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エステサロン〜人妻、主婦の悦楽
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:エステサロン〜人妻、主婦の悦楽
投稿者: ミキ
日曜日の昼下がり。

特売の豚肉と野菜を詰め込んだ買い物袋を手に、駅前のスーパーから出てきたときだった。


エステ店スタッフ………ただいまお店の開店で期間限定で、1時間無料券をお渡ししております……



いきなり声をかけられて足を止めたものの、どうしたものかと佐々木優子は戸惑った。


優子  あっ…あの、私なんかより若い方にお渡ししたほうがいいんじゃないかしら……なんか申し訳ないわ……


40を過ぎたただの主婦は買い物袋を手から下げて、やや恐縮して手渡された無料券を返そうとする。



エステ店スタッフ  そんなことないです、むしろ主婦の方に体験して頂きたいんです……

今回は無料ですし、感想をお聞かせ頂ければそれだけでもありがたいですから……


優子  でも、こんなおばさんじゃ……


エステ店スタッフ  あの、私共…独立したばかりで大手には敵わないかもしれませんが、勉強させて頂くつもりでご意見くださいませんか?……


優子  でも………


エステ店スタッフ 今回だけでも是非……どうかお気軽に体験なさっていってください……



押し切られる形で無料券を握らされ、優子はその場を後にする。

エステサロンなんて結婚前に数回、通った以来である。

気恥ずかしさが先に立ってどうしようかと思ったが、無料というキーワードには弱い。

衣料品店のショウウィンドウに映る自分の姿を見る。
体型は結婚前と比べればいくらか変わったけれど、小学生2人の母親にしては自分でもスリムだと思う。

1時間だけだし、こんなことにお金をかけるなんてないし、無料だし………。


帰宅する方向に向いていた足を止めて踵を返し、無料券の裏の地図を見て7〜8分ほど歩くと目当てのエステサロン店の看板が目に留まった。


中層階ビルの2階の窓に店の名前があり、階段を上がって優子はガラス扉の前に立つ。

なんだか面接に来たような緊張感が身を包み、帰ろうかとも思ったが、無料体験など滅多にないことを思うと自動ドアの前に足が進んでしまった。



エステ店スタッフ いらっしゃいませ、こんにちは……


いたずらに元気過ぎず、上品だけどそれを鼻に付かない程度の雰囲気に気後れせずに済んでホッとする。



優子  あのぅ……駅前で……


エステ店スタッフ 無料体験でらっしゃいますね、ありがとうございます……こちらへ、どうぞ………



カウンター横に用意された白くて丸いテーブルの前に通され、紅茶らしき琥珀色のお茶が出される。

そこで簡単な説明を受け、5分ほどしてシャワールームの中に優子はいた。

家ではお目にかかれない高級なボディシャンプーの泡に身を包み、とても良い香りに優雅な気分になった。

ここまではいいとして………用意された紙ショーツを見て、そうよねぇ……と、溜息が出そうになる。

下の毛の処理なんて、独身のときほどマメにしているわけがない。

でも、こんなとこ見せるわけじゃないわよね……。
気を取り直して足を通す。

上は用意されてないということは、そういうことかとバスタオルを体に巻いて出る。



エステ店スタッフ こちらのベッドに横になってお待ち下さい……


シャンプールームから出てきた優子を見て、スタッフが施術ベッドまで案内してくれた。

カーテンを閉められて数分後、施術着を着た男女ひとりづつが現れて優子はギョッとする。



優子  えっ?…あのっ……男性もいるんですか?


