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婦人科検診〜理性と欲望
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:婦人科検診〜理性と欲望
投稿者: ミキ
平田優子はパソコンの画面を睨みながら、こめかみにあてた指を動かして思案をしていた。

雑誌編集部に就いてから15年、本当は記者になりたかったが今となってはそれなりのやり甲斐を感じている。

初めはやっていけるだろうかと不安しかなかったが、コツを覚えてしまうとメキメキと頭角を現し仕事が面白くて仕方がなくなった。

巷では結婚、出産の便りが届き、風の噂で親友の結婚が優子の心をざわつかせたものだが仕事にのめり込むことでやり過ごしてきた。

優子にも結婚の話が持ち上がった時期もあったが、家庭に入ることを強く望む当時のパートナーとは破局してから恋愛を遠ざけていた。

女としていい歳になってきて、焦りがなかったわけではない。
決してモテないわけではない。年下ではあったがこんな自分に交際を申し込んできた男性と、一時期は付き合ったこともあった。
5つも年下だけあってベッドでは疲れ果てるほど優子を導いてくれたが、若いということ以外に合わないことがあり過ぎて別れることになった。
それ以来、更に恋愛を遠ざけようになって気がつけば優子は38歳になっていた。

………もう、結婚は無理かな……

優子はそんなふうに思うようになっていた。


ー平田君、もう済ませてくれたかい?

課長の遠回しの催促だった。

優子の申し訳なさそうな反応を見て、課長は溜息をつく。

ー面倒なのは理解できるけどね、今月中には済ませてね………もう君だけなんだから、上がそろそろうるさくなってきてるから、もう庇えないぞ。

毎年恒例の健康診断、優子はこれが苦手だった。
年齢を重ねると検査対象が増えて、憂鬱で仕方がない。
会社社屋の横にバスを改造した移動検診車が止められ社員が順次検診を行うのだが、優子は取材だ何だと理由をつけて先延ばしにしていたのだ。
おかげで医療機関まで出向かなければならない。

課長に手渡されたリストにはいくつかの病院の名があった。
その中に去年まではなかった病院の名があった。
あまり気乗りしないまま優子は、試しに検索してみた。
産婦人科医院らしく、女医というだけでそこに決めていた。
それでもマンモグラフィ、クスコで膣を覗かれることを思えば憂鬱になるのは変わらない。
バリウムの苦痛だけでも嫌なのに………。

優子は嫌なことはさっさと済ませる為、一週間後に有給を取って病院に行くことに決めた。


便利な時代になったものだ。優子はこの期に及んでこれから行く病院を性懲りもなく検索してみた。
利用者たちの感想は比較的に良いものばかりだが、本当だろうか。
それでも感想を見ていると心が落ち着いてくる。
丁寧、苦痛は最低限という感想は救いだ。
ただ気になる感想もあるにはある。
女性ならここに行きたくなるかも………と。


病院に着いてみると壁紙やインテリアが女性好みになっていて、こういうことねと優子は納得した。さすがに女性医院長のいる産婦人科医院だと思った。


手続きを済ませると、思っていたよりも早く名前を呼ばれて部屋に通されていた。
用意されているカゴに脱いだ衣類を入れ、下着もとってピンク色の検査着に着替える。

血液の採取やら何やら一通りを済ませる。
いよいよ婦人科系の検査だ。
診察用の簡易ベッドに寝かされて、検査着の前を解かれて乳房を露わにされる。
冷たいジェルを塗られて超音波で隈なく乳房を調べられる間、やっぱりドキドキはする。
これといって問題はなさそうでほっとしたのもつかの間、いよいよマンモグラフィだ。
あの板に挟まれて乳房がペシャンコにされるのは何回経験しても、平気な女性はいない筈だ。

優子は特別大きくはない乳房だが、Dカップはある。
それが平ぺったくなるされるのは酷く惨めで、やっぱり痛かった。当然だが、両胸なのだ。

我慢強いと大袈裟に褒めるのは、この病院の方針なのだろうか。
それにしても超音波の検査前に念入りな触診をされたが、女医だからか力加減が絶妙だった。
男性医師ならば必ず多少は痛みが生じるのに、それがなかったのだ。
それどころか、危うく変な気分になりかけた。
ソフトタッチでスゥ〜っと肌を滑らせる、そんな指先の感触が性的なものを感じさせたのだ。
執拗とはいえないまでも、乳首に触れられた。
数回だったが優しく摘まれて離してはまた摘んで……。妊婦でもないのに稀に乳白色ではない色の分泌液、それが出てしまう人がいるのだと聞かされていた。その場合は、ある病気を疑う必要がある。
それが出いないか否かを確認するために、スリっと先端を指先が擦る。その瞬間、明らかに性的な快感か背中を駆け抜けた。

女医ーうんっ、こっちは問題ありませんね………反対側も診ますね……

女医の真剣な眼差し、触診をする手つきから不信を抱かせる感じはもちろんなかったが、如何せんあの指先の感触の後の乳首だから敏感になる。それもマンモグラフィの苦痛で飛んでしまったけど………。


女医ーじゃあ、あちらに移動して台に乗ってくださいね

婦人科では当たり前の、足を乗せるパーツの着いた嫌な診察台に乗った。
足を乗せる前に素早く目隠のカーテンが引かれる心遣いが、女性らしい。やはり女性の気持ちが分かるのは女性なのだと思った。


足をそれぞれの台に乗せ脚が左右に開く。


女医ーちょっと冷たいかもしれません、洗浄しますね

言い終わるとあまりにも冷たくて、身体がピクリとしてしまった。
脱脂綿らしい感じの物が丁寧すぎるくらい、性器を拭う。


女医ー アンケートに生理痛が重いと書かれてますが、不正出血はありますか?


優子ーたまに生理が終わったと思ったのに、まだ出たりとか……変なタイミングなことはあります


女医ーそうなんですね。これまでに子宮筋腫だと診断を受けたことはありますか?


優子ーはい、10代の時から生理痛はあったので、数年前から重くなって受診したらそのときに子宮筋腫だと診断されました


女医ーその時から受診はされてますか?

優子ー仕事が忙しくて、病院には行けなくて……でも薬で何とかなってましたから…


女医ーう〜ん……これからはなるべく受診されたほうがいいですね。問診表にあったかと思いますが、当院は痛みはなく細やかに調べられます。
他ではあまりしない手法ではありますが、成果は信用しても良いと思います。


優子ーそれはどんなというか、どんなことをするんですか?


女医ー説明しますね……オリモノは女性なら誰でも出ます。それは膣を清潔にするだけではなくて、正常な状態に保つ意味で大事なことです。
膣壁からも分泌されますし、子宮からも分泌されます。
この検査はその子宮からの分泌液を採取する必要があります。


優子ーそれは、どうやるんですか?


女医ー方法は2つあって、1つは子宮口から器具を入れて採取する方法です。これは急ぐ人やその必要がある方がされる場合が多いです。当然痛みがありますから麻酔をかける必要があります。

もう一つは、排卵期の卵白状のオリモノをご自分でお持ちになるか、この場で分泌させて採取する方法です。緊急性がなければだいたい後者が多いですね。


優子ーそれは痛くないんですか?


女医ーはい、だから皆さんこちらを選ぶんです。
ただ、分泌させるわけですから時間が必要なんですけど、今日は大丈夫ですか?


優子ーそれは大丈夫ですけど、分泌させるってどんなことをするんですか?


女医ーある意味、強制的に分泌させるわけですから刺激をします。はっきりいえば、性的な快感が伴うことになります。完全に秘匿なので外に漏れることはないですし、今までそれはありません。
ただこれは医療行為なのは間違いないですから。


優子ー快感って……例えばどんなことをするんですか?


