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妄想に取り憑かれた人妻
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:妄想に取り憑かれた人妻
投稿者: 貴之

いつものように廊下まで出てエレベーターに向かって歩く旦那の背を見送りながら、私はまた裏のアパートに意識が奪われてしまう。
どこかの工場が借り上げ寮のように使っている古いアパート。
その2階の一室の窓でカーテンが揺れるのを、旦那の背中から視線を逸らさず視界の端で見つめる。

   まただわ・・・

      また見てる・・・

カーテンの隙間からギラギラとした目が見える。
熱い視線は私の身体中を舐めるように撫で回していく。
乳房を乱暴に揉みしだき、唇を舐めながらスカートの中に手を入れてくる・・・そんな妄想に囚われながら、私は熱くなっていく息を視線の主に悟られないよう少しだけ微笑む。

  気づいてるのね・・・
  旦那は気にも止めないのに、私がブラをつけてない事に気づいてる・・・

    どうしてそんなカッコで玄関の外に出たのか・・・
    男はどんな想像をするだろう・・・

  どうして見られてる事に気づいてるのに逃げないのか・・・
  きっと自分勝手で理不尽な、自分に都合のいい理由を決めつける・・・

  見て欲しいのか?

    見られて興奮してるんだろ

   乳首が固くなってるぞ

    透けそうなほど薄いブラウスなんか着てるから、クッキリと形が浮かんでる

  もっと見せろ

    もっと俺を楽しませろ

  欲しいか?

    顔が赤くなってるぞ

      息も荒い

  溜まってるんだな

    旦那に相手してもらってないのか

   欲しいんだな

     待ってろよ

       今から犯してやるからな


 
2024/05/23 09:41:08(xOHzFxXS)
7
投稿者: 貴之

突然、私は我にかえった。
妄想の最中に、なんの脈略もなしに現実に引き戻される。
旦那を送り出してから、もう2時間が経っていた。
廊下の冷たい床で、夫婦のベッドで、リビングのソファーで、旦那以外の男に抱きつき悦び泣いていた私は存在せず、ただ玄関に立ち尽くしていた。

妄想の内容が下品で卑猥なものだったせいか、人気のない家の中は現実とは思えないほど静かで何もなかった。
安全で平和な日時のはずなのに、ぽっかりと穴が開いたような気分になってしまう。

こんなこと、いけない・・・

そう思いながらスカートの中に指を伸ばした。
濡れてる。
私は玄関の扉を少しだけ開き、隙間から裏のアパートの一室を見つめた。
指が止まらなかった。
全てを終えるまで、さらに1時間が必要だった。

24/05/23 10:04 (rxTUYlEC)
8
投稿者: 貴之


突然インターフォンが鳴ったのは水曜日の午後だった。
家事を終え安心しきっていた私は、少し慌てて玄関に向かう。
訪ねて来たのはこのマンションの管理人だった。

私はこの管理人が苦手だ。
歳は50歳くらいだろうか。
いやらしい雰囲気を醸し出している。
背は高くないが、太っていて威圧感がある。
脂ぎったハゲ頭を撫でながら、大きな鼻と唇の醜い顔でニヤニヤと笑いながら見つめられると身の毛がよだつ。

「ちょっとお時間、よろしいですか?」

私が何も言えないでいると、管理人は勝手に話しを進めていった。
何でも最近、このマンションのポストに「不適切なモノ」が投函される被害があるらしい。
そこで被害にあってないか、心当たりはないか聞いて回っているとの事だった。
こんな事が噂になったら部屋の借り手がいなくなってしまうかもしれないから困っているとの事だった。

「・・・コレなんですがね」

そう言って、管理人は5枚の紙を手渡してきた。

1枚目の紙には玄関先の床を掃除している女性が写っていた。
外壁の色やドアの形で、これがこのマンションの廊下だと分かる。
どの階に住んでいるかは分からないが、何度か見かけた事のある女性がホウキとチリトリを待ってしゃがんでいる。

明らかに盗撮だろうアングルで撮られた画像には、はっきりとスカートの奥が写っていた。
確かに、これは「不適切なモノ」だ。
盗撮の被害、それをランダムにポスティングする愉快犯。
こんなのが噂になればマンションの人気は下がるだろう。
もしも子供が見たら、と入居をやめる人が出てきてもおかしくない。

私はそう思いながら、目の前の管理人への不快感も忘れて2枚目を見た。


24/05/23 10:53 (PPuIgbSM)
9
投稿者: 貴之

2枚目も3枚目も同じような画像だった。
A4サイズの紙いっぱいに盗撮画像が印刷されている。
まったく何が面白くてこんな事をするのだろうと考えながら4枚目を見た瞬間、私は固まってしまった。

そこには、この家の玄関が写っていた。
扉が少し開いていて、そこから女の顔が見える。
ちゃんと写っている訳ではないが その左手は右の胸の方に、右手は下半身の方に伸びているのが分かる。
そしてその女の顔は、明らかに恍惚としていた。

  どうして・・・

    いつ・・・

   見られてた?

     こんなの撮られて・・・

紙を手に持ったままパニックになり固まる私に、管理人は容赦なく話しを続けた。

  これ、奥さんですよね?

  奥さんも被害者だ

  だから、あんまり見せ回るもんじゃないとは思うんですが・・・

  奥さんには知らせないとと思いましてね・・・

視線を上げると、管理人はニヤニヤと笑いながら話していた。


24/05/23 10:54 (PPuIgbSM)
10
投稿者: 貴之

  奥さんは当事者・・・被害者の一人だ・・・

  教えない訳にはいかないでしょう?

いやらしい色の声だった。
ネバついた唾液が、口を開くたびにネチャッネチャッと音をたてている。

  ・・・それにしても

  コレ、何をされてるんです?

  玄関から外を覗いて・・・この手は何を?

  それに・・・

  それに、この顔・・・

  この顔は、まるで・・・

管理人は醜い顔を歪ませてニヤニヤと笑いながら話していく。
卑猥な意図と下品な視線を隠そうともしない。
舌なめずりしながら私の唇を、胸を、股間をネットリと舐めるように見ている。

全部バレてる・・・

そう思った。
この画像は いつ投函されたのだろう。
管理人はここに写っている私が何をしているのか想像し、今日この家に訪ねてくる何日も前から確かめたのかもしれない。
なのに私は何も気づかず、毎日のように・・・


24/05/23 11:02 (vq4vhSUK)
11
投稿者: 貴之

  ちょっと・・・同じようにしてみてもらえませんか?

そう言って、管理人は私の左手を掴み右胸のほうに伸ばさせた。
右手を股間に置かせる。

バレてる・・・

全部、知られてる・・・

私が何をしてたのか・・・

醜い中年の管理人は、固まったままの私の左手に手を伸ばしてきた。
芋虫のように太った指が私の手を覆い、そのまま胸を揉みしだいていく。
太ももを撫で、腰を揉みながら私の手に胸を揉ませていく。

  あそこ・・・あのアパート、独身寮でしたよね・・・

  たしか、どっかの工場が借り上げてたはずだ・・・

  奥さんの視線の先・・・この恍惚とした顔の先には確か・・・

  確か、男が住んでますよね・・・

  30歳くらいの、逞しい大きな男だ・・・

  夜勤帰りの姿をよく見かけますよ・・・

  ゴリラみたいな・・・いや、雄々しい顔をした大きな男・・・

  ・・・奥さん、何してたんです?

  あんな男の部屋を見つめながら・・・

  毎朝、旦那を見送った後・・・

  玄関から顔を出して、男の部屋を見つめながら何を・・・


24/05/23 11:11 (/X4D.PLb)
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