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婦人科検診〜理性と欲望
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:婦人科検診〜理性と欲望
投稿者: ミキ
平田優子はパソコンの画面を睨みながら、こめかみにあてた指を動かして思案をしていた。

雑誌編集部に就いてから15年、本当は記者になりたかったが今となってはそれなりのやり甲斐を感じている。

初めはやっていけるだろうかと不安しかなかったが、コツを覚えてしまうとメキメキと頭角を現し仕事が面白くて仕方がなくなった。

巷では結婚、出産の便りが届き、風の噂で親友の結婚が優子の心をざわつかせたものだが仕事にのめり込むことでやり過ごしてきた。

優子にも結婚の話が持ち上がった時期もあったが、家庭に入ることを強く望む当時のパートナーとは破局してから恋愛を遠ざけていた。

女としていい歳になってきて、焦りがなかったわけではない。
決してモテないわけではない。年下ではあったがこんな自分に交際を申し込んできた男性と、一時期は付き合ったこともあった。
5つも年下だけあってベッドでは疲れ果てるほど優子を導いてくれたが、若いということ以外に合わないことがあり過ぎて別れることになった。
それ以来、更に恋愛を遠ざけようになって気がつけば優子は38歳になっていた。

………もう、結婚は無理かな……

優子はそんなふうに思うようになっていた。


ー平田君、もう済ませてくれたかい?

課長の遠回しの催促だった。

優子の申し訳なさそうな反応を見て、課長は溜息をつく。

ー面倒なのは理解できるけどね、今月中には済ませてね………もう君だけなんだから、上がそろそろうるさくなってきてるから、もう庇えないぞ。

毎年恒例の健康診断、優子はこれが苦手だった。
年齢を重ねると検査対象が増えて、憂鬱で仕方がない。
会社社屋の横にバスを改造した移動検診車が止められ社員が順次検診を行うのだが、優子は取材だ何だと理由をつけて先延ばしにしていたのだ。
おかげで医療機関まで出向かなければならない。

課長に手渡されたリストにはいくつかの病院の名があった。
その中に去年まではなかった病院の名があった。
あまり気乗りしないまま優子は、試しに検索してみた。
産婦人科医院らしく、女医というだけでそこに決めていた。
それでもマンモグラフィ、クスコで膣を覗かれることを思えば憂鬱になるのは変わらない。
バリウムの苦痛だけでも嫌なのに………。

優子は嫌なことはさっさと済ませる為、一週間後に有給を取って病院に行くことに決めた。


便利な時代になったものだ。優子はこの期に及んでこれから行く病院を性懲りもなく検索してみた。
利用者たちの感想は比較的に良いものばかりだが、本当だろうか。
それでも感想を見ていると心が落ち着いてくる。
丁寧、苦痛は最低限という感想は救いだ。
ただ気になる感想もあるにはある。
女性ならここに行きたくなるかも………と。


病院に着いてみると壁紙やインテリアが女性好みになっていて、こういうことねと優子は納得した。さすがに女性医院長のいる産婦人科医院だと思った。


手続きを済ませると、思っていたよりも早く名前を呼ばれて部屋に通されていた。
用意されているカゴに脱いだ衣類を入れ、下着もとってピンク色の検査着に着替える。

血液の採取やら何やら一通りを済ませる。
いよいよ婦人科系の検査だ。
診察用の簡易ベッドに寝かされて、検査着の前を解かれて乳房を露わにされる。
冷たいジェルを塗られて超音波で隈なく乳房を調べられる間、やっぱりドキドキはする。
これといって問題はなさそうでほっとしたのもつかの間、いよいよマンモグラフィだ。
あの板に挟まれて乳房がペシャンコにされるのは何回経験しても、平気な女性はいない筈だ。

優子は特別大きくはない乳房だが、Dカップはある。
それが平ぺったくなるされるのは酷く惨めで、やっぱり痛かった。当然だが、両胸なのだ。

我慢強いと大袈裟に褒めるのは、この病院の方針なのだろうか。
それにしても超音波の検査前に念入りな触診をされたが、女医だからか力加減が絶妙だった。
男性医師ならば必ず多少は痛みが生じるのに、それがなかったのだ。
それどころか、危うく変な気分になりかけた。
ソフトタッチでスゥ〜っと肌を滑らせる、そんな指先の感触が性的なものを感じさせたのだ。
執拗とはいえないまでも、乳首に触れられた。
数回だったが優しく摘まれて離してはまた摘んで……。妊婦でもないのに稀に乳白色ではない色の分泌液、それが出てしまう人がいるのだと聞かされていた。その場合は、ある病気を疑う必要がある。
それが出いないか否かを確認するために、スリっと先端を指先が擦る。その瞬間、明らかに性的な快感か背中を駆け抜けた。