女医ー専用の医療器具を使用します。クリトリスを刺激するんですが、痛みや違和感がないようにその方に合った物を使用して、最終的に分泌液を採取することになります。
もう一度繰り返し言うと患者さんの情報は外に漏れることはありません、守秘義務もありますから。
安全で秘密は守られますし、確かな結果が明日には分かります。公に公表することではありませんから、あまり知られていないのが難点だったんですけどね。
でも、口コミで受診される方が増えてきちゃって………。


女医の最後の言葉は、優子には意味深に聞こえた。
それはそろそろ予約が必要なほど順番待ちになるくらい、合法的に性的な快感が得られると言っているみたいだった。


女医ーどうされますか?今でしたら直ぐに出来ますが………


下半身をあられもない姿で悩むのも恥ずかしいので、優子はお願いすることにした。
女医が言っていたように、これは医療行為なのだから………。
 
2024/08/28 10:39:30(cdJ3HtNg)
47
投稿者: ミキ
はぁっ…はぁっ…んっ………ふんっ……んっ……んっ……


抗いようがない濃密な甘〜い苦しみ………。
聞こえる、聞こえてしまう………。

口な手を持ってこうとする仕草がすら辛い。
力が入って自分の身体が自分じゃないような、腕がロボットのようにぎこちなくなる。

呼吸が苦しくて思い出したように吸って、努力してやっと吐く。
声を上手く出せず、悲鳴を出しようもない。
とにかく気持ちよ良くて辛くて辛くて…………
果てしなく気持ちがいい…。


やめて…もうやめて………………いや……おねがい……


はうっ!………


身体をプルプルと震わせて、背中が反り返る。
変化のない一定の刺激が持続し、逃げ場も隙も見つからない。

プツッ………っと、何かが途切れた気がした。
伸び切った気持ちが切れたのか、打ち上げられた魚のように腰が暴れ、身体が痙攣を起こす………。


恵子に考える暇はなく、息をつく暇を与えず指が挿入される。


男性医師 だいぶ良くなってきましたね、でも……もう少しかな………


何が良くなったのだろう…。
説明もなく、意味が分からない。

膣壁を指の腹で執拗に撫でられるような、手探りといったような感じがする。
何度も繰り返し入ってきて戻されて、左右、それから下側、そして………お腹側が、触れられる


そこは……待って………そこは………


恵子は危険な兆候を感じた。


恵子 先生……何をしてるんですか…?


男性医師 医師といえどこの検査は触診をしないと、分かることも分からません。
タイミングを誤ると、この検査の意味がないですからね…


恵子 本当に検査……ですか?


男性医師 初めてだとそう感じでも仕方がありませんが、分泌液の量を調べる触診は必要不可欠なことです。

気分が悪いとか、痛みがあるとか、もしそうならおっしゃって下さいね……


恵子  そういうことじゃなくて……


男性医師 お辛いとかじゃないんですね?
   ………では、何か問題がありますか?


恵子 えっ……問題って…………


男性医師 初めに説明させていただきましたが、         もう一つの検査に切り替えますか?


恵子 切り替えるって………いいです、このままで…



駄々をこねる子供のように我儘で、大人げない形になったのが納得がいかない。
そう……説明を受けて、確かに今の検査を承諾した。

でも納得はいかない。
だってこれは………検査の名を借りた性技ではないのか……。

かなり不服と憤りを伝えたつもりだが、これ以上は徒に恥ずかしいだけにしかならない。
そして、この検査も………。


医師は手の平を上に向けて2本の指を、抜き差しを繰り返していく。

滑らかな膣壁を伝う指に、鶏皮のような粒々した小さな突起の群れが触れる。
そこを過ぎるとプリンとした盛り上がった丘が現れて、乗り越えてから来た道を戻っていく。

それを繰り返していると、恵子の様子が明らかに変わった。


高熱にうなされる病人のように呼吸が早くなり、やはり病人とは色の違う吐息が繰り返される。
先程までのウーマナイザーの時とは違い、しっとりとした湿り気を帯びた安堵感すら感じる。

指の第一関節を曲げ、たっぷりと中をマッサージを続けていく。
恵子に先程までの勢いはなくなり、すっかり大人しくなった。

このまま怒れる獅子を眠らせ、色情魔を呼び起こす。
微妙に速度を上げて刺激に強弱をつけていく。
膣口からの水音が卑猥さを助長させ、新たに分泌された愛液が溢れ出る。

はぁ~〜ぅ……………はぁ~〜〜っ…………んはぁ〜〜…


無隠し用のカーテンの向こう側から、とても安かな吐息が流れてきた。
それは恵子が快感を受け入れ、享受していることを表している。

そっとカーテンを捲り、覗いてみる。
中途半端に開いた口から吐息を出し、瞼を閉じて頭を時おり左右に向けて恍惚に浸っているではないか。

窮屈なズボンに抑えられたベニスがギュンッとなり、先端から透明な分泌液が漏れ出した。

恵子の耳が赤くなり、快感に飲み込まれた女の顔が、そこに揺れていた。

指を抜き差しするたびに、いやらしい音が鳴る。


ヌッチャッ……ヌッチャッ……ヌッチャッ……


はっ…あはぁ〜………はぁ~…はぁ~…はぁ~…


男性医師がそっと身を屈め、恵子のそこに鼻を寄せる。
ツンっとした尿臭の混じった女性特有の匂いが、頭をクラクラさせる。


敏感な部分に舌先を這わせる。
その異変に瞼を開き、僅かな時間で思考を巡らせた恵子は、驚愕の結論を導き出した。

それは恵子の経験値が教えてくれた。
紛れもない舌の感触、すなわちオーラルセックスという概念が胸に浮かんだ。

浮かんだだけで怒りも羞恥も一線を越えてはくれず、その先を求める女の部分が否応なしに捻じ伏せる。

世間の荒波を渡り、喜びも辛さも味わってきた。
ストレスのあまり人には言えない、そんな遊びにも手を染めた。
夫もいる妻なのに、それなのに………。


利口な表面上の恵子がひ弱な抗議の意を示したが、本能に支配された恵子は圧倒的な力を示し、男性医師の指と舌に素直に従った。

後のことはとりあえず、後で考えればいい。
これは検査なのだから………。

そんな都合のいい考えが、間違った判断を下してしまった恵子。
自分の股に顔を埋める男が、ズボンのファスナーに手をかけていることも知らずに………。


弾けるように飛び出したベニス。
緩いカーブを描いて反り返り、血管を浮かせている。

舐め続けていたツルリとしたクリトリスから離れ、別れを惜しむかのように透明の糸が伸びる。
素早くベニスを入口に押し当て、押し込んだ。


恵子 ……………んん~っ!!