エステ店スタッフ はい、経験を積んだスタッフですので………あの、差し支えがあるのでしたら替えたほうがよろしいでしょうか?……



差し支えは大いにある、でも20代らしい若い彼を前にして断るのも気が引けてしかたがないではないか。

だけど事前に男性スタッフがいると説明はなかったし、体に触れられるのは抵抗がある。

でも彼だってこんなおばさんに触れたくはないはずよね………。
そんな想いが負い目になって、結局は承諾してしまった。


羞恥心を除けば彼は美男子だし、承諾されてホッとした顔をしていたけれど……。

優子と年齢がそう変わらない女性スタッフが一緒にいるのだからと、自分に言い聞かせる。



彼が背を向けてあれこれとセッティングする間に女性スタッフが優子からバスタオルを取り去り、ハンドタオルを胸に被せてくれる。


女性スタッフ 精一杯おもてなしさせて頂きます……彼も精一杯、勉強させて頂きますので、お気兼ねなくご意見をおっしゃって下さいね……


男性スタッフ  頑張ります……どうかリラックスなさって下さいね…


そう言われても………心の準備が整わないうちに彼は足を、女性スタッフは首まわりにオイルを塗りはじめる。


首、肩、鎖骨の辺りを滑らかに手が移動する。

足首、脛、膝を滑らせる彼の手は意外にも柔らかく、その手つきもエステティシャンそのものでいくらか安心する。

女性の手がハンドタオルを胸が隠れる程度に狭め、胸元まで手を滑らせる。

彼のほうも手が際どいところまで上がってきて、年甲斐もなくドキドキする。

紙ショーツぎりぎりまでにじり寄る彼の手。
脚の付け根付近の柔らかい場所に触れられて、なんだか………。



女性スタッフ それでは、うつ伏せになりましょうか……


優子は胸の前を抑えて体の向きを変える。
すぐにオイル塗れの手が背中を行き来し始め、彼のほうも脚の裏側を同じように行き来させる。

こんな贅沢をしていいのだろうか………それくらい心地よく、これでは文句のつけようがないと思った。

際どいところまで触れられていたが、一線を越えようとしない良心的な施術に優子はすっかり心を許す気持ちになっていた。

……………そんな時だった。



女性スタッフ  ヒップはどうなさいますか?
せっかくお綺麗なお肌ですから、お勧めですよ…



優子はどう応えていいか分からなくて、戸惑った。

駅前で優子は独立して立ち上げた店だと聞いた。
少なくとも女性はプロのエステティシャンで、彼も駆け出しとはいえ、プロの道を歩みはじめているエステティシャンだ。


優子  それじゃぁ……お任せします…


そう言うしかなかった。
下手に断るほうが、恥ずかしいと思ったのだ。


すると間もなく紙ショーツの下を潜って、彼の手の平が優子のお尻を包んだ。

夫以外の男性に触られて何とも言えずプロといえばプロの、卑猥といえばそんな気がしないでもない……そんな彼の手が繰り返しお尻を丸〜く撫で上げる。

女性スタッフが背中に触れていなければ、危険な気分になるところだ。

お尻から腿の外側、内側、後ろ側を満遍なく撫で上げて膝の裏側を滑らせて脹脛に下っていく。

そして足首までいくと折り返して、再び上へと温かい手の平が移動してくる。


…………………………………………あぁ…。


海水が入り混じる汽水湖のように、心地良さの中に少しずつ淫らな気持ちが滲み入る。

脚との境界線を越えて紙ショーツの中に、彼の手が当たり前のように侵入する。

決して指先に力を入れず、オイルの力を借りて滑らかに手の平に覆われる。

優子は意識していなかったが、オイル染みのないはずの割れ目の辺りがもう随分と前から半透明に透けている。

女性スタッフの手が押し潰された乳房の横を行き交い、何度も脇の下と脇腹を往復する。


両腕を撫で上げられてから、静かに声ががけられる。


女性スタッフ それじゃぁ、仰向けになりましょうか……


優子は先ほどと同じようにして、体の向きを変える。



女性スタッフ 眩しいですよね、お顔にタオルをお掛けします……


優子の目にふんわりしたハンドタオルが被せられ、彼女らが二手に分かれて先ほどと同じように上半身と下半身の肌を2人の手が這い回る。


同じようなと思っていた施術だが、女性スタッフの手がハンドタオルを被せられた下に入ってくる頻度が増えた気がする。

それは気のせいなんかじゃなく、乳首にこそ触れないものの胸のアンダーを軽く持ち上げるかのように触れてきていた。

優子は言おうかどうか迷ううちに、その機会を逃してしまった。

下半身の彼はというと聖域と下の毛こそ触れないものの、紙ショーツの上下から手を入れて可能な部分の肌を触れてきていた。

優子は喉元まで出掛かった言葉を辛うじてと留めていたのは、どこまでも丁寧で抗議していいものかどうかが分からなかっただけだった。


体が熱を帯びてきたが、優子はどうしていいのか分からないまま彼女らに身を委ねるしかなかった………。
 
2024/12/31 12:27:01(GCFerChc)
42
投稿者: ミキ
悪夢と言うべきか、夢のような出来事だったと言うべきなのか……。

恵子の心の中の振り子がどちらに傾こうが、自分では手に負えない状況に陥ることになるのだろうか……。

前者ならば、心療内科に通院せざるを得ない……。
後者ならば、もう引き返せなくなる………。

良識や常識 、もっといううのなら道徳心の観点でことことに向き合うのなら自分を許せなくなるだろう……。

それならば自分の内なる欲望に逃げ込めというのか………それでは人として女として、どうなのか…。


元来の真面目な性格が、気持ちの置きどころを探して彷徨よう時間が流れていく……。




半年近くが経ったある日、恵子の姉から電話があった。


姉  ねぇ恵子……うちの子、今度のお祭りに連れて行ってくれないかな?……



聞けば以前から基地のお祭りに連れて行く約束をしていたらしく、子供が楽しみにしていたらしいのだ。

だけど義理の兄は急遽仕事で行けなくなり、姉はぎっくり腰で動けなくなったという……。

正直なことをいえば休みの日くらい、恵子だってゆっくりとしたい…。

でも姉の頼み、可愛い甥っ子のためならと仕方なく姉の頼み事を恵子は快く引き受けた。

恵子たち夫婦には、子供がまだいないのだから。



よくある航空祭みたいのものかと思ったのだけれど、着いてみれば陸上部隊とでもいうのだろうか。

災害時にも出動することもあるらしく、有事の時に出動する特殊車両や機材が展示されているではないか。

訓練と称したデモンストレーションや飲食のできる出店など、目を輝かせて興奮をする甥っ子。


その中でもレンジャー部隊の催しに、甥っ子が釘付けになった。

迷彩柄の小さなテントとえばいいのだろうか、人1人か2人がちょうど入れる程度の大きさしかない。

有事の際にゲリラ戦になったときに必要らしいが、そんな事態になったときを思うとゾッとするけれど………。

甥っ子はそれを体験したくって、子供たちの列の後に恵子の手を引っぱる。

何のことはない、小さなテント状の中で小さく開けられたスペースから双眼鏡で遠くを見て、偵察するというものらしい……。

目をキラキラさせて自分の番が回ってくるのを待っていた甥っ子だけど、すぐに飽きるのが子供。

自分の番が目前になってから横の特殊車両に目移りして、体験乗車ができるとあって走って行ってしまった………。

その偵察コーナーの展示は人気がないらしく、最後の体験者が終わったら撤去となることだったらしい……。


はい……お次の方………隊員の方がテントの中から顔を出したときにはもう、甥っ子は隣りに移っていて隊員の目には大人の恵子が立ち尽くす姿が映っていた……。


恵子  あの……ごめんなさい、甥っ子が………


動揺する恵子の視線の先にいる男の子を見て、何やら隊員は察して言った。



隊員  あぁ……気になさらないでください……

それじゃぁ、貴女が体験なさってみませんか?……



そう言われた恵子だったが、その隊員をよく見てから時が止まったようになった。

彼も同じだったようで、恵子の顔をよく見て顔を強張らせていた……。


そう…その隊員は黒田拓海、その人だったのだ…。

あの鍛えられた逞しい体、濃密な官能の時間が一気に思い出される……。


上官らしい男性が2人を見咎めて、何やら勘違いをしたようだった。


上官  黒田、このご婦人に体験して差し上げなさい………



どうも女性だからといって、差別するようなことをするなということらしい……。

