでも言えば良いのだろうか。
学業やスポーツの成績も無関係ではないが、それだけでもない。
活発でイケている生徒達のグループを頂点にした序列と考えてもいい。

これは、ふとしたキッカケにより、序列から転がり落ちてしまった少女の話だ。

 
2019/06/21 12:18:25(ARrH607r)
67
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

お礼。

「・・あ、ありが・・と・・う。」

何はともあれ、礼を口にしたノゾミではあるが、視界の端に映るカナエの表情が、未だ満足に至っていないことだけは分かる。

「ハーパンの分は口、パンツの分はアソコでいいんじゃない?」

「「え?」」

異口同音にノゾミと男子生徒が、驚きと戸惑いの声を上げた。
殊にノゾミについては、カナエの心遣いに涙ぐむ程の嬉しさを感じたばかりである。
その落差たるや、余人には伺うよしもない。

「ほら、早く・・。」

淡々とした口調で促される二人だが、先に行動を起こしたのは男子生徒であった。
やや、慌てたような様子で制服を脱いでは、近くの机の上に積んでいく。
悄然と項垂れたノゾミは、床に視線を落としたままピクリとも身動きをしない。

かちゃかちゃかちゃ

ベルトの金具を外す金属音の後に聞こえる衣摺れの音から、男子生徒が下半身の着衣を脱いでいることが分かった。
今から横で裸になりつつある男子生徒と、カナエの見守る中で性行為をしなければならない。
そう思うとノゾミの躯は、意に反して昂ぶり始めてしまう。
ゆっくりと顔を上げたノゾミの真横には、反り返った凶悪な肉棒がある。
そっと指を絡めたノゾミは、指先でソフトに触れながら刺激し始めた。
早くも槍の先端からは、透明な粘液が滲み出る。
滲んだ液体は溢れてペニスを伝わり、ノゾミの指に絡まり、潤滑剤としての役割を果たし始めた。
ある程度、粘液が竿の表面に行き渡ると、それ以上は不要とばかりに先端から滲み出す液体を舌で清めていく。

「ぅ槌っ」

不意に男子生徒が呻いた。
同時にノゾミの手に包まれた男性器が一回り膨らみ、クライマックスの前兆を示す。
だが、このタイミングでは、放たれた精はノゾミの顔、髪、恐らくは制服にも飛び散るに違いない。
そう判断したノゾミの反応は早い。
おもむろに亀頭を口に含み、口内で栗の香に似た粘液を受け止めた。

びゅるん!!びゅるる!びゅびゅびゅっびゅっ

ノゾミですら目を剥くような大量の精液が、咽喉の奥を直撃する。
思わず咳き込みそうになるノゾミだが、今唇を開いたら溢れた精液は間違いなく、ブラウスとスカートを汚してしまう。
放たれた粘液を口の中に溜め込んだまま、必死になって脈動が収束を待つノゾミ。

んぐっ、んぐんぐ、んぐ・・・

完全ではないが、射精が収まるや否や、ノゾミは男子生徒の股間から顔を背け、床に向かって口に含んだ白濁液を吐き出そうとした。
だが、僅かに遅かった。

ぶはっゲホっぐぶっ

噎せ返ったノゾミは盛大に咳き込んだ。
目論みは実らず、白濁液の殆どはノゾミのブラウスの胸元からスカートに吐き出されてしまった。
しかも唾液と混じったことにより、吐き出した液体の総量は倍近くに増えていた。

19/07/15 20:12 (XXxRs/Lv)
68
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

「あぁーあ。ブラウス、ぐしょぐしょ・・。」

この格好で家まで帰らねばならない、ノゾミは泣きたい思いであった。
男子生徒の体液で汚した制服を着たまま、ということに抵抗があるのも事実だが、もっと切実な理由がある。
帰宅途中で被害に遭う可能性が高まるのだ。
過去、制服を汚されたまま帰宅の途に着いた際においては、実に四割近くの割合で何らかの被害に遭っている。
如何に近隣の地域における肉便所と成り果てたノゾミであっても、それは行為が始まってからだ。
行為が始まるまで、そして行為が終わり、余韻が消えて以降は自己嫌悪と羞恥の念に苛まれるのは、年頃の少女であるノゾミとて例外ではない。
何よりも下校途中にすれ違う知り合いの蔑みを含んだ視線、それがノゾミだけではなく彼女の両親の心理的な負担となっていた。

「じゃ次はパンツのお礼の番だね。」

いつの間にか衣類を脱ぎ去ったカナエが、ノゾミの想いを現実に引き戻す。
ノゾミを使って男子生徒のアイドリングを済ませてから、充分な持続力を楽しむつもりなのだろう。
空いている机の上に長く細い脚を組んで腰掛けたカナエが二人を促す。

ぐいっ

男子生徒が床にへたり込んだままのノゾミの腕を掴み、乱暴に引き上げられた少女は立ち上がらざるを得ない。
スカートまで汚されては堪らない、そういう思考プロセスを辿ったのかどうかは定かではない。
だが、いずれにせよノゾミはホックとファスナーを緩め、スカートから脚を抜いた。

するり

脱いだスカートを手にしたまま、背後から腰を抱えられたノゾミの下腹部に男子生徒の手が触れるや否や、秘裂にそって指が蠢めく。
充分に潤っていると判断したのだろうか、前戯も無しに指が膣内に挿入され、掻き回し始めた。

ぁクッ

堪らず漏らした呻きには、歓喜に咽ぶ牝のそれに違わない。
ノゾミの身体が前傾になり、手近にあった机に両手を突いて体重を支える。
指が抜かれ、代わりとして弾力に富み、熱を帯びた何かが充てがわれたと思う間も無く、その何かがノゾミの花芯を容赦なく貫いた。
先刻、リコーダーに犯されたばかりの洞窟が再び肉棒に犯され始める。

じゅぽジュポ、じゅぽ、じゅポジゅぽ・・・

湿った音を立てて前後運動が繰り返され、突き入れられる槍を出来るだけ奥まで受け入れようと、自然に尻の肉を左右に開くノゾミ。
徐々に机に抱きつくような姿勢になりつつ、ノゾミは手にしたスカートが皺になるのも構わず握り締め、ついにはその生地の端を噛むことにより声を押し殺す。

ふおぁうっ!