1、2 、3、4、5、6………………


ベニスの輸送が数えられるうちは激しく動揺をしたが、直ぐに堪らない快感に追いつかれてしまった。

揺れ動く女心、理性と欲望がせめぎ合う。
底なし沼で足掻けば足掻くほど足を取られ、陸地に辿り着くまでもう少しのところで動けなくなってしまった。

夜の夫婦生活がほぼなくなっても、やはり愛している。
最後に夫の顔を思い浮かべ、頭の先まで飲み込まれていった。


恵子は欲望が勝ち、理性は負けた。

理屈抜きで気持ちいい……。
だって、こんなのズルい。
だって……だって………こんなに凄いんだもの…。
だって……………こんなの知ったら………。


打ち込まれるペニスが押し広げながら迫り来て、奥にぶつかって感じる軽い鈍痛。
それ以上に深い官能に包み込まれる幸福感。

ニョリッ…ニョリッ…ニョリッ……

膣壁を伝うペニスの動きが、生々しい快感を引き連れてくる。
何も考えられなくなった……。


目を閉じると、分かる。
膣内の変化に飛んだ肉壁の感触が、如実に伝わってくる。
はぁ~…っと吐息を漏らし、腰を振る。

男性医師は恵子のどの辺りの反応がいいか探り、注意を払って輸送をした。
入口に近い辺り、奥がよく反応する。
いわゆるGスポットとボルチオと称される性感帯である。

手前で翻弄させてから、適度な圧力を加えて奥を攻める。
すると甘〜い声を出して恵子はよく鳴いた。
簡単にはイカせずに、たっぷりと感じてもらわなければならない。

危機迫るところまで導いて、速度を落とす。
手前でたっぷり感じさせるとまたイキそうになる。すると速度を落としてまた、奥を攻める。

その複合的な動きで、恵子は狂った。
息を荒げて喘ぎ、腰を浮かせてその先を促すように硬直する。

そろそろ、いいだろう………。

輸送を早めて攻めて、攻めて、攻めて………。
膣がキュ〜っと締まり、その時が近いことを予感させる。

肌の接触する音、淫らな水音が重なる。
子宮頸部にペニスが当たる。
堪らない…………。

不意に恵子の身体が弾んで、痙攣を起こした。
ブルブルッ………ビクンッ……ブルルッ……ブルッ…


膣壁がヒクヒクと波打つように動き、やがて波が引いていくように静かに収まっていく………。


輸送を再開させた。

敏感になった恵子が直ぐに反応する。
クチャックチャッ…っと忙しない水音に反して、恵子の喘ぎ声はこの場を気にしてか控えめかもしれない。

だが強弱のついたイントネーションの声が、彼女の受ける快感の波の深さを教えてくれた。
手間に引けば膣口が盛り上がり、押せば奥にめり込むように凹む。

中をどのように進めば恵子が感じるか、もう把握していた。
抜けるぎりぎりまで手間に引いて、奥まで貫く。
ロングストロークに切り替えると、手間、奥と立て続けに快感が呼ぶ。

同じように男性医師も我慢を強いられた。
複雑な構造をした膣壁を全て堪能することになり、繰り返し続ければ奥歯を食いしばらないと耐えられない。

まったりとまとわりつき、男のDNAを奪い取ろうと仕掛けてくる。
まだだ……まだだなのだ…。


攻めて……攻めて……さらに突き上げた。
恵子が中で絡みついてくる。
振りほどいても追いすがり、抱きつかれた。

鬼頭が粘膜に撫で上げられる。
限界が迫っていた………。



数え切れないほどの波が押し寄せ、失神したほうがマシだと思うほど何度も追い詰められた。
歳下の男性は初めてだったが、こんなにいいなんて知らなかった。

しかも、いい男……。
いろんな葛藤はあったけれど、もうどうでもよくなった。


身体が熱い。
硬くて大きくて、凄い。
もう、堪んない…………。


お願い、許して…………もう許して…………許して…………


恵子がクイっと腰を浮かせた。
ガクガクと震えだし、膣が締まった。

遅れて男性医師が、射精をする。
中に温かいものが広がるのを恵子は、感じた気がした。


いきなりカーテンを退けられる暴挙に、信じられなくて恵子は顔を背ける。
いくらなんでもルール違反だと思う。

それなのに服が捲られて下着まで見られてしまった。
こんな状況でも恥ずかしくて、どうしたらいいのか分からない。

今終わったばかりなのに、彼はまた腰を動かし始めるなんて信じられない。
今、終わったばかりなのに………。

感じる自分の身体が信じられない。
奥まで当たる快感に、酔わずにはいられない。
どさくさに紛れて、乳房にむしゃぶりつかれていた。

恥ずかしのに、堪らなくていい…。
片方は揉みしだかれ、片方は吸われて舐められて……。
屈辱よりも羞恥、羞恥は官能を呼び情欲を掻き立てる。

乳首が舌に弾かれる快感に酔い、突き上げられる深い快感に狂った。
衰えを知らないピストン運転が、苦しみを伴って快感の波で身体を覆っていく。


もうだめ……もうだめだと思うのに、彼に煽情的にさせられる。
快感の向こう側へ逃げ込もうとしても引き戻されて、注がれる官能を咀嚼させられる。

絶え間なく快感が持続する中で意識が薄れてき、視界に白いヴェールが掛かったような気がした………。

気がついたら乳首を弄ぶ彼がいて、唇を重ねられていた。
後戯というのか見える範囲の肌を、彼の唇が触れていった。
とても丁寧にされて、あんなに心地がいいなんて思わなかった。

処置が終わり、一応の緊急避妊ピルを飲んだ。
来たときはあんなに嫌だったのに、帰る際は複雑な気持ちで去らなければならないなんて………。


何度も考えても犯罪なのに告発する気にはなれなくて、その理由を恵子は何日も探した。


携帯で産婦人科医院のページを開き、もう一度だけのつもりで予約を入れてしまった。
やはり1ヶ月ほど埋まっている表示が出ていたが、都合の良い日にどうぞとのメーセージが送られてきた。