自分たち国を守る者に興味を持ってくれるのがたとえ女性だとしても、知ってもらいたいのだ。

もちろん上官は恵子と拓海の関係など、知る由もない………。




拓海  はいっ!………失礼しました、こちらへどうぞ……中でご覧ください………



断れる雰囲気ではなくなり、恵子はテントの中に入った。


後で上官が拓海に耳打ちする声が、聞こえる……。


上官  失礼のないようにしっかり体験していただけ………後で報告を待っているからな……


そう拓海に釘を刺すと、上官は隣の特殊車両の方へ歩き去っていく………。


上官に目をつけられてしまった拓海は、恵子をあっさりと追い出すことができなくなってしまった……。

恵子もそれを察して、適当なところでテントから出られなくなってしまった……。

それをすれば彼は上官から叱責を受ける………それを考えたら出られるはずがないではないか……。




拓海  びっくりしました……貴女がここにいるなんて………

僕がここにいると、ご存知だったんですか?……



恵子  偶然です……貴方がこういう職業に就いているなんて、あたしが知ってたとでもいうの?………




拓海  いえ、そういわけじゃないんですけど……

    そうですよね……失礼しました……




気不味い沈黙が、2人の間に流れる………。




拓海  あの、せっかくいらしたんです……ここら     
    覗くんです、どうぞ……



恵子は渡された双眼鏡を手に、拓海に教わりながら双眼鏡を操作する……。

あの辺りを目標にするとか、訓練では丸一日この中で偵察活動をするのだとか、飛んでいる鳥を追って……だとか、国民の知らないことを拓海に教わった。

ただ覗き見るだけでも大変なのだと、恵子はいつの間にか興味深くなっていた。

そもそも普通の人が双眼鏡を手にする機会なんて、バードウォッチングとか登山者とか、そう多くはない。



拓海 僕らは訓練で見るから見方は違いますが、一般の方なら慣れてきたら面白いでしょ?……


恵子  えぇ……あんなに遠くにあるものがこんなに近く見えるなんて、凄いわね………



拓海  でしょう?……もっとここをこうすると……


狭いテント内である、嫌でも体が密着する……。
彼は意識せずにしていることだが、分かっているのだろうか…………。

自分が密着する相手は一度、体を重ねた女性であるということを失念している事実に………。


恵子の脳裏に過去の出来事がフラッシュバックする……。

拓海の下半身が恵子のお尻に密着し、体温が伝わる……。

男の体臭が漂い、恵子の中で何かのスイッチが切れ代わるのを自覚していた……。





あぁだこうだと説明する拓海に受け応えしなくなった恵子に気づき、拓海はハッ……っとなった……。

そんなつもりはなかったのだ……。
ただ説明をしていただけなのだ。

あり得ないことだが、これが女性隊員ならば間違いが疑われないように神経を使っただろう……。

今日は一般人を迎えてのお祭りであり、もっと気を配るべきだった……。

目の前にいる女性は、あのエステティシャンなのだから………。

そう思うが早く、ペニスに血流が集まるのを自覚して動揺する拓海………。

カーキ色の服装の下、拓海の背中に汗が流れ落ちるのを感じていた………。

お尻にハッキリと硬いモノがあるのを、恵子は感じていた……。

心臓の鼓動が早くなる……。
双眼鏡から覗く景色、木の枝に鳥が止まるのを見るともなしに見ていたが、神経は勃起した男根に向けられている……。

彼の手が下から這い上がり、恵子の乳房を包む。
服の上から優しく揉まれ、布ズレの音がやけに大きく聞こえる……。

スカートからブラウスが引き抜かれ、入ってきた彼の手がブラジャーをずらして直に触れてきた。

乳首を摘んでクニクニと指先で揉みほぐし、指の腹で硬くなった先端を優しく転がす……。

恵子は双眼鏡の先に見える鳥が、枝から飛び立つのを眺めていた……。



ただ少しだけ開いた唇から自分でも知らず知らずのうちに熱い吐息が漏れる、そんなことにすら気づけない………。


欲情が加速していく………。



25/01/25 08:44 (9GBF6eff)
43
投稿者: ミキ
子供や人々の喧騒が耳に届く中、背中に覆い被さられる形で胸を揉みしだかれる……。

あまりに地味過ぎて人気がないからか、恵子たちのいるこの小さなカーキ色のテントを気にする者はいない。

人々の視界にまったく入らないわけではないが、どうしたって特殊車両やその他の目立つ物のほうに目移りするのは当然なのだ。

はぁ…はぁ……………あぁ……はぁ……はぁ……あはぁ…

狭いテント内に若い男と人妻、欲情した男女2人の吐息の音だけが怪しく繰り返される……。



甥っ子  ケイちゃ〜ん……見てぇ…………



テント内に恵子がいることを知っている甥っ子。
叔母である恵子を普段からケイちゃんと呼ばせているらしい。

叔母の目と眉毛が見える小さなスペースに向かって、甥っ子が手を振る……。

特車車両の運転席に座る甥っ子は目を輝かせ、嬉しくて堪らないらしい……。

外から目元だけが見える小さなスペースからどうにか手を出して、甥っ子に向かって手を振る恵子だったが………。


くちゅっ…くちゃっ…にゅちゅっ……くちゃっ……



前側に回った手が、スカートの中に進入………。
ショーツの中へと入った拓海の指が、恵子の割れ目を上下に移動していた……。

すでに粘液が溢れ、それを十分に指に絡ませてからクリトリスへと指先を伸ばす拓海……。

包皮越しにクニュッ…クニュッ…と弄くりはじめる……。

途端に内股となった恵子が内腿で拓海の手を挟み、腰が引けた拍子に図らずもお尻を拓海の股間に押し付ける……。

狭い空間に秘め事をすることで、一層恵子の気持ちが募る………。

ショーツの中で蠢く指に、また新たな分泌液が溢れ出した………。





グィっと押し付けてきた恵子のお尻、その谷間に自分のペニスが収まった拓海が吐息を漏らす……。

下着の中にでカウパー汁がドロリッと溢れ出て、早くもその先を催促していた……。

いつまでも時間を使うことは出来ない………。
早々にズボンのファスナーを下げ、下着から無理やり取り出したペニス………。

スカートの裾を手繰り寄せ、ショーツを太腿まで引き下げる……。

左手で腰を引き寄せて、あてがった先端に力を込めて前に押し出した………。



グニュ〜っといった感触の後に続き、ムニュ〜っと中へ飲み込まれていく………。

粘膜の柔らかい感触、その温もりが亀頭を包み込み撫で上げる………。

俯いた恵子が俯いて、止めていた息をやっとという感じで吐き出した……。

他の子供に混じって甥っ子が、隊員に相手にされる様子が恵子の目に映る……。

嬉しそうな笑顔ではしゃぐ甥っ子を眺めながら、恵子の体が前後に揺れる………。


ヌッチョッ…ヌッチョッ…ヌッチョッ…ヌッチョッ


いつ誰かに見つかるとも限らないこの状況、焦る気持ちと背徳感が快感を倍増させる………。

今テントの後ろを開けられたら………。
そんな恐怖心が体を硬直させ、膣壁に力を入れさせる……。

拓海がぐぅ……っと息を詰まらせ、苦しげに腰を躍動させていく……。

急速に高まっていく恵子の膝が折れて落ちようとする腰を強制的に持ち上げられて、尚も打ち込まれていく……。

鷲掴みにされる左手胸、股間に伸びた手の指先が揺れてクリトリスを擦る……。

亀頭が恵子の子宮入口に当たり、カリ首が感じるところを繰り返し擦り上げていく………。


もう………もう、だめ………。


下がる腰の位置に反して両肩が上がり、背中が弓なりに反り返る………。

顎が上がり、頭も後へと持ち上がる……。
尚も執拗にペニスが躍動する……。

耐えられない………。
恵子がそう感じとき……。

拓海が中で突然、ペニスを脈動させた……。
2度……3度……4度と子宮入口に押し付けられ、何かが吐き出される感じがした……。

猛烈な快感にわけが分からなくなった恵子が膝から力が抜け、拓海が引き抜いたと同時にショーツを引き上げる……。

その場に恵子は崩れ落ちていた………。





冷たく不快になったショーツを駅のトイレで脱ぎ捨て、小学生の手を引いて駅の階段を登る一人の女性……。

ホームに滑り込んできた電車の風に、ユラユラと靡かせるスカート……。

その下にショーツを身に着けていないことなど誰一人、気づく者などいなかった………。




どのくらいの時が過ぎたのか………。
ある日の午後、メンズエステの一室に施術を受ける若い男性がいた。


お加減は、いかがですか………?