女医ーうんっ、こっちは問題ありませんね………反対側も診ますね……

女医の真剣な眼差し、触診をする手つきから不信を抱かせる感じはもちろんなかったが、如何せんあの指先の感触の後の乳首だから敏感になる。それもマンモグラフィの苦痛で飛んでしまったけど………。


女医ーじゃあ、あちらに移動して台に乗ってくださいね

婦人科では当たり前の、足を乗せるパーツの着いた嫌な診察台に乗った。
足を乗せる前に素早く目隠のカーテンが引かれる心遣いが、女性らしい。やはり女性の気持ちが分かるのは女性なのだと思った。


足をそれぞれの台に乗せ脚が左右に開く。


女医ーちょっと冷たいかもしれません、洗浄しますね

言い終わるとあまりにも冷たくて、身体がピクリとしてしまった。
脱脂綿らしい感じの物が丁寧すぎるくらい、性器を拭う。


女医ー アンケートに生理痛が重いと書かれてますが、不正出血はありますか?


優子ーたまに生理が終わったと思ったのに、まだ出たりとか……変なタイミングなことはあります


女医ーそうなんですね。これまでに子宮筋腫だと診断を受けたことはありますか?


優子ーはい、10代の時から生理痛はあったので、数年前から重くなって受診したらそのときに子宮筋腫だと診断されました


女医ーその時から受診はされてますか?

優子ー仕事が忙しくて、病院には行けなくて……でも薬で何とかなってましたから…


女医ーう〜ん……これからはなるべく受診されたほうがいいですね。問診表にあったかと思いますが、当院は痛みはなく細やかに調べられます。
他ではあまりしない手法ではありますが、成果は信用しても良いと思います。


優子ーそれはどんなというか、どんなことをするんですか?


女医ー説明しますね……オリモノは女性なら誰でも出ます。それは膣を清潔にするだけではなくて、正常な状態に保つ意味で大事なことです。
膣壁からも分泌されますし、子宮からも分泌されます。
この検査はその子宮からの分泌液を採取する必要があります。


優子ーそれは、どうやるんですか?


女医ー方法は2つあって、1つは子宮口から器具を入れて採取する方法です。これは急ぐ人やその必要がある方がされる場合が多いです。当然痛みがありますから麻酔をかける必要があります。

もう一つは、排卵期の卵白状のオリモノをご自分でお持ちになるか、この場で分泌させて採取する方法です。緊急性がなければだいたい後者が多いですね。


優子ーそれは痛くないんですか?


女医ーはい、だから皆さんこちらを選ぶんです。
ただ、分泌させるわけですから時間が必要なんですけど、今日は大丈夫ですか?


優子ーそれは大丈夫ですけど、分泌させるってどんなことをするんですか?


女医ーある意味、強制的に分泌させるわけですから刺激をします。はっきりいえば、性的な快感が伴うことになります。完全に秘匿なので外に漏れることはないですし、今までそれはありません。
ただこれは医療行為なのは間違いないですから。


優子ー快感って……例えばどんなことをするんですか?


女医ー専用の医療器具を使用します。クリトリスを刺激するんですが、痛みや違和感がないようにその方に合った物を使用して、最終的に分泌液を採取することになります。
もう一度繰り返し言うと患者さんの情報は外に漏れることはありません、守秘義務もありますから。
安全で秘密は守られますし、確かな結果が明日には分かります。公に公表することではありませんから、あまり知られていないのが難点だったんですけどね。
でも、口コミで受診される方が増えてきちゃって………。


女医の最後の言葉は、優子には意味深に聞こえた。
それはそろそろ予約が必要なほど順番待ちになるくらい、合法的に性的な快感が得られると言っているみたいだった。


女医ーどうされますか?今でしたら直ぐに出来ますが………


下半身をあられもない姿で悩むのも恥ずかしいので、優子はお願いすることにした。
女医が言っていたように、これは医療行為なのだから………。
 
2024/08/28 10:39:30(cdJ3HtNg)
2
投稿者: タケシ
う〜んどんな医療行為か凄く気になります
続きを早くお願いします
24/08/28 22:54 (pOpFE9Di)
3
投稿者: ミキ
以前に子宮筋腫と診断されたときに、必ず定期的な受診を勧められていた。