生理が近づいて落ち着かないことも手伝ったのかもしれない。
恵子は半月後に病院を訪れていた。

診察室な入った瞬間に、あの男性医師を引っ叩いてやろうと思っていた。
気がついたら唇を重ねながら互いの舌が絡み合う状況になるなんて……。

欲しいと思った。

現金な彼は、もうスボンの前が窮屈になっている。
キスをしながらファスナーに手をかける。
手に握る彼の化身は、火傷しそうに熱い。

恵子はそのまま彼に跨って、スカートの中に手を入れた。
履いているTバックをずらすと、ゆっくりと腰を沈めていった。



彼を見詰める恵子の顔は、天使の顔から妖艶な女へと変わっていった………。








24/09/24 02:47 (Eqt9RV6X)
48
投稿者: ミキ
は〜い、お疲れさまでした〜……クールダウンをしっかりしておきましょう…


最後の仕事が終わった。
汗で光る肌、心地の良い疲労がカロリーの消費量の激しさを物語っている。

岩田理沙は代謝の落ちる30歳のボーダーラインを5つ越えて尚、美貌と美しいボーダースタイルを維持し続けていた。

それはひとえにエアロビクス・インストラクターという、プライドでもある。

スポーツブラとスパッツで武装したそのボディは、贅肉は皆無である。
無駄に巨乳でもなく貧乳でもない、バランスの良いサイズの乳房。

引き締まって形の良いヒップは男性受講者の目を引きつけ、細いウエストと揺れ動くバストは彼らを虜にさせて、女性受講者の憧れでもあった。

奇跡の35歳とまことしやかに囁かれて勤務するジムの生きる宣伝されるのは、本位ではない。
いつまで続けられるのか、当の本人にも分からないからだ。

最近はさすがに疲労がなかなか抜けなくなった。
まだ幼い娘の自慢の母でいたい、その気持ちは強くある。

夫との仲は悪くはないが母となってからは妻である自分は、女というより家族という存在に彼の目には映るようになった。

大恋愛の末に結婚したが、人は変わる。
夜の性生活は減り、あったとしても淡白なものへと変化するようになった。

いま自分が女のアイデンティティを自覚できるのは、インストラクターをしている時間なのだ。
男性の熱い視線には気づいていた。

女はそういうことには敏感で、必ずしも嬉しくはなくて嫌悪感すら感じている。
しかしながら女見られる……言い換えれば性の対象とされることは、自尊心をくすぐられる。

この矛盾が、悩ましいのだ。

そういえば数日後に、健康診断がある。
大きな駐車場の一角に医療設備を詰め込んだ特殊車両の、大型バスが来るらしい。

なんでも女性陣はとある産婦人科医院から派遣されたバスで、健康診断を受けると聞かされている。

至れり尽くせりの会社の対応に、理沙は感謝だと思う。
なにせ婦人系の検査が充実しているのだから。
その日までに体調を、整えなくては………。



さすがに1人当たりの時間は、それなりにかかる。
なので1週間のうち数人づつに分けて行われ、済んだ人に理沙は感想を求めた。

なぜだか口数少ない人とそうではない人にはっきりキッパリと別れるのだ。
まぁ乳房の検査は色々あるし、ましてや子宮頸部を視診されるのは抵抗はある。

前もってその内容を知らされなければ理沙だって、気持ちの準備が出来なかったかもしれない。

自分の順番がやっと回ってきた。
理沙はこういうのは初めて体験する。
物珍しさにキョロキョロしてしまって、ちょっと恥ずかしい。

検査着に着替えるのに、ブラジャーは取らなければならない。
そういえばレントゲン撮影は、ブラのワイヤーだのホックの金属だのがダメだと聞いたことがある。


体重測定、身長、血液検査、心電図……お決まりの項目を消化していくと、いよいよ婦人系の検査に移る。

乳房の触診はとても丁寧だった。
女医だから安心で、しなかやな手つきは女性ならではのもの。

ただそれが乳首にまで及だことは説明から必要性を理解していても、複雑な気持ちにさせられた。
摘んで引っ張られ、こねくり回して先端を擦られて……そのすべてが優しく丁寧で、反応しないわけがない。

どうだろう、1〜2分はされていたのかもしれない。
平静さを装っていようと寝た子を起こされた身体は、その変化を乳首の勃起が主張することで証明してしまっていた。

ただでさえ恥ずかしいのに、その後が超音波による検査だ。
ジュル状のものを塗られ、器具を軽く押し当てて乳房の内部にある乳腺を診ていく。

それが終わると超音波では見逃されがちな変化をマンモグラフィという、大変不評な検査に移る。
これは以前にも経験があるが、乳房を上下から挟まれてぺったんこにされるのだ。

やはりそれなりの苦痛を伴い、辟易してしまった。
そして胸部のレントゲン撮影。
これは先に済ませていたが、肺と乳房をそれぞれ分けて撮影された。

乳房は正面と横からの撮影で、胸のシルエットの中に白く無数に走る乳腺がハッキリと写る。
病変があれば、直ぐに分かるということだ。

ほぼすべての検査が終わり、残るは子宮の検査。
あの忌まわしい脚を開く診察台を思い浮かべていたので、やっぱり憂鬱な気分にもなる。

でも目の前なあったのは、フラットなベッド。
それだけでも心理的圧迫感は薄れるというもの。
これで終わりだ、そう思うと楽になった。


理沙と同年代の女医が、声を掛けてくれる。


女医:藤子 そんなに緊張しないでも大丈夫、身体の力を抜いてリラックスして下さい……


自分が思うより緊張が顔に出ていたらしい。
直ぐに目隠しのカーテンを引いてくれて、有り難かった。


この医療用特殊車両を所有するのは知る人ぞ知る
、ある産婦人科医院である。

医院長の細川順子を筆頭に、明子、藤子の三姉妹が医師を勤め、その下に下僕とされる男性医師たちがいる。
もちろん所謂、普通にまともな医師も所属しているから質が悪い。

彼ら普通の医師たちは一般患者の目隠しとなり、情報漏洩を防ぐ役割りと、まともな医療提供に役立っている。


女医:藤子 下着を取りますね……ちょっとごめんなさい…

シンプルながらやや面積の少ない、無駄がないデザインだからこそ悪くない下着だと藤子は思った。

そしてそのショーツは、意味深な染みができている。
乳房の触診、もっというならあの乳首の触診を受けて感じない女性はいない。
いくら顔を澄ましていても………だ。


女医:藤子 ちょっと冷たいかもしれません……力を抜いてリラックスですよ~…


膣の中は艶々してオリモノや恐らく、先程の触診により分泌された透明なものが溜まっていた。
藤子はもう、攻めるための戦術を決めていた。


女医:藤子 岩田さんは最近、疲れやすいとか疲れが抜けないといったことはありませんか?


理沙 そうなんです、年齢のせいかと思ってたんですけど……


女医:藤子 身体を動かされてるようだから盲点になりがちだけど、内蔵の血流が少し落ちてるかもしれないですね。


詭弁だった。20代のときよりも体力が落ちるのは至極当たり前のことだ。


女医:藤子 内蔵の血流が落ちてくると、これからいろんな不調が出てくるかもしれませんね。


理沙 えぇ~………改善はできるものでしょうか?


女医:藤子 もちろん……女性ホルモンを活発にすれば変わると思いますよ?
パートナーとの性生活はどうですか?


理沙 それは……答えたほうがいいんですよね……
実はもう、あまりなくて……


女医:藤子 大丈夫、心配はありませんよ。
簡単な治療で改善は望めます。
せっかくだから、今から受けてみますか?


理沙 えっ、今から可能なんですか?


女医:藤子 問題ありませんよ……じゃあ始めましょうか…


理沙 よろしくお願いします…



藤子は快楽の色をおくびにも出さず、準備に入った。


いま、官能の扉が開かれようとしていた………。






24/09/25 01:26 (wapQGfbf)
49
投稿者: ミキ
健康には気おつけてきたつもりだった。
仕事柄、存分に有酸素運動をして汗を流しているし、お風呂だって40度以下のぬるいお湯にしている。

食事だって塩分には注意しているし、甘いものだって控えていた。
唯一、冷たいものはご褒美として、ビールは飲む。
でも酒量は決して多くはないのに………。


理沙 あの、先生……どんな治療なんですか?


女医:藤子 お腹の中から温めるのが、いいんです。
そのためには血流を上げる必要があるんですね。
末端の毛細血管まで流す必要があって、膣の中からマッサージしていきます。


理沙 はっ?……あの、膣って、あの……えっ?


女医:藤子 膣の奥には子宮があって、卵巣に繋がっているのはご存知ですよね?

血流が改善されると、これらの臓器が正常な機能に戻ることになります。
そうなると生きるために必要不可欠な、他の臓器も正常なラインに戻れます。

隠れ冷え性といって、これといった原因が見つからなくて、長年からだの不調に悩む方も少なくありません。

そうなる直前の今、早期に分かって良かったですね…。



理沙 そう…いうものなんですか?


女医:藤子 このまま放置すると、慢性疲労だけでは済まなくなると思います。


理沙 そうなんですね………あの、そこをマッサージをするって、具体的には……すいません、初めてで……


女医:藤子 いいんですよ、初めての方は皆さんそうですから。

まずは陰核周辺から始めていきます。
それから膣の中を丹念に慣らしていくように進めていきます…。


理沙は言葉を失った。


女医:藤子 デリケートな治療ですからね……
大丈夫ですよ、女性だけですからね…


早速その部分周辺を触れてきた。
フニフニと指先で軽く押すようにされて、心がザワついた。


女医:藤子 エアロビクスのインストラクターをされてるんですよね?……スタイルが良くて羨ましいわぁ…


理沙 そんなこと……私より美ボディのインストラクターなんて、掃いて捨てるほどいますから…


指が包皮に辿り着く………。


女医:藤子 もう、どのくらいなんですか?