奇妙な叫びとともに、先に達してしまったのはノゾミの方であった。
遅れて数度のピストン運動をこなすと、ノゾミの尻に下腹部をぶつけながら、男子生徒は二度目と思えぬ程、大量の精を放つ。

「お礼代わりのエッチなのに、ノゾミが先にイッちゃうってどうなの?」

快感の余韻と消耗のあまり、カナエの指摘も耳に入らない程に呼吸を乱したノゾミは、崩れ落ちそうになる身体を机にしがみつかせることしか出来ない。
最後の一滴まで射精を終えた男子生徒が、こちらも肩で息をしながらノゾミから身体を離した。
同時に大きく開いたノゾミの脚の間からは、大量の白濁液が溢れ出し、左右の太腿に幾条かの滴りとなって伝い流れ出す。
太腿の内側に流れ出した本流は、幾つかの支流に別れ膝に達し、膝から下ではさらに流れの数を増しながらふくらはぎ、足首へと至る。

「・・・ノゾミの匂いと味・・・。」

男子生徒の蛇を癒す為、脱力したそれに顔を近づけた瞬間、カナエは呟いた。
ゆっくりと頬張られた肉の棒は、カナエの舌に清められながら鎌首をもたげ、その力を取り戻していく。
ノゾミの脳裏に十三歳の夏の光景がフラッシュバックした。
ノゾミに隷属したカナエに強いていた行為、そこから得られる肉の悦びもさることながら、精神的な優越感がもたらす満足感、その全てが懐かしい。
だが、今となっては全てが喪われてしまった。

「まだ、まだダメ!もっと!ぁ!」

男子生徒と絡み合うカナエの嬌声を耳にしつつ、身繕いを済ませたノゾミは帰り支度を始める。
身繕いを済ませたとはいえ、放たれた精液は蜜壺から未だに溢れ、太腿を汚す。
精液の香りを漂わせながら、家路を辿らんと歩き始めたノゾミ。
だが、どうせこのまま帰っても、かなりの確率で襲われるかも知れなかった。
ノゾミは下半身が汚れるに任せて、教室を後にする。
ノゾミの精神は徐々に壊れつつあった。

19/07/16 00:30 (u4bli3JS)
69
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

ある日を境にノゾミを取り巻く環境は、劇的な変化を遂げることになる。
路地裏に引き摺りこまれ、輪姦されている場面に出くわした婦人警官に保護されたノゾミは、治療の為、心理的な加療を施す施設に収容されたのだ。
経口避妊薬を処方されてはいたが、妊娠こそ回避出来たとしても性病や性器への負担は無視出来ないリスクである。
様々な検査やカウンセリングが施され、結果として加療は長期に渡ることとなり、遠方の施設に移ったノゾミが、その地域に再び姿を見せることはなかった。
回復しないのであれば、姿を見せることは不可能であろうし、回復したのであれば、姿を見せることは憚られるであろう。
数年もすれば、誰もがノゾミのことなど思い出しさえしなくなっていた。
唯一人を除いて。

あの日、下着を忘れなかったならば・・・

彼女の人生もまた、今とは違う展開を遂げていたかもしれなかった。
同じ歳頃の少女達とは一線を画し、中学時代から甚だ奔放な性を愉しむことが出来たことが、ノゾミのお陰であったのは間違いない。
一時はノゾミに隷属しながら屈辱的な奉仕を強要され、危うく男子生徒達からの輪姦被害を受ける処だったことさえあったのだ。
あの日、輪姦を示唆していたノゾミを逆に陥れて以来、彼女は精神的にタフになっていった。
そのこと自体については、礼を言いたい程である。
敢えて恨み言のひとつも口にするのであれば、当時の内気で控えめな少女が、カナエの精神がタフになっていく過程でその内面を変化させざるを得ず、結果として消えてしまったことが惜しまれた。
どちらの自分を選ぶのかと今、問われれば、カナエが選ぶのは今の自分であることは間違いないのだが。

完結
19/07/16 21:39 (u4bli3JS)
70
投稿者: (無名)
素晴らしい作品でした。
中学生という多感で繊細で、性欲求に対して
恐れつつも興味が深くある年頃の子たちの感情や環境が
非常に良く書かれていて、グッと引き込まれてしまいました。

カナエとノゾミ、2人が置かれた環境と心境の変化
これも他の作品では見たことのないもので
面白かったです。

このような作品に久し振りに出会えました。
ありがとうございました。
19/07/21 00:03 (i2KOwj62)
71
投稿者: さくら ◆ACiNmI6Dxs
こちらの作品も
続き、続き…とあっという間に読み終えました。
読んでいるうちに、自分の身体が疼いてしまう…。
その事を恥ずかしいと思いつつ、自分の身体に触れたくなる…。
でも読み進めると、胸の痛む場面もやってくる。
初めから終わりまでどきどきしたままでした。
最新作の続きも楽しみにしています。



私は、43歳の女性です。
19/10/06 10:06 (bYzIrBxK)
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