分ってはいてもどうしても腰が重くなって、あれこれと自分に言い訳をして病院から遠ざかっていた。我ながら自分の性格が嫌になる。

どうせいずれはちゃんと検査をしなければいけないのだ、時間をかけるよりもちゃちゃっと終わらせたい。痛みがほとんどなくて口コミになるくらいだからと、それも優子の背中を押した理由だった。


女医ー それじゃ用意をしますから……


そう言うと彼女はテキパキと準備を始める。
医療器具なのか金属製の物が音を立ててトレイに並べられる、それが優子の耳に届く。
キャスターの転がる音が近づいてきて、優子からは見えない目隠しのカーテンの向こう側で止まった。


女医ー それじゃ始めますね、なるべく力を抜いてリラックスしてください

優子ー あの、本当に痛くないんですか?

女医ー それは大丈夫です、ちょっと合わせてみますから動かないでいてくださいね……


不安を拭えないまま優子は、ドキドキしながらも女医に委ねた。
あれは何とかいうのか、医療用の手袋をしているらしい指が性器に触れた。

粘膜が押し拡げられ、上に伸ばされる。
普段は隠れているクリトリスが空気に触れる感覚を覚えて、複雑な気持ちになった。

何だろう、プラスチック製か何か固い物が軽く押し当てらた。それが数回繰り返され、何度目かの物で決定したらしかった。
女医の始めます、その言葉に続くように医療器具が作動し始めた。

こそばゆいというか、むず痒いような、なんとも言えない感覚が伝わってくる。
静かな空間に安っぽい音が滑稽に響くので、不安と情けなさで、居たたまれなくなりそうな気持ちを努めて抑え込んだ。

なんとも言えない感覚だった。
クリトリスが囲まれているようで、それでいて少しも触れていないのに刺激を覚えている。
例えるなら空気の塊がぶつかってくるような……。
されたこともしたことももちろん無いが、羽毛で擦られるよりもソフトで、だんだん変な気持ちになってきた。

優子は思考を巡らせることで、神経を分散した。
職場の同僚にも親友にも知られていないことが、優子にはある。
ひょんなことから知り合った3つ年上の男性とこの一年、同棲をしているのだ。

山岳カメラマンの彼は2〜3ヶ月ごとに部屋を開ける、すると1ヶ月は戻って来ない。
頬はコケて無精髭を生やし、少年のような笑顔で帰宅する。
あとは部屋に籠もって撮影してきた画像の整理などに追われる。
お互いに干渉しない生活スタイルが心地よくて、優子は誰かが居る安心感が嬉しいのだ。

それでも度を越す彼を部屋から引っ張り出して、バスルームに導く。酷い臭いを放つ彼を、それだけは我慢できないからだ。
無精髭もなくなりさっぱりした彼に食事をさせる。
やっとひと心地つく彼が、やっと人間らしい顔に戻る瞬間だった。
もう何年も連れ添った熟年夫婦のような暮しが、優子には合っていた。

独りのときには台所に立つことはあまりない優子だが、彼のために料理を作り、後片付けをするのにまた台所に立った。
そんな優子の後に忍び寄り、ベッドまで連れて行かれると決まって朝方まで何度も抱かれた。

初めのうちはこんなことは、とても耐えられないと思っていた。
それなのに回数を重ねていくうちに、彼の




動物並みの精力の強さに何度も導かれ、自分でも意外だったが離れられなくなってしまった。
いたずらに激しいのではなく、だらだらと無駄に長いのでもなく、適度に強くて絶妙に波がある。
それでいて確実に何度も、頭の中をを真っ白にさせられるのだ。

これといって不満はない優子だが、強いて言うならば家を空ける時間が長いことだろうか。
セックスなんてしなければしないで構わない、むしろ煩わしい男女の営みなんてなければいいと、そんな優子の概念を変えてしまうほど彼との交わりは、優子を女にさせた。

いけない、何を思い出しているのか……思考をあらぬ方向に向かわせたのは、もう1ヶ月以上も家を空けている彼のせいだ。それに……この感じ……。


女医ー少し我慢しましょうね、あまり動くと検査を続けられませんよ


優子ーあ、あの先生……なんか、あの……


女医ーいいんですよ、刺激を与えないと分泌液を取れませんから……感じていただかないといけないので。副作用というのは違いますけど、必要量を採取するにはどうしても必要なので、がんばって下さい。


優子ーあ、あ……でも……


女医ーこれも必要な医療行為ですからね。


優子ーあっ……はい………んっ………ふぅ~……んっん…


無慈悲なモーター音が鳴り続き、優子の内ももが震える。
腰をくねらせ、次第に持ち上がり始めた。


女医ーあまり身体を動かすと検査にならないですから、ごめんなさい、保定しますね……

一旦その場を離れた女医が内線だろうか、何かを喋る声が優子にも聞こえた。よく聞き取れなかったが、直ぐにそれが何だったか分かった。

この空間に誰かが入ってきた。
マスクをしていて声がくぐもっていても、それが男性の声だと嫌でも分かった。

そんな………。


優子ーせ、先生?