理沙 えっ…う〜んと……はい……もうすぐ9年です


女医:藤子 あら、凄い……それでこんなに美ボディなんですね…


理沙 そんなこと…………ないんですよ……


クリトリスを覆う包皮が、ウネウネと動く。


女医:藤子 食事とか、気おつけていらっしゃるんでしょうね……


理沙 特別なことは……う〜ん……してない…ですよ…


女医:藤子 私でもエアロビクスはできるかしら……


理沙 はい……えっと…ん〜……はい……問題ありませんよ…


囁くような口調になり、最後は尻すぼみになって消え入りそうな喋り方になってしまう理沙。

今の状況をどう言えばいい?
治療と言われれば医療行為だし、どうすれはいい?……

医師とはいえ、同性に触られてこんなふうになって、どうすればいいの?………

理沙の葛藤を見透かしたように、藤子が言う。


女医:藤子 岩田さん…デリケートな治療ですからね、はっきり言えば快感はどうしても伴います……この治療は、感じていただけないと、意味がありませんから、気にする必要なんてありませんからね……


理沙 そうなんです……か?……んっ……んっ…


女医:藤子 血流を良くするには、必要ですからね……治療なんですから気になさらないで……



理沙 んっ………んっ…んんっ………あっ…はぁっ……


藤子の指はひしゃげる包皮を上下に揺らし、プックリとしたクリトリスの半分ほどが見え隠れしている。

女医の言葉に同意したわけではないが、欲情する気持ちを禁じ得なくなってしまった。

有無を言わせぬ状況に、奥底の卑しささえ顔を覗かせる。
何かを渇望する、それを気高さが制しようとする。


悲喜こもごも天使と悪魔が争い、今や後者が優勢だった。


女医:藤子 そろそろ膣の中をしていきますね……女性しかいませんからね……


慰めにはならなかったが、最低限のプライドは救われる。
これは治療なのだから………。


ヌゥ〜っと指が入ってきた。
困ったことに、的確な場所を指が通過する。


はぁ~〜…はぁ~〜…はっ……あはぁ~…はぁ〜〜…


指が2本になった…。


おもむろに前後にと動かされて、いつしか享受する自分がいた。

不意に指が抜かれ、また再開される。
僅かな違和感は、アップデートされる快感に隠されていく。

凄く、いい……。
偽らざる理沙の本音が、官能の色を増していく。
ある意味で実直な理沙の性格が、自分を煽情的にさせていく…。
今やその指は藤子の下僕、男性医師に入れ替わっているというのに………。

絡みつく肉壁、そそる感触。
押し出された分泌液が指を伝い、手の平まで濡らしていた。


女医:藤子 もっと血流を良くしましょうね〜…


女医が何かを言ったような気がするが、言葉が入ってこない。
不意に指が抜かれたと思ったら、いきなりクリトリスへの刺激が加えられた。

その違和感に鳥肌が立った。


理沙 ちょっと…えっ?…何なんですか!


明らかにそこを舌で舐められた感触だった。
内腿に添えられる手を感じているのに、女医の声は明らかにそことは別の位置から聞こえていた。

では誰だというのか………。

女医:藤子 大丈夫、落ち着いて下さい、ね?……落ち着いて……


理沙 だって……誰なんですか!?


女医:藤子 落ち着いて下さい……彼はこの治療のプロフェッショナルです…


理沙 えっ?……男性なんですか?


女医:藤子 この治療の権威、医師のプロですから……大丈夫、治療ですよ?…落ち着いて…


理沙 で…でも………


看護師が2人出てきて、理沙の左右に着いた、


看護師 A  大丈夫ですよ……安心して、大丈夫ですから…

看護師 B  リラックスして……大丈夫ですから…


驚愕と焦りが無理やり抑え込まれ、納得できないまま官能的な世界に引き込まれる。

嫌悪感は羞恥心に打ち消され、羞恥心は快楽に染まっていく。
クリトリスを舐める舌が、なんとも言えない快感を運んでくる。


ブチュッ…クチュッ…ニュルニュルニュル……


あぁ…あぁ……あ〜ぁ……んんっ…んふっ…あっ…あっ…きもちっ……あぁ……


女医:藤子 もっともっと感じて下さいね〜………そうじゃないと、意味がないですからね〜……


あぁ〜〜はっ……あぁ…あっあっだめ……きもちぃっ……ん〜〜んっ……くっ………………はぁっ!!……


凄まじい快感に屈した。

久しぶりだった。

こんな治療があるなんて………。

考えるでもなく、感覚でそう感じた。


直ぐに次の異変を理沙は覚えた。
違和感を違和感として、頭が危険を察知する前に
圧迫感に悶絶していた。

どうしてこんなことに………

思ってみても、後の祭りでしかない…
打ち込まれるペニスの輸送に苦しんで、苦痛の先に恐れていた波に包まれ始めてしまった。

んっ…んっ…んっ…ん〜〜んっ……んあっ…あっあっあっ…


ベニスに掻き回される久しぶりの感覚に酔い、とてもじゃないけど抗らえない。

凄い……………凄い……。

気がついたら検査着をとめる紐を解かれ、看護師たちに胸を吸われていた。

揺れる身体で味わい、受け入れる自分を自覚する。
もはや快感を求める自分がいる。
奥まで届き、強かに突いてくるペニス。

今だけは虜になりたかった……。



感じさせてしまえば、後はひたすらオーガズムまで導くだけだ。
それにしても、上玉だった。

女性らしさはそのままに、引き締まった中にある柔らかさ。最高の身体だった。
程よく締まって絡みつき、どこまでも受け止めてくれる膣。

甘く切なく喘ぐこの声。
今や目を閉じながら感じることしか知らない、この美貌。
犯しがいがあった。

温もりの中をひたすら抜き差しを続け、堪能していく。
手前の辺りの反応がとても良く、理沙が頭を反らせ白い喉を見せる。

やがて理沙が身体を震わせた………。


目を閉じて恍惚に浸る彼女は、絵画の中の美女のように眠っているように見える………。








 





24/09/25 10:40 (wapQGfbf)
50
投稿者: ミキ
ここはどこだろう………見渡す限り、一面が白い雲が広がっている。

熱くも寒くもなく身体がフワフワして、幸せに包まれて理沙は夢の中を漂っていた。

その均整に亀裂が生まれ、理沙は再び怒涛の嵐に引き寄せられるのを意識の中で理解した。


筋肉質のしなやかな太腿を抱えて、藤子の下僕である男性医師が腰の輸送を再開した。

塞がるように収縮する膣穴を、押し広げて前進していくペニス。
鬼頭が肉壁を伝うように接触し、理沙の感じるところをカリ首が引っ掛けていく。

身体が夢の世界から、理沙の意識を現実世界に引き戻す。
硬い杭が快感を伴って、色欲を煽り立ててくる。


んっんっんっ……んん~〜〜んっ…ん~〜〜んっ…


注がれる官能が、心の中まで浸透していった……。



以前にアスリートと一戦を交えたことがあった。 下僕の回想は、その時の感動を呼び起こす。

確か競泳をしている女性だったか、膣の締まりが抜群だったと記憶している。

水中で身体を動かし続ける水泳は、それこそ全身を鍛えなければ戦えない。
それはインナーマッスルにまで及ぶくらいだから、骨盤底筋も当然素晴らしいことになる。


理沙の締りはそのスイマーのように強力ではないが、強まる快感の波を知らせるように締まりもまた波がある。

その強弱をつけた膣の締まりは、男をその気にさせる。

Gスポットを掻き回す鬼頭が理沙の頭を左右に振らせ、狂わせていく。

ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ……

あぁ〜〜締まる………くっ…堪らねぇ…


顔を歪めて俯いて、理沙のあられもない喘ぎを聞きながら、温もりの中をベニスが躍動する。

理沙の危機迫るような声が、欲情をそそる。


あぁっ……あっ……あっ!………あぁ~……あぁっ!