ちょうど良いです………。



エステティシャンとお客がやり取りされるこんな会話が、隣の部屋にそれとなく聞こえていた。

にゅりっ………にゅりっ……にゅりっ……にゅりっ……

肌を滑る手の静かな音が、繰り返し鳴る……。
だけどその音は、どういうわけか二重奏のように聞こえていた……。


肌を滑る手の音、もう一つの音とは………。



エステティシャン……水原恵子の体は、お客の体の上にあった。

恵子はお客が黒田拓海だと分かると、施術の前に
ブラジャーとショーツを脱いでいた……。

拓海の施術用の黒いTバックを取り去り、その上に跨り腰を降ろす……。

その上で拓海の上半身にオイルを塗り拡げ、自分の腰を動かしてペニスを擦る……。

拓海が手を伸ばして恵子の着ている濃紺色の施術着を捲り上げ、下から白い乳房を揉みしだく……。

やがて拓海が勃起すると、恵子が自らペニスを起こしてゆっくりと腰を沈めた……。

まるで肉食獣の口に大蛇が飲み込まれるかのように、ゆっくり……静かに消えていくように……。

若い彼の肌の上を滑る、自分の手の音……。
お尻の上まで捲くれ上がった、ストレッチ素材のミニスカート……。

それを身に着けたまま括れた腰をウネウネと揺らし、腰を前後にグラインドさせていく……。


熱い胸板、手の平を滑らせ彼の乳首を刺激する。
ス〜チャッ……ス〜チャッ……ス〜チャッ……

呆けたような表情………恍惚としながら同時に腰を躍動させていく……。

ヌチャッ…ヌチャッ…ヌチャッ…ヌチャッ…ヌチャッ…

卑猥な音の二重奏………。
白い乳房を揺らしながら、エステティシャンの腰が動き続ける……。


自分のところはそこまで音がしないのに、隣はどんなやり方をしているのだろう………。

そう疑念を抱くほど、隣りで施術を受ける男性には水音が耳に届いてくる……。

あの音は、何なのだろうと………。


やがてこんな息使いが聞こえてきた。


はぁ~……はぁ~……あっ…はぁ~……はっふっん……


その息使いが途切れると、間もなく息を詰まらせたようなくぐもった声がした……。

無料体験中の男性客は不安な気持ちで隣りとを隔てる壁を見つめていると、顔の上が急に暗くなっていた。

彼の目には至近距離でエステティシャンの下着、クロッチの縫い目……。

自分の上半身にオイルを拡げるエステティシャンの動きと共に、下着の生地が前後にと揺れ動いていた……。

彼は血走った目でそれを見詰め、必死に匂いを嗅ぐことに余念がなかった……。

再び隣りから卑猥な息使いが聞こえてきたきたことに気づく余裕は、もうなかった……。




全裸となった恵子が今度は下になり、正常位の形になって貫かれていた……。

オイルで滑る拓海の背中に手を這わせ、彼に突き上げられて乳房が揺れる……。

小豆色の勃起した乳首を舌先で転がされ、唇を重ねられ舌を絡め合う……。

腰の躍動によって施術ベッドが静かに鳴きはじめ、ギシギシと鳴る音が営みの激しさを隣りに知らしめる……。


目を閉じた恵子が震わせた吐息を漏らしはじめ、頭を左右に振って悶絶する……。

顎を何度も上げて白い喉を見せ、拓海の背中にある手を彷徨わせる……。

何度目かの背中を反らせる仕草を見せた時、拓海の腰の両脇にある恵子の膝が、機敏な動きを見せて小刻みに開いたり閉じたりを繰り返した……。

ピクビクッ……ビクンッ……ビクッ……ビクンッ……


頂点に達した快感の波が静かに下降の一途を辿り続け、山の麓に到着するところに……。

再び拓海の腰が躍動を再開する……。
頬を赤らめ、汗で前髪を額に貼り付かせた恵子がまた喘ぎはじめる……。


クッチャッ…クッチャッ…クッチャッ…クッチャッ


結合部から陰茎が現れるたび、白い精液が溢れ出す……。

人妻の開花した強欲と若くて勇ましい性欲が、幾度も重なり合い、溶けて心に染み込んでいく……。


2人にはもう、言葉は必要ではなかった……。










25/01/26 00:54 (i1Crf5MM)
44
投稿者: ミキ
早朝のキーンと冷えた空気を後に置き去りにして、体を軽やかに前へと走らせる。

吐き出す息は白いけれど、それでもジャージの中は流れる汗でしっとりと濡れていた。


ジョギングも自宅マンションが見えてきたことで、そろそろ終わりを告げようとしている。

由美子は走っていた脚を止めて、入念に自分の体をストレッチする。

側を新聞配達のバイクが通り過ぎる。
体を折り曲げて突き出される由美子のお尻をしっかり目に焼き付け、兄ちゃんが顔をニヤけさせてバイクのスロットルを開けていく……。

このところこの時間に見るようになったあの女、いいケツしてるな………。

もう慣れたといえ深夜に起床して、新聞配達に勤しむ彼にとって毎朝の楽しみになっている。

スレンダーな体をジャージで身に包み、ショーツラインを浮かべた形のいいお尻を毎朝その目で見る女性………。

彼はあの女性が知られたフリーアナウンサーであることを、知る由もない……。

バイクに乗りながら、チラっとお尻を見るだけなのだから……。


江藤由美子は某局を離れフリーのアナウンサーとなってから、もう10年近くになる。

結婚を考えた時期もあったけれど、たまたま恋人と思っていた相手に恵まれなかった。
ただそれだけのことだった。

その後も何人かの男性と恋仲になったけれど……。仕事が忙しくて、長続きしなかったり……。
結果的に騙されて、不倫になってしまったとかそんなことばかり……。

恋にも疲れて気がつけば、50歳になっていた。
若い頃は胸や下着を隠し撮りされる被害にも合った……。

今はさすがにそういうこともなくなったけれど、あんなに嫌だった出来事も女としての需要がなくなった寂しさはある……。

せめてプロポーションは維持したい……。
だからジョギングも始めたし、スポーツジムにも通い出したのだ。

お尻も胸も最近は少し垂れてきたように思えて、危機感を覚えたから……。

筋力アップに成功したからだろうか、胸の位置も戻ったし、お尻の位置も上がった。

視聴者に見られる職業だから、見た目は大事なのである。

出来ることなら生涯を共にするパートナーに出会いたい、そんな気持ちも心の何処かにある。

そのためにも綺麗な姿を保ちたい……。
でも自分の年齢を考えると、どうしても歳下になる………ハードルが高すぎない?……

ひとりシャワーを浴びながら、寂しく呟いてみる……。

火照った体に冷蔵庫から取り出したミネラルウォーターを流し込み、ベットボトルを手にしたままベットルームへと歩を進めた。

ベットに寝転んで、テレビをつける。
自分も報道や情報番組に出ているけれど、実はお笑いが好きだったりするからやっぱり見てしまう。

でも、なんだかな…………心が満たされない…。
由美子はベッドサイドの引き出しを見詰め、手をかけた。

そこには電動マッサージ機が綺麗に収められいて、出番を待っていた……。

マッサージする箇所は、勿論………。
他にも小さなローターや、最近になって入手してしまった物もある。

クリトリスに直接触れず、空気振動で刺激を受ける画期的なアレである……。

どれもその時の気分によって使い分けているけれど、やっぱり一番のお気に入りは電動バイブであったりディルドの類………。

今は女性の風俗もあるようだけど、多分一生そういった分野を利用することはないだろう。

スキャンダルになったら、そこで終わりなのだから………。

だから、せめて誰に迷惑をかけることなく……。