女医ー大丈夫です、私と同じ医師ですからね。


何が大丈夫だというの、こんなこと聞いてない。
男性に見られたくないからここを選んだのに。
ましてやこんな検査を男性に見られるなんて、耐えられない……。


女医ーじゃあ、続けますね、ちょっと脚を抑えますけど検査の為ですからね


女医がそう言い終わると同時に、忌まわしい刺激が下半身から伝わってきた。
優子は思わず両手で口を抑え、呻き声ひとつ聞かせたくなくて固く目を閉じた。

足のが浮き閉じそうになる膝を男性らしき手に、しっかりと抑え込まれる。
ここまで感じさせられると我慢できるレベルはとうに過ぎている。
剥き出しにされたクリトリスが刺激され続けられたら、誰だって………。

出来ることなら耐えたかった。
高まる快感を抑えようとも腰が浮き、背中が勝手に反り始める。

こんなの…………もう……我慢できない……


優子は一度腰を弾ませてストンッと落とすと、まるで電気を流されたようにビクビクと震わせた。


女医ーどうかしらね…

男性医師ーそろそろ良いみたいですね…


何やら会話を交わすマスクでくぐもっった声が、優子にも聞こえたが言葉まで聞き取る余裕はあるはずはない。
未だ引ききらない波に漂っているのだから。


医師の2人は膣口から溢れ出る透明の分泌液が流れ出て、光沢する肛門がふにゃふにゃと動く光景を目にしていた。


女医ー準備が整ったようなので、器具を挿入していきますね。
今は膣分泌液がいっぱい出てる状態なんですね。
ある程度かき出してから、もう一度挿入しますからね。2度目のときは違う器具で採取をしますからね、痛みはないと思いますけど違和感とか痛みがあったら調整します、我慢しないで言って下さいね……それじゃ、リラックスしていてください……ゆっくり入れていきますよ〜………


心の準備がまだなのに、膣口に何かが押し当てられていた………。



24/08/29 11:56 (gV8YI405)
4
投稿者: ミキ
優子のそこに何かが押し当てられ、最初の抵抗が感じられなからめり込み始めると、呆気なく吸い込まれるように中へと埋没していった。

浮いた血管までリアルに再現された医療器具だとされるそれは、中程まで入ると入口まで戻される。また埋まり始めると少しづつ奥へと進む。それを数回繰り返して最終的には子宮口まで到達する
優子は押し拡げられるような感覚に握り拳を作りながら耐え、下唇を噛んだ。


女医ー大丈夫ですか?……気分が悪くなるようなら言って下さいね…


優子ー………あ、はい………大丈夫です


女医ー続けていきますよ〜



疑似男根を操る男性医師は、また少しづつ挿入していき深度を進めては入口付近まで戻り、また進めていく。
段々と慣れてくるにつれて、優子はゆっくり吐き出す息が震えないように意識した。 

圧迫感で苦しかったのに、例えようのない感覚が滲み出すように広がってきたのだから……。
中に入ってくるとき、戻っていくとき、注意して息を吐いた。何かにすがりたくて動かした手が目隠しのカーテンに触れ、無意識に握りしめる。
その様子を男性医師は、間近で見ていた。


女医ー大丈夫ですか?……もう少しだけ頑張りましょうね〜


優子ーあ……あの……まだかかるんですか?


女医ー確実に採取するにはこの段階が大事なので、もう少し頑張りましょう


優子ー………………あっ……はい……


いつまで耐えろというのか……先程までとはまた違うリズムで出入りする器具によって、誤魔化しようがなくなってきた。
こんなかたちで性的な快感を感じなくてはならないなんて、屈辱的だった。
カーテンを握り締め、優子は懸命に耐えていた。

男性医師は抜き差しする速度を変えたり、途中で止めて戻したり奥深くまで沈めたりしながら優子の反応をみる。
腰がうねり軽く浮いたりすると、何度か同じ所を続けて行ったり来たりさせる。すると握り締める優子の手に力が込められた。男性医師にはカーテンの向こう側で優子が、声なき声で喘ぐ様子が手に取るように伝わってくるようだった。


優子ー先生………あの……ま…まだですか?