凄い力で腰が持ち上がり、身体がバウンドした。
煩わしい目隠し用のカーテンを撤去すると、唇を震わせて快感の波の中を漂う理沙の姿があった。

未だ20代の面影を残す30代半ばを迎えた、とても美しい理沙な唇を重ねる。
震えが収まらない柔らかな感触が、生々しい興奮を呼び起こす。

難なく口の中に舌が入ると、理沙の舌を刺激刷る。
まだコントロールが上手くいかず弱々しい怠慢な動きをする彼女の舌が、懸命に抱きつこうとしてきた。

その舌を吸い上げて、唇で抱く。
滑り落ちそうになるたびに唇で抱き寄せ、こちらの舌で愛撫する。
鼻に掛かった理沙の甘い声が、堪らない。

腰の輸送を再開し、乳房に舌を這わせる。
柔らかい丘を唇で登って、プリンっとした乳首に辿り着く。

舌先抱き寄せればしなやかに避けて、捕まえて離さず舌先で犯す。
同時にベニスを打ち込んで、子宮頸部を執拗にノックする。

締め付けが強くなり、身を起こして本格的なピストン運転に切り替えた。
快感をすべて受け入れて、身をよじらせて感じ狂う理沙。

ん~~っ!……んっん~~っ!……いやぁ~っ!!

強靭な膣括約筋がその真価を発揮して、ペニスを窒息させようと締め上げる。

あっ!………っと思った時には、不覚にも射精していた。
到底、我慢など出来なかった。

奥歯を食いしばり第2波…3波と精液を放出し、身体を震わせた。

数十秒と絶たず、輸送を再開させた。
唸り声を発しながら、泥るむ膣の中を進む。

互いに敏感になった感覚に悶え苦しんで、そんな最中にあっても猛威を振るう暴力的な快感に酔った。

激しくなんて、動けない。
それでも腰の動きは止められない。
男と女のエゴが交錯し、ランナーズハイと同様にゾーンに入っていく。

特殊車両の外では施設の利用者が行き交い、見慣れない医療移動車を横目に通り過ぎていく。

その中で快楽の世界が繰り広げられていることなど、誰が想像を出来たのか………恐らくいない。

女がオーガズムに身を震わせ、男が射精する。
そしてまた女がオーガズムを迎え、さらに複数回のオーガズムの波が襲いかかる。

理沙が3〜4回のオーガズムを迎えて、ようやく下僕が射精をする。
下僕が3度目の射精を迎えようとしていた。

時おり意識を飛ばしては引き戻され、快感の地獄の中で理沙は色情に溺れた。

そして下僕が唸り声を上げるのを遠くのほうで聞いた気がしたが、記憶はそこで途切れてしまった………。



1ヶ月後に理沙は、初めて見る産婦人科医院の前に立っていた。

しばらくはあの体験を思い出しては恐ろしくなり、記憶を封印しようと努力した。

時が経つにつれて苦しさよりも、あの狂おしくて堪らない快感が頭にこびり付いて離れないことに困惑し、悩んだ。

悩めば悩むほど子宮がキュンっとして、生理前に入るとそれが顕著に現れるようになった。

あのベニスの感触が、忘れられない。
もう、限界だった。

予約を入れると1ヶ月先まで埋った表示を見て、落胆して切なくなった。
携帯の画面から外した視線をもう一度、画面に戻す。

そこには信じられないことに、1週間以内に来院可能なら優先してくれるとのメッセージが表示されているではないか……。

気持ちの迷いを抱えながら、建物の前まで来てしまった。
自分の浅ましさ、卑しさに辟易したが、あの強烈な体験がここまで足を運ばせたのだ。

自動ドアを潜ると、もう迷いはなかった。

診察室の引き戸から中に入るとあの時、身体を重ねた男性医師の笑顔があった。

記憶の中で霞がかかってよく思い出せなかった彼の顔が、いま目の前にある。
こんなに素敵な男性だったなんて、今さらながら恥ずかしくなって彼の目をまともに見られない。


男性医師 今日は、どうされました?


分かっているくせに、社交辞令のようにそんなことをいう。
1ヶ月ぶりに聞くその声に、胸が高鳴った。


理沙 なんか、身体の調子が………


恥ずかしくて、それを言うのが精一杯。


男性医師 それでは、ちょっと診てみましょう…


包み込まれそうな笑顔で、彼が身を寄せてきた。
左手で腰を抱き寄せられ、右手がスカートの中に入ってくる。

ショーツの中に入ってきた。

……………………あっ……。


割れ目の中に指が割って入り、何度か上下させてなぜか引き抜いた。

その指先を擦り合わせ、何度も話してはくっつける仕草をして見せる。
理沙はその指先から直ぐに顔を背けた。

なぜなら、糸を引いていたから……。


男性医師 これはいけませんねぇ……下着を取っていただけますか?


彼の顔をまともに見られない。
椅子から腰を浮かせ、自らスカートに手を入れて
ショーツを引き下ろす。

この日のために男性が好きそうな、一部が透ける素材の下着を選らんできたのだ。
彼の視線が下着に注がれるのを意識する。

丸めて手の中に隠そうとしたが、それを奪われて恥ずかしいところを調べられる。


男性医師 これはいけない……お辛いでしょう?


そう言うと彼はその場で膝まついて、膝を左右に開こうとしてきた。
それを羞恥心が拒み、膝に力が入る。

女心に気づいてか触れる手が優しさを見せ、肌を愛撫するように変化する。
自分の体温が上昇していく感覚を覚える。

身体に力が入らなくなっていく。
ついに膝を割られ、彼が身体を入れてきた。

顔を見られたくなくて、彼にスカートを被せて見えなくする。
そこに温もりを感じて 身体に力が入る。
あの時と同じ快感が蘇り、彼の頭を両手で抱えてその甘い感覚に思わず頭が仰け反る。