由美子は過去に自分の前を通り過ぎた男たち、彼らの体を想像する……。

想像の世界では過去の男の顔はもうボヤけてしまっているけれど、体は鮮明に覚えている……。

こうやって胸を揉んでくれて、乳首を弄ってくれた………。

同じように自分で胸を揉み、乳首を摘む……。
そしてショーツの中へ、手を忍ばせる……。

ある場面ではあの彼、またある場面ではあの時期に付き合っていたあの彼……。

というように由美子は都合よく男を入れ替えて、クリトリスと膣口を交互に指を移動させる……。

クチュッ………やがてそんな音が出る頃、ショーツを脱いで黒光りする電動バイブをあてがう……。

ゆっくりと中へと沈めてから、吐息を漏らす……。
中に馴染ませるようにしばらく動かし、バイブのスイッチを入れてみる……。

唸り声を上げてバイブの首が、膣の中でぐるぐると回りだす……。

使い始めのころはこれの何がいいんだろうと思ったけれど、コツを掴んだらもう………。

気持ちのいいところに当てて、目を閉じる……。

ウィ〜ン…ウィ〜ン…ウィ〜ン…ウィ〜ン…………

ペニスではあり得ない動きが絶妙に擦り上げて、ジワジワと快感が呼び起こされていく……。

そのまま前後に手首を動かして、自分の好みの早さとペースで掻き回す……。

クッチャッ…クッチャッ…クッチャッ…クッチャッ


あぁ……堪んない…………駄目……もうちょっと楽しむの………


ひとりうわ言のように呟いて、イキそうになりつつある自分を制御する……。

ウネウネと腰を動かしながら快感を余すことなく享受して、手首の動きを早めていく……。


由美子 あっ……あぁ……あぁ〜……あっ…あっあっ…


由美子がテレビ画面では決して見せない顔で喘ぎ、背中と足をベットに接地したまま腰が浮いていく……。


手首が小刻みに動き、バイブの先端が奥を心地よく叩く………。

由美子の体がブリッジの形になり、背中を持ち上げた………。

顎も持ち上がる……。
頭をベットに減り込み、体が硬直する……。



由美子  あっ…………ああっ………………あっ………




アーチ型になった体が一度弾んだようになって、そのままベットの上に落ちる……。

感電したように体を震わせ、波が引いていくように静かになっていった……。


半分だけ中に入ったままの、黒いバイブが抜け落ちる……。


透明な糸が伸びて、プツンっと切れる……。


部屋の中にテレビの音声が聞こえる中、歪な玩具のモーター音が鳴り響く………。



ウィ〜ンッ……ウィ〜ンッ……ウィ〜ンッ……





数日後、仕事帰りの由美子は買い物をして帰ろうと、近所の商店街に足を向けていた。

独身だとつい料理を作るのが面倒になり、美味しいお惣菜にお世話になってしまう。

由美子はヒジキの煮物、ポテトサラダ、煮魚なんかを購入してお店を出た。

食べるものがオバサン臭いと言われようが、好きなものは好きなのだからいい。

商店街を出てほんの少し歩くだけで、辺りは閑静な住宅街になる。

地上からかなり下を流れる川沿いに桜並木があり、季節になると目を楽しませてくれる。

その川沿いを歩き、小さな橋を渡る。
ふと由美子は足を止めた……。



今度エステサロンを始めましたので、良かったらおいで下さい………。



橋を渡ったところに立つ品の良い女性に声をかけられ、手作りのチラシを渡された。

自宅を改装してお店を開業したような、そんなお店がプリントされている。

メンズ、レディース、どちらもされているようで、笑顔を浮かべた若い男性エステティシャンの姿もそこにはあった。

メンズエステを受け持つのは男性なの?………
理屈から考えればおかしくはないけれど、それで男性客の集客はあるのだろうか。

整体とか接骨院ならまだわかるけれど………。
素朴な疑問はありながら、まさか彼が女性の体に触れるとか?……なんて思ったりしてみる。

まさか、あり得ない………。

自宅に帰り着いて、改めてチラシを見る。
普段ならまず気にせずに、このチラシを捨てていただろう。

でも………ど、由美子は思い直した。
このチラシに載る若い爽やかな彼の笑顔、それに惹きつけられたのは素直に認める。

カフェやレストランで素敵な男性がいたら、一度くらい顔が見たくて足を運ぶくらいはする。

それと同じ、何もやましい事なんてないではないか………。

由美子はチラシの電話番号にかけて、予約を取った。

一目だけ彼の顔を見られたら、それでいいのだ。
エステが気に入ったら、また行けばいい……。


本当に気軽な気持ちで由美子は予約を入れて、手にした電話を切った。


夕飯の前にお風呂に入りたい……。
バスタブにお湯を満たすスイッチを入れ、買ってきたお惣菜を出してお皿に盛り付ける。

ラップをして、後は食べるだけである。
細々とした用事を済ませたら、お湯が溜まったことを知らせる音声が流れた。


由美子は洗面台、洗濯機などが集結する脱衣所にスリッパの音を立てて移動する。

衣類ど下着を脱いで、洗濯かごの中に放り込む。
未婚で独身、出産未経験の体が露わになった。

乳首と乳輪の色は濃くなったけれど、ツンと斜め上を向いたDカップの乳房が誇らしげに揺れる。

贅肉がほとんどないスレンダーな体は肌が白くてしっかり括れがあり、ジムの成果でお尻も垂れていない。

若い頃に脱毛したデリケートゾーンは不潔にならない程度にしかしていないので、Oラインは別としてIラインは控えめに残っている。

後はビキニラインを綺麗にしてもらった以外は、しっかり陰毛は残っていた。

今でこそ完全脱毛が流行っているが、由美子は生まれたままの姿になることに抵抗があったのだ。

由美子は体毛が濃い体質らしく、眉毛は手入れをしてもらってから未だに描かなくてもいいくらい
である。

だから下の毛も当然ながら、残された陰毛の密度は見た目のわりに濃い……。

歴代の彼氏たちは、それにとても興奮していた。
シャワーを浴びる由美子の乳房にお湯が伝い、とても見事な逆三角形をした陰毛が水草のように揺れる……。


とても50歳には見えない美貌を備えて、とても見事な身体は着るものを選ばないほど男性をそそらせる……。

ただ由美子のキャリアと年齢を考えたら、男性は簡単に近づけないだけなことを由美子は気づかないのだった………。





今日は収穫があった。
なんとあのフリーアナウンサー、江藤由美子が釣れたのだ。

この界隈はセレブも多く、だからこの地にお店を構えたのだけれど、それは正解だった。

もうすでに2人の女、人妻と最近独身に戻った女を性の虜にさせた。

あたしも駆け出しの男性モデル、男性タレントの卵を数人ほどいただいて虜にさせた。

この分なら本店から人員を補充しなければ、お店が回らなくなるかもしれない……。


とりあえず、男好きそうな江藤由美子を虜にさせなければならない。

いいえ、きっとそうなる筈………。
だってウチには年増キラーが揃っているんですもの………。


実験的に開いた離れ小島のようなこのお店は、隠れた男女の花園になる……。

お店を任された清水夏美は、チラシに載せた若い男性エステティシャンにクンニリングスをされながら、ひとりほくそ笑む。


江藤由美子が訪れる日をカレンダーに見つけ、策を練る………。



その夏美の顎が、不意に跳ね上がった………。



25/01/27 02:45 (Oe0LFZpP)
45
投稿者: ミキ
まだ数日先のことだと認識していたのに、カレンダーを見たら翌日であることに気づいた。

