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妻として、母として 番外編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:妻として、母として 番外編
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
数年前まで『妻として、母として』というタイトルで投稿していました。
本編は私生活が多忙になった為、中途半端な所でフェードアウトしてしまいました。
今回は僅かですが時間に余裕が出来たので、番外編を投稿させていただきます。
本来なら本編を完結させるべきですが、そこまでの時間的余裕は無いので番外編にしました。
短編の内容なので、年内には完結する予定です。
それから番外編としましたが、本編とは全く違う内容になっています。
個人的には、本編の時よりも誤字脱字や細かい描写に納得していませんがご容赦ください。




 
2018/12/17 20:56:36(f.7y6vEB)
97
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【64】
見落とすなんて事は、あり得ない。
長年幸子を見続けてきた僕が、幸子の魅惑的な存在感に気付かないわけがないのだ。
卒業式が終わって、僕達卒業生が先に退場した時もしっかり確認した。
だが、やはり幸子の姿は何処にも無かった。
それに何といっても1番の心配事は、杉浦も卒業式に姿を現さなかった事だ。
体育館から教室に戻っても、杉浦の姿は無い。
結局、杉浦が戻らないまま下校時間になった。
周りも杉浦が居ない事を話題にしていたが、それ以上詮索する者はいなかった。
杉浦に対する周囲の評判は最悪なのだから、当然かもしれない。
そして、最も今知りたいのは幸子の現況だ。
とりあえず駐車場に幸子の車が無かったのは確認したので、もう家に帰っているかもしれない。
僕は薄い望みと思いながらも、幸子の無事を祈った・・・。
「洋太、帰るぞ!」
晶と一緒に下校する帰り道も、今日で最後だ。
数日後には、晶も家を離れる。
本当は懐かしむ会話でもしたいが、今はそんな気分ではない。
すると、晶が気になる発言をした。
「杉浦は、何で卒業式に出なかったんだろうな。
朝は学校に居たのに。」
「うっ、うん。そうだね。」
「でも、卒業式が始まる前に杉浦を見たって奴がいたらしいけどな。」
「えっ!?どっ、何処で?」
「体育館に入る時だよ。
玄関で、何かしてたってさ。
その後、すぐ卒業式が始まって体育館に入ったから何をしてたかは分からなかったみたいだけどな。」
体育館に入場する前といえば、廊下で幸子と会話をした後だ。
一体、玄関で何をしていたのか・・・。
「そういえば、俺の母さんも居なかったかもしんないな。」
「えっ!?そっ、そうだっけ?」
「うん、多分ずっと居なかった。」
「・・・あれ、おかしいなぁ。
確か途中で見たと思ったけど。」
「えっ、そうか?
まぁ、別にいいんだけどさぁ。」
ここは、嘘をついてもいいだろう。
もしかしたら、幸子は本当に途中で居た可能性だってある。
「後で、うちに来るか?」
「・・・あぁ、ごめん。
今日は、用事があるんだ。」
晶の家に、行く気にはなれなかった。
もしも僕の嫌な予感が的中しているとしたら、幸子とどんな顔で会えばいいか分からないからだ。
僕は家に帰ると放心状態になり、ただ無駄に時間が流れた。
高校を卒業して、これから新しい人生が始まる日々を意気揚々と迎えるはずだった。
しかし、高校最後の日で再び憂鬱な気分に襲われてしまった。
今回は、さすがに杉浦に問い質す勇気もない。
嫌な予感が現実になるのを、僕は恐れているのだ。
ところがその日の夜、事態は最悪なものとなってしまった・・・。
晩御飯を食べ終えて、僕は自分の部屋に居た。
すると、携帯電話が鳴った。
メールの着信音だ。
恐らく、晶だろう。
晶がこの町を離れる前に、会う約束をしていたのだ。
その日時の、打ち合わせに違いない。
だが、そのメールの相手は晶ではなかった。
僕が今1番会いたい様で会いたくない人物、杉浦だった。
19/07/14 22:09 (/JQcnNnU)
98
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【65】