堪らない………。


藤子の下僕……男性医師は理沙の内腿に挟まれ、頭を抱えられて、その心情が手に取るように伝わってきた。

包皮を剥いて、直にクリトリスを舐める。
吸って舐めて、また吸って舌先で擦る。

理沙の腰がうねり出し、吐息を漏らす音が聞こえてきた。
彼女の臀部を引き寄せて、オーガズムに導いていく。

ツルツルしたクリトリスを執拗に舐める。
硬く張りのある物体が舌を弾き、己を誇示してくる。

暴れる下半身を抱え込んで、クリトリスを吸って舐めて、舐めて舐めて舐めて、吸って舐める。

分泌液が喉の粘膜に張り付いて、咽そうになりながら理沙の欲望に応えていく。
唇でクリトリスを捉え、舌先で執拗な愛撫を続けていく。


やがて理沙が身体を震わせて、理沙の性器が彼の顔を圧迫してきた。
それでも愛液をすべて舐め取り、おもむろに身体を起こした。

顔を紅潮させた理沙が瞳に妖しい光を灯し、見つめてきた。
そこにはもう、羞恥に顔を背ける理沙はいなかった。

目は口ほどに物を語る………欲していた。

立ち上がってズボンの前を、黙って彼女の顔に向ける。
わずかに戸惑いを見せて、それでもファスナーに手をかける。

しなやかな指が進入してきて、ペニスを引き出しだ。
それを見つめて一呼吸置の後、彼女の口の中に消えていった。

これだけの美女を男が放って置くわけがない。
彼女の経験値を表すフィラチオに目を閉じて、その性技を堪能する。

滑らかな彼女の舌が、鬼頭を這っていく。
鈴口を舐め、鬼頭を包み込む唇を頭ごと上下させてる理沙。

これから体力を消耗する彼女を途中で制し、机に腰掛けさせた。
その理沙の膝を開き、スカートを捲り上げる。

Iライン、Oラインが綺麗に脱毛された性器が露わになる。
パックリと口を開けた割れ目、膣口に向けて怒れる杭を押し当てて、ゆっくり沈めていく。

粘膜が鬼頭を強かに撫で上げる感覚が、脳まで鋭い快感が突き抜ける。
突き当りにぶつかり、包み込まれた温もりに目を閉じた。

暗闇の中で、彼女の唇が重ねられる。
舌を絡ませていると、いきなりペニスが締め上げられた。

唇を離して理沙を見ると、妖艶な笑みを浮かべて挑発する女がそこにはいた。

それを見て、輸送を開始する。
いつまでも微笑みを続けられない理沙の表情が、恍惚に浸る顔に変化していく。

下からこの卑猥な感触を伝える女が、快感に顔を歪めて吐息を漏らしている。

みなぎるペニスを躍動させる。
淫らな水音を引き連れて、肉壁に接触繰り返す。

美熟女の階段を登り始めた女が首に両手を巻き付けて、頭を仰け反らせた。




あの狂おしい快感を、思い出した。
出し入れされるたびに蘇る喜び。
その時に備えて、彼の首に捕まらせてもらった。

だって、気持ちよすぎるから………。

硬くて、熱い。
張りがあって、大きい。
絶対、気持ちいい……。

圧倒的な快感に、必死にしがみついていた。
深く突き刺さるのに、無駄に力を込めて突き上げないから堪らなく気持ちがいい。

だから……もう………………


早くも快感に溺れた理沙は、自分を開放した。

迫りくるその時を、受け入れるために。


細いウエストを抱える彼が、好きなところを攻め始めた。
すべて見透かしたように、好きなペースで攻めてくる。

もう、その時がきた。


深く突き刺さった瞬間、背中を反らせて痙攣を始める。
ペニスを咥え込み、大きく拡がった膣口が泡を吹かせている。
結合部が微細な気泡の混じった分泌液に塗れる、いやらしい光沢を反射させる。

ピクッ…ピクピクっと震わせる理沙。
潤んだ瞳に彼の顔が映る。

甘〜い快感が引いてきたとき、彼の躍動が再開されたことを知った。


俯いたとき、出し入れされるそこを見てしまった。
こんな下品なことをしたのは、初めてした。
こんな大きいものが入っているなんて………。

実際に見ると驚きだったが、卑しい淫欲に押されて興奮する。
だって…こんなに気持ちいい…………。


物理的にペニスが粘膜を擦る感触に集中させると、堪らなくなる。
自分がこんなに下品な女だったなんて、思わなかった。


劣情を煽り、どんなに蔑んだところでこの官能的な状況は変わらない。
進んできて………戻っていって……また来て………


いつの間にか自己嫌悪は薄れ、快感を享受せずにはいられない。

そのために来たのだから………。



輸送のペースが早まった。
急速に高まる快感に戸惑い、慌てた。
それでも積み重なる快感を処理出来ず、わけが分からなくなってきた。

そして………。


抱き止めていた彼に抱えられて彼の膝に座る格好で、一緒に彼の椅子に座らされる。

深く突き刺さる彼のペニスで、圧迫感を覚える。
それでいて腰を動かせば、堪らなく感じる。


誰に言われたわけでもなく、理沙は腰を前後に振り始めた。



もう、………止める気はなかった…………。


















24/09/26 03:21 (2/CO2HJH)
51
投稿者: ミキ
今年も学会主催の論文発表のシーズンがやって来た。
順子はこういったことは苦手で、憂鬱で仕方がない。
だが毎年欠かさず出席することに……いや、出席せざるを得ないのだった。


この世には需要と供給というものがあり、そこには必ず人間の欲が関わってくる。

医学の発展に欠かせないことの1つに、医療機器という必要不可欠なものがある。

そこには各メーカーの熾烈な競争があり、必ず産業スパイが暗躍している。

医学会は表の顔と、世間には知られていない裏の顔が存在している。
それは今も昔も変わることはなく、伏魔殿といっても過言ではない。

医療事故が起これば原因をなるべく隠す、そんな隠蔽体質はこれまでにも晒されてきた。

己を守ろうとする動きは、時に自浄作用を発揮することもある事はあるのだが…………その1つが順子が君臨する産婦人科医院である。

彼女たちの悪行は組織の知ることとなり、順子は危機に瀕した。
だが順子は人を丸め込む才能に長けており、組織の抱える問題を逆手に取ったのだ。

産業スパイ………彼らは時に不利益をもたらしてくれる、目障りな存在である。
素早くて賢く動き回り、甘い汁を啜る害虫。

それを人知れず退治して引き渡することを条件に、穏便に事を収めたのだ。
彼らも順子の働きを評価していながら、諸刃の剣との認識を持っているのは事実。
危なくなれば容赦なく切り捨てるだろう。

だがそこは順子、性の魅力で人を魅了する彼女はミスをしない。
組織は彼女を利用できるうちは利用しようとの考えで、今に至っているのだ。


順子は今年、次女の明子と欲求不満気味の下僕の1人を会場に解き放った。

明子は男をたらしこむ才能は姉妹の中でずば抜けており、まるで女郎蜘蛛のように罠をはる。
そしてその美貌と強い性欲で、男を骨抜きにしてしまう。

一方でこの下僕の彼は、甘いマスクで女の警戒を解いて毒牙にかける才能がある。
罠にかかった相手は気付いたときにはもう遅く、その性技に翻弄されて身動きができなくなる。
彼はセックスのスペシャリストだった。


あらかじめスパイの素性を頭に叩き込み、2人は会場に即座に溶け込む。

彼らは男女の2人、それぞれをさり気なく探した。
すると談笑する人の中にその1人を見つけ、明子はひとり口元だけで笑みを作る……犬の笑いだった。


一方で下僕もそこかしこで談笑をする人の塊を、一つひとつ目で追っていく。
その中でやや大きい人の塊に注目した。

そこには美女に群がる下心見え見えの、名だたる教授や医師たちの顔ぶれがあるではないか。
その美女こそが、今回のターゲットだった。

下僕は眼鏡の奥の瞳を光らせ、嗅ぎつけた獲物を前に口元だけで笑う。
彼もまた、冷徹な犬の笑いだった。




明子はさり気なく人の輪に加わり、ターゲットを含めその場にいる者たちに名刺を渡しながら話に耳を傾ける。


女医:明子 興味深いですわ、そのお話……


男のスパイ ご理解いただけて恐縮です……


美男美女の語らいに白けた者たちはそれぞれに散らばり、2人は化かし合いを繰り広げていく。
このバカ女は使えそうだ……男は内心で笑う。
明子は早くも毒牙を用意していた。