由美子は2杯目の白ワインに手を出しかけて、手にしたグラスを置いた。

明日は午前中からエステを受けるのだ、浮腫んだ顔で出掛けるわけにはいかない。

テレビを観る誰もが自分の顔を知っていると自惚れるほど若くはないけれど、世の中の認知度は決して低くはないのだ。


休みの日には走らないけれど、早朝にベットから降りてジョギングに出る。

走りながらどうしてエステになんか行こうなんて、思ってしまったのだろう。

確かにチラシに載るあの若い男性に惹かれたことはあるけれど、気の迷いとしか言いようがない。

この年齢で今更エステを受けて、何になるというのか……。

まだ男性が欲しいの?………
それはどうして?………

愛?……それとも体の温もり?………
決まっている………。
その両方だと、もう一人の自分が答えた……。


エステになんか行っても、そのどちらも手に入らないことは分かっているのに………。


やっぱり自慰行為をしたのは失敗だったのかもしれない……。

浅ましい自分を嫌悪し、叱咤していつもより長い距離を走って自宅に帰り着いた。

自分だって人間、寂しい気持ちと性欲が重なったって悪いわけではない………。

汗をかいて体を虐めると、なんだか気持ちがスッキリした。

平気な顔をしているけれど、独りは楽だけれど、やっぱり寂しい時はある。

年齢を重ねた今、そう思うことが増えていた。
人肌だって本音をいえば、恋しい……。

男性の腕に抱かれて最後に眠ったのは、いつだったか………。

ペットと暮らそうとしたこともあったけれど、自分より先に寿命を迎えることを考えたら手が出なかった。

ニュースで原稿を読んだことがあったけれど、自分は確実にペットロスになるタイプだとの自信はある。

性欲は30代の後半から強くなった気がする。
未だそれが衰えず、それどころかさらに強くなっている気がするから困るのだ。

だから自慰行為は止められないし、精神衛生上は正しいとは思う………。

だけどエステか………。

何だか考えが堂々巡りになってきたので、お水を飲んでから熱いシャワーを浴びにいった。

今更キャンセルをするのは失礼だし、綺麗になって癒やされるだけのことだわ………。


ようやく着地点を見つけ、由美子は髪の毛を乾かして下着を身に着けた。

下着は見られるわけでもないのにお洒落な物を身に着けて、ナチュラルメイクをする。

着ていく服は、着替えやすいようにワンピース。
由美子の好きなカーキ色、わりとラフなデザインが気に入っている。

そこにジャケットを着て、マンションを出た。
自宅から15分も歩くと着いてしまう距離を、わざと遠回りしてからその場所に着いた。

予想通りに一軒家をリノベーションしたお店は、敷地の入口にアーチ状になった薔薇が出迎えられて気分が高揚する。

メンズもしているとはいっても、やはりメインはレディースなのだと分かる。

女心をくすぐる演出が、何よりの証拠である。
ドアを開き中に入ると、チラシを手渡してくれたあの品の良い女性が応対してくれた。


夏美 いらっしゃませ、お待ちしていました……



彼女の笑顔に出迎えられて、簡単な説明をされた後にシャワーを借りる。


浴室から出ると、用意された施術用の紙ショーツ
に足を通す。

上は………なかった……。
そういうシステムのお店は珍しくないけれど、まぁ大丈夫だろうと長いバスタオルを体に巻いてから施術ベットのある部屋へ向かった。

そこは様々なものが取り揃えられ、エステを受けるのに感じの良い部屋だった。


夏美  どうぞ、そちらに………


なんの疑いもなく、由美子は体を横たえた。



夏美  研二くん、いいかしら?………


男性の名前を呼ぶ彼女にギョっとした由美子の目に、正しくチラシに載っていたあの男性が現れた……。



由美子  えっ?……あの、聞いてませんけど……



夏美  えっ?…あの…当店は男女共に私共2人で施術をするのですけど、お客様には御好評をいただいております……

あの……抵抗がお有りでしたら彼は外しますが……




後出しジャンケンみたいな真似をされて戸惑ったけれど、彼を見たら意気消沈している……。

腕は確かなようだけど、やはり恥ずかしい……。
そうはいっても彼の悲しそうな顔を見たら………。



由美子  あぁ…そうなんですね……分かりました



……なんて、了承してしまっていた……。

我ながらどうかしていると思わないでもないけれど、どうかしているのだろうか……。

彼はまだ申しわけなさそうな表情をしていたが、それでもその腕で挽回しようとでも思っているのか、努めて明るく振る舞っている。

由美子も申しわけなく思って胸が傷んだが、今更もう遅い。

彼にしてみれば私みたいなオバサンに仕事であっても触れなくてはいけないのだ、こちらこそ申しわけなくなった。


夏美  それでは始めていきます……

彼女の目配せを受けて彼が背中を向けると、バスタオルを外されハンドタオルを胸の上に掛けられる。

2人は上半身と下半身側に分かれ、彼女が上で彼が下を担当するようだ。

懸念していたことは何一つなく、彼らはさすがと言いたくなるプロフェッショナルな仕事をして見せてくれた。

彼女は勿論のこと、彼も男性とは思えない柔らかい手で繊細に施術をして見せる。

あまりにも心地よくて、朝のジョギングの疲れもあって眠くなってきた。


彼女に声を掛けられて、うつ伏せになる。
また夢現になり、本当に眠りそうだった。

由美子の眠りそうな気持ちを妨げたのは、僅かな羞恥心なのだろう。

彼の手がさっきから際どいところに触れていて、それが恥ずかしいのだ。



彼  お客様、ヒップはどうなさいますか?……


由美子  えっ?……ヒップ?……


我ながらオウム返しをして、恥ずかしい……。
ヒップ、日本語に変換すれば文字通りお尻だ……。

そんなことは理解しているけれど………。
彼らはプロだから………。

由美子は一言、こう言った。
じゃあ、お任せします………と。

お願いしますと言わなかったのは、自分の意思でお尻に触れさせるのが恥ずかしかったからで、せめて相手の意思でさせたかったから……。


紙ショーツを下げられるかとも思ったけれどそんな無粋な事はせず、彼はお尻を覆う部分を押し上げてTバックのようにして露出させたのだ。

これはこれで恥ずかしいのだけど………。


彼  今まで沢山のお客様に心を尽くさせて頂きましたが、お客様は美しいヒップをなさってますよ……

いいえ、ヒップだけではなくボディ全体が美しいです……鍛えてらっしゃいますか?……



あくまでもブロに徹した言葉の選び方に、由美子は複雑な気持ちになった。

けれど彼はやはりプロのエステティシャンで、その彼が言うのだからお世辞半分にしても、悪い気はしない。



由美子  ありがとう……お上手ですね……



彼  お世辞ではありませんよ………
   僕は今のこの仕事に就く前はスポーツジム         で働いていましたから間違いありません……



以外だった……彼がスポーツジムに?………。



由美子  あら、そうなの?……褒めてくれて、ど
    うもありがとう………


由美子の中の、女の自尊心がくすぐられる………。
場所が場所だけに褒められるのは微妙だけれど、元スポーツジム職員ならば、確かなのだろう。

ヒップアップに成功したと、その道のプロに認められたのだから……。



彼  それにお肌もとても綺麗ですし、ボディラ    