僕は、恐る恐るメールを見た。
『家の前に居るから出てこい』
それが、メールの内容だった。
何の用事があって来たのかは知らないが、不安しか無い。
とはいえ、いつまでも待たせるわけにもいかない。
僕は、家の外に出た。
「・・・こっちだ。」
辺りを見回すと、杉浦が立っていた。
暗闇の中にいると、更に不気味さが増している。
なぜ杉浦が来たのかは分からないが、気まずい。
「・・・おっ、驚いたよ。
こんな時間に来るなんて、初めてじゃない?」
落ち着かない僕は、とりあえず杉浦に話し掛けた。
しかし、杉浦は僕の心情を見抜いていたのだ。
「・・・見え透いた演技だな。
まぁ、いい。これを持ってきただけだ。」
「えっ・・・これは?」
杉浦が手に持っていた物は、ディスクだった。
ディスクといえば、幸子が伊藤に犯された映像を思い出してしまう。
確か、僕が持っていたディスクから杉浦もコピーしたはずだ。
でも、どうやらこれは違う様だ。
「観れば分かる。じゃあな。」
杉浦は、去っていった。
僕も家の中に入ると、自分の部屋へ閉じこもった。
僕の手には、杉浦から手渡されたケースに入ったディスクがある。
恐らくディスクの内容は、僕が知りたがっているものに違いない。
そう思った途端、急に心臓の鼓動が激しく鳴り出した。
観る事への恐怖心、それだけではない事も分かっている。
だが、それ以上は考えない様にした。
とにかく、また家族が寝静まる深夜まで待たなければ・・・。

時刻は、日付が変わる0時を過ぎた。
やはり地獄の様に長い時間だったが、もう家族は寝ているだろう。
そろそろ大丈夫だ。
内容が予想を裏切るものなら、それでもいい・・・。
僕は、以前の様に暗闇のままテレビにイヤホンを差し込んだ。
そして、ディスクをセッティングすると画面が切り替わった。
僕の異常な緊張感に呼応する様に、映像は流れ始める。


最初に映し出されたのは、階段だった。
見覚えのある光景、ここは僕達が3年間通った高校の校舎内だ。
映像は、階段を上っている様だ。
僅かに、荒い鼻息が漏れている。
撮影者は、恐らく杉浦で間違いないだろう。
しかし、気になるのは撮影場所がB棟だという事だ。
僕達の高校はA棟、B棟で分けられている。
A棟には学年教室や職員室、B棟には調理室や美術室などの多目的な教室。
つまり、杉浦が撮影しているのはあまり人気が無いB棟というわけだ。
もちろん普段ならB棟でも授業を行なっているが、この撮影時には誰も居ない事が確認出来た。
何故なら、微かに国家を斉唱する声が聞こえたからだ。
国歌斉唱は、卒業式の初めに行なっていた。
しかも卒業式は全校生徒、全教師が参加している。
全員、体育館に集まっているのだからB棟に誰も居るはずがないのだ。
杉浦がそんな場所に居る理由は、やはり1つしか無いだろう。
映像は、どんどん階段を上っていく。
誰も居ないせいか、静けさに包まれた中で足音だけが響いている。
まだ午前中の晴天の空だというのに、不気味な雰囲気が映像からも伝わってきた。
杉浦は、遂に最上階の3階までやってきた。
B棟の3階に、特別なものは無いはずだが・・・。
だが、杉浦は迷わず足を進めた。
廊下を進み続けると、とうとう壁に突き当たった。
すると、カメラは上を向いたではないか。
そこには、音楽室と書かれた札が掛けられていた。
そう、B棟3階の突き当たりにある部屋は音楽室だ。
どうやら、目的地はここらしい。
だとすれば、この中に・・・。
画面が、上下にゆっくりと動いた。
恐らく、深呼吸をしているのだろう。
撮影者の緊張感も、伝わってくる。
そして、ドアノブを掴むと勢いよく開けた。
景色は、見慣れた音楽室のままだ。
でも誰も居るはずの無い部屋の中央に1人、佇む者が居た。
もちろん、幸子だ。
19/07/14 22:20 (/JQcnNnU)
99
投稿者: 浩二
マイペースさん、お待ちしておりました。
これからの展開が楽しみにしてます。
19/07/15 15:26 (21cxDvda)
100
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【66】
やはり、僕の思った通りの展開になってしまった様だ。
ビデオカメラに視線を向け、睨み付ける幸子。
この憎悪が込められた表情は、伊藤に犯された時と同じだ。
更に、口火を切ったのは幸子だった。
「・・・こんな所に呼び出すなんて、どういうつもりなの!?