女医ー気分が悪いですか?


優子ーい…いえ……そうじゃ…んっ……なくて……なんか……もう……


女医ー痛いとか、気分が悪いとかじゃないんですね?


優子ーち…違います……なんだか……もう………


女医ーデリケートな検査ですから、いいんですよ………当然の反応ですから、我慢しないで下さいね…


優子ーえっ……だって……こんなの……


女医ー子宮分泌液を採取するんですから、我慢されると取れないんですよ?我慢しないでリラックスしてください


優子ーえっ……そ…そうなんですか………ええ…だって……そんな……あぁ…ん〜っ……


もはや優子の下半身ではヌチャヌチャと男女の営みさながらの音が、男性医師の手によって出されていた。

…………………………もうだめ……


優子がそう思ったとき、動きが止まった。
なんとか助かったという思いと、やりきれないような切なさが入り混じって複雑な気持ちだった。


優子は乱れた呼吸を整えるのに、時間が欲しいと思った。


24/08/29 14:52 (gV8YI405)
5
投稿者: ミキ
脱力してだらしなく開いた優子の脚の間から立ち上がり、男性医師が女医と顔を見合わせる。

ゆっくりと疑似男根を手前に引くと、カリ首の辺りで膣口が一段と広がって抜け出てきた。
それは蛍光灯に照らされて光沢があり、分泌液が糸を引いて音もなく切れた。


女医ー一度中を診させて下さいね…

そういうと冷たい金属が差し込まれる。
それはカチャカチャと音をさせると、膣壁が上下に拡がる苦痛を伴った。

中を覗く男性医師の目には、健康的な色をしている子宮口が艶々として輝いて見えた。
その口からは粘度のありそうな透明の子宮分泌液が、涎を垂らすようにだらりと漏れ出ているではないか。

医師の2人はまた顔を見合わせ、女医が男性医師に頷いてみせた。



優子は額に当てていた手を胸に当て、両手で顔を覆った。
白い天井を見上げながらもう一度、胸に手を置いた。
不意に女医が口を開く。


女医ー子宮口からは多量の分泌液がでているようですね、よく頑張りましたよ。
あとは採取だけですから、あともう少しだけ頑張りましょう……


慰めにもならない女医の言葉を聞きながら、まだ耐えなければならないのかという気持ちと、湧き上がった淫らな気持ちを努めて懸命に消すことに優子は集中した。


優子ーあとどのくらいかかりますか?


女医ー個人差があることなので一概に言えいことなんですけどね、必要量を採取するのに早い方なら数分で終わりますよ


…………数分、本当だろうか。
早い方なら……そんな女医の言いかたが気になったが、こればっかりは優子にはどうしようもない。
早く済むことを願いながら、優子は医師に身を委ねた。



女医ーなるべく円滑に済むようにしますからね、頑張りましょう…


優子ーお願いします………


女医ー今度の器具は従来のシリコン製の物よりも感覚が少しリアルですから、そんなに違和感はないと思いますよ………ヒーターが内蔵されてますから、冷たくもないですからね…


そう言われても優子にはピンとくるわけはない。早く終わって欲しい、それだけだ。




女医と優子の短いやり取りの間に男性医師は白衣とスラックス、下着を脱ぎ去っていた。
その後には先程の疑似男根に勝るとも劣らない、やはり血管の浮き出たペニスが天井に向かって反り返る姿を露わにしていた。

クイっと下に向けて優子の分泌液を塗りたくる。ググッと力を入れるとゆっくり埋没していき、頭が入り始めると抵抗なくすんなりと挿入を果たした。
鬼頭に絡みつく気持ち良さに声を出さないように、男性医師は吐息を漏らした。



優子は自分のそこに押し付けられる感触に、身構えた。
強く押されて押し拡げられる苦痛に、眉間にシワをよせて握り拳を作る。
入ってくる圧迫感に上半身を仰け反らせて、奥歯を食いしばった。


息を吐く……中を少しづつ往復し始めてしばらく経つと、ようやく慣れてきた。
なんだかさっきとは感覚が違う気がする。
優子は覚えがあるこの感覚に戸惑いが隠せなくなった。
下半身に人の肌が常に当たるのはなぜ?
この感覚は器具とは思えない………。
だってこれは明らかに気持ちいい?
そんな…………どうして!?