    ラインもとても素敵です……


そんなことを言いながら、彼はお尻のお肉の上を執拗に手を滑らせている……。  

違うから………彼はプロなのよ、仕事よ………。

手の指を4本揃え、親指を離してL字型のようにした手、その親指をお尻のお肉に押し付けるようにして下から上へと何度も滑らせる……。

下に戻るときには揃えた4本の指を、親指が辿った後を消すようにお尻の丘をすべらせていく……。

何だか愛撫されてるような気分になって、体の芯が熱くなる……。



再び仰向けになるよう、促される。
明かりが眩しくて固く瞼を閉じる。


夏美  眩しいようでしたら、タオルを掛けますね……


その心遣いが嬉しくて、瞼にタオルを掛けられて由美子は安堵した。


先ほどと同じ施術が成されていって、目元が暗くなったのもあって眠くなってきた……。

彼女は片腕づつ丹念にオイルを塗り拡げ、首筋から肩、胸元を済ませてから胸の下、お腹周りに触れていく。

それが済むと、また胸元を丁寧にオイルをを塗り拡げていく。

気のせいだろうか、胸に乗せられたタオルがヅレていくような気がする……。



下を担当する彼の手が足の裏を丹念に施術して、指の一本、一本を揉みほぐす。

こんなに気持ちがいいなんて、思わなかった。
その手が足首から脛を何度も往復し、膝から上へと這い上がる。

太腿の横、表、そして………内側へと移動する……。
彼の手が動きやすいように、脚を少し開かせられる……。

膝頭の内側から少しづつ上へと這い上がる彼の手が、際どいところまで来た……。



彼  お客様、鼠径部に触れてもよろしいでしょうか?………



由美子はどう言えばいいのか、一瞬迷った。
拒絶すれば彼を信用していないと、そう言ったも同然になるのではないのか………。

後で考えればそんな気遣いは要らないことなのに、この時由美子は彼に失礼な気がして、またも同じことを言ってしまった。


由美子  お任せします………


かしこまりました………。
彼のその返答を聞いた後、体をゾクゾクさせられた……。

彼の指が野暮ったく膨らむ紙ショーツの下側から少しだけ中に入り、鼠径部に触れたのだ。

その部分を執拗に往復し、鼠径部と言いながらもかなり際どいところまで指が入って触れてくる……。

由美子の耳には届かなかったが、間近にいる彼の耳には確かに聞こえていた……。


ミチャッ………ミチャッ………ミチャッ………ミチャッ…



由美子の割れ目が開いたり閉じたりして、卑猥な水音をさせるのだ……。

彼の指がIラインの陰毛に触れる………。
いつの間にかおへその辺りからも片手を入れて、上下から彼の手が陰毛のない肌の部分にオイルを塗り拡げていく……。

お尻の横から骨盤の出っ張りを撫で上げ、陰毛を避けて紙ショーツの中を這い回る……。




上を担当する彼女も胸のタオルをどんどんずらして、乳首が見えない程度に乳房の上半分が露出していた……。

そのずれたタオルを元に戻されてホッとしたのもつかの間、被せられたタオルの上下から彼女の手が入ってきた……。

同性だから………そうは思っても男性の彼がすぐ側にいる。

乳首を避けてオイルを塗り拡げていた彼女の手が、いつしか触れるようになってきた……。

どうしていいのか分からないままでいると指の間に挟まれて通過し、手の平で転がされはじめていた……。

下から乳房を持ち上げるように彼女の手が乳首を通過して、外側から円を描くように這い回る……。

これは通常のエステなのか、それとも………。

判断力が麻痺した由美子は、成されるがまま乳首を硬くさせていく………。


えっ?…………。

驚きを隠せない由美子の下半身、紙ショーツの中の彼の手が陰毛を包むようにしてV字にした指が割れ目を避けてそこを上下させはじめた……。

さすがにおかしいと感じた由美子が頭を起こそうとした時、それを見た彼の指がクリトリスに触れた……。


由美子  ちょっと、そこは違いますよね?……


語気を強めて言ったつもりだったのに、彼はお構いなしに続ける……。

指先が小さな円を描き、敏感なところを捏ねくり回す……。


由美子 ちょっと……ちょっと……どこを触ってるんですか……


由美子の抗議する言葉は弱々しく、上半身の乳房は両乳首を摘まれて捏ねくり回されてていた…。


どうにかしないと……どうにか………。

焦る気持ちが快感に押しやられ、彼のもう片方の手が下から指を挿入してきた……。

抜き差しを開始されはじめられる快感に重ねて、クリトリスの快感が加わる……。

愛にも飢えていたが、体はそれ以上に顕著だったのだ……。

もう抵抗する気力はなく、紙ショーツを脱がされるのにも抗えなかった……。

両膝を立たされ、脚の間に彼の顔が埋められるのを黙って見ているしかないなんて……。

死ぬほど恥ずかしいのに、頭が拒絶しようとしない……。

ブライドも道徳心もそこにはなく、自分のそこに口を接触する彼を黙って由美子は見ていた……。

正しくは体が動かなくて、見ていることしか出来なかったがのだ。


両肘を立てて中途半端に上半身を起こしていた、そんな由美子の頭が弾かれたように上がる……。


ショートヘアがふわっと舞い、熱い吐息が勢いよく出る……。

体を起こしていられなくてベットに背中をつけた由美子の乳房が、彼女にいやらしく揉まれる…。

ツンっと尖った茶色の乳首を彼女の指が弾き、親指の腹で捏ねくり回す……。

クリトリスに舌先を執拗に走らせる彼に、大人の女………美しきフリーアナウンサーの由美子が激しく喘ぐ……。

これまで何人もの男を受け入れてきた由美子の膣が、彼を誘う女の匂いを放つ……。

腰を弾ませてオーガズムを迎えた由美子……。
彼はそのままクンニリングスを続行させてる……。

気が狂わんばかりに由美子は喘ぎ、手がシーツを鷲掴みにする……。

首から上を暴れさせ、ショートヘアが激しく乱れる……。

敏感すぎて悶えていた由美子が再び喘ぎはじめ、切迫した甘い声が上り詰めようとする女の切なさを訴える……。

そして………。

テレビでは決して見せない、そんな女の顔を見せて体を弾ませた……。

体がオイルによって光沢を帯び、卑猥な口を開けた性器が無防備だった……。

彼に両足首を捕まれて持ち上げられても、由美子には成す術がない……。

半分ほど閉じた由美子の割れ目、そこを彼が取り出した自分のペニスの亀頭を使って上下に割いていく……。

由美子の愛液を纏った亀頭を膣口にあてがい、少しづつ力を加えていたら根負けしたように飲み込んでいく……。





眉間にシワを寄せた由美子が顎を跳ね上げた……。


あっ………あぁ〜〜っ………。


中を押し広げながら入ってくる苦痛に声を出し、糸を引くように吐息が後追いする……。

バイブとは違って温もりのある硬さが、久しぶりのペニスであると主張してきた……。

自分がバイブをコントロールするのとは別次元の快感が沸き起こり、女の喜びに翻弄されはじめる……。



ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ



目を閉じた由美子が、恍惚に浸る………。


堪らない、そう思った………。

















25/01/27 08:13 (Oe0LFZpP)
46
投稿者: ミキ
由美子  新米が出回っているのに高値が続くその理由は何処にあるのか……また野菜の値段、特にキャベツが異常に高いのは何故なのか、VTRです………