もう、卒業式は始まってるのよ!」
幸子の口調は、表情と連動して怒気が含まれている。
しかし、それに返答した声に全く悪びれる様子は無かった。
「いやぁ、悪いとは思ってますよ。
でも、わざわざこんなに離れた場所を選んだのはおばさんの為でもあるんですけどねぇ。
ここなら誰も来ないし、音楽室だと防音対策もしっかりしてるでしょ。
万が一、声が漏れる心配も無い。」
やはり、杉浦の声で間違いない。
薄ら笑いが包まれた言葉に、淫悪な企みがあるのは明白だ。
杉浦は、更に続けた。
「それと、白々しい事は言わなくていいですよ。
こんな所に呼んだ理由くらい、もう分かってるでしょ?」
もちろん、幸子も杉浦の狙いには気付いているだろう。
それでも、こんな状況だからこそ強気に対応しているのかもしれない。
だが、主導権は握らせまいと杉浦が続けざまに発した。
「まぁ、いきなりあんな動画見せられたら驚くのも無理ないか。
持ってるのは、伊藤だけだと思ってたんでしょ。
・・・・・おばさんが、伊藤に犯された証拠映像。」
どうやら、卒業式前に杉浦が幸子に携帯電話を見せていたのは、その映像の様だ。
それなら、あの時に幸子の表情が険しくなったのも頷ける。
杉浦は、ポケットから携帯電話を取り出した。
画面が携帯電話を映し出すと、動画が流れ始めた。
幸子が伊藤に犯された時、僕が撮影した映像だ。
丁度、剛棒を打ち付けられている時で、幸子の喘ぎ声が音楽室に大音量で響いた。
「ちょっ、ちょっと何見てるの!」
幸子の怒声を無視し、杉浦は独り言の様に話し続けた。
「うわぁ、すげぇ。
やっぱ、何回見ても迫力あるなぁ。
・・・まさか、友達の母親があんな男に犯されるなんてねぇ。」
画面は、幸子を映し出した。
幸子の表情は屈辱感を滲ませ、杉浦を睨み付けている。
自身が犯されて喘ぐ姿を見られている状況は、堪え難いものだろう。
そして、幸子のそんな姿が杉浦にはたまらなく興奮するのかもしれない。
鼻息の荒さで、それは充分に伝わってくる。
すると、杉浦は思わぬ発言をしたのだった。
「・・・一応、言っておくか。
おばさんも気付いてると思うけど、これを撮影したのは俺なんだ。」
事実とは異なる発言で、僕は思わず驚いてしまった。
この映像を撮影したのは僕なのに、何故わざわざ自分が罪を被る発言をしたのだろう。
しかし、その理由はすぐ判明した。
19/07/17 15:31 (oJ0vLpRi)
101
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【67】
「何でそんな事したのか、もちろん分かるよね。
・・・初めて会った時から、俺はずっとあんたを狙ってた。
おばさんのいやらしい顔と身体を思い出しながら、毎日センズリこいてたよ。
気付かなかったかもしんないけど、いつもおばさんを陰から視てたんだぜ。
伊藤に出会ったのは、そんな時だった。
あいつもおばさんを狙っているのは、すぐに分かったよ。
・・・それで、俺達は手を組んでおばさんを犯す事にしたんだ。」
恐らく、自分が撮影したと思わせた方が円滑に幸子を言いなりに出来ると考えたのだろう。
僕とは違い、杉浦が伊藤に協力していたと幸子に知られても何の問題も無い。
つまり僕を庇ったわけではなく、手っ取り早く幸子を服従させる為というわけだ。
「あの時のおばさん、メチャクチャいやらしかったなぁ。
本当はさぁ、俺も混ざるつもりだったんだけど止めたんだ。
・・・何でだと思う?」
幸子は答える気も無いだろうが、杉浦の考えなど分かるはずがない。
「そもそもさぁ、伊藤が急に近寄らなくなったの疑問に思わなかった?
あれだけ、おばさんに固執してた奴がだよ。
もしかして、飽きたから止めたとでも思ってたの?
・・・正解は、俺が伊藤を脅したからだよ。」
その事実に、幸子は少しだけ驚いた表情を見せた。
幸子にしてみれば、杉浦が謀反を起こす理由が見当たらないからだろう。
だが、それにはれっきとした理由があったのだ。
「警察に映像の一部始終を見せるって言ったら、あいつはすぐに従ったよ。
俺は、脅されて撮影するしかなかったっていえばどうにかなるし、まだ未成年だから罪も軽いだろうからね。
それに、俺は元々おばさんが伊藤にメチャクチャにされるのは嫌だったんだ。
あんな気持ち悪い奴に犯されたら、おばさんの身体が汚れちゃうじゃん。
・・・やっぱり、初めて抱くなら綺麗な身体がいいと思ってさ。
だから、ちょっとだけおばさんを自由にさせたんだ。
さすがにもう浄化っていうか、伊藤の気色悪い菌も無くなったでしょ。」
自分も同類だという事に気付いていないのか、杉浦は笑いながら続けた。
「でも、おばさんをしばらく自由にさせたのは別の理由もあったんだ。
伊藤に犯されてた頃のおばさんって、元気が無かったじゃん。
やっぱりさぁ、気が強い方がおばさんらしいなぁって。
今みたいに、キツイ目付きで睨んでるおばさんを抱くほうが興奮するなって思ったから、敢えて元気になるまで我慢したんだ。」
このタイミングで幸子に接触したのは、そんな理由があったのだ。
幸子が普段通りの生活を送っている事を見計らい、杉浦は虎視眈々と狙っていたというわけだ。
「本当は、クリスマスに予定してたんだけどね。
だって、おばさんが初めての相手になるなんて最高のクリスマスプレゼントでしょ。
もう、待ち遠しくて仕方無かったよ。
・・・だけど、俺はある事に気付いちゃったんだ。」
すると、杉浦はカメラをゆっくりと幸子の全身の姿が映る様に撮り出した。
19/07/17 15:38 (oJ0vLpRi)
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