濃紺のスカートスーツ…タイトスカートはロングタイプのもので太腿まで深いスリット入り。
惜しげもなくスラリと伸びた脚を、これ見よがしにわざと見せつける。

男は思った。
いい女だが、自分の魅力で男を渡り歩くタイプか。
いいだろう、味見をしてみようじゃないか………。

チラリと見えるセパレートストッキングの切れ目から覗く、白い肌に欲情を覚えていた。




下僕の彼は、彼女を囲むようにする人の塊に近づいた。
控えめに彼らの後からターゲットの話に耳を傾ける、そんなふりをしていた。

彼らの目を一人ひとり見ながら取り込んでいく、美女ならではの手法に笑いを噛み殺す。

女が一瞬だけ、下僕に目に止めた。
その僅かな時間で値踏みをしているのが分かる。

利益と別の何かを、天秤にでもかけているのだろうか。
不意に話をこちらに振ってきた。


女スパイ いかがでしょうか?……


下僕 実に興味深い話ですね………


己の魅力を最大限に生かし、努めて爽やかに微笑みを見せる。
清潔感のある見た目、甘いマスク、誠実な受け答え……。

寝たくもない男たちと肌を重ね、利益をかすめ取ってきた彼女は思った。

久しぶりにいい男、自分へのご褒美よね。
ちょっと心が痛むけど、こんなにいい女を抱けるだけでもありがたく思うのね………。


あわよくばと邪な気持ちを抱いていた男たちは、風向きが変わったことを読み取ると離れていった。


女スパイ あちらで話をしませんか?…


会場の隅に下僕を誘い、自分の魅力で悩殺する気で満々だった。
味見をした後はそれをネタに、操り人形になって業界に食い込む道を作るのだ。

その前に、この彼をいただくわ………。
子宮が疼いて仕方がなかった。


快楽を武器とするのは彼らの常套手段だが、それを常に操る順子たちを知らない獲物たちに…………カウントダウンが始まる。


そろそろ論文発表が始まる。
会場にいる人々が、各々の席に移動していく。

聞くだけの人間は会場の真ん中から後のほうへと移動し、明子たちは一番後の人から離れた場所に陣取った。

会場が暗くなり、背後のスクリーンを指差しながら論文の発表が始まった。
明子は隣りに座ったスパイの彼に、囁いた。


女医:明子 ねぇ……あなた、疲れてるんじゃない?……ほぐしてあげましょうか?………


そう言うと静かに机の下に潜り込み、彼のズボンのファスナーに手をかけた。

自分と同じ欲情の匂いを明子に感じていた彼は、黙ってさせるがままにしている。

温もりに包まれる感覚に目を閉じて、静かに吐息を漏らす。
柔らかな唇が前後して、舌が鬼頭をしきりに舐め上げる。

ピッタリと密着した粘膜が前後に動いて鬼頭から陰茎までを包み込み、後退すると鬼頭の凹凸に合わせて唇が膨らむ。

これまで経験してきた中でも、確実に上位に入るテクニックに男は酔いしれた。

派手なフェラチオは見た目だけで、内容は稚拙。
一見地味に見えても男を喜ばせるテクニックを持つ、そんな女は実は思ったよりも少ない。

この女、期待できる………男はそう確信していた。
論文を発表する声に静まり返った薄暗い会場に、男がひとり密かに悶絶する。

確実に射精に導こうとするように、ペースが上がった。
女と繋がる前に射精するのは本位ではないが、この女の意思を尊重して身を任せることにする。

何だかんだいっても我慢できる自信があったが、今やその自信は揺らいでいる。
この俺が、情けない……この女に負けるのか?…

高まる快感に最大限の抵抗をみせ、肛門に力を込め押し留める。
堤防が圧力に必死に耐えようと、軋んで悲鳴を上げた。

鬼頭を包む唇が、激しく前後する。
何度も何度も何度も………。

荒くれる濁流が堤防を乗り越えるのを感じた。

歯を食いしばる彼が勢いよく大量の精液を飛ばし、明子の喉を直撃した。

咳き込みそうにるのを必死に堪え、明子は涙目になってすべてを飲み込んだ。
残る精液を絞って綺麗に舐め取り、何事もなかったかのように明子は姿を表した。

バッグから取り出したペットボトルのミネラルウォーターで口を濯いで、飲み込む。
ミントのタブレットを口に放り込み、微笑んで見せる明子。


女医:明子 美味しかったわ……


今度は彼が机の下に潜り込む。
深いスリットが入っているとはいえタイトスカート、それもふくらはぎまであるロングタイプ。

せっかくのご馳走を前に、忸怩たる想いにやきもきする。
明子は行動に移す。

スリットが始まる部分は特注でファスナーが備え付けてあった。
それを静かに開けていく。

スカートの裂けた部分を下に回し、幅広い1枚の生地と化したスカートを男の頭に被せてやった。

椅子に浅く座り直し、わざと男に膝を開かせる。
ショーツを脇に寄せられて、次に男の柔らかい唇の温もりを感じた。

身体がピクリと反応をし、割れ目の中を舌が這う感触にそっと目を閉じる。
何度か舌先が上下してから、クリトリスに辿り着く。

舌先が繊細な動きを見せ、身体に力が入る。
痛くない程度に吸われ、舌先が暴れる。

巧みな性技に身体が熱くなる。
腰をうねらせ、彼に喜びが伝わる。
尚も続くクンニリングスは、とてつもない快感を明子にもたらした。

両手で口を覆い隠し、声を殺す。
暴力的な快感に襲われ続け、いよいよ堪らなくなってきた。

息が出来ない…………。

明子が身体を震わせ、腰をブルッ!ブルッ!っと激しく弾ませた。
明子と同じように分泌液を綺麗に舐め取り、男は下から這い出てきた。


男のスパイ 最高でしたよ………。
後にちょっと移動しませんか?…

男が振り向く視線の先は、薄暗い会場の中で光がほぼ届かない会場の隅だった。



女スパイは下僕を伴い、やはり会場の一番後に陣取った。

かなり離れた位置に見知った男の同業者が、女の隣りに座っているのが見える。
同じ考えなのが分かって気分が悪かったが、捕まえたこの男性を味見するのは今しかない。

暗くなるのを待って、彼の膝に手を置いた。
動揺を見せる彼だったが、その気にさせればこちらのもの。
それらしい仕事の話をしながら、手を動かした。

その手が股間に達したとき、勃起をしているのが分かってほくそ笑む。
さらに動揺を見せる彼を無視して、ファスナーを開けた。

そっと取り出したペニスを握ってしばらく上下に擦り、身を倒して口に入れてしまった。

エラの張った鬼頭が期待を膨らませる。
口の中で硬さを増して、完全な勃起を果たした。

うっとりしそうなほどのペニスから、分泌液が出てきて唇が滑らかになる。
鬼頭から陰茎に舌を這わせ、また先端に戻る。

そして伝家の宝刀、男殺しのフェラチオが牙を剥く。
頬を凹ませて鬼頭を唇がピストンしていく。
何回も何回も何回も…………。


大抵の男性ならここで、力尽きたように射精する。
だが彼は、いつまでも耐えた。
恍惚に浸りながら………。

さすがに疲れてきた。
そんなとき彼に制されてかなりの不満を覚え、かなりプライドが傷ついた。


下僕 ありがとう………疲れたでしょう?…


そう労いの言葉をくれて、唇を重ねてきた。
これには不覚にも女心をくすぐられ、自分が急に恥ずかしくなってしまった。

こんな形でこういった男性に、会いたくはなかった。
見た目だけではなく中身も誠実で、理想の男性だったのだ。

その彼が、スカートの中にそっと手を入れてきた。

やめて、あたしは汚いの……汚れているのよ?……

下着の中に入る手を制しようとしたが、遅かった。
顔を左右に振って制止を示したつもりだが、次の瞬間に痺れるような快感に襲われていた。


こんなにソフトで丁寧な指使いを味わう体験は、そうそうない。
彼の手首を必死に掴み、声を殺すのに全力を尽くす。

静かに身を沈めたかと思ったら、膝をキスされて力が吸い取られるように抜けてしまった。
腰を引き寄せられ、閉じた膝を割られて…………。

心の底から羞恥する気持ちに焼かれ、快感に身を震わせる……。
心は逃げたい気持ちと求める気持ちに別れ、後者が引きずり出された。

1ミリづつ積み重ねるような丁寧さで、無理なく少しづつ快感が高められていく。
ただでさえ敏感なところなのに、拒絶する気持ちが微塵も起こらない巧みなクンニリングス。

我慢出来なかった。

グラスの水が溢れるように、その時が訪れる。
気がつけば最高のオーガズムに包まれて、その身を震わせていた。

お世辞抜きで、最高の快感だったのだ。


彼の手を引いて、後の隅のほうへ誘う。


もう、我慢できそうにないから………。











24/09/27 11:28 (NdbNtIhU)
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