デレクターが合図を出し、VTRに切り変わる。
ニュース番組の生放送中のスタジオ内。

由美子はカメラに向かってニュースを読み、視界にデレクターを捉えながら次のニュースを伝える準備として、手元の原稿を整理する……。

読み終えた原稿を下に重ね、次に読むべき原稿を上にして机にトントンっと叩き、ボールペンを横に添えて机に置く……。

解説者と幾つかの簡単なやり取りを交わしてから、チラリとカメラとデレクターに目をやる……。

まだ30秒ほど時間がある……。
もう一度原稿に目をやり、またカメラとデレクターを見たときだった。

横にしゃがんで何やら作業をするADに、立ったままの姿勢で何やら指示を伝えるデレクター。

その彼の股間に、由美子の視線が無意識に吸い込まれる……。

ハッ……っとした由美子は咄嗟に視線を逸らし、思わず小さな咳払いをする……。

忙しさの中に見を置いている最中はいいのだ。
ふと手が空いたとき、何かを切っ掛けにして思い出してしまう……。

ある意味で、あの体験は壮絶だったから……。

いつまでも続く終わりなきペニスの躍動……。

オーガズムを迎え、また次の快感が開始されては新たなオーガズムに襲われる……。

あの男性エステティシャンも射精しては悶絶し、また次の躍動へと行動を移す……。

恐るべき彼の精力……。
これまでの空白を埋められるかのような、苦しくて時に激しく、また時に優しくまったりと続く彼の腰使い………。

もうたくさん………もういらない……そう思うのに、次のピストンが始まるととろけそうな快感を享受してしまう矛盾………。

あの時の記憶が回想となって、リアルな体験が思い起こされる……。

由美子は不意に、ショーツに不快感を覚えた。
知らず知らずのうちに興奮していたのか、透明なあの潤滑油がショーツに浸潤したらしい……。

身動ぎするとそれがはっきりと自覚できる。
おりものにしては、あまりにも量が多いのだ。

生放送中なのに………。
そんな自分の不謹慎さに、由美子は嫌悪した。


ADがVTR明けを知らせるために、必死な合図を送っている……。

いけない……仕事に集中しなきゃ……。

由美子はいつもの凛々しい顔つきに戻り、アドリブを交えて次のニュースを読みはじめた………。





明くる日、番組のワンコーナで放送する企画についての打ち合わせが行われた。

スタッフに混じって打ち合わせに由美子も加わって、出た話がエステ業界である。

このコーナーは由美子自身が数人のスタッフと共に現地に出向き取材をするもので、議題に上がるということはほぼ確実に確定する……。


彼らが温めたことを否定する理由はなく、拒絶わけにもいかない。

案の定、由美子は取材のロケに駆り出されていた。

場所は最近注目されているエステサロンだった。
由美子も雑誌で目にしていたことがあったから、よく知っている。

早速店主と従業員を前にカメラを回し、あれこれと話を聞いていく、


由美子 こちらではメンズエステもされていると話題になっていますが………


店主  はい、近年は男性も美容意識が高まっていることもあって、非常にご来店されるお客様が増えております………


由美子 なるほど、もうエステは女性だけのものではなくなっているんですね………



当たり障りのない視聴者が望むインタビューを取り終えて、次は体験コーナーへ移る。

局アナならばコンプライアンスの問題からあり得ないことだが、フリーの由美子は体を張るからこそ視聴率は高いのだ。

放送のために今回は特別に水着のビキニを身に着けて、由美子はカメラの前に立った。

世の中の同世代と比べてとても50歳には見えないプロホーションに、若い女性スタッフも羨望の眼差しを送る。

いつもスーツを身に着けてニュースを読む由美子だが、想像以上の美しさに男性スタッフも内心で溜息をつく……。

施術ベットに寝た由美子が、体中をオイルでコーティングされていく。


実際の放送では編集されて数分から5分、長くて10分以内に収められる。

取材現場では1〜2時間をかけてカメラを回すのは当たり前で、番組作りの苦労は視聴者に伝わることはない。


うっとりする由美子の顔がアップで撮影され、引いたカメラワークが全身を映し出す。

このエステサロンの売りの1つ、男性エステティシャンと女性エステティシャンがタッグを組んで施術をする光景は斬新な映像だった。

そこにいやらしさは微塵もなく、育休を推進する働き方改革が進む世の中は男性エステティシャンを容認するように、これから加速していくだろう……。


ただどうしても恥ずかしいという女性にはこういう配慮もあると、キャスターのついたカーテンを持ち出してきた。

それは女性の上半身と下半身を隔て、女性の目に男性エステティシャンの姿が見えなくなる。

それならば男性エステティシャンは必要ないではないかという意見、それは確かにある。

でも来店される女性はそこまでの偏見はなくて、男性に触れられても良いのだけど、羞恥心だけはどうしようもない……。

変な話、男性に触れられたいけれど、表向きは恥ずかしい……。

これをしてくれたら人にも、何より自分に言い訳が立つ………。

そんな女性の我儘な内なる声を解消した結果と、そう言えるのかもしれない。




女性エステティシャンが由美子の首から肩に手を滑らせている最中、男性エステティシャンは衝立の向こう側で脚に触れていた……。

スタッフは時々は下半身側に周りカメラを回すけれど、映像的に下半身だけの画はほとんどカットにるだろう……そう考えていた。

見かたによっては卑猥に映り、不快に感じる視聴者もいるからだ。

よってカメラマンは下半身側にはいかなくなり、男性エステティシャンの手が必然的に際どい部分へと近づいていく……。

彼の指先がビキニショーツの際に触れ、中に入った……。

その指が割れ目を辿り、クリトリスに辿り着く。
包皮が指先によってクネクネと動き、土の下の種が刺激を受けていく……。

必死に平静さを装う由美子の唇が僅かに開き、鼻の穴が広がる……。

激しくされないのは救いだけれど、男性と違ってソフトな刺激だからこそ感じでしまう……。

無意識に拳を握った由美子の手に、目敏く気づいた女性エステティシャンがその手を開いて、指の1本、1本にオイルを塗り込んでいく……。

閉じた瞼の下の眼球が動くのが気になって、彼女は由美子に声をかけつ瞼の上にタオルを掛けた。

その下半身側では、ミノ虫が身に纏った布団から顔を出すように、包皮からクリトリスの頭が覗き出てきていた。

指先の動きによって包皮が上下に動き、捲れ動いて硬く勃起した突起が露出しては隠れる……。

我慢出来なくなりそうで、由美子は足の指を開いたり閉じたりを繰り返す……。

その反応を見た彼は、クリトリスから膣へと攻める矛先を変えた。

注意して慎重に指を挿入していく……。
ヌメヌメした滑らかな肉壁が絡みつき、ザラザラしたような部分の感触に迎えられる……。

極小の突起が密集したようなその辺りを、抜き差しする指の腹を当てて優しく擦る……。




カメラマンは何故か由美子が艶かしく見えて、Gパンの前が窮屈になる苦しみを覚えた……。

おいおい、大丈夫なのかよこれ………。




女性エステティシャンの手がビキニの中に入り、露骨に乳房に触れてオイルを染み込ませるようにしはじめた……。

これは放送出来ないかもしれないな………。
この場にいるスタッフ全員がそう認識していたが、撮影を止めるわけには行かない。

ビキニの下で揉み解される乳房が、その柔らかさを誇示するように歪む……。

体を張る由美子を無下にはできないスタッフは、さすがに止め時を検討していた。

その境界線を探っていたけれど、あと一歩がなくて踏み出せない。

微妙な判断を迫られるデレクターの目に、由美子の豊かな乳房がエステティシャンの手によって、妖しく揺れていた………。




ぬ〜ちゃっ………ぬ〜ちゃっ………ぬ〜ちゃっ………




挿入される指が2本に増えて、膣の天井を擦り続ける……。

僅かに第一関節に角度をつけて、固形の墨を硯で削るように天井に当てた指先を前後に擦りつけ、動かしていく……。


由美子の唇の開きが大きくなる……。
デレクターは後に思った。

何故あのとき、衝立の向こう側へ行かなかったのかと……。

衝撃の現場を目撃するのが怖かった……。
自分の担当する番組で問題が起きたなら、責任は免れない……。

そんな自己保身の気持ちが、足を前に進ませなかったのか………。




デレクター  はい、終了です、ありがとうございました………



撮れ高はもう十分だから、特に支障はない。



デレクター 由美子さん、もう結構です……
      
撤収しますので、シャワーをお願いします……




声を掛けられて眠そうな表情をした由美子が一言だけ、こう返事をした。



由美子  あっ……分かりました……




自分たちの心配は考え過ぎだったらしいと、内心でほっとするデレクターはスタッフたちを促して機材を片付けはじめる。

それにしても、リアルだったなぁ………。
デレクターをはじめ男性スタッフの全員がズボンの前が窮屈で、辛いまま店の外へと撤収を開始していく。


後に残された由美子が悶々とした体を起こして、ベットから降りようとしたその時……。

両太腿を掴まれ、ビキニショーツが横にずらされた……。

ボ〜っとしていた由美子に衝撃が走る……。

ヴゥッ!!………


刹那の苦痛の直後、由美子が抗らえない快感が押し寄せる……。



ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ




上半身とを隔てる衝立のカーテンの下から手を伸ばし、ビキニをづらして乳房を掴む……。



由美子  はぅっ…はっ…あっ…あぁっ…あ〜っ…



直に姿を現すであろうデレクター、彼に見つかるわけにはいかない……。

早いピッチでペニスが打ち込まれる……。
息継ぎのないピストン運動に、由美子が喘ぐ。

由美子も見つかることを恐れ、焦りと矛盾している背徳感が追い詰める……。

逃げたい気持ちに快感が追いすがり、感度が高まっていく………。


だめっ!……だめっ……だめっ!!……………あぁっ……



ベットの上で由美子が背中を浮かせた……。
体が硬直し、膣が圧縮する……。


彼の最後の一突きが由美子の子宮の入口に達し、オーガズムがやって来た……。

その夢を逃さないように、彼の精液が子宮の口を塞ぐ……。

呻く彼がペニスを脈動させて、次々と白い粘液が中を埋めていく……。




甘い余韻に浸る暇もなく由美子は急いでシャワーを浴びて、体を泡まみれにした。

気怠い体に鞭を打って手を動かし、泡を洗い流す……。

慌ただしく体を拭いて、下着を身に着けて服を着る。


由美子  お待たせてしてごめんなさい………



笑顔でロケ車に乗り込んだ由美子が座席に座ると、間もなく車が発進した。


車に体を揺らしながらスタッフと談笑し、今日の番組の話に花が咲く………。



その座席に座る由美子は、ある種の不快感を覚えていた。


漏れ出る彼の精液が、下着を濡らすから………。



25/01/28 02:32 (G6tz8Pjc)
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