そんな優子の懸念、葛藤を嘲笑うかのように抗うことは難しい快感が襲いかかってきた。


優子ーえっ……せ…先生?これって、本当に器具ですか?


女医ー医療器具メーカーと、教えられないのですけど電機メーカーと共同で開発された医療器具なんですよ。初めて経験される方は、びっくされますよね。
これは本当は内緒なんですけどね、納得されると思います……他言しないで下さいね。

ヒーターが内蔵される部分では某電機メーカー、医療の観点から医療器具メーカー、膣に挿入させるわけですからその観点からアダルト玩具メーカーが共同で開発した物なんです。最後のアダルト器具メーカーというのがあまりイメージがよくないのですけど、餅は餅屋なんです。


優子ーあっ……そうなんですか……よくわからないですけど……はぁ~……あっ…んっ…そうなん…ですね


女医ー世の中に役に立つのなら、テクノロジーを集結することは悪いことじゃないという証明なのかもしれませんね…


そんな女医の話は優子には半分くらいしか耳に入らない。講釈の最中も堪らないのだから………。

薄々は女医の偽りには気づいていた。
だって、腰を手で掴まれているのだらから。
この場に男は顔も見たことのない、男性医師しかいない。
抗う気持ちを捨てきれないままに、まるで怖いもの見たさに顔を両手て覆いながら指の間から盗み見るように、甘い蜜を啜る自分が優子の中に居る。

何度も何回も進み入って来ては、すぅ~っと逃げていく。そしてまた…………。

あぁ…いい………すごくいい………がまんできなくなる……はやくおわってよ……はやく……あぁ……だめ……


虚ろな目をした優子は、理性と欲望の間で揺れる。


もっと……もうすこし……ついて……もっと…きもちいい……こんなの……あぁいい……こんなの…ずるい……


生かさず殺さず………男性医師は決してペースを乱さず、スローペースで膣の中を行き来させる。


女医ー呼吸が苦しそうですけど、大丈夫ですか?
休憩を挟むことも出来ますよ?


優子ー大丈夫…です……このまま……このまま続けて下さい


女医ー本当に大丈夫ですね?


優子ーはい…ちゃんと…ちゃんと……摂取して下さい………


…………………落ちた、医師2人は確信した。





24/08/29 17:02 (gV8YI405)
6
投稿者: ミキ
理性を保つには困難を極め、そうかといって登り詰めるにはいたらない。
中途半端な緩いうねりの中を漂い続け、夢なら覚めないで欲しいと切に願う。
だが、紛れもない現実だった。


男性医師は今や両手で優子の腰を持ち、浅く浅く時に深く、そしてまた浅くを繰り返しながらもう20分は挿入しっぱなしだった。

額には汗を滲ませて、まるで筋力トレーニングのように口から息をゆっくりと吐いている。
不意をついて数十秒、子宮口を細かく突き続けて優子が限界を迎えそうになると、それを止める。
露骨に声を出さないまでも優子の明らかな息遣いは、快感に翻弄される女のそれ以外の何物でもなかった。

またゆっくりと輸送を始める。
無意識だろう、優子の腰が男性医師の動きに合わせて動いている。
女医がこっそりと盗撮してくれた携帯の動画を、男性医師の顔の前に差し出す。
手を口に持っていったり、掴む場所を求めて彷徨わせて胸に置いたりと忙しい。
なによりも心から気持ちよさそうな恍惚を顔に浮かべて口を開けたり、高まったときに唇を震わせる仕草は男として大きな喜びだった。



………もういいわ…一度ご褒美をあげて。


女医の言葉を受けて、解き放たれた猟犬のように男性医師は腰の速度を上げた。
これまでとは違い余裕のなくなった優子は、たかが外れたようなペニスから注がれる快感に戸惑う暇もなく、急速に高まっていく。

受け止めきれない暴力的な快感に頭を持ち上げては後頭部を打ちつけるように降ろし、尚も注がれる快感に声を漏らしてしまう……。
一旦出しまった声は呼吸と同様に漏れ続け、圧力鍋からの圧縮された高温の蒸気のように、自分の身に起きていることを如実に伝えていた。


優子の歓喜する切迫した声が、男性医師に力を与えた。
力強いピストン運動が続く、続く、続く。


優子は、何もわからなくなった………。
24/08/29 18:00 (gV8YI405)
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